ラベル 7. 音楽 (ASIA) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 7. 音楽 (ASIA) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020/08/11

SYMFONIA - LIVE IN BULGARIA 2013 [2CD EDITION] / ASIA (2017)

CDの帯:シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013 / エイジア

Album Cover (front): Symfonia - Live in Bulgaria 2013 / Asia  Album Cover (back): Symfonia - Live in Bulgaria 2013 / Asia  CD Case (back cover): Symfonia - Live in Bulgaria 2013 / Asia

この「Symfonia - Live in Bulgaria 2013 (With The Plovdiv Opera Orchestra) / シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」は、オーケストラとの共演となったブルガリアでのライヴを収録したエイジアのライヴ・アルバムではあるのだが、残念ながら、結果的にこのライヴ・アルバムがジョン・ウェットンの遺作となってしまった。

自分が購入したのはここに取り上げている「2枚組CD」だが、このときのライヴを収録したものとしては、この他に「DVD」と「Blu-ray」、それに「DVD+CD」、「Blu-rayc+CD」といったメディア/パッケージも発売されている。

アルバムは、ライヴの前半 (CD-1) がバンドのみでの演奏、そして、後半 (CD-2) がオーケストラとの共演という構成になっており、収録曲としては全16曲中(日本盤限定ボーナストラックを除く)、9曲が初期2枚のアルバム(ファースト・アルバムの"Asia"とセカンド・アルバムの"Alpha")からの選曲となっている。

個人的には、コンピレーション・アルバム"Then & Now"に未発表曲として収録されていた4曲の中の1曲"Days Like These"(シングルとしてもリリースされた曲)がセットリストにあるのなら、その"Then & Now"の直前にリリースされたサード・アルバムの"Astra"からも1曲くらいは取り上げて欲しかったところではあるが、それはさておき、この時代のライヴに於いても"Days Like These"が取り上げられて演奏されているのはちょっとした驚きでもあった。

メンバーは、オリジナル・ギタリストのスティーヴ・ハウが脱退し、新たにサム・コールソンを迎えての新ラインナップで制作された2014年リリースのスタジオ・アルバム「Gravitas / グラヴィタス~荘厳なる刻」と同じ4人。

なお、会場となったプロヴディフは首都のソフィアに次ぐブルガリア第2の都市で、6千年に及ぶ歴史を有する古都だとのこと。又、プロヴディフは一大文化拠点であり、街には数多くの博物館、画廊や文化的機関が置かれ、音楽、演劇、映画などの文化的催しを主催しているなど、文化、芸術の拠点にもなっているそうだ。(ウィキペディアを参照)

▶ プロヴディフ (Wikipedia)

 

CD Case (back cover): Symfonia - Live in Bulgaria 2013 / Asia  

 

正直言うと、オーケストラとの共演ということで、もっとダイナミックで荘厳なサウンドを期待していたのだが、思ったほどではなかったのがちょっぴり残念なところ。まぁ、特に初期の曲はどうしても重厚でスケール感溢れるスタジオ・アルバムの印象が脳裏にあるので仕方ない部分もあるんだけどね。

それでも、スタジオ・ヴァージョンを拡張したアレンジの"The Smile Has Left Your Eyes"(この曲については新たに知った事実があったので、この後でまた取り上げる)については、特にジョン・ウェットン亡き後ではより一層感慨深いものがあったし、セカンド・アルバムの"Alpha"が大好きな自分には、個人的には好きな曲でありながらも、取り立ててアルバムを代表する曲とも言えないような"My Own Time"("Alpha"での曲名表記は"My Own Time (I'll Do What I Want)")が取り上げられていることも何気に嬉しくもあった。

 

CJapanese Booklet (front)  CD-1: Symfonia - Live in Bulgaria 2013 / Asia  CD-2: Symfonia - Live in Bulgaria 2013 / Asia

 

▼ Asia - The Smile Has Left Your Eyes (Live In Bulgaria 2013)

 

そして、以下は、先々月(2020年6月)にジョン・ウェットンの誕生日にあわせて公開された"The Smile Has Left Your Eyes"のオリジナル・アレンジ・ヴァージョンで、これはジョン・ウェットンの長年の友人であるリック・ネルソンが、残されていた様々なアーカイブ・スタジオ・レコーディングから慎重に再構築して、可能な限り忠実に再現したものだそうだ。

 

▼ Asia - 'The Smile Has Left Your Eyes (Parts I & II)' (Reconstructed Original Arrangement)

 

インフォメーションによると、エイジアはセカンド・アルバム「Alpha / アルファ」のレコーディング中に"The Smile Has Left Your Eyes (Parts I & II)"を録音したものの、バンドは最終的にこの尺長のトラックを放棄して、より簡潔なヴァージョンを改めて再録音したとのこと。

▼ エイジア「The Smile Has Left Your Eyes」最終的に破棄されたオリジナルアレンジ版を再現 音源公開 (2020/06/14 / amass)
http://amass.jp/135689/

ということで、それまでは、ライヴで演奏される拡張ヴァージョンについては、てっきり、ライヴ用にアレンジされたものだと思っていたら、実はオリジナル・ヴァージョンに沿ったアレンジだったのだ。

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Lead Vocal, Bass & Acoustic Guitar
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums
• Geoffrey Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards, Backing Vocals
• Sam Coulson (サム・コールソン) - Guitars, Backing Vocals

 

TRACKLIST (2CD Edition)
[CD 1]
1. Sole Survivor / 2. Time Again / 3. Face On The Bridge / 4. My Own Time / 5. Holy War / 6. An Extraordinary Life / 7. Days Like These / 8. Open Your Eyes

1. 孤独のサヴァイヴァー / 2. タイム・アゲイン / 3. フェイス・オン・ザ・ブリッジ / 4. マイ・オウン・タイム / 5. ホーリー・ウォー / 6. アン・エクストラオーディナリー・ライフ / 7. デイズ・ライク・ディーズ / 8. 永遠の輝き

[CD 2]
1. Only Time Will Tell / 2. Don't Cry / 3. Heroine / 4. The Smile Has Left Your Eyes / 5. Wildest Dreams / 6. Heat Of The Moment
[Japanese Bonus Track]
7. Valkyrie (Recorded live at The Canyon Club, Agoura Hills, CA - 19th October 2014)

