2014/10/25

HEAVEN ON EARTH TOUR 2014 IN JAPAN - STICKER SHEET / BOSTON (2014)

Sticker Sheet: Heaven On Earth Tour 2014 in Japan / Bostonこちらは、35年ぶりの来日公演を行ったボストンのステッカー・シート(A4サイズ)。

とはいっても、自分がライヴに行ったわけではなく、このツアーの武道館公演を観に行かれた「洋楽和訳 (lyrics) めったPOPS」のめったさんからお土産として頂いたもの(めったさん、ありがとう)。

ボストンのロゴと歴代のアルバムに登場する宇宙船ボストン号が描かれた眺めるているだけで楽しいこのステッカー・シートは9枚のステッカーがセットになっており、その内の1枚には"JAPAN TOUR"の文字が入っている。

中高生の頃だったら早速剥がしてカバンに貼ったりしてたんだろけどね・・・(笑)。

 


 

BOSTON - HEAVEN ON EARTH TOUR 2014 IN JAPAN
• 2014年10月2日(木)日本武道館【東京】
• 2014年10月4日(土)愛知県体育館【名古屋】
• 2014年10月6日(月)大阪市中央体育館【大阪】
• 2014年10月9日(木)日本武道館【東京】

 

MEMBERS
• Tom Scholz(トム・ショルツ) - Guitar, Keyboards, Vocals
• Gary Pihl(ゲイリー・ピール) - Guitar, Keyboards, Vocals
• Tommy DeCarlo(トミー・デカーロ)- Lead Vocals, Keyboards
• Tracy Ferrie(トレイシー・フェリー) - Bass, Vocals
• Kimberley Dahme(キンバリー・ダーム) - Guitar, Vocals
• Jeff Neal(ジェフ・ニール) - Drums, Vocals
[Special Guest]
• Siobhan Magnus(シボーン・マグナス) - Vocals

SET LIST
1. Rock & Roll Band / 2. Smokin' / 3. Feelin' Satisfied / 4. Last Day of School / 5. Life, Love & Hope / 6. Peace of Mind / 7. It's Been Such a Long Time Interlude / 8. Cool the Engines / 9. Surrender to Me / 10. Don't Look Back / 11. Something About You / 12. Amanda / 13. The Launch / 14. More Than a Feeling / 15. Instrumental / 16. A New World / 17. To Be a Man / 18. Walk On / 19. Get Organ-ized / 20. Walk On (Some More) / 21. Foreplay/Long Time / Encore: 22. I Think I Like It / 23. Party

 

 

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2014/10/18

UNDER THE COVERS Vol. 2 / MATTHEW SWEET AND SUSANNA HOFFS (2009)

CDの帯:アンダー・ザ・カバーズ - グレイテスト・ポップ・パラダイス - / マシュー・スウィート & スザンナ・ホフスAlbum Cover (front): Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs  Album Cover (back): Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs

こちらの"Under The Covers Vol. 2"は、マシュー・スウィートとスザンナ・ホフス(バングルス)のカヴァーアルバムの第2弾。

「Vol. 2」がリリースされたということは、「Vol. 1」が好評だったのだろうか? ただ、前作のタイトルには既に「Vol. 1」と記されていたので、もしかしたら、予め予定されていたことなのかもしれない。ただ、そうは言っても「Vol. 1」がリリースされたのは3年前の2006年だからなぁ。まぁ、この辺りの経緯については全く分からないのだが、昨年(2013年)の11月には「Vol. 3」もリリースされているので、割と好評だったのではないかとは思うところ。

ただ、そうは言っても、私自身は「Vol. 1」は持っていないんだよね。では、なんで、こちらの「Vol. 2」は買ったのかといえば、それは、知ってる曲が比較的多かったからで、「Vol. 3」についても、知っている曲が多かったら購入していたのかも知れないが、知らない曲ばかりだったので、今のところはこちらもまだ購入していない。

