2019/12/26

音楽配信サービス最大手の Spotify で、これまでに最もストリーミングされた曲のトップ20

オーディオストリーミング・プラットフォームの世界最大手である"Spotify"で最もストリームが多い上位100曲のリストがウィキペディアに掲載されている。このリスト、通算記録のトップ100とは言っても、ストリーミングという性質上、やはり近年の曲が圧倒的に多く、そういった意味に於いては現在のトレンドがどういったものかを垣間見ることができて中々興味深い。

2019年12月21日現在、トップポジションにランクされているのは、イギリスのシンガーソングライター、エド・シーランの「Shape of You / シェイプ・オブ・ユー」で、20億以上のストリームを持つ唯一の曲にもなっている。ちなみに、10億ストリームを超えている曲は全部で51曲。又、トップ100に最も多くの曲をランクインさせているアーティストはジャスティン・ビーバー(カナダのミュージシャン)で、計7曲がトップ100に入っている。

トップ100のうち99曲が2010年以降に発表された曲というのは時代の潮流といった感じかな。ちなみに、2010年以前の曲で唯一トップ100にランクしているのは1975年に発表されたクイーンの「Bohemian Rhapsody / ボヘミアン・ラプソディ」(38位)で、この曲は20世紀で10億ストリームを超える唯一の曲にもなっている。

とは言え、その"Bohemian Rhapsody"も昨年(2018年)に公開された映画の大ヒットがストリーム数を大きく伸ばした要因にもなっていると考えられるので、そういった意味に於いては、この曲もまた近年に話題になった曲としての要素が多分に含まれるのではないかとは思う。恐らくは。この曲を映画で始めて知ったという若い世代の人達も沢山いただろうし。

それにしても、近年はエド・シーランとジャスティン・ビーバーの二人が強いね。個人的には二人とも名前を知ってるという程度で、ほとんど曲も知らないのだが。

一応、補足しておくと、ストリーミングとは動画や音声を通信ネットワークを利用して再生する方式のことで、ダウンロードとの違いはと言うと、ダウンロードの場合は一度ダウンロードしてしまえば、後はオフライン環境でも視聴ができるのに対し、ストリーミングはその都度インターネットに接続して動画や音声を視聴する方式ため、視聴にはネット接続が必須となり、データの保存もできない(多くの場合、月額いくらといったように定額料を払い、その都度アクセスして動画や音声を楽しむ方式になっている)。

 

▼ ストリーミングとは?ダウンロードとの違いも解説!(しむぐらし)
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/sim/gurashi/different_stre_down180524/

 

▼ Spotify (Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Spotify

Spotify(スポティファイ)とは、スウェーデンの企業スポティファイ・テクノロジーによって運営されている音楽ストリーミングサービス。2019年現在、2億3,200万人(うち有料会員数1億800万人)のユーザーを抱えており、音楽配信サービスとしては世界最大手である。

当時スウェーデンの音楽業界が海賊版や違法音楽データの横行による音楽セールスの激減に悩まされていたという事情があり、その問題を解決しアーティストらに十分な利益を還元することが当初の目的であった。同社は創業から1年半で、800万人を超える顧客をヨーロッパで獲得し、2011年にはアメリカ進出を果たした。2018年現在、65の国と地域でサービスを展開している。

4大レコードレーベルのソニー・ミュージックエンタテインメント、EMI、ワーナー・ミュージック・グループ、ユニバーサルミュージック、および独立系のマーリン・ネットワーク(英語版)、オーチャード(英語版)、コスモス・ミュージック・グループ(英語版)と契約を結び、合法的な音楽配信ビジネスを行なっている。経営理念として海賊版の撲滅を掲げるSpotifyは、優れたサービスの構築により、発足から5年間で海賊版の利用者を著しく減少させたとしている。

現在提供されているサービスには、無料のSpotify Freeと月額制のSpotify Premiumの2種類があり、いずれも4000万を超える楽曲を提供している。ただし、Freeでは広告の挿入や機能制限がある。

 

ウィキペディアにはトップ100のリストが掲載されているが、ここではそのリストからトップ20を抜粋して掲載(データは2019年12月25日時点で掲載されているもの)。

▼ 20 most-streamed songs (As of 21 December 2019)

