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2023/07/26

THE ULTIMATE COLLECTION [2CD] 「ビリー・ザ・ヒッツ」 / BILLY JOEL (2000)

CDの帯:ビリー・ザ・ヒッツ / ビリー・ジョエル

Album Cover (front): The Ultimate Collection / Billy Joel

2000年にリリースされたこの「The Ultimate Collection / ビリー・ザ・ヒッツ」は、1971年のデビュー以来、約30年にわたって活動を続けてきたアメリカのシンガーソングライター、ビリー・ジョエルのこれまでの足跡を網羅した2枚組コンピレーション・アルバム。

ただし、本国のアメリカではこの"The Ultimate Collection"はリリースされず、アメリカに於いては翌年の2001年に別のコンピレーション・アルバム"The Essential Billy Joel"(米15位 / 4x Platinum)がリリースされた。

なお、日本盤のみボーナス・トラックとして「Stranger / ストレンジャー」が収録されているが、日本以外の国では日本盤には未収録の「You're My Home / 僕の故郷」(アルバム"Piano Man"収録)が6曲目に収録されている。

又、シングルとしたヒットした曲でありながらも「Only the Good Die Young / オンリー・ザ・グッド・ダイ・ヤング」(米24位)、や「Big Shot / ビッグ・ショット」(米14位)、「Pressure / プレッシャー」(米20位)、「Keeping the Faith / キーピン・ザ・フェイス」(米18位)といったいくつかの曲は収録曲から漏れている。まぁ、この辺りは、数多くのヒット曲を持つビリー・ジョエルのことなので、2枚組とは言え、外れる曲があるのは仕方のないところであろう。

で、このベスト、個人的に嬉しいのは「All About Soul / 君が教えてくれるすべてのこと」のリミックスがアルバムの最後に収録されているところ。1997年にリリースされたベスト・アルバムの「Greatest Hits Volume III / ビリー・ザ・ベスト 3」にも収録されていたこの曲のリミックス・ヴァージョン、自分はこれがほんと好きなんだよなぁ。勿論、原曲も良いんだけど、それに輪をかけて好きなのだ(どれくらい好きかというと、自分の"iTunes"にあるビリー・ジョエルのプレイリストの1曲目がこの曲のリミックス・ヴァージョンというほど)。まぁ、"Greatest Hits Volume III"に引き続き、この"The Ultimate Collection"にもリミックス・ヴァージョンの方が収録されているということは、それだけ出来の良いリミックスだという証なんだろうと思う。

ちなみに、日本盤のみボーナス・トラックとして収録されいるイントロの口笛が印象的な曲"Stranger"は、1977年リリースのアルバム「The Stranger / ストレンジャー」のタイトルトラックながらも、日本や、ニュージーランド、オランダ、オーストラリアといった国ではシングルとしてリリースされたものの、本国のアメリカやイギリスではシングルカットされなかった。

しかしながら、取り分け、日本では人気も高く、(自分も良く聴いていた)ラジオの洋楽チャート番組「オール・ジャパン・ポップ 20」では7週間連続を含む12週で1位を記録し、1978年の年間チャートに於いても1位に選ばれる大ヒットとなった。ちなみに、12週で1位を記録した曲というのは、ベイ・シティ・ローラーズの「I Only Want to Be with You / 二人だけのデート」と並ぶ同番組の歴代最高記録(1967年以降)。

全国ポピュラーベストテン (Wikipedia)

 

そして、そのビリー・ジョエルが、来年早々(2024年1月24日)に16年ぶりの来日公演(東京ドームでの一夜限りとなるプレミアム公演)を行うことが先日発表された。

2014年から米ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで定期的に開催してきた公演も、来年2024年7月の150回目をもって終了することも既に発表されていることから、今回、東京で行われる公演も、もしかしたら日本に於ける最終公演となる可能性も考えられるので、ファンならずとも見逃せないショーと言えるかもしれない。

残念ながら、自分は距離的にも行けそうにもないのだが、行ける人は是非ともチケットを確保して楽しんできてほしいなぁと思う。

CD Case (back cover)  CD-ONE: The Ultimate Collection / Billy Joel  CD-TWO: The Ultimate Collection / Billy Joel

自分が初めて買ったビリー・ジョエルのアルバムは、後追いで聴いて好きになった曲「Just the Way You Are / 素顔のままで」が収録された1977年リリースの「The Stranger / ストレンジャー」(LPレコード)で、次いで「My Life / マイ・ライフ」と「Honesty / オネスティ」がリアルタイムでヒットしていた「52nd Street / ニューヨーク52番街」を直ぐさま買ったことを覚えている。

その後も、冒頭のガラスの割れる音が印象的なヒット曲「ガラスのニューヨーク / You May Be Right」が収録された1980年リリースのアルバム「Glass Houses / グラス・ハウス」と、1981年リリースのライヴ・アルバム「Songs in the Attic / ソングズ・イン・ジ・アティック」、それに1985年リリースの2枚組ベスト・アルバム「Greatest Hits Volume I & II / ビリー・ザ・ベスト」をそれぞれリアルタイムで買っていたが、基本的にはロック系バンドが好きだったこともあってか、その後のアルバムについては購入するまでには至らなかった。

しかしながら、それでもやっぱり、ビリー・ジョエルは常に心のどこかに存在する大好きなミュージシャンのひとりであり続けたんだよね。実のところ、ビリー・ジョエルはカッコいいロックソングも数多く残しているのだ。

 

TRACKLIST
[CD One]
01. Just The Way You Are / 素顔のままで
(from the album: The Stranger / ストレンジャー) [1977]
02. My Life / マイ・ライフ
(from the album: 52nd Street / ニューヨーク52番街) [1978]
03. It's Still Rock And Roll To Me / ロックン・ロールが最高さ
(from the album: Glass Houses / グラスハウス) [1980]
04. An Innocent Man / イノセント・マン
(from the album: An Innocent Man / イノセント・マン) [1983]
05. Piano Man / ピアノ・マン
(from the album: Piano Man / ピアノ・マン) [1973]
06. Everybody Loves You Now / エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ [Live]
(from the album: Songs in the Attic / ソングス・イン・ジ・アティック) [1981]
(originally from "Cold Spring Harbor" / コールド・スプリング・ハーバー~ピアノの詩人) [1971]
07. The Entertainer / エンターテイナー
(from the album: Streetlife Serenade / ストリートライフ・セレナーデ) [1974]
08. Streetlife Serenader / 街の吟遊詩人は
(from the album: Streetlife Serenade / ストリートライフ・セレナーデ) [1974]
09. New York State Of Mind / ニューヨークの想い
(from the album: Turnstiles / ニューヨーク物語) [1976]
10. Say Goodbye To Hollywood / さよならハリウッド
(from the album: Turnstiles / ニューヨーク物語) [1976]
11. She's Got A Way / シーズ・ゴット・ア・ウェイ [Live]
(from the album: Songs in the Attic / ソングス・イン・ジ・アティック) [1981]
(originally from "Cold Spring Harbor" / コールド・スプリング・ハーバー~ピアノの詩人) [1971]
12. Movin' Out (Anthony's Song) / ムーヴィン・アウト
(from the album: The Stranger / ストレンジャー) [1977]
13. She's Always A Woman / シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン
(from the album: The Stranger / ストレンジャー) [1977]
14. Honesty / オネスティ
(from the album: 52nd Street / ニューヨーク52番街) [1978]
15. You May Be Right / ガラスのニューヨーク
(from the album: Glass Houses / グラスハウス) [1980]
16. Don't Ask Me Why / ドント・アスク・ミー・ホワイ
(from the album: Glass Houses / グラスハウス) [1980]
17. Miami 2017 (Seen The Lights Go Down On Broadway) / マイアミ2017 [Live]
(from the album: Songs in the Attic / ソングス・イン・ジ・アティック) [1981]
(originally from "Turnstiles" / ニューヨーク物語) [1976]
18. Stranger / ストレンジャー [日本盤のみのボーナス・トラック]
(from the album: The Stranger / ストレンジャー) [1977]

