2018/05/25

CRAZY NIGHTS 「クレイジー・ナイト」 / KISS (1987)

CDの帯(初回プレス盤):クレイジー・ナイト / キッスAlbum Cover (front): Crazy Nights / KISS Album Cover (back): Crazy Nights / KISS CD Case (back cover): Crazy Nights / KISS

この「Crazy Nights / クレイジー・ナイト」は、キッス最大の特徴とも言えるメイクアップを封印し、素顔での活動を始めてからは4作目となるアルバムで、ミリオンセラーを記録したアメリカのみならず、イギリスに於いても過去最高の4位を記録するヒット作となったアルバム。

とは言え、シンセサイザーを大胆に取り入れたポップでゴージャスなサウンド・アプローチは、これまでのキッス・サウンドとは多少かけ離れたものだったことから、ファンの間では賛否が別れるところでもあったようだ。

それでも、自分自身は、これまでも賛否が別れるようなところがあった「Dynasty / 地獄からの脱出」、「Unmasked / 仮面の正体」、「Music from The Elder / 魔界大決戦」といったアルバムも、次はどんなサウンドが飛び出してくるのかとワクワクしながら楽しんでいたこともあり、この"Crazy Nights"も同様に、多少サウンドアプローチが変わろうとも興味を持って受け入れていたようなところがあった。

CD Case (inside): Crazy Nights / KISSキッスのサウンドについては、ライヴ向きと言うか、ライヴでこそ魅力が発揮されるバンドということもあってか、往々にして、シンプルなハードロックと一言で片付けるような捉え方をされることも多いのだが、時折見られるこうしたた意外性もまたキッスの魅力のひとつだと自分では認識している。

つまりは、このような「こんなのキッスじゃない」と言われるようなサウンドアプローチも、振り返れば、これも又れっきとしたキッスの歴史のひとつになっているのがキッスらしくて面白いところかと。

しかしながら、実際のライヴに於いても、ブルース・キューリックがステージ上でキーボードを弾いている姿をしばらく後に映像で見たときは流石に違和感があったけどね(笑)。

全体の印象としては、シングルにもなった"Crazy Crazy Nights"、"Reason To Live"、"Turn On The Night"の3曲や、"My Way"といったポールのポップで煌びやかな曲が目立つアルバムなのだが、個人的には、幾分抑え気味なジーンのヴォーカルが印象的な"Hell Or High Water"や"Good Girl Gone Bad"といったジーンの曲も独自のムードがあって結構好きなんだよね。

 

TRACKLIST
1. Crazy Crazy Nights / 2. I'll Fight Hell To Hold You / 3. Bang Bang You / 4. No No No / 5. Hell Or High Water / 6. My Way / 7. When Your Walls Come Down / 8. Reason To Live / 9. Good Girl Gone Bad / 10. Turn On The Night / 11. Thief In The Night

1. クレイジー・ナイト / 2. ヘル・トゥ・ホ-ルド・ユー / 3. バング・バング・ユー / 4. ノー・ノー・ノー / 5. ヘル・オア・ハイ・ウォーター / 6. マイ・ウェイ / 7. ウォールズ・カム・ダウン / 8. リーズン・トゥ・リヴ / 9. グッド・ガール・ゴーン・バッド / 10. ターン・オン・ザ・ナイト / 11. シーフ・イン・ザ・ナイト

 

NOTES
• Lead Vocals: Paul Stanley (1, 2, 3, 6, 7, 8, 10) / Gene Simmons (4, 5, 9, 11)

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US 18位 (Platinum / 1988-RIAA) / UK 4位
• Singles:
1. Crazy Crazy Nights - US 65位 / UK 4位
2. Reason to Live - US 64位 / UK 33位
3. Turn On the Night - UK 41位

 

KISS - BAND MEMBERS
• Paul Stanley (ポール・スタンレー)
• Gene Simmons (ジーン・シモンズ)
• Eric Carr (エリック・カー)
• Bruce Kulick (ブルース・キューリック)

 