このアルバムの購入層はといえば、多くはマシュー・スウィートかスザンナ・ホフス、もしくはバングルスのファンということになるかと思うのだが、自分は後者の方で、正直、マシュー・スウィートについては殆ど何も知らずに購入したアルバムだった。

ちなみに、「Vol. 1」では'60年代の楽曲が中心のカヴァーアルバムだったが、「Vol. 2」は'70年代の楽曲を中心にセレクトされている。

アルバムにはゲスト・ミュージシャンとして、フリートウッド・マックのメンバーで、この曲の作者でもあるリンジー・バッキンガム(3曲目のフリートウッド・マックのカヴァー"Second Hand News"にギターで参加)、イエスのメンバーだったスティーヴ・ハウ(8曲目のイエスのカヴァー"I've Seen All Good People: Your Move / All Good People"にギターで参加)、そして、16曲目のジョージ・ハリスンのカヴァー"Beware Of Darkness"では、ジョージ・ハリスンの息子であるダーニ・ハリスンがギターで参加している。

Booklet: Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs  CD: Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs  CD Case (back cover): Under The Covers Vol. 2 / Matthew Sweet and Susanna Hoffs

自分自身は、知っている曲が比較的多かったということもあり、比較的安心して楽しめるアルバムでもあったわけだが、曲順に関しては、個人的な好みで並び替えて聴いている。まぁ、並び替えといっても、概ね、前半に好きな曲を集めているだけなのだが、1曲目は、バングルスでとりあげても全く違和感が無い印象もあるブロンディーの"Dreamin'"、2曲目が、エリック・カルメンが在籍していたラズベリーズの"Go All The Way"、3曲目が、エリック・クラプトンが在籍していたデレク・アンド・ザ・ドミノスの"Bell Bottom Blues"、そして4曲目は、デヴィッド・ボウイがモット・ザ・フープルのために書いた"All The Young Dudes"といった感じ。ただし、オリジナルの曲順でも"Bell Bottom Blues"と"All The Young Dudes"は、3曲目と4曲目といった具合に続いており、このロッカ・バラードが続く流れは、このアルバムでも気に入っている部分でもある。

余談ではあるが、そのロッカ・バラードの"All The Young Dudes"に関していえば、自分が初めてこの曲を知ったのは、1992年に行われたフレディ・マーキュリー追悼コンサート (Freddie Mercury Tribute Concert) に於いて、この曲がモット・ザ・フープルのメンバーだったイアン・ハンターとミック・ロンソン、それにデヴィッド・ボウイが加わって披露されたライヴ(ラジオで放送された音源と、後に購入したレーザーディスクに於いてのライヴ)でのことだった。この時から良い曲だなとは思っていたものの、まさか、この曲をこうしたかたちで聴く日が来ようとは思ってもみなかったけどね。

アルバムには、その他にも、カーリー・サイモンや、ロッド・スチュワート、"IF"でお馴染みのブレッドに、ジョン・レノンといった日本でも知名度が高い有名どころのカヴァーも収録されており、自分の場合は、カーリー・サイモンの"You're So Vain"なんかは知らないと思っていたら聞き覚えのある曲だったりもした。

と、そういったこともあり、'70年代の洋楽を聴いていた人には割と取っ付きやすいアルバムなのではないかと思う。

日本盤のボーナストラックについて言えば、先にも述べたように、自分のプレイリストでは1曲目に持ってきているブロンディのヒット曲"Dreamin'"がスザンナのヴォーカルと上手くマッチしている感じで気に入っている。他にも、このボーナス・トラックの中からは、ニック・ロウが在籍していたブリンズリー・シュウォーツの"(What So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding"(後にエルヴィス・コステロ & ジ・アトラクションズがカヴァー)や、ジェームス・テイラーの"You Can Close Your Eyes"といった曲も割と好きで、これらの曲もプレイリストの前半部分に持ってきている。