[CD Two]
01. Uptown Girl / アップタウン・ガール
(from the album: An Innocent Man / イノセント・マン) [1983]
02. Tell Her About It / あの娘にアタック
(from the album: An Innocent Man / イノセント・マン) [1983]
03. The River Of Dreams / ザ・リヴァー・オヴ・ドリームス
(from the album: River of Dreams / リバー・オブ・ドリームス) [1993]
04. The Longest Time / ロンゲスト・タイム
(from the album: An Innocent Man / イノセント・マン) [1983]
05. We Didn't Start The Fire/ ハートにファイア
(from the album: Storm Front / ストーム・フロント) [1989]
06. Goodnight Saigon / グッドナイト・サイゴン~英雄達の鎮魂歌
(from the album: The Nylon Curtain / ナイロン・カーテン) [1982]
07. Allentown / アレンタウン
(from the album: The Nylon Curtain / ナイロン・カーテン) [1982]
08. All For Leyna / レイナ
(from the album: Glass Houses / グラスハウス) [1980]
09. This Is The Time / ディス・イズ・ザ・タイム
(from the album: The Bridge / ザ・ブリッジ) [1986]
10. Leave A Tender Moment Alone / 夜空のモーメント
(from the album: An Innocent Man / イノセント・マン) [1983]
11. A Matter Of Trust / マター・オブ・トラスト
(from the album: The Bridge / ザ・ブリッジ) [1986]
12. Modern Woman / モダン・ウーマン
(from the album: The Bridge / ザ・ブリッジ) [1986]
13. Baby Grand / ベイビー・グランド
(from the album: The Bridge / ザ・ブリッジ) [1986]
14. I Go To Extremes / 愛はイクストリーム
(from the album: Storm Front / ストーム・フロント) [1989]
15. Leningrad / レニングラード
(from the album: Storm Front / ストーム・フロント) [1989]
16. The Downeaster "Alexa" / ザ・ダウンイースター“アレクサ”
(from the album: Storm Front / ストーム・フロント) [1989]
17. You're Only Human (Second Wind) / オンリー・ヒューマン
(from the album: Greatest Hits Volume II / ビリー・ザ・ベスト) [1985]
18. All About Soul / 君が教えてくれるすべてのこと [Remix]
(from the album: Greatest Hits Volume III / ビリー・ザ・ベスト 3) [1997]
(originally from "River of Dreams" / リヴァー・オブ・ドリームス) [1993]

 

NOTES
• All Songs Written by BILLY JOEL
• Disc 1 / Track 18: Bonus Track for Japan Only

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付(オールカラー英文ブックレット+モノクロ日本語ブックレット)
• 品番:SRCS-2400~1
• CD発売日:2000年12月20日

[Chart Positions]
Denmark 2位 / New Zealand 2位 (2x Platinum) / Norway 3位 (Gold) / Sweden 3位 (Gold) / UK 4位 (Platinum) / Australia 9位 (2x Platinum) / Japan 19位 (2006年再発時) (Platinum)

 

▼ Billy Joel - All About Soul (Official Video)

 

▼ Billy Joel - The Stranger (Live 1977)

 

▼ Billy Joel - Honesty (Official Video)

 

▼ Billy Joel - My Life (Live from Long Island)
https://www.youtube.com/watch?v=Tka4DQGx7zc

▼ Billy Joel - Piano Man (Official HD Video)
https://www.youtube.com/watch?v=gxEPV4kolz0

▼ Billy Joel - Just The Way You Are (from Old Grey Whistle Test)
https://www.youtube.com/watch?v=GkuJJsApACc

▼ Billy Joel - I Go to Extremes (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=5xgjtm4_M20

▼ Billy Joel - A Matter of Trust (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=6yYchgX1fMw

▼ Billy Joel - All for Leyna (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=jzE1-NlOthY

▼ Billy Joel - New York State Of Mind (from Old Grey Whistle Test)
https://www.youtube.com/watch?v=iM4LzEcaTK0

2022/05/22

THE FINAL COUNTDOWN 「ザ・ファイナル・カウントダウン」 / EUROPE (1986)

CDの帯:ザ・ファイナル・カウントダウン / ヨーロッパ

Album Cover (front): The Final Countdown / Europe Album Cover (back): The Final Countdown / Europe CD Case (back cover): The Final Countdown / Europe

「Europe / ヨーロッパ」は、スウェーデン出身のロック・バンドで、ロックファンの間ではメロディックで叙情的な旋律を特徴とする北欧メタルの代表的なバンドのひとつとして知られるところである。

ヨーロッパにとっては3作目のスタジオ・アルバムとなるこの大ヒット作「The Final Countdown / ザ・ファイナル・カウントダウン」は、母国であるスウェーデンは勿論のこと、イギリスをはじめ多くのヨーロッパ諸国でトップ10に入るヒットを記録し、世界最大のマーケットであるアメリカでもトップ10に入る8位を記録した。又、シングルとなったタイトルトラックの"The Final Countdown"も多くの国でトップ10に入る世界的なヒット曲となった。

加えて、アメリカではバラード曲の"Carrie"が"The Final Countdown"の8位を超えて3位にまで上昇するヒットとなったことからアルバムのセールスにも拍車がかかった(1994年に"RIAA"より300万枚のセールスが認定されている)。

ちなみに、"YouTube"にある"The Final Countdown"のオフィシャル・ミュージック・ビデオは現在のところ視聴数が9億9,000万回を超え、間もなく10億回に達しようとしている。又、"Carrie"のオフィシャル・ミュージック・ビデオの方も視聴数は1億8,000万回を超え、間もなく2億回に達しようとしている。

 

実を言うと、このアルバムを取り上げようと思ったのは、今月(2022年5月16日)にロンドンの「O2 アリーナ」で行われた直近のライヴ動画を観たことからだった。

■ 補足 [Live at The O2 Arena - 16 May 2022]
"Whitesnake & Foreigner + Europe (Special Guests)"の3バンドで行われたライヴで、これらの3バンドで行われている"UK & Ireland Tour"の中に含まれている公演のひとつ。

LPレコードとしてリリースされていた当時は、この"The Final Countdown"と、次作のOut of This World を購入して持っていたのだが、期待して買った"Out of This World"が抑揚の無いミディアム・テンポの曲が多くて、イマイチ好みに合わなかったこともあり、それ以降は殆ど聴かなくなっていたんだよね。

と、そんな理由もあって、自分はその後のバンドの動向も知らずにいたのだが、それが、こうして今も活動を続けていることを知ったのはちょっとした驚きでもあったのだった。それに、興味の対象からはずっと離れていたにも関わらず、こうして活動している姿を見るとやっぱり嬉しかったんだよね(恐らくは、対価を払ってアルバムを購入していたからこその思い入れが心の奥底に残っていたのではないかと思う)。

ということで、取り上げるからには折角なんでアルバムを購入してからにしようと、急遽このCDを購入したのだった。

 

▼ Europe - The Final Countdown Live O2 Arena London 16/05/22

https://www.youtube.com/watch?v=s_P-kUs4y5U

 

※ ウィキペディアを見てみると、1990年代初頭からしばらくは活動停止期間があり、バンドとしては事実上の解散状態であったものの、2003年に"The Final Countdown"リリース当時のメンバーで活動を再開したようだ。

