2015/12/08

ALL-STAR CHRISTMAS 「オールスター・クリスマス / VARIOUS ARTISTS (2000)

CDの帯:All-Star Christmas / オールスター・クリスマスAlbum Cover (front): All-Star Christmasこの「All-Star Christmas / オールスター・クリスマス」は、エピック・レーベルのアーティストによるクリスマスソング集で、セリーヌ・ディオン、グロリア・エステファン、ベイビーフェイス、ワム!、ドナ・サマー、シンディー・ローパー、ジェフ・ベック等の豪華な顔ぶれによるコンピレーション・アルバムとなっている。

このアルバムを購入した動機は、「Last Christmas / ラスト・クリスマス」(ワム!)のレア・ヴァージョンが収録されているのと、個人的に最も好きなクリスマスソングのひとつであるドナ・サマーの「(I Long To Feel The) Christmas Spirit / クリスマス・スピリット」が収録されているからというのが理由なんだけど、その"Last Christmas"についていえば、アルバムの何処にもヴァージョン表記はされておらず、"Last Christmas"という曲名だけしか記載されていないので、実際に聴かない限りは、レア・ヴァージョンが収録されていることは分からない。

では、何故、自分はそのことを知っていたのかというと、実は、以前にこのCDをレンタルショップで借りて聴いたことがあったからなんだよね。でも、結局は、その後に現物が欲しくなり、探して買ったというわけ。

 

CDの帯:All-Star Christmas / オールスター・クリスマスということで、このアルバムに収録されている"Last Christmas"は、シングル・ヴァージョンともロング・ヴァージョンのプディング・ミックスとも違う別ヴァージョンになるわけだが、特徴としてはドラムサウンドがハンドクラップスのような音に変わっているのと、曲の長さはシングル・ヴァージョンと同程度ながらも、ロング・ヴァージョンのプディング・ミックスにしか入っていない「ラーララ、ララララー・・・」といったハミングのパートも加えられたミックスになっている点が挙げられる。

その他にも、キーボードの音が左右に分離されていたり、所々でヴォーカルも左右に分離されているなど各パートの音の定位も変更されており、オリジナルに比べるとより広がりのあるミックスになっていたりといった違いもある。

ただ、これが意外と別ヴァージョンとは気付きにくくて、自分も最初に聴いたときは全く気付かずにいたくらいなんだけど、裏を返せば、それだけ自然で違和感の無いミックスだとも言える。

一応、この"Last Christmas"がどのような経緯で制作されたヴァージョンなのかと気になって調べてはみたのだが、生憎、このヴァージョンに関する情報はネットで探しても全然見つからないのだ。ウィキペディアにも載ってないしで、ようやく見つけたのが下にある再生回数もさほど多くない投稿された"YouTube"の動画が一本。とは言え、このアルバムがエピック・レーベルの企画盤ということからして、オフィシャルのリミックス・ヴァージョンではあることには間違いないとは思うのだけれど。

 

▼ 収録されている"Last Christmas"はこのヴァージョン。(ヴァージョンの違いに気が付いてコメントされている方もおられるようだ)

Wham - Last Christma

 

そして、このアルバムを購入するきっかけとなったもうひとつの曲である"(I Long To Feel The) Christmas Spirit"についていえば、このアルバムでは曲名の頭に"(I Long To Feel The)"と入っているが、この曲が収録されているクリスマスをテーマにしたドナ・サマーのオリジナル・アルバム"Christmas Spirit"(1994年リリース)には、曲のタイトルに"(I Long To Feel The)"は入っておらず、曲名表記は"Christmas Spirit"となっている。何故、このアルバムでは曲名の頭に"(I Long To Feel The)"が加えられたのかは良く分かりませんが、もしかしたら、ドナ・サマーのオリジナル曲だと一見して分かるようにという配慮なのかもしれない。まぁ、自分としては、そんなことよりも、この曲がシングルになっていなかったことの方が不思議に思うところではあるんだけどね。

 

▼ クリスマスソングとしてはそれほど有名ではないようだが、この曲は最も好きなクリスマスソングのひとつ。

Donna Summer - Christmas Spirit

 

なお、この"All-Star Christmas"の日本盤には、ボーナストラックとしてバーシアの「Angels Blush / 天使たちのクリスマス」が収録されている。

 

Album Cover (back): All-Star Christmas  CD: All-Star Christmas  CD Case (inside): All-Star Christmas

 

