2014/12/26

JOANNA - THE BEST / KOOL & THE GANG (1983)

Slip Case (front): Joanna - The Best / Kool & The Gang  Slip Case (back): Joanna - The Best / Kool & The Gang  Album Cover (front): Joanna - The Best / Kool & The Gang

このクール & ザ・ギャング("Cool"じゃないよ、"Kool"だよ)のアルバム「ジョアンナ~The Best / Joanna - The Best」は、日本フォノグラム企画のコンピレーション・アルバム"Popular Artist Best Series"の中の1枚。

スリップ・ケース(外箱)の裏側には「'76年から'86年までの10年間にシングル・カットされたナンバーを中心に収録」と記されているが、実際はジェームス・JT・テイラー(リード・ヴォーカル)加入後の'79年から'86年までの曲で構成されている。

ということで、このアルバムは、ジャズをバックグランドにしたR&B・ソウル・ファンクといったそれまでのスタイルからポップなスタイルへと路線変更してヒット曲を多数生み出した時期のベスト・アルバムということになる。

更には、'70年代後半から'80年代初頭にかけては、ディスコ・ミュージックが一世を風靡していたという時代背景もあり、ディスコ・スタイルの楽曲が目立つのも、この時代ならではの特徴といった感じ。

と、そんなこともあり、このアルバムが初めて買ったクール & ザ・ギャングのアルバムだったという自分には比較的取っ付き易いアルバムでもあった。ただ、取っ付き易いとはいっても、あまりこの種のジャンルを聴いていなかった自分には結構ファンキーでグルーヴィーなサウンドといった印象はあった。勿論、そこが魅力を感じた部分でもあったわけだが。

Joanna - The Best / Kool & The Gang  CD Case (inside): Joanna - The Best / Kool & The Gang

Joanna - The Best / Kool & The Gang

実のところ、先に「Cherish / チェリッシュ」目的で、別のベストをレンタルで聴いて、気に入った曲が何曲かあったことから、買ったアルバムでもあった。更には、レンタルで聴くまでは、それまでクール & ザ・ギャングの曲を意識して聴いたことが無かった自分でも、聞き覚えのある曲が数多くあったのが、このアルバムでも又、そんな聞き覚えのある曲が新たに幾つかあったこともあり、買った当時は、けっこう頻繁に聴いていた記憶がある。

ただし、1曲目は「Fresh / フレッシュ」、2曲目は「Too Hot / トゥー・ホット」といった感じで、曲順は自分好みに変えて聴いていた。個人的には、先に述べた"Cherish"と、この2曲、それに、「Joanna / ジョアンナ」、「Jones Vs. Jones / ジョーンズ VS. ジョーンズ」といった曲が特に好きで、聴く機会も多いのだが、一般的には、やはり、ビルボード・チャートで1位を記録した「Celebration / セレブレーション」が有名なのではないかと思う。特に年末年始はあらゆる場所で良く使われる曲だし、これからの季節は、この曲を耳にする機会も多いのではないだろうか。

 

▼ Kool and the Gang - Fresh 1985
https://www.youtube.com/watch?v=lwfAABrahos

▼ Kool & The Gang - Too Hot
https://www.youtube.com/watch?v=eZNTHJ6DjCU

▼ Kool & The Gang - Cherish
https://www.youtube.com/watch?v=s09LuDYX12g

▼ Kool & The Gang - Joanna
https://www.youtube.com/watch?v=hsklsxReSe0

▼ Kool & The Gang - Celebration 
https://www.youtube.com/watch?v=3GwjfUFyY6M

▼ Kool & the Gang - Celebration (Live at Glastonbury 2011)
https://www.youtube.com/watch?v=kylKj0ARB5A

 

収録曲のチャート最高位は以下の通りです。

01.Ladies' Night 「レディーズ・ナイト」 (US 8位 / UK 9位) - 1979
02.Too Hot 「トゥー・ホット」 (US 5位 / UK 23位) - 1979
03.Steppin' Out 「ステッピン・アウト」 (US 89位 / UK 12位) - 1981
04.Take My Heart 「テイク・マイ・ハート」 (US 17位 / UK 29位) - 1981
05.Be My Lady 「ビー・マイ・レディー」 (アルバム"Something Special"収録曲) - 1981
06.Get Down On It 「ゲット・ダウン・オン・イット」 (US 10位 / UK 3位) - 1981
07.No Show 「ノー・ショー」 (アルバム"Something Special"収録曲) - 1981
08.Big Fun 「ビッグ・ファン」 (US 21位 / UK 14位) - 1982
09.Hi De Hi, Hi De Ho 「愛でHI, 恋でHO」 (UK 29位) - 1982
10.Celebration 「セレブレーション」 (US 1位 / UK 7位) - 1980
11.Jones Vs. Jones 「ジョーンズ VS. ジョーンズ」 (US 39位 / UK 17位) - 1981
12.Take It to the Top 「テイク・イット・トゥ・ザ・トップ」 (UK 15位) - 1981
13.Victory 「ヴィクトリー」 (US 10位 / UK 30位) - 1986
14.In The Heart 「イン・ザ・ハート」 (UK 7位) - 1984
15.Joanna 「ジョアンナ」 (US 2位 / UK 2位) - 1983
16.Tonight 「トゥナイト」 (US 13位 / UK 2位) - 1984
17.Straight Ahead 「ストレート・アヘッド」 (US 103位 / UK 15位) - 1983
18.Fresh" 「フレッシュ」 (US 9位 / UK 11位) - 1984
19.Misled 「ミスレッド」 (US 10位 / UK 28位) - 1984
20.Cherish 「チェリッシュ」 (US 2位 / UK 4位) - 1985

 

Joanna - The Best / Kool & The GangTRACKLIST
1.Ladies' Night / 2.Too Hot / 3.Steppin' Out / 4.Take My Heart / 5.Be My Lady / 6.Get Down On It / 7.No Show / 8.Big Fun / 9.Hi De Hi, Hi De Ho / 10.Celebration / 11.Jones Vs. Jones / 12.Take It to the Top / 13.Victory / 14.In The Heart / 15.Joanna / 16.Tonight / 17.Straight Ahead / 18.Fresh / 19.Misled / 20.Cherish

1.レディーズ・ナイト / 2.トゥー・ホット / 3.ステッピン・アウト / 4.テイク・マイ・ハート / 5.ビー・マイ・レディー / 6.ゲット・ダウン・オン・イット / 7.ノー・ショー / 8.ビッグ・ファン / 9.愛でHI, 恋でHO / 10.セレブレーション / 11.ジョーンズ VS. ジョーンズ / 12.テイク・イット・トゥ・ザ・トップ / 13.ヴィクトリー / 14.イン・ザ・ハート / 15.ジョアンナ / 16.トゥナイト / 17.ストレート・アヘッド / 18.フレッシュ / 19.ミスレッド / 20.チェリッシュ

NOTES
• Released in Japan Only
• Originally Released Without Obi
• 解説・歌詞付(対訳無し)

2014/12/20

市販のCDアルバムと同サイズの2枚組用プラケース(ちょっぴり厚めのタイプ)を買う

市販の音楽CDの交換用に、一般的なサイズ(厚さ10mm)よりもやや厚めの2枚組み用CDケース(厚さ12.4mm)を購入。厚さ10mmのものは以前に購入していたのですが、市販の音楽CDにはやや厚めのこのサイズのものも結構使われているので、欲しいなと思っていたところでした。

勿論、同じサイズのものであれば、背ラベルと一体になった裏ジャケットも元のCDケース同様にきちんと収まります。というか、入れ替えた2枚の音楽CDはこれと全く同じCDケースが使われていました。

CDケース側面の上と下に「2DW」の表記があるので、この表記がある音楽CDなら問題なく入れ替えられると思いますが、厚さが12.4mmのタイプなら概ね大丈夫なのではないかと思います。

 

日本製(MIJシリーズ)ワイドケース2枚収納 5PACK / クリア / 【ロゴ:2DW】

 

まぁ、プラケースとしてはやや高い印象もあるのですが、擦れや割れがあった2枚の音楽CDが綺麗なものに交換できたので満足していますし、必要になったらまたリピートすると思います。

■ 商品名:日本製(MIJシリーズ)ワイドケース2枚収納 5PACK / クリア / 【ロゴ:2DW】
■ サイズ:縦125mm × 横142mm × 厚さ12.4mm
■ 商品:2枚収納CDケース、ワイドタイプ、カラー(クリア)

 

パッケージのデザインは偽物の日本製のような雰囲気ですが(笑)。

日本製(MIJシリーズ)ワイドケース2枚収納 5PACK / クリア / 【ロゴ:2DW】

 

 