▼ KISS - Turn On The Night

https://www.youtube.com/watch?v=jbDQYdln1UM

 

▼ KISS - Reason To Live

https://www.youtube.com/watch?v=HshQidqYxjg

 

▼ KISS - Crazy Crazy Nights

https://www.youtube.com/watch?v=BlRS7j8lK24

 

[Official Audio]

▼ KISS - My Way
https://www.youtube.com/watch?v=Fn2e5VcLPF8

▼ KISS - Good Girl Gone Bad
https://www.youtube.com/watch?v=S_KGWjXZ2Bw

 

ちなみに、"Thief in the Night"(作者は"Gene Simmons"と"Mitch Weissman")は、元プラズマティックスの"Wendy O. Williams"が1984年に発表した初のソロ・アルバム"WOW"に提供されていた曲のリメイク。

▼ Wendy O Williams & KISS - Thief In The Night
https://www.youtube.com/watch?v=7FyFfOB64d0

2018/05/17

VAULT: DEF LEPPARD GREATEST HITS 1980-1995 / DEF LEPPARD (1995)

CDの帯:デフ・レパード・グレイテスト・ヒッツ / デフ・レパードSlip Case (front): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard  Slip Case (back): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard

デフ・レパード初のベスト・アルバムとして1995年にリリースされたこの「Vault: Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / デフ・レパード・グレイテスト・ヒッツ」は通常盤とは別に、2枚組の限定盤が発売されており、自分が購入したのはここで紹介する2枚組限定盤の方。

2枚組限定盤には通常盤と同じグレイテスト・ヒッツ (Disc 1) に加え、1993年に行われたドン・バレー・スタジアムでのライヴ音源 (Disc 2) が収録されている。

又、ブックレットの方も通常ブックレットに加え、64ページのフルカラー・ブックレットが別途付属しており、そちらの方にはアルバムのディスコグラフィーの他、国内外のシングル盤のジャケット写真と共にB面曲やカップリング曲のデータ等が掲載されている。

 

Album Cover (front): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard  Album Cover (back): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard  CD Case (back cover): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard

 

なお、通常盤、2枚組限定盤共に、未発表曲のパワーバラード「When Love & Hate Collide / ラヴ・アンド・ヘイト」が収録されており、この曲はアルバムのリリースと共にシングルとしてもリリースされ、本国のイギリスでは2位のヒットを記録している。

ちなみに、この"When Love & Hate Collide"は、1992年にリリースされたアルバム「Adrenalize / アドレナライズ」の制作時にレコーディングされていた曲らしく、このベスト・アルバムに収録するに当たり、新たにミックス・ダウンを行って収録したそうだ。

加えて、日本盤には、通常盤、2枚組限定盤共に、エクストラ・トラックとして、未発表曲の「Can't Keep Away From The Flame / ザ・フレイム」が収録されている。なお、その他の収録曲に関しては、日本盤、UK盤、US盤、それぞれに若干の違いがあるので、購入される際はご確認を。

 

▼ Def Leppard - When Love & Hate Collide

https://www.youtube.com/watch?v=NE_i5W1_7oA

 

▼ 64p フルカラー・ブックレットの表と裏+メンバー5人のサイン入りメッセージ・カード

Japanese Booklet (front): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard  Japanese Booklet (back): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard  Message Card: Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard

 

自分自身は、初めて買ったデフ・レパードのアルバム(LPレコード)が1983年リリースのサード・アルバム「Pyromania / 炎のターゲット」だったこともあり、収録曲の中でも取り分け好きだった"Photograph"、"Rock Of Ages"、"Foolin'"の3曲が収録されているのみならず、その3曲全てが"Disc 2"のライヴの方にも収録されていることが嬉しくてこのベスト・アルバムを購入したことを覚えている。