ヨーロッパ (バンド)(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 

EUROPE - BAND MEMBERS
• Joey Tempest (ジョーイ・テンペスト) - Lead Vocals
• John Norum (ジョン・ノーラム) - Guitar, Backing Vocals
• John Leven (ジョン・レヴィン) - Bass Guitar
• Mic Michaeli (ミック・ミカエリ) - Keyboard, Backing Vocals
• Ian Haugland (イアン・ホーグランド) - Drums, Backing Vocals

• Kee Marcello (キー・マルセロ) - Guitar, Backing Vocals (3 Bonus Tracks)

TRACKLIST
1. The Final Countdown / 2. Rock The Night / 3. Carrie / 4. Danger On The Track / 5. Ninja / 6. Cherokee / 7. Time Has Come / 8. Heart Of Stone / 9. On The Loose / 10. Love Chaser
[Bonus Tracks: Live at The Hammersmith Odeon, London 1987]
11. The Final Countdown [Live] / 12. Danger On The Track [Live] / 13. Carrie [Live]

1. ザ・ファイナル・カウントダウン / 2. ロック・ザ・ナイト / 3. キャリー / 4. デンジャー・オン・ザ・トラック / 5. ニンジャ / 6. チェロキー / 7. タイム・ハズ・カム / 8. ハート・オブ・ストーン / 9. オン・ザ・ルース / 10. ラヴ・チェイサー
[ボーナス・トラック: Live at The Hammersmith Odeon, London 1987]
11. ザ・ファイナル・カウントダウン [ライヴ] / 12. デンジャー・オン・ザ・トラック [ライヴ] / 13. キャリー [ライヴ]

※ ボーナストラックとして収録されている3曲(このアルバムがリリースされた翌年にあたる1987年のライヴ)でギターを弾いているのは、ジョン・ノーラムではなく、後任のキー・マルセロである。ジョン・ノーラムはこのアルバムがリリースされた直後(1986年10月)にバンドを脱退している。

CDの帯(裏面側):ザ・ファイナル・カウントダウン / ヨーロッパ

NOTES
• 期間生産限定盤
• 2004年リマスター
• 発売日:2019/07/17
• 品番:SICP-6147
• 解説付(歌詞・対訳無し)

• Album: SWE 1位 / US 8位 (3x Platinum / 1994-RIAA) / UK 1位 (Gold)

• Singles from "The Final Countdown"
1. The Final Countdown - SWE 1位 / US 8位 / UK 9位
2. Love Chaser (Released in Japan Only)
3. Rock the Night - US 30位 / UK 12位
4. Carrie - US 3位 / UK 22位
5. Cherokee - US 72位

 

▼ Europe - The Final Countdown (Official Music Video) (視聴数9億回超え)

https://www.youtube.com/watch?v=9jK-NcRmVcw

 

▼ Europe - Carrie (Official Music Video) (視聴数1億回超え)

https://www.youtube.com/watch?v=KmWE9UBFwtY

 

▼ Europe - Rock the Night (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=ELtpTBf-pMU

▼ Europe - Cherokee (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=wzmJrVSA3Mg

▼ Europe - Love Chaser (Official Audio)
https://www.youtube.com/watch?v=-gkahaxpJzs

2022/04/20

ED WOOD (ORIGINAL SOUNDTRACK RECORDING) / HOWARD SHORE (1994)

Album Cover (front): Ed Wood (Original Soundtrack Recording) / Howard Shore

これは1994年に公開(日本では翌年の1995年に公開)されたティム・バートン監督の映画「Ed Wood / エド・ウッド」のサウンドトラック。30年近く前に公開されたこの映画のサントラを今どき取り上げて記事にする人は中々いないとは思うけど、むしろ、だからこそ取り上げておきたいなと。

で、この「エド・ウッド」は「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」でも知られるティム・バートン監督と主演俳優のジョニー・デップのコンビで制作された、実在の映画監督で「エド・ウッド」として知られる「エドワード・D・ウッド・ジュニア / Edward Davis Wood Jr.」をテーマにした物語。

ただ、その実在の映画監督であるエド・ウッドとは、「史上最低の映画監督」と言われた、俗にいうB級映画の監督なのだ(笑)。

しかしながら、ティム・バートンは長年このエド・ウッドのファンであったらしく、以前からずっとこのエド・ウッドをテーマにした映画を作りたかったそうだ。もしかしたら、巨額の費用が掛かる映画製作に於いては、ヒット性を持った題材の映画じゃないと、中々スポンサーを集めることもままならないため、いくつかのヒット作を手掛けて実績を積んだことでようやく制作にこぎつけることができたのかもしれない。

それでも、全編モノクロのこの映画が大ヒットするとも思えず、こうした映画を制作できたのは、これまでのキャリアに加えて、それまでに関係を培ってきたスポンサーの協力があったからなのではないだろうかと自分自身は推測する。

映画の方は、ティム・バートンのエド・ウッドに対する愛情と敬意がひしひしと伝ってくるような内容だったが、映画内で使われている音楽もまたエド・ウッドへのリスペクトが感じられるようなB級感溢れる魅力的なサウンドで(笑)、この愛情に満ちたチープ感がまた何とも言えず良いのだ。ちなみに、サントラは全編インストゥルメンタルとなっており、一部では映画内のセリフが含まれている。

Album Cover (back): Ed Wood (Original Soundtrack Recording) / Howard Shore  CD Case (back cover): Ed Wood (Original Soundtrack Recording) / Howard Shore  CD: Ed Wood (Original Soundtrack Recording) / Howard Shore

ただ、このサントラを欲しいと思ったときは時すでに遅しで、日本盤、輸入盤共に既に廃盤になっていたため購入できず、しばらくはどこか購入できるところがないかと時折ネットでチェックしていたのだった。

できれば帯付きの日本盤を欲しかったのだけれど、中古を含めて全くといっていいほど見つからず、ようやく見つけたこの輸入盤の方を購入したのだけれど、でも、実際に聴いてみると、やっぱり輸入盤でも手に入れることができて良かったなぁと思ったね。きっと映画を観た人なら、このサントラに収録されている音楽の魅力を分かってもらえるのではないかと。まだ観たことがないという人は是非観て欲しいなぁ。ほんと良い映画なんで。

 

▼ Ed Wood - Main Title

 

TRACKLIST
1 Main Title / 2 Backlot / 3 Mr. Lugosi/Hypno Theme / 4 Beware / 5 Glen or Glenda / 6 Eddie, Help Me / 7 Elmogambo / 8 Bride Of The Monster / 9 I Have No Home / 10 Kuba Mambo / 11 Nautch Dance / 12 Angora / 13 Sanitarium / 14 Ed & Kathy / 15 Elysium / 16 "Grave Robbers" Begins / 17 Lurk Him / 18 Ed Takes Control / 19 Eddie Takes A Bow / 20 This Is The One / 21 Ed Wood (Video)

NOTES
• Music by Howard Shore

• Label: Hallywood Records (Catalog No. HR-62002-2)
• Printed in the U.S.A. (Import)
• Jewel case packaging with 4-page booklet

 


 

[DVD]

DVD Cover (front): Ed Wood (Original Soundtrack Recording) / Howard Shore

そして、こちらは映画のDVD。実は、サントラより先にこのDVDを買っていたのだが、映画を観るたびにサントラを欲しくなっていったことからサントラ購入に至ったのだった。

エド・ウッド (映画)(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
『エド・ウッド』(Ed Wood)は、「史上最低の映画監督」と言われた映画監督エド・ウッドを題材にした1994年の白黒映画。監督はエド・ウッドのファンであるというティム・バートン。

[DVDのパッケージ裏面に記載されている紹介文]