1. 時へのロマン / 2. ドント・クライ / 3. ヒロイン / 4. 偽りの微笑み / 5. この夢の果てまで / 6. ヒート・オブ・ザ・モーメント
[日本盤限定ボーナストラック]
7. ワルキューレ(2014年10月19日 - カリフォルニア / ザ・キャニオン・クラブ公演)

 

NOTES
• 21st September 2013 - Plovdiv Roman Theatre - Bulriaga (2013年9月21日 - ブルガリア / プロヴディフ公演)

• 解説付(歌詞・対訳なし)
• 品番:GQCS-90278~9
• 発売日:2017年02月10日(日本先行発売)

 

 

[関連記事]

▶ Asia 「詠時感~時へのロマン」 (1982) / Asia

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Astra 「アストラ」 (1985) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Phoenix 「フェニックス」 (2008) / Asia

▶ Omega 「オメガ」 (2010) / Asia

▶ Gravitas 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 (2014) / Asia

▶ R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
▶ Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2018/02/04

R.I.P. JOHN WETTON / ASIA OFFICIAL WEBSITE (2017)

R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

 

R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)上部と右側の画像は、昨年の2017年にジョン・ウェットンが亡くなられたときのエイジアのオフィシャル・ウェブ・サイトをキャプチャーしたもので、あれから1年を過ぎたこともあり、今回取り上げることにした。

昨年初めにジャーニーとのジョイント・ツアーへの参加をキャンセルして、病気治療に専念することをジョン・ウェットン自身が発表していたのでちょっぴり心配していたのだが、「ツアーに参加できないのはとても残念だ」としながらも、「年内には戻ってくる」というメッセージを残していたことから、自分自身はそれほど重く受け止めていなかったのだ・・・。

そんなこともあって、深刻に思っていなかった分、訃報を聞いたときは晴天の霹靂といった感じで、ショックというよりも呆然としたことを覚えている。

今は、最後までエイジアのメンバーだったということだけが自分にとっては慰めといった感じだが、でも、やっぱり心のどこかには漠然とした喪失感のようなものが何となく漂っているようではある。May you rest in Peace.

 

▼ ちなみに、こちらは、時間ごとに切り替わる私のパソコンの壁紙

Desktop Wallpaper: Asia / Asia  Desktop Wallpaper: Alpha / Asia  Desktop Wallpaper: Astra / Asia

 

ASIA OFFICIAL WEBSITE (2017)
• John Wetton 1949-2017

■ ASIA OFFICIAL WEBSITE
https://originalasia.com/

■ John Wetton 1949-2017
https://originalasia.com/john-wetton-1949-2017/

 

▼ Asia - The Smile Has Left Your Eyes (Live In Bulgaria 2013)

 

▼ Asia - Open Your Eyes (Lyric Video)

 

 

[関連記事]

▶ Asia 「詠時感~時へのロマン」 (1982) / Asia

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Astra 「アストラ」 (1985) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Phoenix 「フェニックス」 (2008) / Asia

▶ Omega 「オメガ」 (2010) / Asia

▶ Gravitas 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 (2014) / Asia

▶ Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
▶ Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2015/09/10

NIGHT AFTER NIGHT 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 / UK (1979)

CDの帯:ナイト・アフター・ナイト (ライヴ・イン・ジャパン)+1 (初回限定盤) / UKAlbum Cover (front): Night 
After Night / UK実は、個人的に最も好きなライヴ・アルバムのひとつが、この"UK"のライヴ・アルバム「Night After Night / ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」なのだ。

このアルバムを知るきっかけとなったのは、リリースされた当時にこの"Night After Night"が新譜として紹介されたNHK-FMの番組だったことは今でも覚えていて、特にその中の"Nothing to Lose"に強く惹かれたことがアルバム(LPレコード)購入に至った最大の理由だった。ただ、それまでの自分はといえば、"UK"というバンドは疎か、ジョン・ウェットンすら知らず、それ以前のジョン・ウェットンのプログレ歴のこともこのアルバムを買って始めて知ったという程度の認識しかなかったのだった。

アルバムの曲順については、実際のライヴとはかなり違いがあるようだが、それまでの"UK"を知らない自分にとっては1曲目が"Night After Night"なのは取っ付き易くて良かったように思う。実際、"Nothing to Lose"に惹かれたことは勿論のことながら、この"Night After Night"を最初に聴いて好印象だったことが、その後に続く曲も興味を持って聴くことができた要因でもあったように思うからね。そういえば、ギターが無くてもロックが成立し、トリオ編成でも素晴らしいサウンドが構築できることを知ったのもこのアルバムだった。

 

Album Cover (back): Night After Night / UKもしも、この後にニューアルバムがリリースされていたならば、迷うことなく買っていたと思うのだが、残念ながらバンドはこのアルバムを最後に解散してしまった。ライヴ・アルバムとはいえ、新曲が2曲収録されていたこともあり、バンドの解散は予想だにしなかった出来事だったが、当時はバンドが解散していたことも、その後の"Asia"結成のニュースで初めて知ったような記憶がある。

ということで、自分がその後、"Asia"に飛びついたのは、この"UK"で知ったジョン・ウェットンがメンバーに名を連ねていたからだったのだった。

その後、時代がレコード盤からCDに代わった後も、このアルバムをCDで聴きたいなとずっと思っていたのだが、タイミングが悪くて、買いたいと探していた時は廃盤になっていたりして中々買えずにいたのだが、ようやく買えたのが昨年の2014年に発売されたこちらのCDだった。

LPレコードで聴いてた時代は、A面の4曲ばかり聴いていたので、このCDを買ったときはLPレコードで言うB面の曲がけっこう興味深かったのだが、それでも、数十年ぶりに聴いても、A面の4曲にはやっぱりゾクゾク、ワクワクした。

それにしても、今聴いても古臭い印象が全く無い素晴らしいライヴ・アルバムだこと。今はこのようなライヴ・アルバムを最後に残してしてくれたことに感謝。個人的には、ここに収録されている楽曲はどれもがスタジオ・ヴァージョンを凌ぐサウンドだと思うし、アルバム自体も"UK"の代表作であり、スタジオ・アルバムを凌駕する名盤だと思っている。

 

ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)+1 / UK

 

▲ 飛行機の中で書かれたと記載されているが、ライナーノーツには、来日する直前に滞在していたカリフォルニアのホテルで作られていたことが記されている。ただし、来日直前に書かれた曲であることは確かなようなので、飛行機の中で多少手直しがされて完成に至ったということは有り得る話ではないかと思う。