だが、実際にアルバムを聴いてみると、1987年リリースのの大ヒット・アルバム「Hysteria / ヒステリア」に収録されている"Pour Some Sugar On Me"と"Rocket"がアルバムとは違うヴァージョンで収録されていた(パッケージには何も表記されていない)ことも"Hysteria"を持っている身としてはちょっぴり嬉しかった。勿論、その"Hysteria"に収録されている"Armageddon It"、"Rocket"、"Pour Some Sugar On Me"、"Love Bites"といったヒット曲のライヴ・ヴァージョンが聴けるというのも楽しみの一つだったことは言うまでもない。

一応、それ以外の曲で補足しておくと、シングルのB面曲、並びに、未発表曲やアルバム未収録曲などレア・トラックが収録されたアルバム「Retro Active / レトロ・アクティヴ」に収録されていた"Two Steps Behind"は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「Last Action Hero / ラスト・アクション・ヒーロー」のサウンドトラックにも収録されており、シングルとしてもリリースされた曲(米12位)。

又、同じく"Retro Active"に収録されている"Action"(スウィートのカヴァー曲)は、先にシングルのみでリリースされていた曲(英14位)。

 

CD Case (inside): Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard  Vault - Def Leppard Greatest Hits 1980-1995 / Def Leppard

 

CDの帯:デフ・レパード・グレイテスト・ヒッツ / デフ・レパードTRACKLIST (2CD Japanese Limited Edition)

[Disc 1]: Greatest Hits
1. Pour Some Sugar On Me / 2. Photograph / 3. Love Bites / 4. Let's Get Rocked / 5. Two Steps Behind / 6. Animal / 7. Action / 8. Rocket / 9. When Love & Hate Collide / 10. Rock! Rock! Till You Drop / 11. Armageddon It / 12. Foolin' / 13. Have You Ever Needed Someone So Bad / 14. Rock Of Ages / 15. Hysteria / 16. Bringin' On The Heartbreak / 17. Can't Keep Away From The Flame (Japanese Extra Track)

1. シュガー・オン・ミー / 2. フォトグラフ / 3. ラヴ・バイツ / 4. レッツ・ゲット・ロック / 5. トゥー・ステップス・ビハインド / 6. アニマル / 7. アクション / 8. ロケット / 9. ラヴ・アンド・ヘイト / 10. ロック! ロック! / 11. アーマゲドン / 12. フーリン / 13. ハヴ・ユー・エヴァー / 14. ロック・オブ・エイジズ / 15. ヒステリア / 16. ブリンギング・オン・ザ・ハートブレイク / 17. ザ・フレイム(日本盤エクストラ・トラック)

[Disc 2]: Limited Edition Live CD (Recorded at Don Valley, Sheffield)
1. Let's Get Rocked / 2. Armageddon It / 3. Foolin' / 4. Rocket / 5. Two Steps Behind / 6. Pour Some Sugar On Me / 7. Rock Of Ages / 8. Love Bites / 9. Photograph

1. レッツ・ゲット・ロック / 2. アーマゲドン / 3. フーリン / 4. ロケット / 5. トゥー・ステップス・ビハインド / 6. シュガー・オン・ミー / 7. ロック・オブ・エイジズ / 8. ラヴ・バイツ / 9. フォトグラフ

 

NOTES

• スリップケース入り2枚組初回限定盤 [2CD Limited Edition / Japanese First Pressing CD]
• 通常ブックレット+64P フルカラー・ブックレット
• メンバー5人のサイン入りメッセージ・カード付き(裏側に日本語訳付き)
• 解説・歌詞・対訳付

• 2CD Japanese Limited Edition: Includes outer card slipcase and extra booklet (Biography, Discograpy and Lyrics)
• Bonus Live CD: Recorded at Don Valley, Sheffield, 6 June 1993

• Pour Some Sugar on Me - Video Edit Version
• Two Steps Behind - Acoustic Version
• Rocket - Video Edit taken from "Visualize" 
• When Love & Hate Collide - Previously Unreleased
• Can't Keep Away From the Flame - Previously Unreleased

• Album: UK 3位 (Platinum) / US 15位 (4x Platinum / 2005-RIAA)
• Single: When Love & Hate Collide - UK 2位 / US 58位