ただ、この日本盤CD、歌詞も対訳も付いてないのがちょっぴり残念なところではある。

なお、日本盤には5曲のボーナス・トラックが収録されているが、"iTunes Store"などの音楽配信サイトでは、日本盤収録の5曲に、更に5曲を加えた計10曲のボーナス・トラック入りの"Deluxe Edition"も配信限定でリリースされている。

 

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - Dreaming
https://www.youtube.com/watch?v=8PIIcFcq1Yk

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - Go All The Way
https://www.youtube.com/watch?v=22zMcFblV_E

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - Bell Bottom Blues
https://www.youtube.com/watch?v=QkQFKNvaxW0

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - All The Young Dudes
https://www.youtube.com/watch?v=k3Q8-nbMyYM

▼ Matthew Sweet and Susanna Hoffs - You're So Vain
https://www.youtube.com/watch?v=-O38a2mhqPI

 

CDの帯(裏):アンダー・ザ・カバーズ - グレイテスト・ポップ・パラダイス - / マシュー・スウィート & スザンナ・ホフスTRACKLIST (Japan Edition)
1. Sugar Magnolia [Grateful Dead]
2. Go All The Way [Raspberries]
3. Second Hand News [Fleetwood Mac]
4. Bell Bottom Blues [Derek and the Dominos]
5. All The Young Dudes [Mott the Hoople]
6. You're So Vain [Carly Simon]
7. Here Comes My Girl [Tom Petty and the Heartbreakers]
8. I've Seen All Good People: Your Move / All Good People [Yes]
9. Hello It's Me [Todd Rundgren]
10. Willin' [Little Feat]
11. Back Of A Car (Big Star]
12. Couldn't I Just Tell You [Todd Rundgren]
13. Gimme Some Truth [John Lennon]
14. Maggie May [Rod Stewart]
15. Everything I Own [Bread]
16. Beware Of Darkness [George Harrison]
Bonus Tracks:
17. (What So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding [Brinsley Schwarz]
18. Killer Queen [Queen]
19. I Wanna Be Sedated [Ramones]
20. Dreamin' [Blondie]
21. You Can Close Your Eyes [James Taylor]

 

NOTES
• Matthew Sweet - Vocals, Guitars, Bass, Ukulele, Tabla Drums, Percussion, Piano, Organ, Mellotron, Electric Harpsichord
• Susanna Hoffs - Vocals, Guitar, Percussion

Guest Musicians:
• Lindsey Buckingham - Guitars (Guitars, Lead Guitar) on "Second Hand News"
• Steve Howe - Guitars (Portuguese 12 String Acoustic Guitar, Electric Lead Guitar) on "I've Seen All Good People: Your Move / All Good People"
• Dhani Harrison - Guitars (Acoustic and Electric Guitars) on "Beware of Darkness"

Tracks 17-21: Japan Only Bonus Tracks

 

 

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2014/10/11

OMEGA 「オメガ」 / ASIA (2010)

CDの帯:オメガ / エイジアAlbum Cover (front): Omega / Asia

オリジナル・メンバーによる復活アルバム「Phoenix / フェニックス」から約2年、ドラマはまだまだ続くのだった。というか、"Phoenix"が商業的に今ひとつだったようなだけに、当時は一発限りで終わりにならなくて良かったという安堵感の方が先にあったんだけどね。

アルバム・タイトルの「Omega / オメガ」については、"Alpha" (α) がファースト・アルバムでなかったように"Omega" (Ω) がラスト・アルバムということではないとのこと。まぁ、実際、この後もアルバムを発表し続けていることから、それが嘘ではなかったことも実証されている訳だが、それでも当時は、いや、もしかしたら・・・という思いは少なからずあった。

※(補足)
1. ギリシャ文字のアルファベットは「α / アルファ」で始まり「Ω / オメガ」で終わる。

2. なお、「α」は小文字で、大文字だと「Α」となる。ただ、大文字だと英語の「A」と混同してしまう場合もあるので、多くの場合、アルファは小文字の方が使われているようだ。又、逆に「Ω」は大文字で、小文字だと「ω」となる。