Rank Song Artist(s) Album Streams
(millions)
1 Shape of You Ed Sheeran ÷ 2,370
2 One Dance Drake featuring Wizkid and Kyla Views 1,782
3 Rockstar Post Malone featuring 21 Savage Beerbongs & Bentleys 1,768
4 "Closer The Chainsmokers featuring Halsey Collage 1,678
5 Thinking Out Loud Ed Sheeran × 1,452
6 God's Plan Drake Scorpion 1,435
7 Havana Camila Cabello featuring Young Thug Camila 1,359
8 Love Yourself Justin Bieber Purpose 1,311
9 Despacito (Remix) Luis Fonsi and Daddy Yankee featuring Justin Bieber Vida 1,306
10 Lean On Major Lazer and DJ Snake featuring MO Peace Is the Mission 1,302
11 Perfect Ed Sheeran ÷ 1,297
12 Say You Won't Let Go James Arthur Back from the Edge 1,288
13 Photograph Ed Sheeran × 1,269
14 New Rules Dua Lipa Dua Lipa 1,263
15 Sorry Justin Bieber Purpose 1,258
16 Starboy Daft Punk Starboy 1,258
17 Don't Let Me Down The Chainsmokers featuring Daya Collage 1,253
18 Sunflower Swae Lee Spider-Man: Into the Spider-Verse & Hollywood's Bleeding 1,242
19 Believer Imagine Dragons Evolve 1,223
20 I Took a Pill in Ibiza (Seeb Remix) Mike Posner At Night, Alone 1,205

 

なお、この"List of most-streamed songs on Spotify" (Wikipedia) のページには、"Spotify"で最もストリーミングされた曲のトップ100の他にも、リリース年ごとの最もストリーミングされた曲 (Most-streamed songs by release year) や、国別の最もストリーミングされた曲 (Most-streamed songs by country) なども掲載されている。

 

以下がリリース年ごとの最もストリーミングされた曲の一覧

▼ Most-streamed songs by release year (As of 23 November 2019)

Year Song Artist(s) Streams
(millions)
1960 (What A) Wonderful World Sam Cooke 193
1961 Can't Help Falling in Love Elvis Presley 260
1962 Bring It On Home to Me Sam Cooke 119
1963 It's the Most Wonderful Time of the Year Andy Williams 201
1964 The House of the Rising Sun The Animals 343
1965 (I Can't Get No) Satisfaction The Rolling Stones 260
1966 Paint It Black The Rolling Stones 369
1967 Ain't No Mountain High Enough Marvin Gaye & Tammi Terrell 455
1968 All Along the Watchtower The Jimi Hendrix Experience 296
1969 Fortunate Son Creedence Clearwater Revival 397
1970 Have You Ever Seen the Rain? Creedence Clearwater Revival 409
1971 Stairway to Heaven Led Zeppelin 370
1972 Superstition Stevie Wonder 325
1973 Dream On Aerosmith 333
1974 Sweet Home Alabama Lynyrd Skynyrd 506
1975 Bohemian Rhapsody Queen 1,046
1976 Hotel California Eagles 530
1977 We Will Rock You Queen 463
1978 Don't Stop Me Now Queen 716
1979 Highway to Hell AC/DC 474
1980 Another One Bites the Dust Queen 665
1981 Don't Stop Believin' Journey 728
1982 Africa Toto 680
1983 Every Breath You Take The Police 531
1984 Take On Me A-ha 564
1985 Everybody Wants to Rule the World Tears for Fears 324
1986 Livin' on a Prayer Bon Jovi 467
1987 Sweet Child o' Mine Guns N' Roses 643
1988 Fast Car Tracy Chapman 328
1989 Free Fallin' Tom Petty 232
1990 Thunderstruck AC/DC 447
1991 Smells Like Teen Spirit Nirvana 651
1992 Creep Radiohead 454
1993 Mr. Jones Counting Crows 299
1994 All I Want for Christmas Is You Mariah Carey 550
1995 Wonderwall Oasis 805
1996 Wannabe Spice Girls 413
1997 Bitter Sweet Symphony The Verve 401
1998 Iris Goo Goo Dolls 514
1999 Californication Red Hot Chili Peppers 550
2000 In the End Linkin Park 661
2001 Chop Suey! System of a Down 467
2002 Lose Yourself Eminem 817
2003 Mr. Brightside The Killers 783
2004 Numb/Encore Jay-Z and Linkin Park 420
2005 Fix You Coldplay 566
2006 Chasing Cars Snow Patrol 523
2007 Stronger Kanye West 616
2008 I'm Yours Jason Mraz 813
2009 Hey, Soul Sister Train 550
2010 Pumped Up Kicks Foster the People 690
2011 Can't Hold Us Macklemore & Ryan Lewis featuring Ray Dalton 917
2012 Let Her Go Passenger 1,024
2013 Take Me to Church Hozier 1,068
2014 Thinking Out Loud Ed Sheeran 1,438
2015 Lean On Major Lazer and DJ Snake featuring MO 1,294
2016 One Dance Drake 1,771
2017 Shape of You Ed Sheeran 2,352
2018 God's Plan Drake 1,422
2019 Senorita Shawn Mendes and Camila Cabello 1,019