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市販のCDアルバムと同サイズのプラケースを買う (2011年9月5日)

 

 

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2014/12/17

肩関節周囲炎が回復傾向

昨年の12月に肩関節周囲炎を発症して今月で丸1年ということになります。一般的には1年程度で自然治癒するらしいですが、先月の時点では、この様子だと自分は1年程度じゃ治らないなと諦めていただけに、この1か月で痛みが引いてきたと実感できるようになったのはちょっと不思議な気分。痛いのが当たり前といった生活にも何気に慣れた感じでいましたからね。

実を言うと、人によっては完治まで3年程度かかることもあるらしいので、3年間耐えて強靭な精神力を得る気満々だったのですが(笑)。

というか、そろそろ回復する時期かもと、変に期待するより、回復まではまだまだ遠いと諦めた方が気分的に楽だからという部分もあったんですけどね。

まだまだ動き自体は重い感じがあるものの、痛みとしては6~7割方は引いてきた様子で、手を伸ばしたらズキーンとくる痛みは無くなって、上腕部から肩にかけてを無意識にさする動作もしなくなってきた感じです。

ここ一年はマウスのクリック動作ですら肩や腕に負担を感じていたので、ブログの更新作業も多少楽になった感じではあります。

 

 

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2014/12/11

THE BEST OF ERIC CARMEN / ERIC CARMEN (1988)

CDの帯:オール・バイ・マイセルフ~ベスト・オブ・エリック・カルメン / エリック・カルメンAlbum Cover (front): The Best Of Eric Carmen / Eric Carmenエリック・カルメン初のベスト・アルバムであると同時に、自分が初めて買ったエリック・カルメンのアルバムがこの「The Best Of Eric Carmen / オール・バイ・マイセルフ~ベスト・オブ・エリック・カルメン」。ただし、自分が購入したこちらのCDは1991年の再発盤。

このアルバムを買うまでは、収録曲の中で知っている曲といえば、「All By Myself / オール・バイ・マイセルフ」と、オリビア・ニュートン・ジョンのカヴァーの方で先に知っていた「Boats Against The Current / 雄々しき翼」の2曲だけだったのだが、実際に聴いてみると、これ以外にも聞き覚えのある曲が何曲かあったことを覚えている。

ということで、このアルバムに収録されている新曲で、米3位のヒットを記録した「Make Me Lose Control / メイク・ミー・ルーズ・コントロール」と、映画「ダーティ・ダンシング」(1987年)の挿入歌で、米4位のヒットを記録した「Hungry Eyes / ハングリー・アイズ」をエリック・カルメンが歌っていたことも、このアルバムで初めて知ったことだった。

その他では、「Change Of Heart / チェンジ・オブ・ハート」、「She Did It / 愛をくれたあの娘」、「It Hurts Too Much / 悲しみTOO MUCH」といった曲もまた聞き覚えのある曲だったわけだが、恐らくは、10代の頃に良く聴いていたラジオのヒットチャート番組で耳にしていたと思うので、日本でもそこそこヒットした曲だったのではないかと思う。

 

Album Cover (back): The Best Of Eric Carmen / Eric Carmen又、「That's Rock 'N Roll / すてきなロックン・ロール」は、'70年代後半にティーンのアイドルとして人気を博していた"Shaun Cassidy"(ショーン・キャシディ)がカヴァーして、米3位(1977年)のヒットを記録している。そして、同年にエリック・カルメンが、同じく"Shaun Cassidy"に提供した「Hey Deanie / ヘイ・ディニー」(1977年)も前作に続き"米7位のヒットを記録しているが、こちらは翌年の1978年にリリースされたエリック・カルメンのアルバム「Change of Heart / チェンジ・オブ・ハート」にリメイクというかセルフカヴァーとして収録されている。ということで、エリック・カルメンのヒット曲ではないものの、この2曲がこのアルバムに収録されているのは、そういった形でヒットしたという理由があってのことだろうと思う。

CD Case (inside): The Best Of Eric Carmen / Eric Carmenアルバムを買った当時は、特に「Never Gonna Fall in Love Again / 恋にノータッチ」に惹かれて聴いていたような記憶があるのだが、それ以降、自分の中では、エリック・カルメンといえば、当初から知っていた"All By Myself"と"Boats Against The Current"の2曲に加えて、この"Never Gonna Fall in Love Again"の3曲が特に好きな曲となっている。

なお、ファンの方はご存知だと思うが、"All By Myself"は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番をモチーフに作られた曲で、"Never Gonna Fall in Love Again"も又、ラフマニノフの交響曲第2番をモチーフにして作られた曲。

 

TRACKLIST
1. All By Myself / 2. Never Gonna Fall In Love Again / 3. That's Rock 'N Roll / 4. Hey Deanie / 5. Hungry Eyes / 6. Make Me Lose Control / 7. Change Of Heart / 8. She Did It / 9. It Hurts Too Much / 10. No Hard Feelings / 11. Boats Against The Current

1. オール・バイ・マイセルフ / 2. 恋にノー・タッチ / 3. すてきなロックン・ロール / 4. ヘイ・ディニー / 5. ハングリー・アイズ / 6. メイク・ミー・ルーズ・コントロール / 7. チェンジ・オブ・ハート / 8. 愛をくれたあの娘 / 9. 悲しみTOO MUCH / 10. ノー・ハード・フィーリングス / 11. 雄々しき翼

NOTES
• The Best of Eric Carmen (US 59位 - 1988)

• Singles Chart Positions:
All By Myself (US 2位 - 1976) / Never Gonna Fall in Love Again (US 11位 - 1976) / She Did It (US 23位 - 1977) / Boats Against the Current (US 88位 - 1978) / Change of Heart (US 19位 - 1978) / It Hurts Too Much (US 75位 - 1980) / Hungry Eyes (US 4位 - 1987) / Make Me Lose Control (US 3位 - 1988)

• CD発売日:1991年8月21日
• 解説・歌詞付(対訳無し)

 

▼ アメリカのテレビ番組"The Midnight Special"に出演時のもの

Eric Carmen - All By MySelf (The Midnight Special 1976)

https://www.youtube.com/watch?v=KXbyztcK5Y4

 

▼ 同じくアメリカのテレビ番組"The Midnight Special"から

Eric Carmen - Never Gonna Fall In Love Again (The Midnight Special 1976)

https://www.youtube.com/watch?v=POkE9eI23cU

 

 

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Raspberries' Best - Featuring Eric Carmen (1976) & The Very Best Of Raspberries (2006) / Raspberries

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マシュー・スウィートとスザンナ・ホフスのカヴァーアルバム第2弾(ラズベリーズの「Go All the Way / ゴー・オール・ザ・ウェイ」をカヴァー)
Under The Covers Vol. 2 (2009) / Matthew Sweet and Susanna Hoffs

2014/12/04

RASPBERRIES' BEST - FEATURING ERIC CARMEN (1976) & THE VERY BEST OF RASPBERRIES (2006) / RASPBERRIES

CDの帯:ラズベリーズ ベスト~フィーチャリング・エリック・カルメン / ラズベリーズAlbum Cover (front): Raspberries' Best - Featuring Eric Carmen / Raspberries Album Cover (back): Raspberries' Best - Featuring Eric Carmen / Raspberries CD: Raspberries' Best - Featuring Eric Carmen / Raspberries

Raspberries' Best - Featuring Eric Carmen (1976)

こちらは、グループ解散後にリリースされたラズベリーズ初のベスト・アルバム「Raspberries' Best - Featuring Eric Carmen / ラズベリーズ ベスト~フィーチャリング・エリック・カルメン」。

このベスト・アルバムがリリースされた背景としては、ソロ活動を始めたエリック・カルメンの最初のシングルである"All By Myself"が大ヒットしたことが要因としてあるであろうことは、アルバム・タイトルに加えられた"Featuring Eric Carmen"のサブタイトルを見ても察しがつくのだけれど、それでも、総括という意味に於いても、良いタイミングでリリースされた意義のあるアルバムであったのではないかと思う。

ということで、ややもすると、一見、"All By Myself"のヒットにあやかった安易なベスト・アルバムのように受け取ってしまいがちだが、実はコレ、けっこう良い仕事がなされたベスト・アルバムなのだ。

アナログ・レコード盤の時代にリリースされたアルバムということもあり、収録曲は全10曲という構成だが、4枚のスタジオ・アルバムからバランスよく選曲されおり、曲順も良く考えれている印象。レコード盤だとA面とB面のラストをドラマティックな曲で締める構成も流れ的にも良い感じで、寄せ集めながらも、ひとつのアルバムといった雰囲気を醸し出しているんだよね。