3. ちなみに、「アルファベット」という語は、ギリシア文字の最初の2文字「α」と「β」の読み方である「アルファ」と「ベータ」が由来。又、最初の文字「α」と、最後の文字「Ω」を並べると、最初と最後、もしくは最初から最後までということで、「全て」や「永遠」といった意味合いを持つことになるそうだ。

 

Album Cover (back): Omega / Asia   CD: Omega / Asia   Booklet: Omega / Asia

 

で、この"Omega"だが、音作りという点では前作の"Phoenix"を継承している印象があるが、"Phoenix"にあったような尺長の曲は無くなっている。自分としては、"End Of The World"のイントロに見られるようなスリリングで勇壮なアレンジをアルバム全体を通して展開してほしかったところだが、まぁ、この点については、捉え方も人それぞれだろうし、個人的な好みの部分ではある。

ということで、音作りに関しては、多少期待していたものとはズレている部分もあるのだが、アルバムとしてはそう悪い出来ではないと思う。ただ、アルバムの中で好きな曲を挙げれば、最初の2曲、"Finger On The Trigger"と"Through My Veins"、それに最後の2曲、"I Believe"と"I Don't Wanna Lose You Now"といったように、好みが中抜けになってしまうアルバムではある。

なお、1曲目の"Finger On The Trigger"は、エイジアのメンバー2人のユニット「Wetton - Downes / ウェットン・ダウンズ」が2006年に発表したアルバム「Icon II - Rubicon / ルビコン」に収録されていた曲のセルフ・カヴァー。とは言っても、自分自身はリリースされて暫くは、これがセルフ・カヴァーだと知らなかったんだけどね。でも、こうして取り上げてもらえなければ知らなかった曲だし、案外、本人達も、埋もれさせておくには惜しい曲だとの判断があっての再レコーディングだったのかもと思ったりするところではある。

ただ、"Phoenix"にもあったのだが、"Listen Children"や"Light The Way"のような一昔前の日本のアイドルグループが歌っているような歌謡曲っぽい曲は、やはりどうも苦手。特に"Light The Way"では、歌詞の一部が自分の耳には「一生懸命です」と日本語のように聞こえるから尚更なのだ(笑)。それと、全体的にジェフ・ダウンズのキーボードが控えめな印象も無きにしも非ずで、この点もちょっと残念。自分としては、時代と逆行しても、やっぱり、もっと重厚でスケール感が欲しかったところ。希望としては、多少仰々しいと思えるくらい重厚長大に(笑)。

 

Booklet (English and Japanese): Omega / Asia

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Geoffrey Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards
• Steve Howe (スティーヴ・ハウ) - Electric, Acoustic and Steel Guitars
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums and Percussion
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Vocals and Bass Guitar

 

TRACKLIST
1. Finger On The Trigger / 2. Through My Veins / 3. Holy War / 4. Ever Yours / 5. Listen Children / 6. End Of The World / 7. Light The Way / 8. I'm Still The Same / 9. There Was A Time / 10. Drop A Stone (Japan Bonus Track) / 11. I Believe / 12. I Don't Wanna Lose You Now

1. フィンガー・オン・ザ・トリガー / 2. スルー・マイ・ヴェインズ / 3. ホーリー・ウォー / 4. エヴァー・ユアーズ / 5. リッスン、チルドレン / 6. エンド・オブ・ザ・ワールド / 7. ライト・ザ・ウェイ / 8. アイム・スティル・ザ・セイム / 9. ゼア・ワズ・ア・タイム / 10. ドロップ・ア・ストーン(日本盤ボーナストラック) / 11. アイ・ビリーヴ / 12. ドント・ワナ・ルーズ・ユー・ナウ

日本盤には、10曲目に"Drop A Stone"がボーナストラックとして収録されているが、ヨーロッパ盤等では、8曲目に"Emily"がボーナストラックとして収録されている。