 

■ 参照・引用・出典

▼ List of most-streamed songs on Spotify (Wikipedia)
https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_most-streamed_songs_on_Spotify

 

 

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2019/12/18

歌姫達によるラスト・クリスマス(ワム!)のカヴァー

ということで、女性シンガーが歌うワム!のラスト・クリスマスのカヴァーの中で個人的に好きな3曲をピックアップ(追記:翌年の2020年にリリースされたメーガン・トレイナー のカヴァーを追加)。

でも、本当は、好きなカヴァー曲を選んだらたまたまどれもが女性シンガーのカヴァーだったのでこういう紹介の仕方になったというのが真相。

 

▼ アリアナ・グランデ

Ariana Grande - Last Christmas (Live at Michael Buble's Christmas Special 2014)

 

▼ テイラー・スウィフト

Taylor Swift - Last Christmas

 

▼ カーリー・レイ・ジェプセン

Carly Rae Jepsen - Last Christmas

 

▼ メーガン・トレイナー

Meghan Trainor - Last Christmas

 


 

■ 追加トピックス(女性シンガーのクリスマス・ソングに関連した話題ということで併せてピックアップ)

なんと、マライア・キャリーの「All I Want for Christmas Is You / 恋人たちのクリスマス」が最新のビルボード・シングル・チャート「Billboard Hot 100」(2019年12月21日付チャート)で初の1位を記録したとのこと。

ちなみに、この曲が1位になったのは、リリースから25年後ということで、米ビルボードによると、この曲は「Billboard Hot 100」の歴史において、最初のリリースからNo.1になるまでに最も歳月を要した曲になるということだそうだ。

▼ Billboard News (12/16/2019) - Wish Come True: Mariah Carey's 'All I Want for Christmas Is You' Hits No. 1 on Hot 100 After 25-Year Wait
https://www.billboard.com/articles/business/chart-beat/8546418/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-number-one

 

▼ Mariah Carey - All I Want for Christmas Is You (Live at Tokyo Dome)

 

 

[関連記事]

▼ Last Christmas の7インチ・シングル・レコードと、12インチ・シングル・レコード
Last Christmas 「ラスト・クリスマス」 [7-inch & 12-inch Singles] (1984) / Wham!

▼ Last Christmas のシングル・ヴァージョンと、ロング・ヴァージョンのプディング・ミックスが収録されたシングルCD
Last Christmas 「ラスト・クリスマス」 [Maxi Single CD] (1984) / Wham!

▼ シングル・ヴァージョンともプディング・ミックスとも違う Last Christmas の別ヴァージョンが収録されたコンピレーション・アルバム
All-Star Christmas 「オールスター・クリスマス」 / Various Artists (2000)

以下は、その他のクリスマスソング関連記事

Christmas Time 「クリスマス・タイム」 [Japanese 7 inch Vinyl Single] (1985) / Bryan Adams

She Came Home For Christmas (2003) / Mew

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Rock & Roll Christmas Songs

エンヤからのクリスマス・プレゼント - Christmas Secrets (2019) / Enya

Christmas EP (2019) / Bryan Adams

2019/12/15

KISSの面白新聞記事 ~ ベースのジーン・シモンズはヒヨコを食べたり、火を噴くパフォーマンスで・・・ (1998)

KISSの面白新聞記事

KISSの面白新聞記事

■ 西日本スポーツ(1998年5月10日)の記事

KISSの面白新聞記事

「ベースのジーン・シモンズはヒヨコを食べたり」(笑)。

いやぁ、デビュー当時とか初来日前ならまだしも、これ、デビューから20年以上が過ぎ、オリジナル・メンバーによるリユニオンを果たした後の記事だからねぇ(笑)。

というか、しかし、いったいどこからこんな間違った情報を入手したんだろうね?