又、パワー・ポップともいえるような勢いのある最初の4曲は間髪入れずに立て続けに曲が始まるなど、曲間の間の取り方も工夫されており、こういった部分も、このアルバムを単なるベスト・アルバム以上のモノにしている要因のひとつではないかと感じるところ。在籍したメンバーの顔が全て揃ったジャケットも含めて、そういった愛情が感じられる仕事ぶりが垣間見れるのはファンにとっても嬉しいところではないだろうか。

それに、"Featuring Eric Carmen"のサブタイトルも伊達ではなく、アルバムの内容もエリック・カルメンの作品だけ(一部メンバーとの競作有り)に絞った構成になっているのも特徴。ただし、エリック・カルメンがグループのメイン・コンポーザーだったこともあり、結果的には収録曲のどれもがラズベリーズの代表曲といえるものばかりになっているのがミソ。

なお、ジャケットの表と裏にはラズベリーズの生い立ち等が書かれた記事が所狭しと雑誌風にデザインされて掲載されているのだが、流石にLPサイズからCDサイズに縮小された文字だと小さくて読めない。しかしながら、この手持ちのCDには四つ折りの歌詞カードを広げたサイズでジャケットの表と裏がプリントされおり、そこに描かれた文字のひとつひとつが読みやすいように配慮がなされている。まぁ、自分の場合は、そういう配慮がなされていも、内容を全て理解するには至らないわけだが、英語が得意な人は、より一層楽しめるのではないだろうか。それと、ライナーノーツはレコード盤でリリースされた当時のものも記載されているので、当時の状況が垣間見れると共に、その当時の雰囲気が楽しめるようになっている。

自分にとっては、このCDが初めて買ったラズベリーズのアルバムだったので、完全に後追いという形だったのだが、ポップでメロディックながらも、割れんばかりのラウドなサウンドとグラム・ロック的な雰囲気を兼ね備えた甘味と苦味が入り混じっているようなサウンドはけっこうツボだった。それに、コーラス・ハーモニーのパートが多いので親しみやすかったし、アメリカのバンドなのに、何処となくブリティッシュぽいところがあるのも気に入った部分だった。

 

▼ I Can Remember - Raspberries Live - Eric Carmen, 1973 (Live)

 

▼ The Raspberries - Don't Want To Say Goodbye (Remastered)

 

RASPBERRIES - BAND MEMBERS
• Eric Carmen - Rhythm Guitar, Piano, Vocals
• Wally Bryson - Lead Guitar, Vocals
• Dave Smalley - Bass, Vocals (1st-3rd)
• Jim Bonfanti - Drums, Vocals (1st-3rd)
• Scott McCarl - Bass, Vocals (4th)
• Michael McBride - Drums, Vocals (4th)

 

TRACKLIST
1. Go All the Way / 2. Tonight / 3. Ecstasy / 4. I Wanna Be With You / 5. I Can Remember / 6. Overnight Sensation (Hit Record) / 7. Let's Pretend / 8. Drivin' Around / 9. Starting Over / 10. Don't Want to Say Goodbye

1. ゴー・オール・ザ・ウェイ / 2. トゥナイト / 3. 君に首ったけ / 4. 明日を生きよう / 5. アイ・キャン・リメンバー / 6. オーヴァーナイト・センセーション / 7. レッツ・プリテンド / 8. ドライヴィン・アラウンド / 9. スターティング・オーヴァー / 10. さよならは言わないで

NOTES
• Tracks 1, 5, 10: from "Raspberries" (1972) / US 51位
• Tracks 4, 7, 8: from "Fresh Raspberries" (1972) / US 36位
• Tracks 2, 3: from "Side 3" (1973) / US 128位
• Tracks 6, 9: from "Starting Over" (1974) / US 143位

• Raspberries' Best Featuring Eric Carmen (1976) - US 138位

• 解説・歌詞付(対訳無し)

 


 

CDの帯:ベスト・オブ・ラズベリーズ / ラズベリーズAlbum Cover (front): The Very Best Of Raspberries / Raspberries CD Case (back cover): The Very Best Of Raspberries / Raspberries CD: The Very Best Of Raspberries / Raspberries

The Very Best Of Raspberries (2006)

そして、こちらがその後に買ったラズベリーズのベスト・アルバム。3年にも満たない短い活動期間(制作されたアルバムは4枚)だったということもあり、残された曲の総数自体が少なく、前述のベスト・アルバムと被る曲も多いのだが、曲数は倍の20曲が収録されている。

しかも24ビット・デジタル・リマスター音源で、価格も安いことから、自分自身は被る曲が多くても別に気にならなかった。シングルカットされた代表曲を前半に集めて、アルバム収録曲を後半に持ってくるという構成も、取っ付き易くて良いんじゃないかと思う。

それに、エリック・カルメンの作品に絞って選曲された"Raspberries' Best Featuring Eric Carmen"と違い、こちらは他のメンバーの作品及びヴォーカル曲が収録されているという点に於いても多少趣が違うからね。"Raspberries' Best Featuring Eric Carmen"に収録されていない曲の中では"Let's Pretend"に通じるメロディーラインを持った"Nobody Knows"と、"Wally Bryson"がリードヴォーカルをとる"Come Around And See Me"が個人的にはけっこう好きな曲。

ただ、個人的な好みを言ったらキリが無いのは分かっているのだが、"I Can Remember"は入れて欲しかったところ。まぁ、恐らくは、約8分と長い曲なんで外されたのだとは思うのだが。

ラズベリーズというバンドに関しては、活動を続けていれば、その後も魅力的な曲を数多く生み出していたのではないかと思ったりもするのだが、反面、短い活動期間という、その儚さのような部分も、今となっては魅力のひとつになっているのかもしれない。

なお、1987年にリリースされた"Overnight Sensation - The Best of the Raspberries"や、 2002年リリースの"The Very Best of the Raspberries - Overnight Sensation"とは収録曲もジャケットも違う別物である。まぁ、アルバムタイトルがきちんとフルで記載されていれば直ぐに分かるのだが、「Overnight Sensation」の部分が抜けていると紛らわしくはある。特に後者の場合だと、この"The Very Best of Raspberries"とは「the」が入っているか入っていないかの違いだけになるからねぇ。

 

▼ Raspberries - Go All The Way (Live)

 

▼ Raspberries - Let's Pretend

 

TRACKLIST
1. Go All The Way / 2. Don't Want To Say Goodbye / 3. I Wanna Be With You / 4. Let's Pretend / 5. Tonigh / 6. Ecstasy / 7. Overnight Sensation (Hit Record) / 8. Party's Over / 9. Come Around And See Me / 10. Rock And Roll Mama / 11. With You In My Life / 12. Goin' Nowhere Tonight / 13. Nobody Knows / 14. Might as Well / 15. On the beach / 16. I'm a Rocker / 17. Last Dance / 18. Cruisin' Music / 19. Hands on You / 20. Starting Over

1. ゴー・オール・ザ・ウェイ / 2. さよならは言わないで / 3. 明日を生きよう / 4. レッツ・プリテンド / 5. トゥナイト / 6. 君に首ったけ(エクスタシー) / 7. オーバーナイト・センセーション / 8. パーティーの終りに / 9. カム・アラウンド・アンド・シー・ミー / 10. ロック・アンド・ロール・ママ / 11. ウィズ・ユー・イン・マイ・ライフ / 12. ゴーイング・ノーホエア・トゥナイト / 13. ノーバディ・ノウズ / 14. マイト・アズ・ウェル / 15. オン・ザ・ビーチ / 16. アイム・ア・ロッカー / 17. ラスト・ダンス / 18. クルージング・ミュージック / 19. ハンズ・オン・ユー / 20. 素晴らしき再出発

NOTES
• Singles Chart Positions:
1. Go All the Way (US 5位 - 1972) / 2. Don't Want to Say Goodbye (US 86位 - 1972) / 3. I Wanna Be With You (US 16位 - 1972) / 4. Let's Pretend (US 35位 - 1973) / 5. Tonight (US 69位 - 1973) / 6. Ecstasy (US 100位以下、もしくはチャートインせず - 1973) / 7. Overnight Sensation (Hit Record) (US 18位 - 1974) / 16. I'm a Rocker (US 94位 - 1973) / 18. Cruisin' Music (US 100位以下、もしくはチャートインせず - 1975)

• 解説・歌詞・対訳付

 

 

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2014/11/21

フレディ・マーキュリー (Queen) に関する面白動画

3日後の11月24日はフレディ・マーキュリーの命日ということで、フレディに関する面白動画をいくつか取り上げてみました。

 

まずはフレディのライヴ・パフォーマンスを見て盛り上がる子供。

▼ Pequeno grande fa de Freddy Mercury

http://www.youtube.com/watch?v=6fwjJZjFy3E

 