史上最低の映画監督と呼ばれたエド・ウッド。彼の作品の評価は悲惨なものだったが、それを遥かに上回る映画への情熱と楽観的な要領の良さで、B級映画を撮りつづけた。オーソン・ウェルズに憧れ、ハリウッドでの成功を夢見て映画に賭ける彼の純真な姿を現代ハリウッド最高の映画監督の一人ティム・バートンが愛情たっぷりに、そしてユーモラスに描いた最高傑作。

ちなみに、エド・ウッドのかつての恋人で、エド・ウッドが手掛けた映画にも女優として出演していたドロレス・フラーは、エド・ウッドと別れた後は、エルビス・プレスリーの曲を手掛けるなど、ソングライターとして成功を収めた。

又、そのドロレス・フラー役で映画「エド・ウッド」に出演している女優のサラ・ジェシカ・パーカー(DVDのパッケージにエド・ウッド役のジョニー・デップと共に上部の写真に写っている女性)は、2010年に米経済誌「フォーブス」が発表した「ハリウッドで最も稼ぎのいい女優」で5位にランクインした(稼いだ額は日本円で約22億5,000万円)。そして、2011年の「フォーブス電子版」が発表した2010年5月~2011年5月までの収入を元に調査したという「ハリウッド女優の所得番付」では、日本円で約24億円の収入を得たサラ・ジェシカ・パーカーが1位となっている。

 

■ Ed Wood / エド・ウッド(映画)
• 監督:ティム・バートン
• 主演:ジョニー・デップ
• 脚本:スコット・アレクサンダー / ラリー・カラツェウスキー
• 音楽:ハワード・ショア

[劇場公開日]
• アメリカ:1994年9月28日
• 日本:1995年9月2日

DVD: Ed Wood (Original Soundtrack Recording) / Howard Shore

NOTES
• Format: DVD
• 126min.
• 片面2層ディスク
• モノクロ
• 音声:日本語(5.1ch サラウンド) / 英語(2ch サラウンド)
• DOLBY DIGITAL
• 字幕:日本語 / 英語
• NTSC 日本国内向 (2)

 


 

[販促用ポストカード3枚セット]

Ed Wood:販促用ポストカード

更に続いて、こちらはエド・ウッドのビデオ・レンタル開始に伴い製作された販促用のポストカード3枚セット。ただし、3枚のうちの1枚はポストカードではなく販促用のプロモ・カードになっている。ちなみに、これはネットで買ったもの。なんか見つけたら欲しくなって買ったんだよね。買った後はしまったままになっているんだけどさ(笑)。でも、こうやってブログにアップしておくと、小さい画像ながらも雰囲気を楽しむことはできるのでので、自分にとってもいいんじゃないかと。

2020/04/09

CHRISTMAS EP / BRYAN ADAMS (2019)

Album Cover (front): Christmas EP / Bryan Adams   Album Cover (back): Christmas EP / Bryan Adams   CD: Christmas EP / Bryan Adams

実のところ、これを取り上げるにあたっては、季節外れということもあり、年末に回そうかとも思ったのだが、リリースされたばかりのアルバムだし、思い立ったからには、鉄は熱いうちにということもあり、まぁ、いいかなって。

ということで、昨年末(2019年)にリリースされたこのブライアン・アダムスの"Christmas EP"、単なるクリスマス企画のミニアルバムと侮るなかれ、実はブライアン・アダムス名義のアルバムでは長年CD化されなかったオリジナルアルバム未収録曲の"Christmas Time"(日本でのみシングルCDがリリースされ、日本盤"Reckless"のボーナストラックとして収録されていたことがあるが現在は共に廃盤)が収録されているということで、ミニアルバムとは言え見逃せないアルバムなのだ。

"Christmas Time"については、アナログのレコード時代もオリジナルアルバムには未収録だった曲で、シングルとしても日本以外では一般発売されておらず、ファンクラブ限定での販売だったことから、長年、隠れた名曲として認知されていたようなところがあった。ということで、恐らくは、この曲を知る多くの人が、デジタル・フォーマットでのリリースを待ちわびていいたのではないかと思う。そして、その"Christmas Time"のシングルのB面に収録されていた"Reggae Christmas"(同じくオリジナルアルバム未収録曲)が収録されているのもまたファンには嬉しいところ。

実を言うと、自分は日本でのみリリースされたその"Christmas Time"のシングル盤をたまたまリアルタイムで購入して持っていたこともあり、長年、そのレコードから取り込んだノスタルジックなアナログ特有のかすかにノイズが入ったサウンドでこの曲を聴いていたんだよね。

と、そういった経緯と積年の思い入れもあり、ミニアルバムとは言え、配信のみならず、こうしてCDとしてもリリースされたことはやっぱり嬉しかった。最近はこういったミニアルバムのような場合だと配信のみということも多いからね。

収録曲は全5曲で、1曲目の"Joe and Mary"と2曲目の"Must Be Santa"が新曲。なお、"Must Be Santa"は1960年にミッチ・ミラーがリリースしたクリスマスソングのカヴァー曲で、ボブ・ディランのカヴァーでも有名な曲。

続く、3曲目と4曲目が先にも述べたように1985年に限定リリースされたシングル"Christmas Time"と、そのB面に収録されていた"Reggae Christmas"。

そして、最後の5曲目は、2011年にリリースされたシングル"Merry Christmas"という構成。

この"Christmas EP"については、新曲が収録されているとは言え、意外と"Christmas Time"目的で買った人も多かったのでは?と思うところもあるのだが、ちょっと残念なのは、その"Christmas Time"と"Reggae Christmas"(シングル盤"Christmas Time"のB面曲)が若干ながらクロスフェードで繋げられていること。両曲がシングルのA/B面だったことも関係しているのかもしれないが、曲全体を通しても曲間が殆ど無い構成なので、クリスマス・アルバムとして一体感を持たせる意図があったのかもしれない。ただ、"Christmas Time"を曲単体で聴くと最後が僅かに切れてしまうんだよね。

 

▼ Bryan Adams - Christmas Time

 

▼ Bryan Adams - Reggae Christmas

 

▼ Bryan Adams - Must Be Santa

 

TRACKLIST
1. Joe And Mary / 2. Must Be Santa / 3. Christmas Time / 4. Reggae Christmas / 5. Merry Christmas

NOTES
• New recordings: "Joe and Mary" and "Must Be Santa"

• Label: Polydor / Universal Music Canada (Import)
• 歌詞付 (Includes 4-pages booklet with lyrics)
• 発売日:2019/12/6

 

 

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2020/03/06

YESTERDAY ONCE MORE 「イエスタデイ・ワンス・モア」 [2CD] / CARPENTERS (1984)

CDの帯:イエスタデイ・ワンス・モア / カーペンターズAlbum Cover (front): Yesterday Once More / Carpenters

この「Yesterday Once More / イエスタデイ・ワンス・モア」は、カレン・カーペンターの死後に、兄のリチャード・カーペンターが「自分と妹が築いたものの全てを最良のかたちで残したい」(付属のアルバム解説より引用)という想いから、リチャード自身の選曲・編集によりリリースされたカーペンターズの2枚組ベスト・アルバム。

ベスト・アルバムとは言え、アルバムのタイトルに代表曲の中でもとりわけ有名な「Yesterday Once More / イエスタデイ・ワンス・モア」を持ってきていることからも、リチャードの力の入れようが分かるというものだが、実はこの後も様々なベスト・アルバムがリリースされてもなお、このアルバムの存在価値があるのは、「カーペンターズ20年間の歴史的ヒット・ナンバー27曲全てをリミックス」と帯にも記してあるように、収録曲全てがこのアルバムのためにリミックスされており、このアルバムでしか聴けないヴァージョンで占められているからなのだ。