ちなみに、今でも時折言われる「歌舞伎にヒントを得たメーク」という話についても、ジーン自身が明確に否定している。

ということで、来日中のキッスのライヴに"X JAPAN"の"YOSHIKI"がサプライズゲストとして出演というネットのニュースを見て引っ張り出してきたのが、無造作に折り畳んで保管しておいたこの約20年前のスポーツ新聞。いやぁ、ほんとは来年辺りに機を見てアップしようかなと思っていたのだが、タイミング的にも今がいいかなと。

 

▼ KISS, Yoshiki, Beth, Tokyo Dome, December 11 2019

https://www.barks.jp/news/?id=1000130911

 

▼ YOSHIKI、KISSの東京ドーム公演にサプライズ出演  自身の「人生を変えたバンド」と夢の共演 (2019/12/12)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/82993/2

▼ #KISS saved my life.. Tonight, my dream will come true! (2019/12/11)
https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1204682018400768000

 

KISSの面白新聞記事

KISSの面白新聞記事

 

以下は2016年の記事。

▼ YOSHIKI×ジーン・シモンズ、感動の対談 (2016.9.17)
https://www.barks.jp/news/?id=1000130911

▼ YOSHIKI「僕のロックの原点はKISSだった」 (2016.11.29)
https://dot.asahi.com/wa/2016112500215.html?page=1

 

NOTES
• 西日本スポーツ - 1998年(平成10年)5月10日(日曜日)の記事「hideさん追悼ライブ KISS 呼ぶ」

2019/12/13

KISS - GENE SIMMONS (SOLO ALBUM) / GENE SIMMONS (1978)

CDの帯:KISS - ジーン・シモンズ / ジーン・シモンズ

Album Cover (front): KISS - Gene Simmons (Solo Album) / Gene Simmons

キッスのメンバー4人が揃ってリリースした1978のソロ・アルバムの中では最後に取り上げることになったのがこのジーン・シモンズのソロ・アルバム。最初に取り上げたポール・スタンレーのソロ・アルバムの記事が2010年だったので、それから数えて実に9年目ということになる。

一応、2016年にリリースされたこの再発盤を買ったときに取り上げる準備はしていたのだが、何となく延び延びになってしまって。とは言え、ようやく4人のソロ・アルバム全てを取り上げることができて、なんだかホッとしたと言うか、どこか心に引っかかっていたものが取れたような安堵感がある。なんたって、9年と言えば、それこそ小学校に入学した子供が中学校を卒業するくらいの年月だからね・・・。しかも、気が付けば、今はバンドの歴史に幕を下ろす最後のツアー (End of the Road World Tour) でキッスも来日中ということもあり、丁度良いタイミング(実際は、今年最後の記事として掲載する予定を急遽前倒ししてアップしたんだけどね)。

で、このジーンのソロ・アルバム、ビルボード・チャートでは4人の中で最上位の22位を記録し、他のメンバーのソロ・アルバムと同様に100万枚のセールスを示すプラチナムを獲得したアルバムではあったものの、自分自身は期待が大きかったこともあってか、当時はいまひとつ微妙な感じで捉えていた。ただ、今にして思えば、それはクオリティーの問題ではなく、方向性の問題だったように思う。当時は女性コーラスが多く含まれているのもイメージ的にあまり好きではなかったしね。

ただ、そうは言っても、曲単位では好きな曲もあったりして、それなりに楽しんでいた記憶はある。実際、当時はLPとしてリリースされたアルバムも、こうしてCDとして買い直しているのだから、なんだかんだ言ってもやっぱり思い出に残っているアルバムなんだよね。

当時は1976年リリースのキッス5枚目のスタジオ・アルバム「Rock and Roll Over / 地獄のロックファイアー」に収録されていた「See You In Your Dreams / 悪夢の出来事」が再録音されて収録されていることに最も興味を持っていたのだが("Rock and Roll Over"に収録されていたこの曲の出来にジーン自身は満足していなかったというのが再録音の理由と伝えられていた)、なんだかハリウッド的というか、パーティーソングのような雰囲気の曲になっていて、正直イマイチ微妙な印象で、これならキッスのヴァージョンの方が良かったと思ったことを覚えている。