続いては"I Want To Break Free"のパロディ動画。見た感じではイギリスのテレビ番組のようですね。

▼ Queen I Want To Break Free Parody

https://www.youtube.com/watch?v=dX9uM65Wizs

 

こちらは海外の任天堂ファンが「ボヘミアン・ラプソディ」をパロディにして制作した「ニンテンドヘミアン・ラプソディ」。かなりクオリティーが高い動画です。

▼ Nintendohemian Rhapsody - full parody feat. Pat the NES Punk & brentalfloss

http://www.youtube.com/watch?v=ESq27B9YI4Q

 

フレディのそっくりさん。

▼ The best imitator of FreddieMercury GaryMullen3part 11/03/07

http://www.youtube.com/watch?v=8eH3LR3n410

 

最後はフレディ大暴れ(笑)の動画。アンプを倒そうとするフレディと、それを阻止すべく、さり気無く足でガードするブライアンとのせめぎ合い(笑)。決着が付いた後はマイクスタンドを使って客席へのゴルフスイング~ヘッドバンキング~大の字になってステージに寝そべるといったフレディのやんちゃなパフォーマンスが微笑ましいです。一連の暴れっぷりは2:20秒付近から。

▼ Queen - Sheer Heart Attack (Live at Hammersmith Odeon 1979)

https://www.youtube.com/watch?v=_AARjiyizkg

 

 

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面白動画 - 子供達に Queen の曲を聴かせたら

Love Kills 「メトロポリス」 (1984) / Freddie Mercury

Barcelona 「バルセロナ」 (1988) / Freddie Mercury & Montserrat Caballé

The Freddie Mercury Tribute Vol. 1 「フレディ・マーキュリー追悼コンサート~エイズ撲滅を願って Vol. 1」 (1992)

The Freddie Mercury Tribute Vol. 2 「フレディ・マーキュリー追悼コンサート~エイズ撲滅を願って VOL. 2」 (1992 / 1995)

The Freddie Mercury Album (1992) / Freddie Mercury

Remixes (1993) / Freddie Mercury

今日はフレディ・マーキュリー (QUEEN) とエリック・カー (KISS) の命日 - (2011年11月24日)

フレディ・マーキュリーと共演したスペインの世界的オペラ歌手、モンセラート・カバリエさん死去 (2018)

2014/11/18

国別ブランドランキング2014-15で日本が1位 - 米企業調査

Country Brand Index 2014-15   Country Brand Index 2014-15

アメリカの「フューチャーブランド」が毎年発表している国別のブランド評価ランキングで、日本が初の1位に選ばれました。(11月11日発表)

この調査は、頻繁に海外旅行をする17か国の旅行者2,530名の意見を収集して算出されたもので、今回が丁度10年目となります。

日本はここ数年、6位(2010年度)、4位(2011年度)、そして前回が3位(2012-13年度)と徐々に評価順位を上げてきていました。

 

2014-15年度国家ブランド指数ランキング上位20か国は以下の通り。

The top 10 country brands of 2014-15 are:

The top 10 country brands of 2014-15

1. 日本 / 2. スイス / 3. ドイツ / 4. スウェーデン / 5. カナダ / 6. ノルウェー / 7. アメリカ合衆国 / 8. オーストラリア / 9. デンマーク / 10. オーストリア

以下11位から20位まで。

11. ニュージーランド / 12. イギリス / 13. フィンランド / 14. シンガポール / 15. アイスランド / 16. オランダ / 17. フランス / 18. イタリア / 19. アラブ首長国連邦 / 20. 韓国

 

■ 調査結果の詳細についてはこちらをご参照ください

▼ FutureBrand - Country Brand Index 2014-15 (英語 / PDF)
https://www.futurebrand.com/uploads/CBI2014-5.pdf

▼ FutureBrand - Country Brand Index 2012-13 (昨年度の調査結果 / 英語 / PDF)
https://mouriz.files.wordpress.com/2013/02/cbi-futurebrand-2012-13.pdf

 

■ 以下は各メディア掲載の記事

▼ The United States and Canada both in the top 10 Strongest Country Brands 2014 (英語)
http://www.prnewswire.com/news-releases/the-united-states-and-canada-both-in-the-top-10-strongest-country-brands-2014-282398161.html

▼ Japan Tops 2014 Ranking Of The Strongest Country Brands (英語)
http://www.forbes.com/sites/kathryndill/2014/11/12/japan-tops-2014-ranking-of-the-strongest-country-brands/

▼ 国別ブランドランキング、日本が第1位に 米企業調査 (Nov 13 2014)
http://newsphere.jp/world-report/20141113-4/

▼ 国別ブランドランキングで日本が1位 技術・イノベーションが原動力に 米企業調査 (Nov 14 2014)
http://newsphere.jp/world-report/20141114-4/

 


 

そして、こちらはドイツに本社を置く市場調査会社「GfK」が同じく今月に発表した「国家ブランド指数」ランキング。

この調査は"GfK"が2008年から毎年行っているもので、先進国・新興国50か国のイメージを輸出、文化、政府、国民、観光、移民・投資など23の異なる項目で評価したランキング。オンライン調査に参加したのは、20か国2万125人とのこと。

 

上位10か国は以下の通り。

Anholt-GfK Roper Nation Brands IndexSM
Overall Brand Ranking 2014 (Top 10 of 50 Nations)

GfK - Top 10 Country Brand Ranking 2014

1.ドイツ / 2.アメリカ / 3.イギリス / 4.フランス / 5.カナダ / 6.日本 / 7.イタリア / 8.スイス / 9.オーストラリア / 10.スウェーデン

 

今年度は、2009年以来1位を続けていたアメリカに取って代わり、昨年度は2位だったドイツが1位に。3位~10位の顔触れは昨年と同じで順位も変わらず。ちなみに、一昨年の1位~10位も昨年と同じ順位。

又、リポートの中では、最もイメージを落とした国がロシアで、アルゼンチン、中国、シンガポールに抜かれて25位に後退したと記されています。

※ GfK (Growth from Knowledge)
ドイツのニュルンベルグに本社を置くマーケティング・リサーチ会社。1934年設立、世界100か国以上に拠点を持つ。市場調査会社としては世界で4位("GfK"のウェブサイトによる表記)の企業。

 

■ 詳細に付いては以下のサイトをご参照ください

▼ Germany knocks USA off top spot for‘best nation’after 5 years (英語)
http://www.gfk.com/jp/insights/press-release/germany-knocks-usa-off-top-spot-for-best-nation-after-5-years/

 

 

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2014/11/17

肩関節周囲炎を継続中

肩関節周囲炎を発症してから来月で1年になります。大抵は1年程度で回復するとのことなので、そろそろ完治してもよさそうな時期にきているのですが、今の状態だと、どうも1年程度じゃ回復しない様子。

ただ、調べてみたら、回復するまでには1年~1年半かかるとの記述もあったりするんですよね。更には、人によっては回復までに3年程度かかることもあるとのこと・・・。なんだ、まだ、あと半年どころか、最悪の場合、更にあと2年耐えないといけないのかと思うとゲンナリしますが、この痛みを更に2年耐え抜けば、相当強靭な精神力が備わるのではないだろうか(笑)

 

 

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2014/11/16

パソコンで文章をコピペするときの便利な方法

肩関節周囲炎を発症してから来月で1年になり、辛い状態が続いているのですが、ウェブサイトやブログの更新をする際、少しでも腕や肩への負担を減らす方法がないかと思っていたら、パソコンで文章をコピペするときの便利な方法を発見!(コピペ → 「コピー & ペースト」の略で、文章やデータ等をコピーして別の場所に貼り付ける操作のこと)

コピーする範囲を選択する場合、大抵はコピーしたい文字列の頭から文末までをドラッグするのが一般的ではないかと思うのですが、これだと長文の場合は腕や肩に少々負担がかかるんですよね。

 

で、こちらが、簡単なコピペ方法

1.まずは文字の先頭部分を「クリック」

2.次に文字の最後のところで「Shift+クリック」

これでコピーしたい範囲を簡単で的確にハイライト選択ができます。
長文の場合だとスクロールが必要なときもありますが、上記の 1 と 2 の間にスクロールの動作を挟んでも全く問題ありません。

それともうひとつ。1段落だけを選択したいときは、トリプルクリックで簡単に範囲をハイライト選択できるんですね。トリプルクリックする場所は段落内ならどこでもOKです(文字上でなくてもOK)。これだと、うっかり文字の最初や最後を抜かしてしまうこともなく便利です。