ちなみに、アルバムは1979年5月30日の中野サンプラザでのライヴと、同年6月4日の日本青年館でのライヴから抜粋して編集されたもので、この再発盤に「+1」として収録されているボーナストラックの"When Will You Realize"は、シングル"Night After Night"のB面にのみ収録されていた曲。

 

CDの帯:ナイト・アフター・ナイト ~ ライヴ・イン・ジャパン(日本初回盤LP復刻帯) / UK

ただ、復刻版ということで、帯はLPレコードの時と同じデザインで懐かしくていいのだが、日本盤LPの帯が復刻されているのに、ジャケットの方はイギリス盤の復刻とやや中途半端な印象。日本盤LPは見開きのダブルジャケットで、表の部分はエンボス加工がしてあった記憶があるので、恐らくはこの点がコストの面で影響して、ジャケットの方はシングルジャケットのイギリス盤の復刻というかたちになったのではないかと推測しているのだが、個人的には若干高くなってもダブルジャケットにしてほしかったところ。

ついでに補足しておくと、日本盤とイギリス盤のジャケットに関しては、他にも日本盤の方がイギリス盤に比べて青みが強い色合いのジャケットになっていたという点と、ジャケットの「U」の部分にあるエディ・ジョブソンの写真が異なる(日本盤はヴァイオリンを弾いている写真になっていた)という違いもある。

なお、復刻帯にもLPレコードの帯と同様に「ポスター付」との記載があるものの、帯を復刻しただけのようで、CDにはポスターは付いていない。折角復刻したのなら縮小版でもいいから付ければ良かったのにとは思うところ。

ちなみに、付属の帯はこの復刻されたLPの帯に加えて、別途CD用の帯も付いているので、開封する前は復刻帯の上にCDの帯が重ねられた状態になっている。

あと、CDに関しては、4曲目から5曲目に移る部分(LPレコードではA面からB面に切り替わる部分)のトラック割りがちょっと変で、LPレコードだとA面最後の4曲目がフェードアウトして終わり、B面1曲目である5曲目は歓声がフェードインして始まるところが、このCDでは、4曲目がフェードアウトした後の若干の無音部分を挟んで5曲目がフェードインし始めるところまでが4曲目になっているのだ。なので、5曲目も歓声がフェードインして始まるのではなく、切れた状態で始まることになる。まぁ、通して聴けば問題無いのだが、この曲だけを聴こうとするときは多少変な感じになってしまう。

それと、このアルバムもそうだが、ライヴ・アルバムでは曲の始まり部分でトラック割りしてある場合が意外と多くて、曲紹介のMCが前の曲の終り部分に含まれることになるのは多少違和感があるところ。これもアルバムを通して聴けば問題無いのだが、特定の曲だけを聴こうとする場合などは盛り上がりに欠けるような感じが無きにしも非ず。

でも、ボーナストラックの"Will You Realize"にも、聞き取りというかたちで歌詞と対訳を付けられているのは良心的かなと。

 

Night After Night / UK

 

CD: Night After Night / UK収録曲について言えば、前半の1曲目~4曲目(LPレコードではA面)がどちらかというとポップでメロディックなサウンドなのに対し、後半の5曲目~9曲目(LPレコードではB面)は、変拍子を交えたテクニカルなプログレ色が前面に出たサウンドになっており、前半と後半(LPレコードではA面とB面)で曲調が色分けされているのが面白いところ。

それに、新曲が収録されていると先にも書いたように、アルバムタイトルにもなっている1曲目の"Night After Night"と、4曲目の"As Long as You Want Me Here"はこのアルバムでしか聴けない曲だというのも、このアルバムならではの魅力であり特徴。しかも、どちらも魅力的な曲であるところがこのアルバムを更に特別なものにしている要素になっているようにも思う。

新曲以外では、エレクトリックピアノが美しい旋律を奏でる2曲目の"Rendezvous 6:02"もこれまた大好きな曲で、ソロパートに於ける分厚いシンセサウンドも魅力的。

そして、このアルバムを買うきっかけとなった曲であり、アルバムではハイライトのひとつでもある"Nothing to Lose"は勿論今でも最も好きな曲のひとつで、スタジオ・ヴァージョンよりも長くなっているバイオリンソロが聴き所なのは勿論のこと、ライヴではエディ・ジョブソンがキーボードを離れてバイオリンに持ち替える動作が入るため、バイオリンソロの前にベースとドラムによるタメがあって、そこがまたカッコイイんだよね。それに、キーボードからヴァイオリンへ、そして、再びキーボードへと動き回るライヴでのエディの様子が想像できるのも楽しいところ。

5曲目以降は、こちらも先に述べたように、変拍子を交えたテクニカルなプログレ風楽曲が続くのだけれど、アルバム前半で見られるような親しみ易い曲がありながらも、こういった面をベースに持ち合わせているのが、実は"UK"最大の魅力なのではないかと思う。当時は前半の曲に比べて聴く機会は少なかったのだが、スリリングで壮絶な演奏が畳み掛けるように展開される様は圧巻。

なお、アルバムに収録されている新曲以外の曲は、2、3、9曲目が「Danger Money / デンジャー・マネー」 (1979)から。そして、5曲目~8曲目までの4曲が「U.K. / 憂国の四士」 (1978) からとなっている。

最後の"UK"コールが、フェードアウトじゃなく、エコーと共に突然終わってしまうのも、今にして思えば、何だかバンドの運命を象徴しているようで感慨深いものがある。解散してしまって、本当に残念ではあるのだが、この解散がなければ"Asia"の誕生も無かっただろうし・・・複雑な心境。

 

Night After Night / UK

 

UK - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Eddie Jobson (エディ・ジョブソン) - Keyboards and Electric Violin
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Lead Voice and  Bass Guitar
• Terry Bozzio (テリー・ボジオ) - Drums and Percussion

 

TRACKLIST (2014 Japanese Reissue Edition)
1. Night After Night / 2. Rendezvous 6:02 / 3. Nothing To Lose / 4. As Long As You Want Me Here / 5. Alaska / 6. Time To Kill / 7. Presto Vivace / 8. In The Dead Of Night / 9. Caesar's Palace Blues / 10. When Will You Realize (Bonus Track)