ただ、リミックスとは言っても、オリジナルのイメージを壊さないように細心の注意が払われているようで、あくまでもさりげなく磨きがかけられているといった感じの好感が持てるリミックスとなっている。実際、殆どの曲が注意して聴き比べない限りはオリジナルとの違いに気付かないと思う。

Album Cover (back): Yesterday Once More / Carpenters

それに加えて、単なる寄せ集めではなく、アルバムとしての一体性を持たせる意味があったのだろうと思うのだが、曲間が無く繋げられている曲が数多くあるということも特徴の一つ。ということで、曲単位で聴く場合だと前か後が切れてしまうこともあり、このアルバムの収録曲に限っては、トラックを繋げて聴くようにするのがこのアルバムの楽しみ方ではないかと。

ちなみに、曲間が無くメドレーのように繋げるかたちで収録されているのは、[Disc 1] の4曲目「(Want You) Back In My Life Again / バック・イン・マイ・ライフ 」~5曲目「Ticket To Ride / 涙の乗車券」(聴いて直ぐに分かる)と、[Disc 1] 10曲目「Sweet, Sweet Smile / スウィート・スマイル」~11曲目「I Won't Last A Day Without You / 愛は夢の中に」(低い音量で聴いていると分かり辛いが、微妙に繋がっている)、それに、[Disc 1] 12曲目「For All We Know / ふたりの誓い」~13曲目「Touch Me When We're Dancing / タッチ・ミー」(これも比較的分かりやすい)といった曲。

そして、[Disc 2] は、5曲目~7曲目の3曲(「I Need To Be In Love / 青春の輝き」~「Make Believe It's Your First Time / 遠い初恋」~「All You Get From Love Is A Love Song / ふたりのラヴ・ソング」)が曲間無く繋げられており(更には、5曲目と6曲目の2曲はどちらもオリジナルと比べてイントロ部分がより自然な形に編集し直されている)と、8曲目「Top Of The World / トップ・オブ・ザ・ワールド」~9曲目「Because We Are In Love (The Wedding Song) / ウエディング・ソング」(これも比較的分かりやすい)といった曲が曲間無く繋げられている。

それと、このアルバムについて更にもう一つ付け加えておきたいのが、その他の多くのベスト・アルバムには収録されているようなヒット曲、もしくは定番曲ながらも、このアルバムには収録されていない曲がいくつかあるという点。例えばカレンが歌うのを嫌がった数少ない曲の一つでもあるとアルバム解説に記されている「Solitaire / ソリティア」はヒット曲ながらもこのアルバムには収録されていない。逆にヒットとは無関係に収録されている曲もあることから、これもまたアルバム解説に記されているように、「カレンが好まなかったヒット曲を無理して入れるより、彼女が愛した曲を入れる方が全く本位にかなっているといえます」といったところではないかと。

ちなみに、このアルバムがCD化されたのは、1984年にリリースされた翌年の1985年で、加えて、1998年に再発売された際はジャケットが変更され、収録曲も「I Just Fall In Love Again / 想い出にさよなら」を追加した全28曲になっており、曲順も若干変更されている(ここで紹介している手持ちのアルバムは1992年の再発盤)。

 

Booklet (front): Yesterday Once More / Carpenters   CD Case (inside): Yesterday Once More / Carpenters

 

現在では、意識して聴かない限りは、こういった綺麗な発音の歌を耳にする機会がほとんどないので、逆に今だからこそ新鮮に感じるようなところも個人的にはあったりする。それに、今では耳にすることが少なくなった、こういう古き良き健全な音楽(笑)を聴くと、俗世間で汚れた心が洗われるかのようでもあるんだよね。

それと、最後にもうひとつ。実は、このアルバムが単なる寄せ集めのベストではないことから、取り上げるにあたっては色々と調べたいこともあったのだが、いやぁ、これが代表曲の曲名でもあるのでググっても中々見つからなかったのだ。頼みの綱はアルバムに付属の解説書と記載されているクレジットの類だけだったが、おかげで、曲を聴くだけでなく、久しぶりにアルバムを取り出して解説書を読んだり、クレジットに目を通したりする機会も持てたので、これはこれで良かったかなと。古いアルバムだと(最近は買った直ぐのアルバムもだが)殆ど仕舞いっぱなしだからね。

まぁ、今の時代、自分のようにこのアルバムを取り上げて記事にすることは勿論のこと、このアルバムを検索で探すという人すらも滅多にいないと思うが、それでも、もし、検索でここを訪れる人がいて、何かしら役に立てることがあれば記事を書いた甲斐があったというもの。とは言うものの、"Google"等の検索サイトに於いて、このアルバムのタイトルや関連するキーワードでこの記事が上位に表示されるのはかなり難しいと思うので、誰にも見つけられることなく埋没してしまう可能性の方が高いんだけどね(笑)。

 

Yesterday Once More / Carpenters

TRACKLIST

[Disc 1]
1. Yesterday Once More / 2. Superstar / 3. Rainy Days And Mondays / 4. (Want You) Back In My Life Again / 5. Ticket To Ride / 6. Goodbye To Love / 7. Bless The Beasts And Children / 8. It's Going To Take Some Time / 9. Calling Occupants Of Interplanetary Craft / 10. Sweet, Sweet Smile / 11. I Won't Last A Day Without You / 12. For All We Know / 13. Touch Me When We're Dancing

1. イエスタデイ・ワンス・モア / 2. スーパースター / 3. 雨の日と月曜日は / 4. バック・イン・マイ・ライフ / 5. 涙の乗車券 / 6. 愛にさよならを / 7. 動物と子供たちの詩 / 8. 小さな愛の願い / 9. 星空に愛を(コーリング・オキュパンツ) / 10. スウィート・スマイル / 11. 愛は夢の中に / 12. ふたりの誓い / 13. タッチ・ミー

[Disc 2]
1. There's A Kind Of Hush / 2. This Maquerade / 3. Hurting Each Other / 4. Please Mr. Postman / 5. I Need To Be In Love / 6. Make Believe It's Your First Time / 7. All You Get From Love Is A Love Song / 8. Top Of The World / 9. Becuase We Are In Love (The Wedding Song) / 10. We've Only Just Begun / 11. Those Good Old Dreams / 12. Sing / 13. Only Yesterday / 14. (They Long To Be) Close To You

1. 見つめあう恋 / 2. マスカレード / 3. ハーティング・イーチ・アザー / 4. プリーズ・ミスター・ポストマン / 5. 青春の輝き / 6. 遠い初恋 / 7. ふたりのラヴ・ソング / 8. トップ・オブ・ザ・ワールド / 9. ウエディング・ソング / 10. 愛のプレリュード / 11. 遠い想い出 / 12. シング / 13. オンリー・イエスタデイ / 14. 遥かなる影

 

NOTES

• 解説・歌詞・対訳付
• 封入物:折り畳み式6面英文カラーブックレット+4面見開き日本語解説・対訳シート+4面見開き歌詞シート
• ダブルCDジュエルケース
• 品番:PCCY-10291
• 発売日:1992/1/21 (再発盤)(解説書「ライナーノーツ」の日付は87年1月)
• Album: US 144位 (2x Platinum / 1998-RIAA) / UK 10位 (Platinum) / Japan 35位

 

■ ここではあえてカヴァーの動画を

▼ I Need To Be In Love (青春の輝き) カヴァー / ONCEMORES【カーペンターズ・トリビュート】

 

▼ Close To You (遥かなる影) カヴァー / ONCEMORES【カーペンターズ・トリビュート】

 

 

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2020/02/21

GINZA RED OUI OUI 「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」 / DAVE (1976)