これらは、様々なブラウザーのWEBページで可能だそうで、"Windows"でも"Mac"でも行えるとのこと。自分が試したところでは、"Windows"だと「Word」や「メモ帳」、「IE 11」などでこの方法が使えました。又、"Mac"だと「テキストエディット」、「Safari 7.1」「メール」でも問題なく使えました。

これまでは、こういったことができるなんて全く知らず、長文の下書き文章をコピペで移すような場合、ドラッグしたままマウスを下まで持っていき、画面からはみ出る部分は左右にグリグリとマウスを振って下にスクロールしてました(笑)。

たったこれだけのこととは言え、腕や肩にかかる負担は軽減されそうな感じ。

 

 

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2014/11/14

THE BEST OF ROD STEWART 「ベスト・オブ・ロッド・スチュワート」 / ROD STEWART (1989)

CDの帯(初回プレス盤):ベスト・オブ・ロッド・スチュワート / ロッド・スチュワートAlbum Cover (front): The Best of Rod Stewart / Rod Stewart  Booklet: The Best of Rod Stewart / Rod Stewart  CD: The Best of Rod Stewart / Rod Stewart

この「The Best of Rod Stewart / ベスト・オブ・ロッド・スチュワート」は、ロッド・スチュワート自身の選曲によるベスト・アルバムで、「This Old Heart Of Mine / ジス・オールド・ハード・オブ・マイン」(再録音ヴァージョン)と、新曲の「Downtown Train / ダウンタウン・トレイン」といったアルバム初披露曲も含まれている。

アルバムに収録されている16曲は、全てがシングルとしてもリリースされた曲で、ヒット曲がぎっしりと詰まっているあたりは、これぞベスト・アルバムの王道といった印象。又、アルバムには、ロッド自身よる全曲の曲目解説(英文と日本語訳)も付いているので、それぞれの曲をこれまで以上に奥深く堪能できるのがファンにとっては嬉しいところ。

自分自身はレコード時代も含めて、これが初めて買ったロッド・スチュワートのアルバムだったわけだが、当時はこんな良い曲が沢山あったのかと驚いたアルバムでもあった。

下に記した収録曲のチャート・ポジションを見ても分かるように正にヒット曲満載のアルバムなのだ。

01. Maggie May (UK 1位 / US 1位)
02. You Wear It Well (UK 1位 / US 13位)
03. Baby Jane (UK 1位 / US 14位)
04. Da Ya Think I'm Sexy? (UK 1位 / US 1位)
05. I Was Only Joking (UK 5位 / US 22位)
06. This Old Heart of Mine (With Ronald Isley) [Re-Recorded Version] (UK 51位 / US 10位) /  [Original 1975 Version] (UK 4位 / US 83位)
07. Sailing (UK 1位 / US 58位)
08. I Don't Want To Talk About It (UK 1位 / US 46位)
09. You're In My Heart (UK 3位 / US 4位)
10. Young Turks (UK 11位 / US 5位)
11. What Am I Gonna Do (I'm So In Love With You) (UK 3位 / US 35位)
12. The First Cut Is The Deepest (UK 1位 / US 21位)
13. The Killing Of Georgie (Part I And II) (UK 2位 / US 30位)
14. Tonight's The Night (UK 5位 / US 1位)
15. Every Beat Of My Heart (UK 2位 / US 83位)
16. Downtown Train (UK 10位 / US 3位)

なお、ここに新曲として収録されている"Downtown Train"は、その後のコンピレーションアルバム等に収録されているものとは違い、イントロから暫くの間はピアノが入っていないヴァージョンとなっている。

 

TRACKLIST
1. Maggie May / 2. You Wear It Well / 3. Baby Jane / 4. Da Ya Think I'm Sexy? / 5. I Was Only Joking / 6. This Old Heart Of Mine (With Ronald Isley) / 7. Sailing / 8. I Don't Want To Talk About It / 9. You're In My Heart / 10. Young Turks / 11. What Am I Gonna Do (I'm So In Love With You) / 12. The First Cut Is The Deepest / 13. The Killing Of Georgie (Part I And II) / 14. Tonight's The Night / 15. Every Beat Of My Heart / 16. Downtown Train

1. マギー・メイ / 2. ユー・ウェア・イット・ウェル / 3. ベイビー・ジェーン / 4. アイム・セクシー / 5. ただのジョークさ / 6. ジス・オールド・ハート・オブ・マイン / 7. セイリング / 8. もう話したくない / 9. 胸につのる想い / 10. 燃えろ青春 / 11. 君はハート泥棒 / 12. さびしき丘 / 13. キリング・オブ・ジョージー / 14. 今夜きめよう / 15. エヴリ・ビート・オブ・マイ・ハート / 16. ダウンタウン・トレイン

NOTES
• UK 3位 (5x Platinum - 1,500,000) / Germany 6位 (2x Platinum - 1,000,000) /  Australia (4x Platinum - 280,000) / Brazil (Platinum - 250,000) / Argentina (2x Platinum - 120,000)

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ Rod Stewart - Baby Jane (Official Video)

 

▼ Rod Stewart - This Old Heart of Mine (with Ronald Isley) (Official Video)

 

▼ Rod Stewart - I Was Only Joking (Official Video)

 

▼ Rod Stewart - Downtown Train (Official Video)

 

[Official Audio]

▼ Rod Stewart - Da Ya Think I'm Sexy?
https://www.youtube.com/watch?v=Q9hehu2w6Nw

▼ Rod Stewart - I Don't Want To Talk About It
https://www.youtube.com/watch?v=ysQwI-hFLgI

▼ Rod Stewart - You're in My Heart
https://www.youtube.com/watch?v=MKM8JH8-iJE

 

 

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2014/11/08

THE BEST OF TIMES - GREATEST HITS / DARYL HALL & JOHN OATES (1995)

CDの帯:ザ・ベスト・オブ・タイムス~グレイテスト・ヒッツ / ダリル・ホール & ジョン・オーツAlbum Cover (front): The Best of Times - Greatest Hits / Daryl Hall & John Oates  CD Case (back cover): The Best of Times - Greatest Hits / Daryl Hall & John Oates  CD: The Best of Times - Greatest Hits / Daryl Hall & John Oates

実を言うと、"Wait For Me"や"Private Eyes"、"Maneater"といった曲がヒットしていた頃は、曲は知っているという程度で、それほどホール & オーツに対する興味は無くて、ましてやレコードを買おうなんてことは思いもしなかったんだよね。

ところが、その後にリリースされた当時の最新シングル"Say It Isn't So"には凄く惹かれたのだった。ということで、自分が初めて買ったホール & オーツのアルバムは、当時の最新アルバムで、この"Say It Isn't So"が新曲として収録されていたベスト・アルバム"Rock'n Soul Part 1"(邦題は「フロム・A・トゥ・ONE」)だった。

とまぁ、そんな経緯もあり、その後はそのベスト・アルバムに収録されていた以前のヒット曲も併せて聴くことも多くなったというわけなのだ。

▼ Daryl Hall & John Oates - Say It Isn't So
https://www.youtube.com/watch?v=_R5xIdXwNMk

そして、時代がレコードからCDに移ってから初めて買ったホール & オーツのアルバムがこの日本独自の企画盤である「The Best of Times - Greatest Hits / ザ・ベスト・オブ・タイムス~グレイテスト・ヒッツ」だった。

恐らくは来日記念盤という意味合いがあってのリリースだったと思うのだが、ライナーノーツを読むと、日本公演の計画があることは記されているものの、帯には「日本企画盤」とだけ記されている。それでも、収録曲の中には日本のファンに向けたダリル・ホールとジョン・オーツのヴォイス・メッセージも含まれており、ベスト・アルバムにしては比較的多くのライヴ・ヴァージョンが含まれているのも来日公演に合わせた意味合いがあってのことだと思う。

念のために記しておくと、ホール & オーツは1991年に一旦は活動を停止。そして、活動を再開したのがこの1995年だった。そして、このベスト・アルバムがリリースされた後の日本公演も無事果たしている。

で、このアルバムでの思い出と言えば、パッと思い浮かぶのは"Everytime You Go Away"がホール & オーツの曲だったという事実を初めて知ったことかなぁ。ポール・ヤングがカヴァーして大ヒットしたヴァージョンを頻繁に耳にしていた頃は、これがホール & オーツの曲のカヴァーだったなんてことは全く知らなかったことから、最初はホール & オーツの方がカヴァーしたのかと思っていたんだよね。