 

 

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2018/05/10

COMPLETE BEST 「コンプリート・ベスト」 / CELINE DION (2008)

CDの帯:コンプリート・ベスト / セリーヌ・ディオンAlbum Cover (front): Complete Best / Celine Dion  CD Case (back cover): Complete Best / Celine Dion  CD: Complete Best / Celine Dion

来月、東京ドームにて約10年振りとなる来日公演を行うカナダを代表する世界的シンガー、セリーヌ・ディオン。そして、今月末には来日を記念したベスト・アルバムが日本独自企画でリリースされる。

で、この「Complete Best / コンプリート・ベスト」は、前回、2008年の来日公演に併せて日本だけでリリースされたベスト・アルバム。

実を言うと、ミート・ローフのアルバムにも収録されていたジム・スタインマン作の「It's All Coming Back to Me Now / イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ」が聴きたくてこのアルバムを購入したわけだが、このアルバム自体は期間生産限定盤だったらしく、自分の場合はたまたまタイミング良く買えたものの、現在は新品での購入は困難になっているようだ。

CD Case (inside): Complete Best / Celine Dion日本で企画されたアルバムということで、日本でのみシングルとしてリリースされたヒット曲もいくつか収録されているのが特徴。そして、1曲目には前作のスタジオ・アルバム"Taking Chances"に収録されていた"A World Yo Believe In"を日本人シンガーの伊藤由奈さんとデュエットした曲「A World Yo Believe In (U.S.A. Mix) (with Yuna Ito) / あなたがいる限り~A WORLD TO BELIEVE IN~」が新曲として収録されている。

購入した当時は1曲目から日本語が飛び出してくることに何となく違和感が有り、この曲だけ毎回飛ばして聴いていたのだが、改めて聴いてみると、二人の声が切り替わる部分でも言語の違いと言う部分を抜きにしたらさほど違和感は無いことに気付いた、特に英語の部分だと流し聴きしていたら直ぐには気付かない感じ。

でも、やっぱり、こういった企画の曲はアルバムの最後に持ってきた方が印象が良かったかも。私自身は、このアルバムを購入するまで、伊藤由奈さんという人は全く知らなかったのだが、聴いた限りでは、歌も上手いし、実力派シンガーといった印象があるので、ちょっともったいないなぁとは思うところ。

とは言え、アルバムは元より、その「あなたがいる限り~A WORLD TO BELIEVE IN~ (with YUNA ITO)」も、日本ではシングルとしてもヒットしていることからセリーヌ・ディオン自身は全く気にしていないのかも(笑)。

 

アルバム収録曲のシングル・チャートに於ける順位は以下の通り。

1. あなたがいる限り~A WORLD TO BELIEVE IN~ (with YUNA ITO) - 日本 8位
2. My Heart Will Go On (Love Theme from "Titanic") - カナダ 1位 / 米 1位 (Gold) / 英 1位 (2x Platinum) / 日本 34位 (2x Platinum)
3. To Love You More - カナダ 9位 / 日本 1位 (Million)
4. The Power Of Love - カナダ 1位 / 米 1位 (Platinum) / 英 4位 (Silver)
5. Beauty And The Beast (with Peabo Bryson) - カナダ 23位 / 米 3位 / 英 9位
6. Because You Loved Me - カナダ 2位 / 米 1位 (Platinum) / 英 5位 (Gold)
7. It's All Coming Back To Me Now - カナダ 1位 / 米 2位 (Platinum) / 英 3位 (Gold)
8. Be The Man (On This Night) - 日本 24位 (Platinum)
9. I'm Your Angel (with R. Kelly) - カナダ 11位 / 米 1位 (Platinum) / 英 3位 (Silver)
10. Where Does My Heart Beat Now - カナダ 22位 / 米 4位 / 英 72位
11. The Power Of The Dream - 日本 30位 (Gold)
12. When I Fall In Love (with Clive Griffin) - カナダ 21位 / 米 23位
13. That's The Way It Is - カナダ 5位 / 米 6位 / 英 12位
14. A New Day Has Come - カナダ 2位 / 米 22位 (Gold) / 英 7位
15. I'm Alive - カナダ 21位 / 英 17位
16. I Drove All Night - カナダ 1位 / 米 45位 / 英 27位
17. Taking Chances - カナダ 9位 (Gold) / 米 54位 / 英 40位