7 Inch Vinyl Single - Picture Sleeve (front): Ginza Red Oui Oui 「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」 / Dave   7 Inch Vinyl Single - Picture Sleeve (back): Ginza Red Oui Oui 「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」 / Dave   7 Inch Vinyl Single: Ginza Red Oui Oui 「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」 / Dave

これは日本の化粧品メーカーのキャンペーン・ソングとしてテレビCMでも使用されヒットした「Ginza Red Oui Oui / ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」のシングル・レコード盤。歌っているのは主にフランスで活動していたオランダ出身の歌手デイヴ(Dave / 本名:Wouter Otto Levenbach)で、歌詞は全編フランス語。

曲は正にフレンチ・ポップといった雰囲気だが、実はこの曲、作曲(佐藤健)、編曲(大野雄二)と、共に日本人。いやぁ、ほんとこの当時のプロの作曲家や編曲家ってレベルが高いなと改めて思うところ。

でも、この曲、日本のラジオ局のヒットチャート番組なんかでは洋楽扱いになっていた。まぁ、歌詞が日本語じゃないし、歌手も日本人じゃないんで、そうなるのも頷けるところではあるが、レコードとして発売されたのは日本だけなんだよね。

ちなみに、デイヴは、フランスに於いてNo.1ヒット曲並びにNo.1ヒット・アルバムの実績を持っており、この曲のシンガーにも選ばれたことからも分かるように、当時の日本でも将来を嘱望されていたシンガーだったようだ。

なお、ジャケット裏側に掲載されている解説によると、この「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」のタイトルはフランスのファッション誌で使われた「ギンザ・レッド」のフレーズをキャッチして考えられたものだとのこと。又、同じく、そのジャケット裏側に掲載されている対訳にはサビの「Ginza Red Red Oui Oui」の部分は訳さずにそのまま「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」とカタカナで記されていることから、恐らくは、その部分の歌詞はファッション誌のフレーズのイメージのようにキャッチフレーズっぽく使われているのではないかと思う。

7 Inch Vinyl Single - Picture Sleeve (front): Ginza Red Oui Oui 「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」 / Dave

7 Inch Vinyl Single - Picture Sleeve (back): Ginza Red Oui Oui 「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」 / Dave

実はこの「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」のシングル・レコード盤、当時買ったものではなく、何年か前に中古で買ったもの。それも聴くのが目的ではなく、雰囲気を楽しむために買ったというもの。

と言うのも、当時、好きだった曲ながらも、レコードは持っていなかっこともあり、その当時の雰囲気を改めて味わっみたいという思いがあったんだよね。一応、音源の方はコンピレーション・アルバムの方で入手してはいたのだが、やっぱりコンピレーション・アルバムでは当時の時代感とか雰囲気を感じるには何か物足りなさがあったのでね。

7 Inch Vinyl Single (Label): Ginza Red Oui Oui 「ギンザ・レッド・ウィ・ウィ」 / Dave

 

TRACKLIST
FACE A: Ginza Red Oui Oui / ギンザ・レッド・ウィ・ウィ
FACE B: Dansez Maintenant (Moonlight Serenade) / ダンスはいかが?(ムーンライト・セレナーデ)

NOTES
• Format: 7-inch Vinyl Single Record
• 解説・歌詞・対訳付
• カネボウ化粧品 '76春のキャンペーン・テーマ曲
• 品番:ECPB-360
• Released in Japan

 

▼ デイヴ - ギンザ・レッド・ウィ・ウィ (Ginza Red Oui Oui)

 

 

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2020/02/07

THE SINGLES 「ザ・シングルス」 [3CD] (初回生産限定仕様) / CHISATO MORITAKA 「森高千里」 (2012)

CDの帯:ザ・シングルス / 森高千里

Slipcase (front): The Singles / Chisato Moritaka

森高千里のデビュー25周年を記念して2012年にリリースされたこの「The Singles / ザ・シングルス」はこれまでに発表された全シングル曲(両A面を含む)をレーベルの垣根を越えて完全網羅した3枚組のコンプリート・シングル・コレクション。

なお、入手困難になっていた「初回生産限定仕様」は、その後の2019年に21年ぶりの全国ツアー「この街 TOUR 2019」開催を記念してアンコール・プレスされた(自分が購入したのもその2019年のアンコール・プレス盤)。

Slipcase (back): The Singles / Chisato Moritaka

ただし、収録曲については「初回生産限定仕様」も「通常盤」と変わりはなく、違いはと言えば、限定盤の方には「豪華48ページ別冊フォト・ブックレット」、「三方背ケース付スペシャル・パッケージ」、「ピクチャー・レーベル」といった特典が付加されているところ。

ちなみに、シングル全45曲は、デビュー曲の"NEW SEASON"からリリース順に「DISC 1 (1987~1991)」、「DISC 2 (1991~1995)」、「DISC 3 (1995~1999)」と、CD3枚に分けて収録されている。

 

▼ デジパックの表と裏

Digipak (front): The Singles / Chisato Moritaka    Digipak (back): The Singles / Chisato Moritaka

 

実は森高千里さんの曲に興味を持ったのはここ最近のことで、第一線で活躍されていた当時は「私がオバさんになっても」だけを何となく知っているといった程度の認識しかなかったんだよね。

ということで、この「初回生産限定仕様」もタイミングよく2019年にアンコール・プレスされたことから買えたのだった。

一応補足しておくと、2019年のアンコール・プレス版もパッケージ及び帯の表記は2012年にリリースされたものと価格の年代表記を含めて全く同じなので、どちらのものかの区別はつかないように思う。

 

▼ ブックレットと初回生産限定版特典の別冊フォト・ブックレット

Booklet (front): The Singles / Chisato Moritaka    別冊フォト・ブックレット:The Singles / Chisato Moritaka

 

興味を持ったきっかけとしては、これまでは漠然とアイドルの一人だと思っていたのが、実は、唯一知っていた「私がオバさんになっても」をはじめ、殆どの曲を自ら作詞していることや、アルバムでは様々な楽器を演奏しているといったことをたまたま知ったことが理由の一つとしてあるのだが、それでも、興味を持った当初は、まさかこうしてアルバムを買うまでに至るとは思いもしなかったというのが正直なところ。しかも、選んだのは限定版だし(笑)。

それにしても、初期の頃を除き、殆どの曲の作詞を森高さん自身が手掛けていることもあって、先に挙げた代表曲の一つである「私がオバさんになっても」をはじめ、個性的なタイトルの曲が多いこと。これも森高千里さんの曲の特徴のひとつなんだろうね。

ちなみに、ウィキペディアによると、「自身の楽曲で自ら楽器演奏を行っているが、1998年に発売された泉谷しげるのアルバム『私には夢がある』でドラマーとして参加する等、他のアーティストの作品に参加する事も少なくない」とのこと。

又、そのウィキペディアには、他にも「一般的なドラマーに比べて、一定のパターンを刻む個性的な味のあるドラミングを村上"PONTA"秀一が自伝「自暴自伝」内で絶賛している」、「吉田拓郎はミュージシャンとしての森高を「我々ミュージシャンが、今まで何十年もの期間をかけて作り上げた詞の世界観を、森高が一瞬で破壊してしまった」、「その辺のドラマーより全然うまい」と高く評価しており、森高を吉田とLOVE LOVE ALL STARSとのアルバム『みんな大好き』にドラマーとして起用した。また拓郎のカバーである所ジョージの「恋の唄」でもドラムスを担当している」といったエピソードが記載されている。

 

▼ 初回限定版のみピクチャー・レーベル仕様

Disc 1: The Singles / Chisato Moritaka   Disc 2: The Singles / Chisato Moritaka   Disc 3: The Singles / Chisato Moritaka

 

調べてみると、森高千里さんはビートルズ・ファンであることでも割と知られているらしく、例えば、「渡良瀬橋」のプロモーションビデオは「レット・イット・ビー」へのオマージュとなっているそうで、ビデオも意図的にエフェクトをかけて粗い映像になるように編集されているとのこと。

又、その「渡良瀬橋」については、「公衆電話と床屋さんは、ビートルズの「ペニー・レイン」の歌詞に床屋や消防署が出てくるので、この曲もそんなどこにでもある街の風景を描きたいなと思っていた。」と本人が"YouTube"の公式チャンネルでコメントされていた。もしかしたら、間奏のリコーダーもビートルズの「フール・オン・ザ・ヒル」を意識してのものなのかも?