個人的なことを言えば、自分がホール & オーツに興味を持つきっかけとなった"Say It Isn't So"と同等に好きな曲が実はもう1曲あって、それが1980年のアルバム「Voices / モダン・ヴォイス」に収録されてる"Hard to Be in Love with You"。ただし、この曲は日本では独自にシングルとしてリリースされたものの、本国のアメリカではシングルカットされていないので、このアルバムに限らず、ベスト・アルバム等に収録される事が無いのが残念なところ。シングルとしても十分魅力的だと思うのだが、何故にこの曲がアメリカではシングルカットされなかったのか今でも不思議に思うところではある。

1980年の来日公演ではセットリストにも入っていたんだけどね・・・。

▼ Hall & Oates - Hard To Be In Love With You (Live At Tokyo 1980)
https://www.youtube.com/watch?v=FRBtoWa6zAg

 

TRACKLIST
1. Sara Smile / 2. Rich Girl / 3. Wait For Me (Live Version) / 4. You've Lost That Lovin Feeling / 5. Everytime You Go Away / 6. Kiss On My List / 7. Private Eyes / 8. I Cant Go For That No Can Do / 9. Maneater / 10. One On One / 11. Say It Isn't So / 12. Out Of Touch / 13. Method Of Modern Love / 14. Everything Your Heart Desires / 15. So Close (Live Version) / 16. Hall & Oates Voice Message / 17. Whats Going On (Live Version) / 18. Me And Mrs Jones (Live Version)

1. サラ・スマイル / 2. リッチ・ガール / 3. ウエイト・フォー・ミー(ライヴ・ヴァージョン) / 4. ふられた気持 / 5. エヴリタイム・ユー・ゴー・アウェイ / 6. キッス・オン・マイ・リスト / 7. プライベート・アイズ / 8. アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット / 9. マンイーター / 10. ワン・オン・ワン / 11. セイ・イット・イズント・ソー / 12. アウト・オブ・タッチ / 13. メソッド・オブ・モダン・ラヴ / 14. エヴリシング・ユア・ハート・デザイアーズ / 15. ソー・クロース(ライヴ・ヴァージョン) / 16. ホール・アンド・オーツ・ヴォイス・メッセージ / 17. ホワッツ・ゴーイング・オン(ライヴ・ヴァージョン) / 18. ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ(ライヴ・ヴァージョン)

NOTES
1. Sara Smile (米4位) / 2. Rich Girl (米1位) / 3. Wait For Me (Live Version) (オリジナルのスタジオ・ヴァージョンは米18位) / 4. You've Lost That Lovin Feeling (米12位) / 5. Everytime You Go Away (1981年のアルバム"Voices"収録曲。1985年にポール・ヤングがカヴァーし、米1位を記録) / 6. Kiss On My List (米1位) / 7. Private Eyes (米1位) / 8. I Cant Go For That No Can Do (米1位) / 9. Maneater (米1位) / 10. One On One (米7位) / 11. Say It Isn't So (米2位) / 12. Out Of Touch (米1位) / 13. Method Of Modern Love (米5位) / 14. Everything Your Heart Desires (米3位) / 15. So Close (Live Version ) (オリジナルのスタジオ・ヴァージョンは米11位)

• Released in Japan Only
• 解説・歌詞・対訳付

 

 

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2014/10/25

HEAVEN ON EARTH TOUR 2014 IN JAPAN - STICKER SHEET / BOSTON (2014)

Sticker Sheet: Heaven On Earth Tour 2014 in Japan / Bostonこちらは、35年ぶりの来日公演を行ったボストンのステッカー・シート(A4サイズ)。

とはいっても、自分がライヴに行ったわけではなく、このツアーの武道館公演を観に行かれた「洋楽和訳 (lyrics) めったPOPS」のめったさんからお土産として頂いたもの(めったさん、ありがとう)。

ボストンのロゴと歴代のアルバムに登場する宇宙船ボストン号が描かれた眺めるているだけで楽しいこのステッカー・シートは9枚のステッカーがセットになっており、その内の1枚には"JAPAN TOUR"の文字が入っている。

中高生の頃だったら早速剥がしてカバンに貼ったりしてたんだろけどね・・・(笑)。

 


 

BOSTON - HEAVEN ON EARTH TOUR 2014 IN JAPAN
• 2014年10月2日(木)日本武道館【東京】
• 2014年10月4日(土)愛知県体育館【名古屋】
• 2014年10月6日(月)大阪市中央体育館【大阪】
• 2014年10月9日(木)日本武道館【東京】

 

MEMBERS
• Tom Scholz(トム・ショルツ) - Guitar, Keyboards, Vocals
• Gary Pihl(ゲイリー・ピール) - Guitar, Keyboards, Vocals
• Tommy DeCarlo(トミー・デカーロ)- Lead Vocals, Keyboards
• Tracy Ferrie(トレイシー・フェリー) - Bass, Vocals
• Kimberley Dahme(キンバリー・ダーム) - Guitar, Vocals
• Jeff Neal(ジェフ・ニール) - Drums, Vocals
[Special Guest]
• Siobhan Magnus(シボーン・マグナス) - Vocals

SET LIST
1. Rock & Roll Band / 2. Smokin' / 3. Feelin' Satisfied / 4. Last Day of School / 5. Life, Love & Hope / 6. Peace of Mind / 7. It's Been Such a Long Time Interlude / 8. Cool the Engines / 9. Surrender to Me / 10. Don't Look Back / 11. Something About You / 12. Amanda / 13. The Launch / 14. More Than a Feeling / 15. Instrumental / 16. A New World / 17. To Be a Man / 18. Walk On / 19. Get Organ-ized / 20. Walk On (Some More) / 21. Foreplay/Long Time / Encore: 22. I Think I Like It / 23. Party

 

 

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Greatest Hits 「グレイテスト・ヒッツ」 (1997) / Boston

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Life, Love & Hope 「ライフ、ラヴ & ホープ」 (2013) / Boston

あれから10年 ~ R.I.P. Brad Delp / Boston Official Website (2007 / 2017)

2014/10/18

UNDER THE COVERS Vol. 2 / MATTHEW SWEET AND SUSANNA HOFFS (2009)

CDの帯:アンダー・ザ・カバーズ - グレイテスト・ポップ・パラダイス - / マシュー・スウィート & スザンナ・ホフスAlbum Cover (front): Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs  Album Cover (back): Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs

こちらの"Under The Covers Vol. 2"は、マシュー・スウィートとスザンナ・ホフス(バングルス)のカヴァーアルバムの第2弾。

「Vol. 2」がリリースされたということは、「Vol. 1」が好評だったのだろうか? ただ、前作のタイトルには既に「Vol. 1」と記されていたので、もしかしたら、予め予定されていたことなのかもしれない。ただ、そうは言っても「Vol. 1」がリリースされたのは3年前の2006年だからなぁ。まぁ、この辺りの経緯については全く分からないのだが、昨年(2013年)の11月には「Vol. 3」もリリースされているので、割と好評だったのではないかとは思うところ。

ただ、そうは言っても、私自身は「Vol. 1」は持っていないんだよね。では、なんで、こちらの「Vol. 2」は買ったのかといえば、それは、知ってる曲が比較的多かったからで、「Vol. 3」についても、知っている曲が多かったら購入していたのかも知れないが、知らない曲ばかりだったので、今のところはこちらもまだ購入していない。

このアルバムの購入層はといえば、多くはマシュー・スウィートかスザンナ・ホフス、もしくはバングルスのファンということになるかと思うのだが、自分は後者の方で、正直、マシュー・スウィートについては殆ど何も知らずに購入したアルバムだった。

ちなみに、「Vol. 1」では'60年代の楽曲が中心のカヴァーアルバムだったが、「Vol. 2」は'70年代の楽曲を中心にセレクトされている。

アルバムにはゲスト・ミュージシャンとして、フリートウッド・マックのメンバーで、この曲の作者でもあるリンジー・バッキンガム(3曲目のフリートウッド・マックのカヴァー"Second Hand News"にギターで参加)、イエスのメンバーだったスティーヴ・ハウ(8曲目のイエスのカヴァー"I've Seen All Good People: Your Move / All Good People"にギターで参加)、そして、16曲目のジョージ・ハリスンのカヴァー"Beware Of Darkness"では、ジョージ・ハリスンの息子であるダーニ・ハリスンがギターで参加している。

Booklet: Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs  CD: Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs  CD Case (back cover): Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs

自分自身は、知っている曲が比較的多かったということもあり、比較的安心して楽しめるアルバムでもあったわけだが、曲順に関しては、個人的な好みで並び替えて聴いている。まぁ、並び替えといっても、概ね、前半に好きな曲を集めているだけなのだが、1曲目は、バングルスでとりあげても全く違和感が無い印象もあるブロンディーの"Dreamin'"、2曲目が、エリック・カルメンが在籍していたラズベリーズの"Go All The Way"、3曲目が、エリック・クラプトンが在籍していたデレク・アンド・ザ・ドミノスの"Bell Bottom Blues"、そして4曲目は、デヴィッド・ボウイがモット・ザ・フープルのために書いた"All The Young Dudes"といった感じ。ただし、オリジナルの曲順でも"Bell Bottom Blues"と"All The Young Dudes"は、3曲目と4曲目といった具合に続いており、このロッカ・バラードが続く流れは、このアルバムでも気に入っている部分でもある。