1. ナイト・アフター・ナイト(新曲) / 2. ランデブー 6:02 / 3. ナッシング・トゥ・ルーズ / 4. アズ・ロング・アズ・ユー・ウォント・ミー・ヒア(新曲) / 5. アラスカ / 6. タイム・トゥ・キル / 7. プレスト・ヴィヴァーチェ / 8. イン・ザ・デッド・オブ・ナイト / 9. シーザーズ・パレス・ブルース / 10. ホエン・ウィル・ユー・リアライズ (ボーナス・トラック)

※ LP時代の邦題
6. 「タイム・トゥ・キル」 → 「時空の中に」 / 8. 「イン・ザ・デッド・オブ・ナイト」 → 「闇の住人」

別にわざわざカタカナ表記に変更しなくてもいいのにとは思うところ(復刻ミニチュア巻き帯に書かれた曲目にはLP時代の邦題がそのまま記されている)。

 

NOTES
• Recorded at Nakano Sun Plaza (30 May 1979) and Nippon Seinen Kan (4 June 1979), Tokyo, Japan.

• Single: "Night After Night" (B-Side: "When Will You Realize")

■ ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)+1
• 初回限定盤(紙ジャケット+日本初回盤LP復刻ミニチュア巻き帯+ボーナストラック)
• CD発売日:2014年9月24日(再発盤)
• 解説・歌詞・対訳付(ボーナストラックを含む)
• 品番:UICY-76579

 

UK - Nothing To Lose (Music Video)

 

UK - Rendezvous 6:02 (Music Video)

 

UK - Night After Night / Caesar's Palace Blues (TV Live Performance 1979)

 

[Audio]

▼ UK - Night After Night (Night After Night / Live in Japan)
https://www.youtube.com/watch?v=CdxPIrQZjYw

▼ UK - Nothing To Lose (Night After Night / Live in Japan)
https://www.youtube.com/watch?v=6tSDoNcbaFE

▼ UK - As Long As You Want Me Here (Night After Night / Live in Japan)
https://www.youtube.com/watch?v=J1KYgQKFc18

 

 

[関連記事]

▶ Asia 「詠時感~時へのロマン」 (1982) / Asia

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Astra 「アストラ」 (1985) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Phoenix 「フェニックス」 (2008) / Asia

▶ Omega 「オメガ」 (2010) / Asia

▶ Gravitas 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 (2014) / Asia

▶ R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

▶ Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2015/04/04

GRAVITAS 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 / ASIA (2014)

CDの帯:グラヴィタス~荘厳なる刻(とき) / エイジアAlbum Cover (front): Gravitas / Asia2012年の結成30周年を記念するジャパン・ツアーの後にギタリストのスティーヴ・ハウがバンドを脱退したことから、新メンバーとして若手ギタリストのサム・コールソンを迎えてのアルバムとなったのが、この「Gravitas / グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」。

新加入のサム・コールソンについては、1987年生まれということで、エイジアのファースト・アルバム「Asia / 詠時感~時へのロマン」がリリースされた1982年には生まれてすらいなかったわけだが、アルバムを聴いた限りでは結構馴染んでいる印象。

実を言うと、私自身は、2008年にリリースされたオリジナル・メンバーでの復活アルバム「Phoenix / フェニックス」と、それに続く2010年リリースのアルバム「Omega / オメガ」は購入したものの、2012年にリリースされた前作「XXX / XXX~ロマンへの回帰」はリリースされたことを大分後に知ったこともあるのだが、何となく食指も動かずスルーしていたのだった。

では、何故、前作はスルーしたのに、このアルバムは購入したのかといえば、それは、この「荘厳なる刻」なる邦題に惹かれたから(笑)。しかも、1曲目のタイトルは「Valkyrie / ワルキューレ」だし、何かしら感じるものがあったのだ。自分自身は、"Phoenix"も"Omega"も、それぞれに好きな曲はあるし、悪くはないと思うのだが、自分の好みとしては、もっと壮大な方がいいなと思っていた部分もあったので、この邦題を最初に見たときから結構期待していたんだよね。なんたって「荘厳」なのだから(笑)。

ということで、前作については、購入していないばかりか、"Youtube"等でも一切観たり聴いたりしていないので、このアルバムを前作と比較することはできないのだが、"Phoenix"や"Omega"と比較すると、ミディアム・スローの楽曲が比較的多いこともあってか、印象としては確かにそれらのアルバムよりは荘厳な雰囲気はある。

アルバム自体は。全9曲で47分の作品+ボーナストラック1曲というLPレコード時代のような構成だが、個人的には別に物足りなさは感じない。というか、アレコレと詰め込みすぎるよりも、これくらいが散漫にならず、まとまりがあっていいんじゃないかと思っている。更に言うなら、ボーナストラックとして収録されている"Russian Dolls"のアコースティック・ヴァージョンも、オリジナル・ヴァージョン自体がアコースティックな雰囲気があるので、別に無いなら無いでもいいかなといった感じ。

収録曲についていえば、やはり1曲目の"Valkyrie"が一番印象的で、この曲はチェロとピアノの音色に近いキーボードが良い雰囲気を醸し出しているように感じる。又、荘厳という意味では、スローな曲がらもスケール感に満ちた"The Closer I Get You"も個人的には割と好きな曲。それ以外では、タイトル・トラックでもある2部構成の"Gravitas (i). Lento (ii). Gravitas"と、3部構成の"Heaven Help Me Now (i). Wings of Angels (ii). Prelude (iii). Heaven Help Me Now"といったプログレを彷彿とするような組曲が収録されているのもこのアルバムの特徴かなと。

 

▼ Asia - Valkyrie

 

ちょっと意外だったのは、8曲目の"Joe DiMaggio's Glove"。ジョー・ディマジオといえば米メジャーリーグの歴史にその名を残す野球選手だが、イギリス人のジョン・ウェットンが、イギリスではどちらかといえばマイナーなスポーツである野球の選手を題材にするとは少々不思議な感じではあった。ただ、この辺りは、もしかしたらアメリカのファンへのサービスという部分があったのかも?とは思うところ。過去には"Voice Of America"という曲もあったしね。曲自体は何処かノスタルジックな雰囲気があって良い曲だと思う。

 

Album Cover (inside): Gravitas / Asia  CD: Gravitas / Asia

 

