2017/06/25

Queen のピアノ・カヴァー曲 (Part 7)

個人的に気に入っている"Queen"関連のピアノカヴァー曲を集めた記事も今回で7回目。これまではどちらかというと多少マニアックな選曲が多かったのだが、今回は比較的知名度の高い曲を中心に選んでみた。

 

まずは、アルバム"The Works"からのファーストシングルで、その後のライヴでも定番曲となったロジャー作の"Radio Ga Ga"

▼ Queen - Radio Gaga (Piano Cover)

https://www.youtube.com/watch?v=LcGT8Aag7NE

 

続いては、同じく"The Works"からセカンドシングルとなった曲で、ジョン作の「I Want to Break Free / ブレイク・フリー(自由への旅立ち)」。こちらはピアノ・カヴァーとはちょっと違うのだけれど、電子楽器ならではの多重演奏が面白いところ。

▼ Queen - I Want to Break Free (cover on tyros 3 with vst plugins)

https://www.youtube.com/watch?v=hwO-v9IKeEg

 

そして最後は、7作目のアルバム"Jazz"からフレディ作の「Don't Stop Me Now / ドント・ストップ・ミー・ナウ」。

▼ Queen - Don't Stop Me Now (Piano Cover - Peter Bence)

https://www.youtube.com/watch?v=LrQnnhAXLt0

 

 

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手をとりあって (Queen) のカヴァー色々

Bohemian Symphony (Bohemian Symphonic Project) (1992) / Orchestra On The Rock Queen (London Symphony Orchestra & London Pop Choir) (1993)

2017/06/18

世界で最も評判が高い製造国ランキング 2017

この調査「Made-In-Country-Index(MICI)2017 - The World's Most Respected 'Made in' Labels」は、世界49か国(EUを含む)で生産された製品の世界的な評判を43,000人以上の消費者を対象に調査し、それを国別にランキングしたもので、世界で最も成功した統計データベースの1つと言われる世界最大の統計ポータルである"Statista"に掲載(2017年3月27日)された調査結果です。

この調査では評判が高い上位20か国の殆どを欧米の国々が占める結果となっていますが、その他ではオセアニアのオーストラリアとニュージーランド、そしてアジアでは唯一日本だけが上位20か国にランクしています。

 

▼ The World's Most Respected 'Made in' Labels in 2017

The World's Most Respected 'Made in' Labels - Made-In-Country-Index 2017

 

■ 参照・引用・出典

▼ Made-In-Country-Index 2017 - The World's Most Respected 'Made in' Labels (英語)
https://www.statista.com/chart/8654/mici-the-worlds-most-respected-made-in-labels/

 

 

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2017/06/11

BENT OUT OF SHAPE 「ストリート・オブ・ドリームス」 / RAINBOW (1983)

CDの帯:ストリート・オブ・ドリームス / レインボーAlbum Cover (front): Bent Out of Shape / Rainbow世の中の主流がレコードからCDへと移行して、最初に買ったレインボーのCDが「Difficult to Cure / アイ・サレンダー」だったことは前回の"Difficult to Cure"の記事でも述べていたことだが、その次に買ったレインボーのCDはといえば、1983年にリリースされた7作目のスタジオ・アルバム(通算8枚目)で、事実上のラスト・アルバムと言えるこの「Bent Out of Shape / ストリート・オブ・ドリームス」だった。

ということで、前々作の「Difficult to Cure / アイ・サレンダー」に続き、この「Bent Out of Shape / ストリート・オブ・ドリームス」と、アルバムの代表曲がそのまま邦題のタイトルになったアルバムを買ったことになるわけだが、このアルバムを選んだ理由は、"Difficult to Cure"を聴いてるうちに、ジョー・リン・ターナーが歌うパワーバラードの"Can't Let You Go"と"Street Of Dreams"の2曲を聴きたくなったからということに加え、この2曲を含むいくつかの曲を"Difficult to Cure"のアルバムに組み込んで自分なりのベストを作ってみたかったからなんだよね。この2枚だけで相当素晴らしいベストができるとワクワクしながら買ったことは今でも覚えている。

CD Case (back cover): Bent Out of Shape / Rainbowこの"Bent Out of Shape"が実質的にレインボーのラスト・アルバムとなった経緯について簡単に記すと、アルバムのリリース直後にイギリスとアメリカでのツアーが行われたものの、そのツアー終了後にディープ・パープル再結成のプランが具体的に現実味を帯びてきたことから、日本でのツアーを最後にレインボーは活動休止を発表という流れで事が進んだのだった。