余談ではあるが、そのロッカ・バラードの"All The Young Dudes"に関していえば、自分が初めてこの曲を知ったのは、1992年に行われたフレディ・マーキュリー追悼コンサート (Freddie Mercury Tribute Concert) に於いて、この曲がモット・ザ・フープルのメンバーだったイアン・ハンターとミック・ロンソン、それにデヴィッド・ボウイが加わって披露されたライヴ(ラジオで放送された音源と、後に購入したレーザーディスクに於いてのライヴ)でのことだった。この時から良い曲だなとは思っていたものの、まさか、この曲をこうしたかたちで聴く日が来ようとは思ってもみなかったけどね。

アルバムには、その他にも、カーリー・サイモンや、ロッド・スチュワート、"IF"でお馴染みのブレッドに、ジョン・レノンといった日本でも知名度が高い有名どころのカヴァーも収録されており、自分の場合は、カーリー・サイモンの"You're So Vain"なんかは知らないと思っていたら聞き覚えのある曲だったりもした。

と、そういったこともあり、'70年代の洋楽を聴いていた人には割と取っ付きやすいアルバムなのではないかと思う。

日本盤のボーナストラックについて言えば、先にも述べたように、自分のプレイリストでは1曲目に持ってきているブロンディのヒット曲"Dreamin'"がスザンナのヴォーカルと上手くマッチしている感じで気に入っている。他にも、このボーナス・トラックの中からは、ニック・ロウが在籍していたブリンズリー・シュウォーツの"(What So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding"(後にエルヴィス・コステロ & ジ・アトラクションズがカヴァー)や、ジェームス・テイラーの"You Can Close Your Eyes"といった曲も割と好きで、これらの曲もプレイリストの前半部分に持ってきている。

ただ、この日本盤CD、歌詞も対訳も付いてないのがちょっぴり残念なところではある。

なお、日本盤には5曲のボーナス・トラックが収録されているが、"iTunes Store"などの音楽配信サイトでは、日本盤収録の5曲に、更に5曲を加えた計10曲のボーナス・トラック入りの"Deluxe Edition"も配信限定でリリースされている。

 

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - Dreaming
https://www.youtube.com/watch?v=8PIIcFcq1Yk

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - Go All The Way
https://www.youtube.com/watch?v=22zMcFblV_E

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - Bell Bottom Blues
https://www.youtube.com/watch?v=QkQFKNvaxW0

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - All The Young Dudes
https://www.youtube.com/watch?v=k3Q8-nbMyYM

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - You're So Vain
https://www.youtube.com/watch?v=-O38a2mhqPI

 

CDの帯(裏):アンダー・ザ・カバーズ - グレイテスト・ポップ・パラダイス - / マシュー・スウィート & スザンナ・ホフスTRACKLIST (Japan Edition)
1. Sugar Magnolia [Grateful Dead]
2. Go All The Way [Raspberries]
3. Second Hand News [Fleetwood Mac]
4. Bell Bottom Blues [Derek and the Dominos]
5. All The Young Dudes [Mott the Hoople]
6. You're So Vain [Carly Simon]
7. Here Comes My Girl [Tom Petty and the Heartbreakers]
8. I've Seen All Good People: Your Move / All Good People [Yes]
9. Hello It's Me [Todd Rundgren]
10. Willin' [Little Feat]
11. Back Of A Car (Big Star]
12. Couldn't I Just Tell You [Todd Rundgren]
13. Gimme Some Truth [John Lennon]
14. Maggie May [Rod Stewart]
15. Everything I Own [Bread]
16. Beware Of Darkness [George Harrison]
Bonus Tracks:
17. (What So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding [Brinsley Schwarz]
18. Killer Queen [Queen]
19. I Wanna Be Sedated [Ramones]
20. Dreamin' [Blondie]
21. You Can Close Your Eyes [James Taylor]

 

NOTES
• Matthew Sweet - Vocals, Guitars, Bass, Ukulele, Tabla Drums, Percussion, Piano, Organ, Mellotron, Electric Harpsichord
• Susanna Hoffs - Vocals, Guitar, Percussion

Guest Musicians:
• Lindsey Buckingham - Guitars (Guitars, Lead Guitar) on "Second Hand News"
• Steve Howe - Guitars (Portuguese 12 String Acoustic Guitar, Electric Lead Guitar) on "I've Seen All Good People: Your Move / All Good People"
• Dhani Harrison - Guitars (Acoustic and Electric Guitars) on "Beware of Darkness"

Tracks 17-21: Japan Only Bonus Tracks

 

 

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OMEGA 「オメガ」 / ASIA (2010)

CDの帯:オメガ / エイジアAlbum Cover (front): Omega / Asia

オリジナル・メンバーによる復活アルバム「Phoenix / フェニックス」から約2年、ドラマはまだまだ続くのだった。というか、"Phoenix"が商業的に今ひとつだったようなだけに、当時は一発限りで終わりにならなくて良かったという安堵感の方が先にあったんだけどね。

アルバム・タイトルの「Omega / オメガ」については、"Alpha" (α) がファースト・アルバムでなかったように"Omega" (Ω) がラスト・アルバムということではないとのこと。まぁ、実際、この後もアルバムを発表し続けていることから、それが嘘ではなかったことも実証されている訳だが、それでも当時は、いや、もしかしたら・・・という思いは少なからずあった。

※(補足)
1. ギリシャ文字のアルファベットは「α / アルファ」で始まり「Ω / オメガ」で終わる。

2. なお、「α」は小文字で、大文字だと「Α」となる。ただ、大文字だと英語の「A」と混同してしまう場合もあるので、多くの場合、アルファは小文字の方が使われているようだ。又、逆に「Ω」は大文字で、小文字だと「ω」となる。

3. ちなみに、「アルファベット」という語は、ギリシア文字の最初の2文字「α」と「β」の読み方である「アルファ」と「ベータ」が由来。又、最初の文字「α」と、最後の文字「Ω」を並べると、最初と最後、もしくは最初から最後までということで、「全て」や「永遠」といった意味合いを持つことになるそうだ。

 

Album Cover (back): Omega / Asia   CD: Omega / Asia   Booklet: Omega / Asia

 

で、この"Omega"だが、音作りという点では前作の"Phoenix"を継承している印象があるが、"Phoenix"にあったような尺長の曲は無くなっている。自分としては、"End Of The World"のイントロに見られるようなスリリングで勇壮なアレンジをアルバム全体を通して展開してほしかったところだが、まぁ、この点については、捉え方も人それぞれだろうし、個人的な好みの部分ではある。

ということで、音作りに関しては、多少期待していたものとはズレている部分もあるのだが、アルバムとしてはそう悪い出来ではないと思う。ただ、アルバムの中で好きな曲を挙げれば、最初の2曲、"Finger On The Trigger"と"Through My Veins"、それに最後の2曲、"I Believe"と"I Don't Wanna Lose You Now"といったように、好みが中抜けになってしまうアルバムではある。

なお、1曲目の"Finger On The Trigger"は、エイジアのメンバー2人のユニット「Wetton - Downes / ウェットン・ダウンズ」が2006年に発表したアルバム「Icon II - Rubicon / ルビコン」に収録されていた曲のセルフ・カヴァー。とは言っても、自分自身はリリースされて暫くは、これがセルフ・カヴァーだと知らなかったんだけどね。でも、こうして取り上げてもらえなければ知らなかった曲だし、案外、本人達も、埋もれさせておくには惜しい曲だとの判断があっての再レコーディングだったのかもと思ったりするところではある。

ただ、"Phoenix"にもあったのだが、"Listen Children"や"Light The Way"のような一昔前の日本のアイドルグループが歌っているような歌謡曲っぽい曲は、やはりどうも苦手。特に"Light The Way"では、歌詞の一部が自分の耳には「一生懸命です」と日本語のように聞こえるから尚更なのだ(笑)。それと、全体的にジェフ・ダウンズのキーボードが控えめな印象も無きにしも非ずで、この点もちょっと残念。自分としては、時代と逆行しても、やっぱり、もっと重厚でスケール感が欲しかったところ。希望としては、多少仰々しいと思えるくらい重厚長大に(笑)。

 

