キッス脱退後はピーターの音楽を耳にする機会は殆ど無かったのだが、これはCDショップでたまたまこのジャケットが目に飛び込んできたことから購入したアルバムだった。購入動機としては、その他にもエース・フレーリーがゲストで参加していることや、"Beth"の再録音ヴァージョンが収録されているということも理由としてあったのだが、それでも、やっぱりこのジャケットだからこそ買ったアルバムだった。
でも、まさかリリースから20数年の時を経てこのアルバム"Cat #1"の日本盤がリリースされることになるとは驚き!
ということで、今月の下旬(2018年10月24日)に、世界初の紙ジャケット仕様でこの"Cat #1"の日本盤がリリースされるそうだ。とは言え、プレス枚数はそう多くないと思われるので、ファンの方はお見逃しなく。何しろ、当時購入したこの輸入盤も、新品は元より、中古でも定価以上の価格でずっと販売されていたからね。ましてや日本盤だとこの先購入するのも難しくなるのは必至。
で、この"Cat #1"、キッス脱退後のアルバムとしては、3作目となるピーター・クリスのアルバムになるのだが、前2作に比べるとハード・ロック色が濃い内容のアルバムになっている。又、"Criss"(クリス)の名義でリリースされたアルバムだということからも分かるように、実際、ピーター・クリスのソロというよりも、クリスというバンド色を前面に出したアルバムといった印象(アルバムにはピーター以外のメンバーがヴォーカルをとる曲も含まれており、ソングライターも収録曲の大半がメンバーとの共作となっている)。
しかしながら、翌年の1995年に行われたキッスのMTVアンプラグド・ライヴに於いてオリジナル・ラインナップでの演奏が実現し、更に翌年の1996年にはそのオリジナル4での大規模なワールド・ツアーが発表されたことにより、"Criss"名義での活動は本作限りとなった。
TRACKLIST
1. Bad Attitude / 2. Walk The Line / 3. The Truth / 4. Bad People Burn In Hell / 5. Show Me / 6. Good Times / 7. Strike / 8. Blue Moon Over Brooklyn / 9. Down With The Sun / 10. We Want You / 11. Beth
NOTES
Special Guest:
• Ace Frehley - Lead Guitar on "Bad Attitude", "Walk the Line" and "Blue Moon Over Brooklyn"
CRISS - BAND MEMBERS (Listed in Booklet)
• Peter Criss - Drums, Lead Vocals, Percussion
• Mike Stone - Lead Vocals, Guitar
• Mark Montague - Bass Guitar, Vocals, Taurus Pedals
• Mike McLaughlin - Lead Guitar, Vocals
▼ Criss (with Ace Frehley) - Bad Attitude
https://www.youtube.com/watch?v=a0a8lkjVKSc
▼ Criss (with Ace Frehley) - Blue Moon Over Brooklyn
https://www.youtube.com/watch?v=7F8I9ab8Qf8
▼ Criss - Beth
https://www.youtube.com/watch?v=Nx675sqFWAo
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