ただ、当時は、ヴォーカリストのジョー・リン・ターナーもバンドに加入して3作目と板に付いてきたこともあり、バンドとしては安定の充実期だったと言えることから、ディープ・パープルの再結成には興味があるものの、レインボーが終わってしまうことを考えると痛し痒しと思うファンも多かったのではないかと思う。

※ 補足
その後、ディープ・パープルを脱退したリッチー・ブラックモアが、1995年に「Stranger in Us All / 孤高のストレンジャー」を、レコード会社の意向もあり、"Ritchie Blackmore's Rainbow"の名義でリリースしたものの、元々はリッチー・ブラックモアのソロ・プロジェクトとして制作されていたものであることから、これをレインボーのアルバムと捉えるかについては意見が分かれるところかもしれない。

なお、アルバムからは、"Street Of Dreams"と"Can't Let You Go"がシングルとしてもリリースされたが、"Can't Let You Go"のシングルではイントロの荘厳なキーボードがカットされている。

その他、特筆すべき点と言えば、最近リリースされているアルバムだと、5曲目の"Desperate Heart"と10曲目の"Make Your Move"はLPレコードに収録されていたものより長めのヴァージョンが収録されているのだが、このCDではLPレコードと同じヴァージョンが収録されているということ。ちなみに、長めのヴァージョンの方はアルバムのリリース当時のカセット・テープ版に収録されていたもので、時間にすると"Desperate Heart"が約30秒、"Make Your Move"が約1分30秒ほどの違いがある。

 

▼ Rainbow - Street Of Dreams

 

▼ Rainbow - Can't Let You Go

 

前回取り上げたアルバム「Difficult to Cure / アイ・サレンダー」と同じく、これもCD番号の部分に切り貼りした後が見えるので、恐らくはLPレコードのジャケットをそのまま使って製版したと思われる。今ではコンピューターでの補正が当たり前だが、当時は切り貼りの手作業だったことが窺える。

Bent Out of Shape / Rainbow

又、封入されている解説書も前回の「Difficult to Cure / アイ・サレンダー」と同じく、LPレコードのものがそのままコピーしたような形で転載されているが、前回も言った通り、これはこれでリリース当時の状況を知ることができて良かったように思う。

 

CD Case (inside): Bent Out of Shape / RainbowTRACKLIST
1. Stranded / 2. Can't Let You Go / 3. Fool For The Night / 4. Fire Dance / 5. Anybody There / 6. Desperate Heart / 7. Street Of Dreams / 8. Drinking With The Devil / 9. Snowman / 10. Make Your Move

1. ストランデッド / 2. キャント・レット・ユー・ゴー / 3. フール・フォー・ザ・ナイト / 4. ファイアー・ダンス / 5. エニバディ・ゼア / 6. デスペレート・ハート / 7. ストリート・オブ・ドリームス / 8. ドリンキング・ウィズ・ザ・デヴィル / 9. スノーマン / 10. メイク・ユア・ムーヴ

RAINBOW - BAND MEMBERS (Listed on the Back Cover of an LP / This CD is Not Credited)
• Ritchie Blackmore (リッチー・ブラックモア) - Guitars
• Roger Glover (ロジャー・グローヴァー) - Bass, Percussion
• Joe Lynn Turner (ジョー・リン・ターナー) - Vocals
• David Rosenthal (デイヴィット・ローゼンサル) - Keyboards
• Chuck Burgi (チャック・バーギ) - Drums

NOTES
• CD発売日:1988年8月1日(再発盤)
• 解説・歌詞付(対訳無し)

• Album: UK 11位 (Silver)、US 34位
• Singles: "Street of Dreams" UK 52位、US 60位 / "Can't Let You Go" UK 43位>

 

 

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Difficult To Cure 「アイ・サレンダー」 / Rainbow (1981)

2017/06/04

DIFFICULT TO CURE 「アイ・サレンダー」 / RAINBOW (1981)

CDの帯:アイ・サレンダー / レインボーAlbum Cover (front): Difficult to Cure / Rainbowこの「Difficult to Cure / アイ・サレンダー」は、レインボーが1981年に発表した5作目のスタジオ・アルバム(通算6枚目)。