なお、アルバムには表記されていないが、"To Love You More"、"The Power of Love"、"It's All Coming Back to Me Now"の3曲は短く編集された"Radio Edit"が収録されている。又、翌年の2009年に"Blu-spec CD"で再発された方には表記されているが"A New Day Has Come"は"Radio Remix"の方が収録されている。

• To Love You More - Radio Edit (4:41) / Album Version (5:28)
• The Power of Love - Radio Edit (4:49) / Album Version (5:42)
• It's All Coming Back to Me Now - Radio Edit (5:32) / Album Version (7:37)
• A New Day Has Come - Radio Remix (4:21) / Album Version (5:43)

 

TRACKLIST
1. A World Yo Believe In (U.S.A. Mix) (with Yuna Ito) / 2. My Heart Will Go On (Love Theme from "Titanic") / 3. To Love You More / 4. The Power Of Love / 5. Beauty And The Beast (with Peabo Bryson) / 6. Because You Loved Me / 7. It's All Coming Back To Me Now / 8. Be The Man (On This Night) / 9. I'm Your Angel (with R. Kelly) / 10. Where Does My Heart Beat Now / 11. The Power Of The Dream / 12. When I Fall In Love (with Clive Griffin) / 13. That's The Way It Is / 14. A New Day Has Come / 15. I'm Alive / 16. I Drove All Night / 17. Taking Chances

1. あなたがいる限り~A WORLD TO BELIEVE IN~ (U.S.A. Mix) (with YUNA ITO) / 2. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン(ラヴ・テーマ・フロム "タイタニック") / 3. トゥ・ラヴ・ユー・モア / 4. パワー・オブ・ラヴ / 5. ビューティー・アンド・ザ・ビースト(ウィズ・ピーボ・ブライソン) / 6. ビコーズ・ユー・ラヴド・ミー / 7. イッツ・オール・カミング・バック・トゥ・ミー・ナウ / 8. ビー・ザ・マン(オン・ディス・ナイト) / 9. アイム・ユア・エンジェル(ウィズ・R・ケリー) / 10. 哀しみのハートビート / 11. パワー・オブ・ザ・ドリーム / 12. めぐり逢えたら・愛のテーマ(ウィズ・クライヴ・グリフィン) / 13. ザッツ・ザ・ウェイ・イット・イズ / 14. ア・ニュー・デイ・ハズ・カム / 15. アイム・アライヴ / 16. アイ・ドローヴ・オール・ナイト / 17. TAKING CHANCES

NOTES
• 日本特別企画盤(1ヶ月の期間生産限定盤) [First Pressing / Limited Edition  / Released in Japan Only]
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: JP 3位 (Gold)
• Single: あなたがいる限り~A WORLD TO BELIEVE IN~ (with YUNA ITO) - JP 8位

 

▼ Celine Dion - My Heart Will Go On (Live)

https://www.youtube.com/watch?v=7KBQLgeKRbg

 

▼ Celine Dion with Taro Hakase - To Love You More (Live in Memphis 1997)

https://www.youtube.com/watch?v=xHzIGtP1MDU

 

▼ Celine Dion - The Power of Love (Taking Chances World Tour: The Concert)

https://www.youtube.com/watch?v=Q5bX5K76Hag

 

▼ Celine Dion & Yuna Ito (Live in Tokyo 2008)

https://www.youtube.com/watch?v=SEL0Dwe8AGw

2018/05/04

KAMA-SUTRA 「カーマ・スートラ」 / MICHEL POLNAREFF (1990)