TRACKLIST
1. The Christmas Song (Chestnuts Roasting On An Open Fire) (Celine Dion)
2. The Little Drummer Boy (Charlotte Church)
3. Rudolph The Red Nosed Reindeer (Billy Gilman With Ray Benson And Asleep At The Wheel)
4. Christmas Through Your Eyes (Gloria Estefan)
5. Have Yourself A Merry Little Christmas (Babyface)
6. Jingle Bell Jamboree (Keb' Mo')
7. Last Christmas (Wham!)
8. Snow White/Silent Night (Ottmar Liebert)
9. (I Long To Feel The) Christmas Spirit (Donna Summer)
10. Early Christmas Morning (Cyndi Lauper)
11. It's The Most Wonderful Time Of The Year (Donny Osmond)
12. Every Year, Every Christmas (Luther Vandross)
13. Love On Layaway (Gloria Estefan)
14. I'll Be Home For Christmas (Al Green)
15. Grandma Got Run Over By A Reindeer (Elmo & Patsy)
16. Deck The Halls (Millennia)
17. Amazing Grace (Jeff Beck)
18. Angels Blush (Basia) [Japanese Bonus Track]

1. ザ・クリスマス・ソング(セリーヌ・ディオン)
2. リトル・ドラマー・ボーイ(シャルロット・チャーチ)
3. 赤鼻のトナカイ(ビリー・ギルマン)
4. クリスマス・スルー・ユア・アイズ(グロリア・エステファン)
5. あなたに楽しいクリスマスを(ベイビーフェイス)
6. ジングル・ベル・ジャンボリー(ケヴ・モ)
7. ラスト・クリスマス(ワム!)
8. スノウ・ホワイト~サイレント・ナイト(オットマー・リーバート)
9. クリスマス・スピリット(ドナ・サマー)
10. アーリー・クリスマス・モーニング(シンディ・ローパー)
11. イッツ・ザ・モスト・ワンダフル・タイム・オブ・ジ・イヤー(ドニー・オズモンド)
12. エヴリ・イヤー, エヴリ・クリスマス(ルーサー・ヴァンドロス)
13. とっておきの愛(グロリア・エステファン)
14. アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス(アル・グリーン)
15. グランドマ・ガット・ラン・オーヴァー・バイ・ア・レインディア(エルモ&パッツィ)
16. デック・ザ・ホールズ(ミレニア)
17. アメージング・グレイス(ジェフ・ベック)
18. 天使たちのクリスマス(バーシア)[日本盤ボーナストラック]

NOTES
• 品番:ESCA 8256
• 発売日:2000/11/22

 

 

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2015/12/03

LAST CHRISTMAS 「ラスト・クリスマス」 [MAXI SINGLE CD] / WHAM! (1984)

CDの帯(20周年記念新装再発盤):ラスト・クリスマス / ワム!Japanese Maxi Single CD (front): Last Christmas / Wham!  Japanese Maxi Single CD (back): Last Christmas / Wham!  Last Christmas (Japanese 12-inch and 7-inch Vinyl Record + Japanese Maxi Single CD) / Wham!

"Wham!"の"Last Christmas"は、CDシングルと、7インチ及び、12インチのシングル・レコード盤の計3種類を持っているのだが、シングル・レコード盤については以前に記事にしていたので、今回はCDシングルを取り上げることにした。

で、このCDシングルは2004年に発売された20周年記念新装再発盤で、ジャケットは当時の12インチ・アナログ盤を再現したデザインになっている。収録されているのは"Last Christmas"のシングル・ヴァージョンとプディング・ミックスの2曲で、かたちとしては、7インチシングルと、12インチ・シングルをカップリングした格好となっている。

"Wham!"の"Last Christmas"と言えば、今やすっかりクリスマスの定番曲として定着している様子で、クリスマス・ソングを集めたコンピレーション・アルバム等に収録されていることも多いのだが、ほとんどはロング・ヴァージョンのプディング・ミックスの方が収録されており、このCDシングルに収録されているシングル・ヴァージョンが収録されることは滅多にないんだよね。

それでも、この曲がリリースされた当時はシングル・ヴァージョンの方が主流だったこともあり、自分自身も、どちらかといえばシングル・ヴァージョンの方が馴染み深いので、そのシングル・ヴァージョン目的でこのCDを買ったようなところがある。

まぁ、シングル・ヴァージョンの方が馴染み深いうんぬんといったことはシングル・レコード盤の記事の方でも書いていたので、それ以上は省略するが、実は、あまり知られていないものの、"Last Christmas"には、このシングル・ヴァージョンとプディング・ミックスの他に、もうひとつレアなヴァージョンが存在するのだ。ということで、次回はそのレアなヴァージョンが収録されているアルバム"ALL-STAR CHRISTMAS"(エピック・レーベルの所属アーティストによる企画盤)を取り上げようと思う。p>

 

▼ Wham! - Last Christmas (Official 4K Video) [Single Version]

 

▼ Wham! - Last Christmas (Official Video) [Pudding Mix / Long Version]

 

▼ George Michael - Last Christmas [Live at Wembley 2006]

 

TRACKLIST
1. Last Christmas / ラスト・クリスマス(シングル・ヴァージョン)
2. Last Christmas (Pudding Mix) / ラスト・クリスマス(プディング・ミックス)

Japanese Maxi Single CD: Last Christmas / Wham!