前作の「Down To Earth / ダウン・トゥ・アース」で見られたポップ性を更に推し進めた印象があり、否定的に捉える向きもあったようだが、本国のイギリスではアルバム・チャートで過去最高の3位を記録。

又、前作からのヒット曲「Since You Been Gone / シンス・ユー・ビーン・ゴーン」(英6位)に続きラス・バラードのカヴァーとなった「I Surrender / アイ・サレンダー」も、同シングル・チャートで3位を記録するなど、よりファン層を広げることにも繋がったアルバムでもあった。

ポップ色が増したことに対して否定的な意見があることについては、ポップだから悪いということではないといったようなことをリッチーが当時の雑誌のインタビュー記事で語っていたことを今も何となく覚えている。

なお、本国のイギリスでは"I Surrender"に続き、"Can't Happen Here"がセカンド・シングルとしてリリースされたが、日本ではよりポップな"Magic"がセカンド・シングルに選ばれている。

CD Case (back cover): Difficult to Cure / Rainbowで、私自身はといえば、世の中の主流がレコードからCDへと代わって、初めて買ったレインボーのCDが実はこのアルバムだった。

アルバムのレコーディング前には既にドラマーのコージー・パウエルはグループを脱退しており、更にはロニー・ジェイムス・ディオに代わり、前作から加わったヴォーカリストのグラハム・ボネットもレコーディング途中で脱退してしまったことから、急遽ヴォーカリストにジョー・リン・ターナーを迎えて制作されたアルバムではあったものの、以外と言っては何だが、そんなドタバタ劇を感じさせないほどに収録曲は充実している印象。

アルバムの中では、"I Surrender"を筆頭に、日本独自のシングル・カット曲である"Magic"、それに、イギリスでのセカンド・シングルとなった"Spotlight Kid"といった曲が好きで良く聴いていたものの、暫くしてからは、ディープ・パープル時代の"Burn"に匹敵するようなギターとキーボードによるソロが聴ける"Spotlight Kid"や、アルバムの最後に収録されているベートーベンの交響曲第9番・歓喜の歌をアレンジした曲で、タイトルトラックにもなっているインストゥルメンタル曲の"Difficult To Cure"に突如嵌ったりして、それこそ"I Surrender"と変わらないくらいに良く聴いていたことを覚えている。

この手持ちのCDが発売されたのは1988年なのだが、LPレコード盤のジャケットをそのまま使ってCD用に製版したのか、CD番号や価格といった部分を切り貼りした後が見えるのが今となっては面白いところ。現在ではコンピューターでの補正が当たり前だが、当時は切り貼りの手作業だったんだろうね。

Difficult to Cure / Rainbow

解説書はリリース当時のLPレコードのものが転載されている。恐らくはそのままコピーしただけのものだと思われるが、自分としては、これはこれでリリース当時の雰囲気が垣間見れて良かったように思う。

 

CD Case (inside): Difficult to Cure / RainbowTRACKLIST
1. I Surrender / 2. Spotlight Kid / 3. No Release / 4. Magic / 5. Vielleicht Das Nächster Zeit (Maybe Next Time) / 6. Can't Happen Here / 7. Freedom Fighter / 8. Midtown Tunnel Vision / 9. Difficult To Cure

1. アイ・サレンダー / 2. スポットライト・キッド / 3. ノー・リリース / 4. マジック / 5. メイビー・ネクスト・タイム / 6. キャント・ハプン・ヒア / 7. フリーダム・ファイター / 8. ミッドタウン・タネル・ヴィジョン / 9. 治療不可

RAINBOW - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Ritchie Blackmore (リッチー・ブラックモア) - Guitar
• Don Airey (ドン・エイリー) - Keyboards
• Roger Glover (ロジャー・グローヴァー) - Bass
• Bobby Rondinelli (ボビー・ロンデイネリ) - Drums
• Joe Lynn Turner (ジョー・リン・ターナー) - Lead and Backing Vocals

NOTES
• Track 9: from a traditional work by Beethoven

• CD発売日:1988年8月1日(再発盤)
• 解説・歌詞付(対訳無し)

• Album: UK 3位 (Gold)、US 50位
• Singles: "I Surrender" UK 3位 (Silver)、US 105位 / "Can't Happen Here" UK 20位

 

▼ Rainbow - I Surrender

 

▼ Rainbow - Magic

 

▼ Rainbow - Difficult to Cure

 

 

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