なお、日本盤の初回リリース分については、ブックレットのタイトル表記に不備があったらしく、ウェブサイトの方で交換の告知がされています。

▼ エイジア『グラヴィタス~荘厳なる刻』日本語ブックレットに関してのお知らせ
http://wardrecords.com/hpgen/HPB/entries/26.html

 

TRACKLIST
01. Valkyrie / 02. Gravitas (i). Lento (ii). Gravitas / 03. The Closer I Get You / 04. Nictophobia / 05. Russian Dolls / 06. Heaven Help Me Now (i). Wings of Angels (ii). Prelude (iii). Heaven Help Me Now / 07. I Would Die For You / 08. Joe DiMaggio's Glove / 09. Till We Meet Again / 10. Russian Dolls (Acoustic) [Japanese CD issue bonus track]

1. ワルキューレ / 2. グラヴィタス / 3. ザ・クローサー・アイ・ゲット・トゥ・ユー / 4. ニクトフォビア / 5. ロシアン・ドールズ / 6. へヴン・ヘルプ・ミー・ナウ / 7. アイ・ウッド・ダイ・フォー・ユー / 8. ジョー・ディマジオズ・グローブ / 9. ティル・ウィ・ミート・アゲイン / 10. ロシアン・ドールズ(アコースティック・ヴァージョン) [日本盤限定ボーナス・トラック]

 

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 品番:VQCD-10364
• 日本先行発売 / 日本盤限定ボーナストラック収録 / 日本語解説封入 / 歌詞・対訳付

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Lead Vocal, Bass and Acoustic Guitars
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums
• Geoff Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards
• Sam Coulson (サム・コールソン) - Guitars

 

 

[関連記事]

▶ Asia 「詠時感~時へのロマン」 (1982) / Asia

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Astra 「アストラ」 (1985) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Phoenix 「フェニックス」 (2008) / Asia

▶ Omega 「オメガ」 (2010) / Asia

▶ R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

▶ Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
▶ Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2014/10/11

OMEGA 「オメガ」 / ASIA (2010)

CDの帯:オメガ / エイジアAlbum Cover (front): Omega / Asia

オリジナル・メンバーによる復活アルバム「Phoenix / フェニックス」から約2年、ドラマはまだまだ続くのだった。というか、"Phoenix"が商業的に今ひとつだったようなだけに、当時は一発限りで終わりにならなくて良かったという安堵感の方が先にあったんだけどね。

アルバム・タイトルの「Omega / オメガ」については、"Alpha" (α) がファースト・アルバムでなかったように"Omega" (Ω) がラスト・アルバムということではないとのこと。まぁ、実際、この後もアルバムを発表し続けていることから、それが嘘ではなかったことも実証されている訳だが、それでも当時は、いや、もしかしたら・・・という思いは少なからずあった。

※(補足)
1. ギリシャ文字のアルファベットは「α / アルファ」で始まり「Ω / オメガ」で終わる。

2. なお、「α」は小文字で、大文字だと「Α」となる。ただ、大文字だと英語の「A」と混同してしまう場合もあるので、多くの場合、アルファは小文字の方が使われているようだ。又、逆に「Ω」は大文字で、小文字だと「ω」となる。

3. ちなみに、「アルファベット」という語は、ギリシア文字の最初の2文字「α」と「β」の読み方である「アルファ」と「ベータ」が由来。又、最初の文字「α」と、最後の文字「Ω」を並べると、最初と最後、もしくは最初から最後までということで、「全て」や「永遠」といった意味合いを持つことになるそうだ。

 

Album Cover (back): Omega / Asia   CD: Omega / Asia   Booklet: Omega / Asia

 

で、この"Omega"だが、音作りという点では前作の"Phoenix"を継承している印象があるが、"Phoenix"にあったような尺長の曲は無くなっている。自分としては、"End Of The World"のイントロに見られるようなスリリングで勇壮なアレンジをアルバム全体を通して展開してほしかったところだが、まぁ、この点については、捉え方も人それぞれだろうし、個人的な好みの部分ではある。

ということで、音作りに関しては、多少期待していたものとはズレている部分もあるのだが、アルバムとしてはそう悪い出来ではないと思う。ただ、アルバムの中で好きな曲を挙げれば、最初の2曲、"Finger On The Trigger"と"Through My Veins"、それに最後の2曲、"I Believe"と"I Don't Wanna Lose You Now"といったように、好みが中抜けになってしまうアルバムではある。

なお、1曲目の"Finger On The Trigger"は、エイジアのメンバー2人のユニット「Wetton - Downes / ウェットン・ダウンズ」が2006年に発表したアルバム「Icon II - Rubicon / ルビコン」に収録されていた曲のセルフ・カヴァー。とは言っても、自分自身はリリースされて暫くは、これがセルフ・カヴァーだと知らなかったんだけどね。でも、こうして取り上げてもらえなければ知らなかった曲だし、案外、本人達も、埋もれさせておくには惜しい曲だとの判断があっての再レコーディングだったのかもと思ったりするところではある。

ただ、"Phoenix"にもあったのだが、"Listen Children"や"Light The Way"のような一昔前の日本のアイドルグループが歌っているような歌謡曲っぽい曲は、やはりどうも苦手。特に"Light The Way"では、歌詞の一部が自分の耳には「一生懸命です」と日本語のように聞こえるから尚更なのだ(笑)。それと、全体的にジェフ・ダウンズのキーボードが控えめな印象も無きにしも非ずで、この点もちょっと残念。自分としては、時代と逆行しても、やっぱり、もっと重厚でスケール感が欲しかったところ。希望としては、多少仰々しいと思えるくらい重厚長大に(笑)。

 

Booklet (English and Japanese): Omega / Asia

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Geoffrey Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards
• Steve Howe (スティーヴ・ハウ) - Electric, Acoustic and Steel Guitars
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums and Percussion
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Vocals and Bass Guitar

 

TRACKLIST
1. Finger On The Trigger / 2. Through My Veins / 3. Holy War / 4. Ever Yours / 5. Listen Children / 6. End Of The World / 7. Light The Way / 8. I'm Still The Same / 9. There Was A Time / 10. Drop A Stone (Japan Bonus Track) / 11. I Believe / 12. I Don't Wanna Lose You Now