又、CDのジュエルケース(プラケース)は前作同様ちょっぴり厚めのタイプが使われている。

 

NOTES
日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
解説・歌詞・対訳付

Japanese edition includes:
• Bonus track exclusive to Japan (Drop A Stone)
• Jewel case slightly thicker than the regular size
• 16-page color booklet with band member photographs and lyrics in English
• Additional 16-page black & white booklet with liner notes and lyrics both in Japanese

Album: 135位 (UK)

 

▼ Asia - Finger On The Trigger

https://www.youtube.com/watch?v=ojOJofEAx1I

 

▼ Asia - I Believe

https://www.youtube.com/watch?v=karFqnB1YOQ

 

 

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ジョン・ウェットンとジェフ・ダウンズが提供した楽曲"We Move as One"を収録
Eyes Of A Woman (1985) / Agnetha Fältskog [ex-Abba]

2014/10/04

PHOENIX 「フェニックス」 / ASIA (2008)

CDの帯:フェニックス / エイジアAlbum Cover: Phoenix / Asiaオリジナルメンバーによるスタジオ・アルバムとしては、1983年の「Alpha / アルファ」以来、実に25年ぶりとなるエイジアの復活アルバムがこの「Phoenix / フェニックス」。

復活劇を表すかのように、ジャケットにはフェニックス(不死鳥)が描かれており、ジャケットのアートワークは当時のエイジアのアルバムを手掛けていたロジャー・ディーンが担当している。

ということで、個人的には、当時のアルバム・ジャケットのような幻想的なイメージを思い浮かべていたのだが、初めてジャケットを見たときは、思いのほかグラフィックぽくて、多少肩透かしを食らったようなところがあった。

一応、ロジャー・ディーンらしい幻想的なアートワークはブックレットの内側で見ることができるのだが、個人的には、こちらをトリミングして表に使っても良かったような気がしないでもない。

とは言え、LP時代よりもジャケットが小さいCD時代ということもあり、もしかしたら、ブックレットの内側にあるような幻想的な絵よりは、復活劇をより印象付けるという意味に於いて、このようなメリハリのあるデザインになったのかもしれないとは思うところ。

■ 補足:フェニックス(ウィキペディアより抜粋)
死んでも蘇ることで永遠の時を生きるといわれる伝説上の鳥。寿命を迎えると、自ら薪から燃え上がる炎に飛び込んで死ぬが、再び蘇るとされており、不死鳥、もしくは見た目または伝承から火の鳥ともいわれる。

正直言うと、1983年発表の"Alpha"以来のオリジナルメンバーによるアルバムということで、初期2枚のアルバムようなゴージャスでドラマティックな厚みのある音を期待していたということもあり、当時はジャケットと同様、やや肩透かしを食らったような感じがあった。それでも、このアルバムに収録されている曲の幾つかは今でも時折聴いていることもあり、こうしてアルバムを発表してくれたことに感謝したい。

アルバムは、アメリカで73位、本国のイギリスでは166位と、劇的な復活劇とはならなかったものの、現在の厳しい音楽業界を考えれば、致し方ない部分もあるのかも知れない。

オープニングの"Never Again"から、2曲目の"Nothing's Forever"へと続く流れは、大ヒットを記録した1982年のファースト・アルバムをどことなく連想するような展開にもなっているが、恐らくは、そのファースト・アルバム意識した部分は少なからずあったのではないかとは思う。

アルバムの中で好きな曲を挙げれば、キャッチーなオープニングの"Never Again"と、ラストの"An Extraordinary Life"、それに"Heroine"と"I Will Remember You"のバラード曲といったところだが、アルバムとして考えれば、"Wish I'd Known All Along"と"Over and Over"のスティーヴ・ハウ作の2曲が良いアクセントになっている感じがする。

