2022/12/06

性格診断テストの「16Personalities」をやってみた

この「16Personalities」はオンラインで利用できる登録不要の無料ツールで、用意された質問に答えて性格診断を行うというもの。

無料性格診断テスト - 16Personalities

16Personalities - 無料性格診断テスト (NERIS Type Explorer)

性格診断テストと言えば、欧米だと「MBTI (Myers–Briggs Type Indicator)」が古い歴史を持つ割とポピュラーな性格診断テストだそうだが、この「16Personalities」は、それを参考に造られているようではあるが、それとは別物らしい。

16Personalities - 性格タイプは以下の4種16パーソナリティ

ちなみに、自分はこれだった 「仲介者型の性格 INFP-A / INFP-T」

ちなみに「MBTI (Myers–Briggs Type Indicator)」とは、アメリカ人著者のキャサリン・クック・ブリッグスと、その娘であるイザベル・ブリッグス・マイヤーズの親子がユング心理学を元にして作った自己申告型診断テストのことである(1962年に初版が完成した)。

 

■ 補足-1:ユング (Wikipedia) ▶ https://w.wiki/4TiW
カール・グスタフ・ユング(1875年7月26日 - 1961年6月6日)は、スイスの精神科医・心理学者。

 

■ 補足-2:16Personalities - 私たちのフレームワーク ▶ https://www.16personalities.com/articles/our-theory
「私たちのアプローチ」
NERISモデルでは、両方の長所を兼ね備えています。シンプルさと利便性のためにMyers-Briggsによって導入された頭字語形式を使用し、4つではなく5つのスケールに対応するために追加の文字を使用します。しかし、マイヤーズ・ブリッグスやユングモデルに基づく他の理論とは異なり、認知機能やその優先順位付けなどのユングの概念は取り入れていません。ユングの概念は科学的に測定および検証するのが非常に難しいため、代わりに、現代の心理学的および社会的研究を支配するモデルであるビッグファイブパーソナリティ特性と呼ばれるパーソナリティの次元を作り直し、バランスを取り直すことを選択しました。

誰でも私たちの評価、NERISタイプエクスプローラーを無料で受けることができます。登録したり、「無料」トライアルにサインアップしたり、コンサルタントを雇ったりする必要はありません。しかし、私たちの仕事に強みを与えるのは、この開放性です–これはあなただけの問題ではないからです。私たちは、より多くの人々が自分の性格特性に関連する長所と短所を認識するほど、この世界はすべての人にとってより良く、よりよく理解されると確信しています。

 

■ 補足-3:MBTI (Wikipedia) ▶ https://ja.wikipedia.org/wiki/MBTI
「誤解」
MBTIと同様のタイプ表記を用いた性格診断を無料で公開しているウェブサイトが存在するが、それらはいずれもMBTIではない。また、それらの中にはタイプ間の相性を診断結果に併記しているものが散見されるが、これについてもMBTIとは異なるものである。本来MBTIには相性論は存在しない。一方、MBTIと同じくカール・ユングの性格類型論に基づいた姉妹理論であるソシオニクスには、ユングの8つの心理機能のはたらきを構造化しそれによってタイプ間の関係を定義する研究が存在する。表記や理論の一部に類似性があるため両者は混同されることがあるが、実際には、MBTIとソシオニクスはユングの類型論をそれぞれ異なった解釈によって取り入れ発展してきた理論であるため互換性はない。ソシオニクスの関係性理論をMBTI(および、MBTIもどき)に持ち込んで相性論として語ることは間違いである。

 

■ 補足-4:一般社団法人 日本MBTI協会 ▶ http://www.mbti.or.jp/imitation/
みなさんはまだご存知ないかもしれませんが、ユングのタイプ論をもとに開発されたMBTI(Myers Briggs Type Indicator)の正式なMBTIの日本語版は2000年から日本に導入されています。現在日本で出版されている日本版のMBTI(JPP株式会社刊)は国際規格に則って開発された性格検査であり、本来ホームページなどで簡単に回答はできないものですし、してはいけないものです。

そこで、まず皆さんに知っていただきたいことがあります。MBTIがベースになっているかのようなホームページにおいて、簡単な質問項目が掲載されており、それに回答するとタイプがでるようになっていたり、MBTIの有資格者であることの証明と有資格者の氏名の掲載もないものについては、そのどれひとつとっても、MBTIでもなく、世界規格のMBTIとは一切関係ありません。それは「似て非なるもの」です。

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