▼ イギリスでの映像
森高千里Liverpool未公開VideoClip ~♪Tony Slavin~
森高千里LONDON未公開VideoClip ~♪出来るでしょ!!~

 

▼ デジパック内側

The Singles / Chisato Moritaka

▼ デジパック外側

The Singles / Chisato Moritaka

 

▼ 森高千里 - 渡良瀬橋 (PV)

 

▼ 森高千里 - 私がオバさんになっても(ライヴ)

 

▼ 森高千里 - 雨(ライヴ)

 

▼ 森高千里 - 渡良瀬橋(ライヴ)
https://www.youtube.com/watch?v=qNcAdAn80Qc

▼ 森高千里 - 銀色の夢(テレビ番組)
https://www.youtube.com/watch?v=tfffWgmy2jI

▼ 森高千里 - 私がオバさんになっても(ライヴ)
https://www.youtube.com/watch?v=P2-17CGAaVQ

▼ 森高千里 - まひるの星(Blue Note Tokyo公演 サウンドチェック)
https://www.youtube.com/watch?v=Zh2GdxcASTE

▼ 森高千里 - SNOW AGAIN(@Blue Note TOKYO)
https://www.youtube.com/watch?v=E6RrXeqMJgk

▼ 森高千里 - 銀色の夢(at COTTON CLUB)
https://www.youtube.com/watch?v=tFqKI85EyCs

 

▼ スリップケース+デジパック(表と裏)

The Singles / Chisato Moritaka    The Singles / Chisato Moritaka

 

TRACKLIST

DISC 1 (1987~1991)
1. NEW SEASON [作詞:HIRO / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫 / Keyboard solo:森高千里]
2. オーバーヒート・ナイト [作詞:伊秩弘将 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
3. GET SMILE [作詞:伊秩弘将 / 作曲:島 / 健 / 編曲:島 / 健]
4. ザ・ミーハー(スペシャル・ミーハー・ミックス) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
5. ALONE [作詞:森高千里 / 作曲:安田信二 / 編曲:安田信二]
6. ザ・ストレス -ストレス 中近東ヴァージョン- [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
7. 17才 [作詞:有馬三恵子 / 作曲:筒美京平 / 編曲:斉藤英夫]
8. だいて(ラスベガス・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋諭一]
9. [作詞:森高千里 / 作曲:安田信二 / 編曲:斉藤英夫]
10. 青春 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
11. 臭いものにはフタをしろ!! [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
12. [作詞:森高千里 / 作曲:松浦誠二 / 編曲:斉藤英夫]
13. 勉強の歌 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
14. この街 (HOME MIX) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
15. 八月の恋 [作詞:森高千里 / 作曲:筒美京平 / 編曲:斉藤英夫]

DISC 2 (1991~1995)
1. ファイト!! [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋諭一]
2. コンサートの夜 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
3. 私がオバさんになっても(シングル・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
4. 渡良瀬橋 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
5. ライター志望 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
6. 私の夏 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
7. ハエ男(シングル・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:森高千里]
8. Memories(シングル・ヴァージョン) [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
9. 風に吹かれて [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
10. ロックン・オムレツ [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将]
11. 気分爽快 [作詞:森高千里 / 作曲:黒沢健一 / 編曲:高橋諭一]
12. 夏の日 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
13. 素敵な誕生日 [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋論一]
14. 私の大事な人(シングル・ヴァージョン) / [作詞:森高千里 / 作曲:森高千里 / 編曲:前嶋康明]
15. 二人は恋人 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]

DISC 3 (1995~1999)
1. 休みの午後 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:斉藤英夫]
2. ジン ジン ジングルベル [作詞:森高千里 / 作曲:森高千里 / 編曲:高橋論一]
3. SO BLUE [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将 / 編曲:高橋論一]
4. ララ サンシャイン [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将 / ストリングスアレンジ:高橋論一]
5. 銀色の夢 [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将]
6. Let's Go! [作詞:森高千里 / 作曲:伊秩弘将]
7. SWEET CANDY [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一]
8. ミラクルライト [作詞:森高千里 / 作曲:細野晴臣 / 編曲:細野晴臣]
9. SNOW AGAIN [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一]
10. 電話 [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一]
11. 海まで5分 [作詞:森高千里 / 作曲:久保田利伸 / 編曲:前嶋康明]
12. 冷たい月 [作詞:森高千里 / 作曲:高橋諭一 / 編曲:高橋論一]
13. 私のように [作詞:森高千里 / 作曲:河野 / 伸 / 編曲:河野 / 伸]
14. まひるの星 [作詞:森高千里 / 作曲:スガシカオ / 編曲:高橋論一]
15. 一度遊びに来てよ '99 [作詞:森高千里 / 作曲:斉藤英夫 / 編曲:前嶋康明]

 

The Singles / Chisato Moritaka

NOTES

• 初のコンプリート・シングル・コレクション
• 3枚組全45曲収録
• 2012年最新デジタル・リマスター
• 初回生産限定仕様
• 1. 豪華48ページ別冊フォト・ブックレット付
• 2. 三方背ケース付スペシャル・パッケージ
• 3. ピクチャー・レーベル
• 発売日:2012年8月8日 / 初回生産限定仕様のアンコール・プレス:2019年1月25日(21年ぶりの全国ツアー「この街 TOUR 2019」開催を記念しての再リリース)
• 品番:WPCL-11128/30(品番はアンコール・プレスも同じ)

▼ 森高千里 『ザ・シングルス』リリースコメント
https://www.youtube.com/watch?v=GN99xYsFAJM

 

シングル・ディスコグラフィー(No. / リリース日 / タイトル / オリコン・チャート / 売上枚数)