それと、アルバムには8分を超える組曲のような曲が2曲("Sleeping Giant | No Way Back | reprise"と"Parallel Worlds | Vortex | Deya")収録されているが、これについては、もしかしたら賛否が分かれるところなのかも知れない。私自身はこれはこれでアリじゃないかとは思うんだけどね。

ただ、一昔前の日本のアイドルグループが歌っていてもおかしくないような"Alibis"と"Shadow of a Doubt"のような曲はちょっと苦手。セカンド・アルバム"Alpha"に於けるポップ感覚は好きなんだけど、これはちょっとねぇ・・・。まぁ、この辺りは好みの問題なんだろうけど。

それと、余談ではあるが、このアルバムがリリースされたことにより、過去のアルバムを再び聴き直す機会が生まれて、当時はそれほど好きではなかったサード・アルバム「Astra / アストラ」の魅力に気付くことができたのは良かったところ。時を経て、今では"Astra"もファーストやセカンドに負けず劣らず好きなアルバムになったからね。いや、ほんと、この"Astra"、個々の楽曲としては勿論のこと、アルバムとしても展開がスリリングで素晴らしいアルバムなんだよね。なんで当時はこの良さが分からなかったんだろうか。

 

Booklet: Phoenix / Asia   Booklet: Phoenix / Asia

 

なお、日本盤には"I Will Remember You (acoustic remix)"がボーナス・トラックとして収録されているが、ヨーロッパ盤には"An Extraordinary Life (acoustic remix)"がボーナス・トラックとして収録されている。

 

▼ 初回盤のみアルバムカヴァーと同じデザインのステッカー(ブックレットサイズ)付き

CD & Sticker: Phoenix / Asia   CD + Sticker + Lyric booklet: Phoenix / Asia

 

ASIA - BAND MEMBERS (Listed on Back Cover)
• Geoff Downes (ジェフ・ダウンズ) - Keyboards
• Steve Howe (スティーヴ・ハウ) - Electric, Acoustic and Steel Guitars
• Carl Palmer (カール・パーマー) - Drums and Percussion
• John Wetton (ジョン・ウェットン) - Lead Vocal and Bass Guitar

 

TRACKLIST (Japanese Edition - Enhanced CD)
1. Never Again / 2. Nothing's Forever / 3. Heroine / 4. Sleeping Giant | No Way Back | reprise / 5. Alibis / 6. I Will Remember You / 7. Shadow of a Doubt / 8. Parallel Worlds | Vortex | Deya / 9. Wish I'd Known All Along / 10. Orchard of Mines / 11. Over and Over / 12. An Extraordinary Life / 13. I Will Remember You (acoustic remix) [Bonus Track for Japan]

14. Enhanced: Interview footage

1. ネヴァー・アゲイン / 2. ナッシングズ・フォーエヴァー / 3. ヒロイン / 4. スリーピング・ジャイアント | ノー・ウェイ・バック | リプリーズ / 5. アリバイズ / 6. アイ・ウィル・リメンバー・ユー / 7. シャドウ・オヴ・ア・ダウト / 8. パラレル・ワールズ | ヴォーテクス | トーヤ / 9. ウイッシュ・アイド・ノーウン・オール・アロング / 10. オーチャード・オブ・マインズ / 11. オーヴァー・アンド・オーヴァー / 12. アン・エクストラオーディナリー・ライフ / 13. アイ・ウィル・リメンバー・ユー (アコースティック・リミックス) [日本盤ボーナス・トラック]

14. エンハンスド:メンバーのインタビュー映像

 

NOTES
日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
解説・歌詞・対訳付

Japanese Edition (first press):
• Bonus sticker
• Jewel case slightly thicker than the regular size
• Separate English & Japanese lyric booklets
• Bonus Track - "I Will Remember You (acoustic remix)"
• Enhanced CD

Album: 166位 (UK)、73位 (US)

 

▼ Asia - Never Again

https://www.youtube.com/watch?v=_kOcWgB3ico

 

▼ Asia - Heroine

https://www.youtube.com/watch?v=1clFQjyIvDg

 

 

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