Booklet (English and Japanese): Omega / Asia

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Geoffrey Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards
• Steve Howe (スティーヴ・ハウ) - Electric, Acoustic and Steel Guitars
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums and Percussion
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Vocals and Bass Guitar

 

TRACKLIST
1. Finger On The Trigger / 2. Through My Veins / 3. Holy War / 4. Ever Yours / 5. Listen Children / 6. End Of The World / 7. Light The Way / 8. I'm Still The Same / 9. There Was A Time / 10. Drop A Stone (Japan Bonus Track) / 11. I Believe / 12. I Don't Wanna Lose You Now

1. フィンガー・オン・ザ・トリガー / 2. スルー・マイ・ヴェインズ / 3. ホーリー・ウォー / 4. エヴァー・ユアーズ / 5. リッスン、チルドレン / 6. エンド・オブ・ザ・ワールド / 7. ライト・ザ・ウェイ / 8. アイム・スティル・ザ・セイム / 9. ゼア・ワズ・ア・タイム / 10. ドロップ・ア・ストーン(日本盤ボーナストラック) / 11. アイ・ビリーヴ / 12. ドント・ワナ・ルーズ・ユー・ナウ

日本盤には、10曲目に"Drop A Stone"がボーナストラックとして収録されているが、ヨーロッパ盤等では、8曲目に"Emily"がボーナストラックとして収録されている。

又、CDのジュエルケース(プラケース)は前作同様ちょっぴり厚めのタイプが使われている。

 

NOTES
日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
解説・歌詞・対訳付

Japanese edition includes:
• Bonus track exclusive to Japan (Drop A Stone)
• Jewel case slightly thicker than the regular size
• 16-page color booklet with band member photographs and lyrics in English
• Additional 16-page black & white booklet with liner notes and lyrics both in Japanese

Album: 135位 (UK)

 

▼ Asia - Finger On The Trigger

 

▼ Asia - I Believe

 

 

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2014/10/04

PHOENIX 「フェニックス」 / ASIA (2008)

CDの帯:フェニックス / エイジアAlbum Cover: Phoenix / Asiaオリジナルメンバーによるスタジオ・アルバムとしては、1983年の「Alpha / アルファ」以来、実に25年ぶりとなるエイジアの復活アルバムがこの「Phoenix / フェニックス」。

復活劇を表すかのように、ジャケットにはフェニックス(不死鳥)が描かれており、ジャケットのアートワークは当時のエイジアのアルバムを手掛けていたロジャー・ディーンが担当している。

ということで、個人的には、当時のアルバム・ジャケットのような幻想的なイメージを思い浮かべていたのだが、初めてジャケットを見たときは、思いのほかグラフィックぽくて、多少肩透かしを食らったようなところがあった。

一応、ロジャー・ディーンらしい幻想的なアートワークはブックレットの内側で見ることができるのだが、個人的には、こちらをトリミングして表に使っても良かったような気がしないでもない。

とは言え、LP時代よりもジャケットが小さいCD時代ということもあり、もしかしたら、ブックレットの内側にあるような幻想的な絵よりは、復活劇をより印象付けるという意味に於いて、このようなメリハリのあるデザインになったのかもしれないとは思うところ。

■ 補足:フェニックス(ウィキペディアより抜粋)
死んでも蘇ることで永遠の時を生きるといわれる伝説上の鳥。寿命を迎えると、自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが、再び蘇るとされており、不死鳥、もしくは見た目または伝承から火の鳥ともいわれる。

正直言うと、1983年発表の"Alpha"以来のオリジナルメンバーによるアルバムということで、初期2枚のアルバムようなゴージャスでドラマティックな厚みのある音を期待していたということもあり、当時はジャケットと同様、やや肩透かしを食らったような感じがあった。それでも、このアルバムに収録されている曲の幾つかは今でも時折聴いていることもあり、こうしてアルバムを発表してくれたことに感謝したい。

アルバムは、アメリカで73位、本国のイギリスでは166位と、劇的な復活劇とはならなかったものの、現在の厳しい音楽業界を考えれば、致し方ない部分もあるのかも知れない。

オープニングの"Never Again"から、2曲目の"Nothing's Forever"へと続く流れは、大ヒットを記録した1982年のファースト・アルバムをどことなく連想するような展開にもなっているが、恐らくは、そのファースト・アルバム意識した部分は少なからずあったのではないかとは思う。

アルバムの中で好きな曲を挙げれば、キャッチーなオープニングの"Never Again"と、ラストの"An Extraordinary Life"、それに"Heroine"と"I Will Remember You"のバラード曲といったところだが、アルバムとして考えれば、"Wish I'd Known All Along"と"Over and Over"のスティーヴ・ハウ作の2曲が良いアクセントになっている感じがする。

それと、アルバムには8分を超える組曲のような曲が2曲("Sleeping Giant | No Way Back | reprise"と"Parallel Worlds | Vortex | Deya")収録されているが、これについては、もしかしたら賛否が分かれるところなのかも知れない。私自身はこれはこれでアリじゃないかとは思うんだけどね。

ただ、一昔前の日本のアイドルグループが歌っていてもおかしくないような"Alibis"と"Shadow of a Doubt"のような曲はちょっと苦手。セカンド・アルバム"Alpha"に於けるポップ感覚は好きなんだけど、これはちょっとねぇ・・・。まぁ、この辺りは好みの問題なんだろうけど。

それと、余談ではあるが、このアルバムがリリースされたことにより、過去のアルバムを再び聴き直す機会が生まれて、当時はそれほど好きではなかったサード・アルバム「Astra / アストラ」の魅力に気付くことができたのは良かったところ。時を経て、今では"Astra"もファーストやセカンドに負けず劣らず好きなアルバムになったからね。いや、ほんと、この"Astra"、個々の楽曲としては勿論のこと、アルバムとしても展開がスリリングで素晴らしいアルバムなんだよね。なんで当時はこの良さが分からなかったんだろうか。

 

Booklet: Phoenix / Asia   Booklet: Phoenix / Asia

 

なお、日本盤には"I Will Remember You (acoustic remix)"がボーナス・トラックとして収録されているが、ヨーロッパ盤には"An Extraordinary Life (acoustic remix)"がボーナス・トラックとして収録されている。

 

▼ 初回盤のみアルバムカヴァーと同じデザインのステッカー(ブックレットサイズ)付き

CD & Sticker: Phoenix / Asia   CD + Sticker + Lyric booklet: Phoenix / Asia

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Geoff Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards
• Steve Howe (スティーヴ・ハウ) - Electric, Acoustic and Steel Guitars
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums and Percussion
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Lead Vocal and Bass Guitar

 

TRACKLIST (Japanese Edition - Enhanced CD)
1. Never Again / 2. Nothing's Forever / 3. Heroine / 4. Sleeping Giant | No Way Back | reprise / 5. Alibis / 6. I Will Remember You / 7. Shadow of a Doubt / 8. Parallel Worlds | Vortex | Deya / 9. Wish I'd Known All Along / 10. Orchard of Mines / 11. Over and Over / 12. An Extraordinary Life / 13. I Will Remember You (acoustic remix) [Bonus Track for Japan]

14. Enhanced: Interview footage

1. ネヴァー・アゲイン / 2. ナッシングズ・フォーエヴァー / 3. ヒロイン / 4. スリーピング・ジャイアント | ノー・ウェイ・バック | リプリーズ / 5. アリバイズ / 6. アイ・ウィル・リメンバー・ユー / 7. シャドウ・オヴ・ア・ダウト / 8. パラレル・ワールズ | ヴォーテクス | トーヤ / 9. ウイッシュ・アイド・ノーウン・オール・アロング / 10. オーチャード・オブ・マインズ / 11. オーヴァー・アンド・オーヴァー / 12. アン・エクストラオーディナリー・ライフ / 13. アイ・ウィル・リメンバー・ユー (アコースティック・リミックス) [日本盤ボーナス・トラック]

14. エンハンスド:メンバーのインタビュー映像

 

NOTES
日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
解説・歌詞・対訳付

Japanese Edition (first press):
• Bonus sticker
• Jewel case slightly thicker than the regular size
• Separate English & Japanese lyric booklets
• Bonus Track - "I Will Remember You (acoustic remix)"
• Enhanced CD

Album: 166位 (UK)、73位 (US)

 

▼ Asia - Never Again

 

▼ Asia - Heroine

 

 

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R.I.P. John Wetton / ASIA Official Website (2017)

Symfonia - Live in Bulgaria 2013 「シンフォニア~ライヴ・イン・ブルガリア 2013」 (2017) / Asia

エイジア結成以前にジョン・ウェットンが在籍していたバンド
Night After Night 「ナイト・アフター・ナイト(ライヴ・イン・ジャパン)」 (1979) / UK

ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]