特徴としては、豪華な顔ぶれのミュージシャンがスペシャルゲストとして名を連ねているところが他の3人のソロ・アルバムとの大きな相違点でもあるのだが、男性陣はそれなりに分かる人選ではあるものの、女性陣に関しては音楽性とは無関係にジーンが好きなタイプの女性を選んだといった感じも無きにしも非ずで、良く言えば多彩な人選。だってヘレン・レディとかジャニス・イアンって絶対、音楽的な類似点や共通点なんて希薄なのは誰が見ても一目瞭然だし(笑)。

 

主なゲスト・ミュージシャン
• ボブ・シーガー(アメリカのロックミュージシャン、シンガーソングライター)
• ジョー・ペリー(エアロスミスのギタリスト)
• リック・ニールセン(チープ・トリックのギタリスト)
• ジェフ・バクスター(1978年当時はドゥービー・ブラザーズのギタリスト)
• ヘレン・レディ(ビルボードチャートのトップ40に15曲を送り込み、6曲がトップ10入り、3曲のナンバー1ヒット曲を持つシンガー)
• ドナ・サマー(ディスコの女王 (Queen of Disco) の異名を持つ人気シンガー。グラミー賞を5回受賞)
• シェール(1965年から2013年まで48年以上の歳月にわたってビルボードチャートでトップ5に入るアルバムをリリースした人物としての記録を持つ。又、女優としても1984年の「マスク」でカンヌ国際映画祭の女優賞を、1987年の「月の輝く夜に」でアカデミー賞の主演女優賞を受賞)
• ジャニス・イアン(シングル「At Seventeen / 17才の頃」がビルボードチャートで3位となるヒットを記録。又、その"At Seventeen"を含むアルバム「Between the Lines / 愛の回想録」はビルボードチャートで1位となり、その年のグラミー賞も受賞)

参加曲
• Bob Seger - Radioactive & Living In Sin
• Joe Perry (Aerosmith) - Radioactive & Tunnel Of Love
• Rick Neilsen (Cheap Trick) - See You in Your Dreams
• Jeff "Skunk" Baxter (Member of "The Doobie Brothers" in 1978) - Burning Up With Fever, See You Tonite, Tunnel Of Love, Mr. Make Believe
• Helen Reddy - True Confessions
• Donna Summer - Burning Up With Fever
• Cher - Living In Sin
• Janis Ian - Prelude

 

Album Cover (front): KISS - Gene Simmons (Solo Album) / Gene Simmons

 

CD Case (back cover): KISS - Gene Simmons (Solo Album) / Gene Simmons

TRACKLIST
1. Radioactive / 2. Burning Up With Fever / 3. See You Tonight / 4. Tunnel Of Love / 5. True Confessions / 6. Living In Sin / 7. Always Near You / Nowhere To Hide / 8. Man Of 1000 Faces / 9. Mr. Make Believe / 10. See You In Your Dreams / 11. When You Wish Upon A Star

1. レイディオアクティヴ / 2. 熱狂 / 3. 今宵のお前 / 4. 愛のトンネル / 5. 告白 / 6. 罪 / 7. お前のそばに / もう逃げられない / 8. 千の顔を持つ男 / 9. ミスター・メイク / 10. 悪夢の出来事 / 11. 星に願いを

NOTES
• CD発売日:2016/5/18
• SHM-CD
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US 22位 (Platinum / 1978-RIAA)
• Single: "Radioactive" US 47位

 

シングルに選ばれたのはオープニング曲の"Radioactive"

▼ Gene Simmons - Radioactive

 

ちなみに、シングル盤の"Radioactive"はイントロ部分がカットされている

▼ Gene Simmons - Radioactive
https://www.youtube.com/watch?v=nWyU15DOucg

 

実は、アルバムの中で最も好きだった曲がこの"Mr. Make Believe"

▼ Gene Simmons - Mr. Make Believe

 

当初はこの"Man Of 1000 Faces"がアルバムタイトルになるとジーン自身は語っていた

▼ Gene Simmons - Man Of 1000 Faces
https://www.youtube.com/watch?v=dHJykbxH8jo

 

ソロ・アルバムならではとも思えるこの曲もアルバムの中では意外と好きだった曲

▼ Gene Simmons - Always Near You / Nowhere To Hide
https://www.youtube.com/watch?v=4qzayrUO5W4

 