CDの帯(初回プレス盤):カーマ・スートラ / ミッシェル・ポルナレフAlbum Cover (front): Kama-Sutra / Michel Polnareffこの「Kama-Sutra / カーマ・スートラ」は、現在でもライヴ活動を中心に、ライヴ・アルバムやシングルを時折発表しているフランス人シンガー・ソングライター、ミッシェル・ポルナレフが1990年に発表したアルバム。

とは言え、スタジオ・アルバムはこの"Kama-Sutra"以降発表されていないことから、今から30年近くも前にリリースされたこのアルバムが今でもミッシェル・ポルナレフにとって最新のスタジオ・アルバムということに。

(※ 追記:なんと、なんと、2018年11月(この記事を書いた6か月後)に、28年ぶりのスタジオ・アルバム"Enfin!"がリリースされた)

ちなみに、日本盤の帯にはミッシェル・ポルナレフと表記されてはいるものの、ジャケットにはシンプルに"Polnareff"とだけ記されている。

日本では、LPレコードではなく、CDとしてリリースされたミッシェル・ポルナレフの最初のアルバムがこの"Kama-Sutra"だったと思うのだが、自分の場合は、LPレコードで買った1981年リリースの「Bulles / シャボンの中の青い恋」が最後に買ったミッシェル・ポルナレフのアルバムで、1985年にリリースされた次作の「Incognito / アンコグニート」は日本未発売だったことから、当時はそのアルバムの存在すら知らず、その後は活動しているのかどうかさえ分からないままだった。

と、そんなこともあり、リリースされたばかりのこの"Kama-Sutra"をCDショップにてたまたま見つけたときは予期せぬ出会いに胸躍ったことを覚えている。何せ、この当時のミッシェル・ポルナレフについてはベスト・アルバムさえCDとしてリリースされていないという状況だったしね(多分)。

ということで、何の予備知識も先入観も無いまま聴いたアルバムがこの"Kama-Sutra"だったのだが、かつて"Bulles"でも同様に感じたモダンなサウンド・アプローチに多少戸惑いのようなものはあったものの、過去の名曲に匹敵する"Goodbye Marylou"を聴けただけでそれはもう嬉しかったんだよね。しかも、アルバムの最後に収録されている"Goodbye Marylou"のインストゥルメンタル・ヴァージョンがこれまた素晴らしくて、インストゥルメンタルとして収録されているのも頷けるほど。

 

Album Cover (back): Kama-Sutra / Michel Polnareff  CD Csae (back cover): Kama-Sutra / Michel Polnareff  CD Case (inside): Kama-Sutra / Michel Polnareff

 

TRACKLIST
1. Les Boul' A Zero / 2. Besoin De Toi / 3. Toi Et Moi / 4. Kama-Sutra / 5. LNA HO / 6. Comme Un Tatouage (Et Je Matelot) / 7. Goodbye Marylou / 8. Amour Cachets / 9. Toi Sans Moi [Instrumental] / 10. Goodbye Marylou [Instrumental]

1. レ・ブラ・ゼロ / 2. きみが必要 / 3. トワ・エ・モワ / 4. カーマ・スートラ / 5. エルナ・ホ / 6. 刺青のように / 7. グッドバイ・マリルー / 8. カプセル入りの愛 / 9. トワ・サン・モワ / 10. グッドバイ・マリルー(インストゥルメンタル)

NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: France 1位
• Singles: Goodbye Marylou - France 16位 / Toi Et Moi - France 45位 / Kama-Sutra - France 47位

 

▼ Michel Polnareff - Goodbye Marylou

https://www.youtube.com/watch?v=sxGLcJgpcEg

 

▼ Michel Polnareff - Goodbye Marylou (Live at AccorHotels Arena, Paris, 2016)

https://www.youtube.com/watch?v=-jwSzGZ-JV4

 

▼ Michel Polnareff - Goodbye Marylou (Live 2007)

https://www.youtube.com/watch?v=fszspCPdSk4

 

 

[関連記事]

Passé Présent [2CD] (2003) / Michel Polnareff