1. フィンガー・オン・ザ・トリガー / 2. スルー・マイ・ヴェインズ / 3. ホーリー・ウォー / 4. エヴァー・ユアーズ / 5. リッスン、チルドレン / 6. エンド・オブ・ザ・ワールド / 7. ライト・ザ・ウェイ / 8. アイム・スティル・ザ・セイム / 9. ゼア・ワズ・ア・タイム / 10. ドロップ・ア・ストーン(日本盤ボーナストラック) / 11. アイ・ビリーヴ / 12. ドント・ワナ・ルーズ・ユー・ナウ

日本盤には、10曲目に"Drop A Stone"がボーナストラックとして収録されているが、ヨーロッパ盤等では、8曲目に"Emily"がボーナストラックとして収録されている。

又、CDのジュエルケース(プラケース)は前作同様ちょっぴり厚めのタイプが使われている。

 

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 品番:KICP-1470
• 解説・歌詞・対訳付

Japanese edition includes:
• Bonus track exclusive to Japan (Drop A Stone)
• Jewel case slightly thicker than the regular size
• 16-page color booklet with band member photographs and lyrics in English
• Additional 16-page black & white booklet with liner notes and lyrics both in Japanese

Album: 135位 (UK)

 

▼ Asia - Finger On The Trigger

 

▼ Asia - I Believe

 

 

[関連記事]

▶ Asia 「詠時感~時へのロマン」 (1982) / Asia

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Astra 「アストラ」 (1985) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Phoenix 「フェニックス」 (2008) / Asia

▶ Gravitas 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 (2014) / Asia

▶ R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

▶ Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
▶ Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2014/10/04

PHOENIX 「フェニックス」 / ASIA (2008)

CDの帯:フェニックス / エイジアAlbum Cover: Phoenix / Asiaオリジナルメンバーによるスタジオ・アルバムとしては、1983年の「Alpha / アルファ」以来、実に25年ぶりとなるエイジアの復活アルバムがこの「Phoenix / フェニックス」。

復活劇を表すかのように、ジャケットにはフェニックス(不死鳥)が描かれており、ジャケットのアートワークは当時のエイジアのアルバムを手掛けていたロジャー・ディーンが担当している。

ということで、個人的には、当時のアルバム・ジャケットのような幻想的なイメージを思い浮かべていたのだが、初めてジャケットを見たときは、思いのほかグラフィックぽくて、多少肩透かしを食らったようなところがあった。

一応、ロジャー・ディーンらしい幻想的なアートワークはブックレットの内側で見ることができるのだが、個人的には、こちらをトリミングして表に使っても良かったような気がしないでもない。

とは言え、LP時代よりもジャケットが小さいCD時代ということもあり、もしかしたら、ブックレットの内側にあるような幻想的な絵よりは、復活劇をより印象付けるという意味に於いて、このようなメリハリのあるデザインになったのかもしれないとは思うところ。

■ 補足:フェニックス(ウィキペディアより抜粋)
死んでも蘇ることで永遠の時を生きるといわれる伝説上の鳥。寿命を迎えると、自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが、再び蘇るとされており、不死鳥、もしくは見た目または伝承から火の鳥ともいわれる。

正直言うと、1983年発表の"Alpha"以来のオリジナルメンバーによるアルバムということで、初期2枚のアルバムようなゴージャスでドラマティックな厚みのある音を期待していたということもあり、当時はジャケットと同様、やや肩透かしを食らったような感じがあった。それでも、このアルバムに収録されている曲の幾つかは今でも時折聴いていることもあり、こうしてアルバムを発表してくれたことに感謝したい。

アルバムは、アメリカで73位、本国のイギリスでは166位と、劇的な復活劇とはならなかったものの、現在の厳しい音楽業界を考えれば、致し方ない部分もあるのかも知れない。

オープニングの"Never Again"から、2曲目の"Nothing's Forever"へと続く流れは、大ヒットを記録した1982年のファースト・アルバムをどことなく連想するような展開にもなっているが、恐らくは、そのファースト・アルバム意識した部分は少なからずあったのではないかとは思う。

アルバムの中で好きな曲を挙げれば、キャッチーなオープニングの"Never Again"と、ラストの"An Extraordinary Life"、それに"Heroine"と"I Will Remember You"のバラード曲といったところだが、アルバムとして考えれば、"Wish I'd Known All Along"と"Over and Over"のスティーヴ・ハウ作の2曲が良いアクセントになっている感じがする。

それと、アルバムには8分を超える組曲のような曲が2曲("Sleeping Giant | No Way Back | reprise"と"Parallel Worlds | Vortex | Deya")収録されているが、これについては、もしかしたら賛否が分かれるところなのかも知れない。私自身はこれはこれでアリじゃないかとは思うんだけどね。

ただ、一昔前の日本のアイドルグループが歌っていてもおかしくないような"Alibis"と"Shadow of a Doubt"のような曲はちょっと苦手。セカンド・アルバム"Alpha"に於けるポップ感覚は好きなんだけど、これはちょっとねぇ・・・。まぁ、この辺りは好みの問題なんだろうけど。

それと、余談ではあるが、このアルバムがリリースされたことにより、過去のアルバムを再び聴き直す機会が生まれて、当時はそれほど好きではなかったサード・アルバム「Astra / アストラ」の魅力に気付くことができたのは良かったところ。時を経て、今では"Astra"もファーストやセカンドに負けず劣らず好きなアルバムになったからね。いや、ほんと、この"Astra"、個々の楽曲としては勿論のこと、アルバムとしても展開がスリリングで素晴らしいアルバムなんだよね。なんで当時はこの良さが分からなかったんだろうか。

 

Booklet: Phoenix / Asia   Booklet: Phoenix / Asia

 

なお、日本盤には"I Will Remember You (acoustic remix)"がボーナス・トラックとして収録されているが、ヨーロッパ盤には"An Extraordinary Life (acoustic remix)"がボーナス・トラックとして収録されている。

 

▼ 初回盤のみアルバムカヴァーと同じデザインのステッカー(ブックレットサイズ)付き

CD & Sticker: Phoenix / Asia   CD + Sticker + Lyric booklet: Phoenix / Asia

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Geoff Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards
• Steve Howe (スティーヴ・ハウ) - Electric, Acoustic and Steel Guitars
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums and Percussion
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Lead Vocal and Bass Guitar

 