18年後に行われたキッスのアンプラグド・ライヴではこの"See You Tonight"が演奏されていた

▼ KISS - See You Tonight (MTV Unplugged)

 

 

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ソロアルバム - 雑誌広告 (1978) / KISS

2019/12/09

エンヤからのクリスマス・プレゼント - Christmas Secrets (2019)

特別にキュレーションされたエンヤの2019年最新クリスマス・セレクション・アルバム"Christmas Secrets"(デジタル&ストリーミングでリリース)の全12曲が"YouTube"のオフィシャル・チャンネル"enyatv"で公開されている。

知っている曲でも、こうして新たな括りと曲順で聴くと、また違った雰囲気が楽しめるといった感じ。

 

▼ Enya - Christmas Secrets (Full Album)

 

Track Listing:
1. Oíche Chiúin (Silent Night) - 00:00
2. We Wish You A Merry Christmas - 03:44
3. White Is in the Winter Night - 07:24
4. Adeste, Fideles - 10:21
5. Christmas Secret - 14:24
6. Journey of the Angels - 18:10
7. O Come, O Come, Emmanuel - 22:55
8. Amid The Falling Snow - 26:36
9. The Magic Of The Night - 30:16
10. The Spirit of Christmas Past - 33:49
11. Dreams Are More Precious - 38:06
12. Oíche Chiúin (Chorale) - 42:32

 

 

[関連記事]

Paint the Sky with Stars - The Best of Enya 「ペイント・ザ・スカイ ~ ザ・ベスト・オブ・エンヤ」 (1997) / Enya

A Day Without Rain 「ア・デイ・ウィズアウト・レイン」 (2000) / Enya

Amarantine 「アマランタイン」 (2005) / Enya

And Winter Came... 「雪と氷の旋律」 (2008) / Enya

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Last Christmas 「ラスト・クリスマス」 [7-inch & 12-inch Singles] (1984) / Wham!

Last Christmas 「ラスト・クリスマス」 [Maxi Single CD] (1984) / Wham!

Christmas Time 「クリスマス・タイム」 [Japanese 7 inch Vinyl Single] (1985) / Bryan Adams

All-Star Christmas 「オールスター・クリスマス」 / Various Artists (2000)

She Came Home For Christmas (2003) / Mew

My Favorite Christmas Songs

Rock & Roll Christmas Songs

歌姫達によるラスト・クリスマス(ワム!)のカヴァー

Christmas EP (2019) / Bryan Adams

2019/12/06

PAINT THE SKY WITH STARS - THE BEST OF ENYA 「ペイント・ザ・スカイ ~ ザ・ベスト・オブ・エンヤ」 / ENYA (1997)

CDの帯:ペイント・ザ・スカイ ~ ザ・ベスト・オブ・エンヤ / エンヤ

Album Cover (front): Paint the Sky with Stars - The Best of Enya / Enya  Album Cover (back): Paint the Sky with Stars - The Best of Enya / Enya  CD Case (back cover): Paint the Sky with Stars - The Best of Enya / Enya

こちらはエンヤ初のベストアルバムとして1997年にリリースされた「Paint the Sky with Stars - The Best of Enya / ペイント・ザ・スカイ ~ ザ・ベスト・オブ・エンヤ」。

エンヤのベスト・アルバムと言えば、2009年にリリースされた「The Very Best of Enya / エンヤ~オールタイム・ベスト」の方が、より近年にリリースされたベスト・アルバムということもあり、一般的には知られるところではないかと思うのだが、自分の場合は、今でもやっぱりエンヤのベストと言えば、この"Paint the Sky with Stars - The Best of Enya"が代表格だと思っている。

と言うのも、新曲として収録され、アルバムのタイトルにもなっている「Paint the Sky with Stars / ペイント・ザ・スカイ」のイメージに沿ったトータル・アートワークがとても素晴らしく、ベスト・アルバムと言えども、イメージ的にはひとつのアルバムとしての一体感があるんだよね(今にして思えば、浮き沈みの激しい音楽業界に於いて、デビューから10年を過ぎて初のベスト・アルバムをリリースというのもなんだか凄いなぁと)。

ちなみに、この手持ちのアルバム「品番:WPCR-1800」には、ボーナス・トラックとして「Oiche Chiun (Silent Night) / きよしこの夜(イーハ・ヒューイン)」がアルバムの最後に収録されているが、同時に発売された「品番:WPCR-1900」の方にはボーナス・トラックが含まれていない。個人的にはボーナス・トラックは別に無くてもかまわないかなといった感じだが、中古等で購入される場合はご確認を。