NOTES
• 20周年記念新装再発盤 12cm CDシングル(マキシシングル)
• リリース日:2004年11月17日
• 歌詞・対訳付
• 品番:MHCP 503

Wham!
• George Michael (ジョージ・マイケル)
• Andrew Ridgeley (アンドリュー・リッジリー)

 

 

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▼ Last Christmas の7インチ・シングル・レコードと、12インチ・シングル・レコード
Last Christmas 「ラスト・クリスマス」 [7-inch & 12-inch Singles] (1984) / Wham!

▼ シングル・ヴァージョンともプディング・ミックスとも違う Last Christmas の別ヴァージョンが収録されたコンピレーション・アルバム
All-Star Christmas 「オールスター・クリスマス」 / Various Artists (2000)

▼ アリアナ・グランデ、テイラー・スウィフト、カーリー・レイ・ジェプセンによる Last Christmas のカヴァー
歌姫達によるラスト・クリスマス(ワム!)のカヴァー

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2015/11/25

KISS - PETER CRISS (SOLO ALBUM) / PETR CRISS (1978)

CDの帯:キッス - ピーター・クリス / ピーター・クリスAlbum Cover: KISS - Peter Criss (Solo Album) / Peter Crissこちらは、キッスのオリジナルメンバーでありドラマーだったピーター・クリスがキッス在籍時にリリースしたソロアルバムで、1978年にキッスのメンバー4人が揃ってリリースしたソロアルバムの中の1枚。

キッスというグループの中では"Beth"や"Hard Luck Woman"といったバラードタイプのヒット曲や、ライヴの定番曲でもある"Black Diamond"でリードヴォーカルを担当していたということもあり、ファンにとってはドラマーとしてだけでなく、そのハスキーヴォイスもまた魅力のひとつでもあった。

このソロアルバムについていえば、以前からピーター自身が50年代~60年代のジャズやR&Bの影響を語っていたこともあり、恐らくは4人の中で最もキッスとかけ離れたサウンドになるであろうことは何となく予測できていたので、初めて聴いたときも、驚きというよりも、むしろピーターらしいアルバムといった印象があったし、案外、そう感じたファンも意外と多かったのではないかと思う。

アルバムは、オールドスタイルのロックンロールとポップ&バラードが交互に組まれた構成になっており、曲順が奇数になる曲がオールドスタイルのロックンロール、そして偶数になる曲がポップ&バラードと綺麗に分かれている。

CD Case (inside): KISS - Peter Criss (Solo Album) / Peter Criss自分自身は、その奇数曲順に含まれるオールドスタイルのロックンロールは今一つ趣味に合わなかったこともあり、"That's The Kind Of Sugar Papa Likes"以外はあまり好きにはなれなかったのだが、偶数曲順に含まれるポップス及びバラードは割と好きで良く聴いていた。ということで、このピーターのソロアルバムは聴く曲と聴かない曲が綺麗に分かれていたアルバムでもあったのだった。

アルバムの中で特に好きな曲は"I Can't Stop The Rain"と"Easy Thing"で、この2曲はほんと良く聴いていたなぁ。そして、この2曲に次いで聴いていたのが"You Matter To Me"、Don't You Let Me Down、"Kiss The Girl Goodbye"といった偶数曲順に含まれている曲だった。

でも、当時は"Kiss The Girl Goodbye"のタイトルに含まれる単語だけを拾って、ピーターはこの曲でファンに向かってさよならを告げているのではと勝手に勘ぐり、もしかしたらこのままバンドを脱退してしまうのではないかと思ったりもしていたのだ。曲自体もどことなく物悲しい雰囲気で、この曲だけは囁くような歌い方をしているというのも勝手な勘ぐりに拍車をかける要因にもなっていた。

なお、アルバムでは全曲でピーターがリードヴォーカルをとっているものの、交通事故で負った怪我により、他のメンバーよりもアルバム制作が大きく遅れてしまったこともあってか、アルバム内の3曲はピーター以外の人物(アラン・シュワルツバーグ)がドラムを担当している。