TRACKLIST (Japanese Edition - Enhanced CD)
1. Never Again / 2. Nothing's Forever / 3. Heroine / 4. Sleeping Giant | No Way Back | reprise / 5. Alibis / 6. I Will Remember You / 7. Shadow of a Doubt / 8. Parallel Worlds | Vortex | Deya / 9. Wish I'd Known All Along / 10. Orchard of Mines / 11. Over and Over / 12. An Extraordinary Life / 13. I Will Remember You (acoustic remix) [Bonus Track for Japan]

14. Enhanced: Interview footage

1. ネヴァー・アゲイン / 2. ナッシングズ・フォーエヴァー / 3. ヒロイン / 4. スリーピング・ジャイアント | ノー・ウェイ・バック | リプリーズ / 5. アリバイズ / 6. アイ・ウィル・リメンバー・ユー / 7. シャドウ・オヴ・ア・ダウト / 8. パラレル・ワールズ | ヴォーテクス | トーヤ / 9. ウイッシュ・アイド・ノーウン・オール・アロング / 10. オーチャード・オブ・マインズ / 11. オーヴァー・アンド・オーヴァー / 12. アン・エクストラオーディナリー・ライフ / 13. アイ・ウィル・リメンバー・ユー (アコースティック・リミックス) [日本盤ボーナス・トラック]

14. エンハンスド:メンバーのインタビュー映像

 

NOTES
日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 品番:KICP-1300
解説・歌詞・対訳付

Japanese Edition (first press):
• Bonus sticker
• Jewel case slightly thicker than the regular size
• Separate English & Japanese lyric booklets
• Bonus Track - "I Will Remember You (acoustic remix)"
• Enhanced CD

Album: 166位 (UK)、73位 (US)

 

▼ Asia - Never Again

 

▼ Asia - Heroine

 

 

[関連記事]

▶ Asia 「詠時感~時へのロマン」 (1982) / Asia

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Astra 「アストラ」 (1985) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Omega 「オメガ」 (2010) / Asia

▶ Gravitas 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 (2014) / Asia

▶ R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

▶ Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
▶ Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2013/08/10

ASIA 「詠時感~時へのロマン」 / ASIA (1982)

LPレコードの帯:詠時感~時へのロマン / エイジアAlbum Cover (front): Asia (1st Album) / Asia   Album Cover (back): Asia (1st Album) / Asia   Album Cover (with Obi): Asia (1st Album) / Asia

キング・クリムゾン、ロキシー・ミュージック、U.K.といったバンドで活躍していたジョン・ウェットン(ヴォーカル & ベース)に、元イエスのスティーヴ・ハウ(ギター)と、元エマーソン・レイク・アンド・パーマーのカール・パーマー(ドラムス)、それに元バグルス~イエスのジェフリー・ダウンズ(キーボード)といった錚々たるメンバーで結成されたエイジアのファースト・アルバムが、こちらの「ASIA / 詠時感~時へのロマン」。

当時はファースト・アルバムがリリースされる前から既にスーパーバンド誕生として話題になっていたのだが、実際は、そのファースト・アルバムがリリースされてからの衝撃の方が遥かに大きなものであった。

 

Inner Sleeve: Asia (1st Album) / Asiaプログレッシヴ畑で名を馳せた4人が創り出したサウンドはといえば、プログレッシヴ・ロック色はあくまでもエッセンスとして留める程度で、ポップ色を前面に打ち出したものだったが、親しみやすいメロディーラインを持った曲がスケール感溢れるアレンジと演奏で展開される様は、ロジャー・ディーンが手がけたアルバム・ジャケットのアートワークと相まって、エイジアならではの世界観が表現されていたようにも感じられた。

アルバムはビルボード・チャートで9週間第1位となり、ファースト・シングルの"Heat Of the Moment"も同じくビルボード・チャートで4位を記録するヒットを記録。そして、アルバムは年間チャートでも1位となるなど商業的にも大成功を納めたのだった。

 

▼ ASIA - Heat Of The Moment

 

レコード盤のラベル:Asia (1st Album) / Asia   レコード盤のラベル:Asia (1st Album) / Asia

 

個人的には、収録曲の中ではセカンド・シングルとなった「Only Time Will Tell / 時へのロマン」が、ファースト・シングルの"Heat Of The Moment"以上に特に好きだったんだけどね。

 

▼ ASIA - Only Time Will Tel

 

でも、実を言うと、個人的には衝撃的なデビュー・アルバムとなったこの"Asia"よりもセールスで劣る次作の"Alpha"の方がアルバムとしてはより聴いていた記憶があり、実際エイジアに嵌ったのはその"Alpha"からだったのであった。

 

TRACKLIST (LPレコード)
Side 1: 1. Heat Of The Moment (ヒート・オブ・ザ・モーメント) / 2. Only Time Will Tell (時へのロマン) / 3. Sole Sourvivor (孤独のサヴァイヴァー) / 4. One Step Closer (ワン・ステップ・クローサー) / 5. Time Again (タイム・アゲイン)
Side 2: 1. Wildest Dreams (この夢の果てまで) / 2. Without You (ウィズアウト・ユー) / 3. Cutting It Fine (流れのままに) / 4. Here Comes The Feeling (ときめきの面影)

ジャケットの模写:Asia (1st Album) / AsiaNOTES
• Album: US 1位 (4x Platinum / 1995-RIAA) / UK 11位
• Singles: "Heat of the Moment" US 4位、UK 46位 / "Only Time Will Tell" US 17位、UK 54位

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Geoffrey Downes - Keyboards, Vocals
• Steve Howe - Guitars, Vocals
• Carl Palmer - Drums and Percussion
• John Wetton - Lead Vocal and Bass Guitar

 

 

[関連記事]

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Astra 「アストラ」 (1985) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Phoenix 「フェニックス」 (2008) / Asia

▶ Omega 「オメガ」 (2010) / Asia

▶ Gravitas 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 (2014) / Asia

▶ R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

▶ Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
▶ Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2013/07/09

ASTRA 「アストラ」 / ASIA (1985)

Album Cover (front and back): Astra / Asiaこの「Astra / アストラ」は、前作の「Alpha / アルファ」から2年の歳月を経てリリースされたエイジアの3rdアルバム。ただ、"Alpha"リリース後にヴォーカルとベースのジョン・ウェットンが脱退、そして復帰。しかし、今度はギタリストのスティーヴ・ハウが脱退、そして、新メンバーのギタリスト、マンディ・メイヤーの加入といった具合に、グループ内のゴタゴタが続き、バンドとしては決して良好と言えるような状態ではなかったようだ。それでも、そんな状況を経て制作されたことを感じさせないくらいにアルバムの完成度は高く素晴らしい出来なのだ。