なお、翌年の1998年には、ゴールドCD「品番:WPCR-2345 / 定価:\ 2,625(税込)」(特典:特製ポスト・カード封入 / ボーナス・トラック:きよしこの夜(イーハ・ヒューイン)収録)が限定盤として発売された。

 

▼ WPCR-1800 - ボーナス・トラック有り / 発売日:1997年11月10日(帯の背中が白)
https://www.discogs.com/ja/Enya-Paint-The-Sky-With-Stars-The-Best-Of-Enya/release/7813513#images/20956587

▼ WPCR-1900 - ボーナス・トラック無し / 発売日:1997年11月10日(帯の背中が赤)
https://www.discogs.com/ja/Enya-Paint-The-Sky-With-Stars-The-Best-Of-Enya/release/1198219#images/7076656

▼ WPCR-2345 - ボーナス・トラック有り(ゴールド・CD) / 発売日:1998年10月31日(帯の背中が金)
https://www.discogs.com/ja/Enya-Paint-The-Sky-With-Stars-The-Best-Of-Enya/release/5522290#images/11582469

 

収録されているのは、デビューアルバムの"Enya (The Celts)" [1987] から2曲、2作目の"Watermark" [1988] から4曲、3作目の"Shepherd Moons" [1991] から4曲、4作目の"The Memory of Trees" [1995] から4曲、そして、このベストアルバム [1997] の新曲が2曲(5曲目の"Only If..."と、12曲目の"Paint the Sky with Stars")。そして、日本盤ボーナス・トラックの"Oiche Chiun (Silent Night)"の全17曲。なお、"Book of Days"はシングルとしてリリースされた英語ヴァージョンの方が収録されている(オリジナルアルバムの"Shepherd Moon"にはゲール語で歌われたヴァージョンが収録されている)。

CD Case (inside): Paint the Sky with Stars - The Best of Enya / Enya  CD: Paint the Sky with Stars - The Best of Enya / Enya

 

CDの帯(裏面側):ペイント・ザ・スカイ ~ ザ・ベスト・オブ・エンヤ / エンヤ

TRACKLIST (Japan Limited Edition)
1. Orinoco Flow / 2. Caribbean Blue / 3. Book Of Days / 4. Anywhere Is / 5. Only If... / 6. The Celts / 7. China Roses / 8. Shepherd Moons / 9. Ebudae / 10. Storms In Africa / 11. Watermark / 12. Paint the Sky with Stars / 13. Marble Halls / 14. On My Way Home / 15. The Memory Of Trees / 16. Boadicea / 17. Oiche Chiun (Silent Night) [Japanese Bonus Track]

1. オリノコ・フロウ / 2. カリビアン・ブルー / 3. ブック・オブ・デイズ / 4. エニウェア・イズ / 5. オンリー・イフ / 6. ケルツ / 7. チャイナ・ローゼズ / 8. シェパード・ムーン / 9. エビュデー / 10. ストームス・イン・アフリカ / 11. ウォーターマーク / 12. ペイント・ザ・スカイ / 13. マーブル・ホールズ / 14. オン・マイ・ウェイ・ホーム / 15. メモリー・オブ・トゥリーズ / 16. ボーディシア / きよしこの夜(イーハ・ヒューイン) [日本盤ボーナス・トラック]

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 発売日:1997年11月10日
• 品番:WPCR-1800
• 日本盤ボーナス・トラックの「Oiche Chiun (Silent Night) / きよしこの夜(イーハ・ヒューイン)」は帯の裏面側と日本語ブックレットのみに曲目が記載されている。
• Track 17 'Oiche Chiun (Silent Night)' [Japanese Bonus Track] is not listed on the back cover, only in the booklet.
• Track 5, Track 12 (新曲)
• 解説・歌詞・対訳付

Album:
• UK 4位 (2x Platinum / 600,000 / BPI)
• US 30位 (4x Platinum / 4,000,000 / 2005-RIAA)
• JPN 4位 (Million / 1,078,000 / RIAJ)

Single:
• "Only If..." - UK 43位 / US 88位

 

▼ Enya - Only If... (Music Video)

 

▼ Enya - Book Of Days (Music Video)

 

 

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