ちなみに、"That's The Kind Of Sugar Papa Likes"と"Hooked On Rock 'N' Roll"の2曲でリードギターを弾いているのは"TOTO"のスティーヴ・ルカサー。

アルバムは他の3人と同様に100万枚のセールスを記録し、プラチナムに認定されている。

 

Album Cover: KISS - Peter Criss (Solo Album) / Peter Criss

 

D Case (back cover): KISS - Peter Criss (Solo Album) / Peter CrissTRACKLIST
1. I'm Gonna Love You / 2. You Matter To Me / 3. Tossin' And Turnin' / 4. Don't You Let Me Down / 5. That's The Kind Of Sugar Papa Likes / 6. Easy Thing / 7. Rock Me Baby / 8. Kiss The Girl Goodbye / 9. Hooked On Rock 'N' Roll / 10. I Can't Stop The Rain

1. アイム・ゴナ・ラヴ・ユー / 2. ユー・マター・トゥ・ミー / 3. トッシン・アンド・ターニン / 4. ドント・ユー・レット・ミー・ダウン / 5. ザッツ・ザ・カインド・オブ・シュガー / 6. イージー・シング / 7. ロック・ミー、ベイビー / 8. キッス・ザ・ガール・グッドバイ / 9. フックド・オン・ロックン・ロール / 10. アイ・キャント・ストップ・ザ・レイン

NOTES
• Album: US 43位 (Platinum / 1978-RIAA)
• Singles from Peter Criss:
1. "Don't You Let Me Down" (did not chart) / 2. "You Matter To Me" (did not chart)

• Allan Schwartzberg - Drums on "Easy Thing", "Rock Me Baby" and "I Can't Stop The Rain"
• Steve Lukather - Guitar Solo on "That's The Kind Of Sugar Papa Likes" and "Hooked On Rock 'N' Roll" 

• 品番:PHCR-6071
• 解説・歌詞・対訳付
• CD発売日:1992/1/25

 

Peter Criss (KISS) - I Can't Stop The Rain (Lyrics)

 

Peter Criss (KISS) - You Matter To Me

 

Peter Criss (KISS) - Easy Thing

 

▼ キッスのライヴではピーターのソロアルバムからこの曲が演奏されていた

KISS - Tossin' And Turnin' (Live Largo, MD 1979 Dynasty Tour)
https://www.youtube.com/watch?v=NpINSTG3NfE

▼ こちらは"I Can't Stop The Rain"のカヴァー

I Can't Stop The Rain (Peter Criss) cover
https://www.youtube.com/watch?v=srXpWz3_cwU

 

 

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▶ ソロアルバム - 雑誌広告 (1978) / KISS

▶ Cat #1 (1994) / Criss (Peter Criss)

2015/11/19

Queen のピアノ・カヴァー曲 (Part 3)

"YouTube"に投稿されている"Queen"のピアノ・カヴァー曲には良いものが沢山あって、色んな曲を探しては聴いたりしているのだが、今回も個人的に気に入っている演奏をいくつかピックアップして紹介したいと思う。前回及び前々回と同様に選曲は若干マニアックだと思うが、これらもまたオリジナルのイメージを損なわない素敵な演奏ばかり。

 

まずは、セカンドアルバムの"Queen II"から、大作「The March Of The Black Queen / マーチ・オブ・ブラック・クイーン」。

▼ Queen - The March of the Black Queen (Piano cover + Lyrics)

http://www.youtube.com/watch?v=tDMFC6J_jOA

 

続いては、4thアルバムの「A Night At The Opera / オペラ座の夜」に収録されている「Love Of My Life / ラヴ・オブ・マイ・ライフ」。

▼ Queen - Love of my life (own piano cover)

https://www.youtube.com/watch?v=wZDVb6b8lyo

 

こちらは、5thアルバムの「A Day at the Races / 華麗なるレース」から第一弾シングルとなった曲「Somebody To Love / 愛にすべてを」。

▼ Queen - Somebody To Love - piano cover

https://www.youtube.com/watch?v=XYrlrMtAB3M

 

ラストは、フレディ亡き後に、残された3人のメンバーでレコーディングされた最後の曲「No-One But You (Only The Good Die Young)  / ノー・ワン・バット・ユー」。

▼ Queen - No-One but You (Only the Good Die Young) (Piano Cover)

https://www.youtube.com/watch?v=NHIEXFS207U

 

 

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▶ Queen のピアノ・カヴァー曲 (Part 8)

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▶ Bohemian Symphony (Bohemian Symphonic Project) (1992) / Orchestra On The Rock Queen (London Symphony Orchestra & London Pop Choir) (1993)