ただ、当時は、前作の"Alpha"に比べると、聴く機会は少なく、実のところ、この"Astra"のアルバムとしての魅力に気付いたのは比較的最近で、それは、2008年の復活第一弾アルバムの"Phoenix"購入後に過去のアルバムを併せて聴く機会が増えるようになってからのことだった。当時はアルバムを買ったものの、頻繁に聴いていたのは2曲目の"Voice Of America"と4曲目の"Wishing"だけだったように思う。

マンディ・メイヤーのギターサウンドが前任のスティーヴ・ハウに比べてソリッドでハードロック寄りということもあってか、前2作よりも何処となく新鮮な印象があるのだが、もしかしたら、当時はその部分が今一つ惹きつけられなかった理由のひとつでもあったのかもしれない。

残念ながら、セールスの面では前2作よりも低調で、当時は「あれだけの作品で売れなければどうしろというんだ」といったジョン・ウェットンの嘆き節も聞かれたほどだった。

今にして思えば、これだけのクオリティーを持ったアルバムが評価されなかったことがとても残念だし、そういった意味では、当時の自分も、いったい何を聴いていたんだという思いにも駆られる。

シングルカットもされたオープニングの"Go"はアルバム全体のドラマティックでスリリングな展開がこの1曲に凝縮されたような曲で、当時はどうしてそれほど好きではなかったのか自分でも不思議に思うくらいに今では好きな曲となっている。

 

▼ Asia - Go

 

続く"Voice Of America"は当時から好きだった曲で、前作"Alpha"の2曲目に収録されていた"The Smile Has Left Your Eyes"と同タイプのバラード曲といった感じだが、こちらも負けず劣らずの出来。当時は次作のコンピレーション・アルバム"Then & Now"に唯一選ばれた"Astra"からの曲だったこともあり、てっきりシングルカットされてヒットしたのだと思い込んでいた。

4曲目の"Wishing"も当時から変わらず好きな曲で、"E.L.O."の"Confusion"や、"ABBA"の"Knowing Me, Knowing You"などと同様に、こういったメロディックなミドルテンポの曲は個人的に大好きなんだよね。何処となくアジアンティックな印象のある曲だが、キーボードの音とギターの音がメロディーとマッチしていてとても心地良く、後半のコーラス・ハーモニーも印象的で気に入っている。

 

▼ Asia - Wishing

 

レコードではA面とB面のラストを締めくくる5曲目の"Rock and Roll Dream"と、10曲目の"After The War"は共に静と動の対比が見られる大作感のある曲で、"Rock and Roll Dream"では"E.L.O."でお馴染みのルイス・クラークがアレンジャーを務めるロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラが共演しており、シンフォニックなサウンドが曲に彩と躍動感を与えている印象。又、"After The War"は曲の構成と展開がスリリングで、ついつい引き込まれるような魅力を持ったアルバムのラストに相応しい曲。"Go"同様に、この曲も、どうして当時はそれほど好きではなかったのか不思議でならない。

 

▼ Asia - After the War

 

それ以外の曲も、それぞれに存在意義があることを感じさせられる出来で、どの曲も一本調子ではなく、メリハリがあり、聴き手を飽きさせないスケール感溢れる作りになっていると思う。ちなみに、個人的には、9曲目の"Suspicion"が何処となくアルバムのアートワークに一番近い印象がある。とにかく、全編を通して編曲とアレンジも相当練られて制作されたことがうかがい知れるアルバムでもある。

 

▼ LPレコードの帯

LPレコードの帯:アストラ / エイジア

 

▼ レコード盤のラベル

レコード盤のラベル:Astra / Asia   レコード盤のラベル:Astra / Asia

 

▼ おまけのステッカーセット(6種類)

ステッカーセット(6種類):Astra / Asia   ステッカーセット + ジャケット + 歌詞カード:Astra / Asia

 

それにしても、今聴いても色褪せることのないクオリティーを持ったアルバムだなぁ。冒頭で述べたことの繰り返しになるが、ほんと、どうして当時は乏しいセールで終わったのかが不思議であると同時に、何故に自分もこのアルバムの魅力に気付けなかったのだろうという思いがある。

そして、自分自身は、アルバムをひとつの作品として捉えるのであえば、もしかしたらエイジアのアルバムの中では、この"Astra"こそが最もまとまりのあるアルバムなのかもしれないと近年思うようになった。できることならジョン・ウェットンに伝えたい。決してあなたは間違っていなかったと。

ちなみに、当初予定されていたタイトルは"Arcadia"で、当時は音楽雑誌でもニューアルバムのタイトルとしてこの名前が挙がっていたことを覚えているが、リリース前にデュラン・デュランのメンバー3人で結成された同名のグループがデビューすることが発表されたため、タイトルが"Astra"に変更されたという経緯があるようだ。

アルバムは、米(67位)、英(68位)。そして、シングルカットされた"Go"は、米(46位)を記録している。

 

TRACKLIST (LPレコード)
Side One: 1. Go / 2. Voice Of America / 3. Hard On Me / 4. Wishing / 5. Rock And Roll Dream
Side Two: 1. Countdown To Zero / 2. Love Now Til Eternity / 3. Too Late / 4. Suspicion / 5. After The War

NOTES
• Rock and Roll Dream: features the Royal Philharmonic Orchestra with Louis Clark

ASIA - BAND MEMBERS
• Geoff Downes - Keyboards
• Mandy Meyer - Guitar
• Carl Palmer - Drums
• John Wetton - Vocals and Bass Guitars

 

 

[関連記事]

▶ Asia 「詠時感~時へのロマン」 (1982) / Asia

▶ Alpha 「アルファ」 (1983) / Asia

▶ Anthologia 「アンソロジア~20th アニヴァーサリー・コレクション」 (2002) / Asia

▶ Phoenix 「フェニックス」 (2008) / Asia

▶ Omega 「オメガ」 (2010) / Asia

▶ Gravitas 「グラヴィタス~荘厳なる刻(とき)」 (2014) / Asia

▶ R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

▶ Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
▶ Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
▶ Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]