※ 売上枚数は2020年2月6日のウィキペディア掲載時点

• 1st - 1987年5月25日:NEW SEASON(23位 / 4.4万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 2nd - 1987年10月25日:オーバーヒート・ナイト(24位 / 2.2万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 3rd - 1988年2月25日:GET SMILE(28位 / 1.4万枚)
• 4th - 1988年4月25日:ザ・ミーハー(スペシャル・ミーハー・ミックス)(29位 / 2.9万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 5th - 1988年10月25日:ALONE(25位 / 2.6万枚)
• 6th - 1989年2月25日:ザ・ストレス -ストレス 中近東ヴァージョン-(19位 / 4.0万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 7th - 1989年5月25日:17才(8位 / 19.5万枚)
• 8th - 1989年9月25日:だいて(ラスベガス・ヴァージョン)(8位 / 5.7万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 9th - 1990年1月25日:道/青春(両A面シングル)(5位 / 16.3万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 10th - 1990年5月25日:臭いものにはフタをしろ!!(4位 / 11.7万枚)
• 11th - 1990年9月10日:(2位 / 18.0万枚)
• 12th - 1991年2月10日:勉強の歌/この街 (HOME MIX)(両A面シングル)(4位 / 18.4万枚)
• 13th - 1991年6月25日:八月の恋(6位 / 10.6万枚)
• 14th - 1991年10月25日:ファイト!!(10位 / 26.9万枚)
• 15th - 1992年2月25日:コンサートの夜(7位 / 10.4万枚)
• 16th - 1992年6月25日:私がオバさんになっても(シングル・ヴァージョン)(15位 / 22.8万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 17th - 1993年1月25日:渡良瀬橋/ライター志望(両A面シングル)(9位 / 31.0万枚) ▶ 森高千里 「渡良瀬橋」と私
• 18th - 1993年4月10日:私の夏(5位 / 38.2万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 19th - 1993年6月25日:ハエ男(シングル・ヴァージョン)/Memories(シングル・ヴァージョン)(両A面シングル)(12位 / 13.6万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 20th - 1993年10月11日:風に吹かれて(1位 / 38.1万枚)
• 21st - 1994年1月25日:ロックン・オムレツ(13位 / 10.0万枚)
• 22nd - 1994年1月31日:気分爽快(3位 / 43.8万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 23rd - 1994年5月10日:夏の日(5位 / 40.9万枚)
• 24th - 1994年10月10日:素敵な誕生日/私の大事な人(シングル・ヴァージョン)(両A面シングル)(1位 / 38.0万枚)
• 25th - 1995年2月10日:二人は恋人(5位 / 44.4万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 26th - 1995年10月10日:休みの午後(5位 / 21.9万枚)
• 27th - 1995年12月1日:ジン ジン ジングルベル(2位 / 25.6万枚)
• 28th - 1996年2月19日:SO BLUE(7位 / 27.0万枚)
• 29th - 1996年6月10日:ララ サンシャイン(5位 / 17.9万枚)
• 30th - 1996年11月11日:銀色の夢(9位 / 23.6万枚)
• 31st - 1997年2月25日:Let's Go!(19位 / 9.3万枚)
• 32nd - 1997年6月11日:SWEET CANDY(10位 / 9.3万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 33rd - 1997年10月15日:ミラクルライト(20位 / 3.0万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 34th - 1997年11月19日:SNOW AGAIN(9位 / 13.4万枚)
• 35th - 1998年3月4日:電話(17位 / 5.8万枚)
• 36th - 1998年7月15日:海まで5分(20位 / 3.2万枚)
• 37th - 1998年10月1日:冷たい月(33位 / 1.4万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 38th - 1999年3月17日:私のように(37位 / 1.1万枚) ▶ 森高千里 セルフライナーノート
• 39th - 1999年5月19日:まひるの星(41位 / 2.3万枚)
• 40th - 1999年10月1日:一度遊びに来てよ '99(60位 / 0.4万枚)

2019/11/08

BEST OF 3CD / ENIGMA (2012)

Album Cover (front): Best Of 3CD / Enigma   Album Cover (back): Best Of 3CD / Enigma   Booklet (front): Best Of 3CD / Enigma

このこの2012年リリースのエニグマのコンピレーション・アルバム"Best Of 3CD"は、その名の通り3枚組のベストではあるのだが、実はこれ、2009年にリリースされた"The Platinum Collection"の"3CD Edition"("The Platinum Collection"の方は、"3CD Edition"と"2CD Edition"の2種類がリリースされていた)とジャケットを含めて同一内容の改訂版(ジャケットに記されたアルバム・タイトルだけが変えられている)。

なお、デジパック仕様のパッケージに挟み込まれた3枚のCDは、"Disc 1"が"The Greatest Hits"、"Disc 2"が"The Remix Collection"、"Disc 3"が"The Lost Ones"と、それぞれにタイトルが付けられている("Disc 3"の"The Lost Ones"は未発表曲集)。

ということで、実際は3枚組ベストと言うよりも、リミックス集と未発表曲集の2枚が加えられたグレイテスト・ヒッツのデラックス・エディションといった感じかな。

エニグマのグレイテスト・ヒッツと言えば、先の2001年にリリースされていた「エニグマ・グレイテスト・ヒッツ / Love Sensuality Devotion (The Greatest Hits)」が代表格ではないかと思うのだが、そちらは、アルバムの統一感を出す為か、曲間はクロスフェードで繋げられていたのに対し、こちらの"Disc 1"にあたる"The Greatest Hits"は1曲ごとに分離したシングル・ヴァージョンで構成されているため、曲順を変えて再生しても曲の前後が切れてしまうことがないのが特徴であり相違点。ということで、その2001年のグレイテスト・ヒッツを持っていたとしても、改めてコチラを購入する価値はあるのではないかと思う。

一応、エニグマについて簡単に説明しておくと、エニグマはルーマニア生まれのマイケル・クレトゥを中心とした音楽プロジェクトで、音楽性としては、民族音楽やグレゴリオ聖歌などの古典音楽とエレクトリック・サウンドを融合したサウンド・プロダクションが特徴といったところ。

と、馴染みのない人にとっては、一見、知る人ぞ知るといった感じでマニアックな印象もあるかと思うのだが、実は1990年にリリースされたファーストアルバムの「MCMXC a.D. / サッドネス・永遠の謎」は英1位(3x Platinum)、米6位(4x Platinum)を筆頭に、ヨーロッパの多くの国でトップ10に入るヒットとなり、シングルの"Sadeness (Part I)"もまた、英1位、米5位をはじめ、ドイツ、オーストリア、フランス、オランダ、ノルウェー、スウェーデン、スイスといった国で1位を記録するなどのヒットになったこともあり、欧米では一般的にもそれなりに知られる存在なのではないかと思う。

Best Of 3CD / Enigma

 

▼ Enigma - Age Of Loneliness (Official Video)

https://www.youtube.com/watch?v=APW_QwzGg2o

 

▼ Enigma - Return To Innocence (Radio Edit)

https://www.youtube.com/watch?v=7vUjpAz7Z5k

 

▼ Enigma - Turn Around (Radio Edit)

https://www.youtube.com/watch?v=UZBxyND3cZg

 

▼ Enigma - Gravity of Love (Radio Edit)

https://www.youtube.com/watch?v=iQnVS1xh2IM

 

Best Of 3CD / Enigma

TRACKLIST
Disc 1 (The Greatest Hits)
1. Sadeness (Part 1) / 2. Mea Culpa (Orthodox Version) / 3. Principles Of Lust / 4. Rivers Of Belief / 5. Return To Innocence / 6. Age Of Loneliness / 7. Out From The Deep / 8. Beyond The Invisible / 9. T.N.T. For The Brain / 10. Gravity Of Love / 11. Push The Limits / 12. Turn Around / 13. Voyageur / 14. Boum-Boum / 15. Following The Sun / 16. Seven Lives / 17. La Puerta Del Cielo

Disc 2 (The Remix Collection)
1. Sadeness (US Violent Mix) / 2. Mea Culpa (Fading Shades Mix) / 3. Principles Of Lust (Everlasting Lust Mix) / 4. Return To Innocence (Long & Alive Version) / 5. Age Of Loneliness (Enigmatic Club Mix) / 6. Out From The Deep (Trance Mix) / 7. TNT For the Brain (Midnight Man Mix) / 8. Gravity Of Love (Judgement Day Club Mix) / 9. Push The Limits (ATB Remix) / 10. Voyageur (Club Mix) / 11. Boum-Boum (Chicane Club Edit) / 12. Dreaming Of Andromeda (Jean F. Cochois Remix)

Disc 3 (The Lost Ones)
1. Lost One / 2. Lost Two / 3. Lost Three / 4. Lost Four / 5. Lost Five / 6. Lost Six / 7. Lost Seven / 8. Lost Eight / 9. Lost Nine / 10. Lost Ten / 11. Lost Eleven

 

NOTES
• Label: EMI
• Printed in the EU (Import)
• 8面デジパック仕様
• ブックレット付
• Original release in 2009 under the title "The Platinum Collection" (3CD Edition)