2018/04/26

A KIND OF MAGIC [12-INCH VINYL SINGLE] / QUEEN (1986)

レコードの帯 (12-inch Single):カインド・オブ・マジック / クイーンJapanese 12-inch Vinyl Single: A Kind of Magic / Queenこちらは"A Kind of Magic"の12インチ・シングル盤で、6分を超えるこのエクステンデッド・ヴァージョンは先に記事にした"Radio Ga Ga"エクステンデッド・ヴァージョンと同様にクイーンのオリジナル・アルバムには収録されていない。

又、B面に収録されている"A Dozen Red Roses For My Darling"は、アルバム"A Kind of Magic"に収録されている"Don't Lose Your Head"をベースにリミックスしたと思われるインストゥルメンタル曲だが、こちらもクイーンのオリジナル・アルバムには未収録の曲となっている。

前作"The Works"に収録のヒット・シングル"Radio Ga Ga"もロジャー・テイラーが書いた曲だったが、この"A Kind of Magic"の12インチ・シングルはA面B面共にロジャー・テイラーが書いた曲というのが興味深いところ。しかも、この"A Kind of Magic"もまた"Radio Ga Ga"に引き続き、ヨーロッパ諸国では本国のイギリス(3位)をはじめ、スイス(4位)、フランス(5位)、オランダ(5位)、ドイツ(6位)などトップ10に入るヒットを記録しており、この頃のクイーンはコンポーザーとしてのロジャーの台頭が著しい時期でもあった。

レコード盤のラベル (Side A):A Kind of Magic / Queen  レコード盤のラベル (Side B):A Kind of Magic / Queen

TRACKLIST
Side A:
A Kind of Magic (Extended Version) / カインド・オブ・マジック(エクステンデッド・ヴァージョン)

Side B:
A Dozen Red Roses For My Darling / 赤い薔薇を君に(エクステンデッド・ヴァージョン)

 

レコード盤のラベル (12-inch Single):A Kind of Magic / QueenNOTES
• Format: 12-inch Vinyl Single Record
• Label: EMI
• Released in Japan
• 解説・歌詞付
• 発売年:1986年

• A Kind of Magic (Single) - UK 3位 / US 42位

 

▼ Queen - A Kind of Magic (12" Extended Version)

https://www.youtube.com/watch?v=1vjwKBMwsB0

 

 

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Radio Ga Ga [12-inch Vinyl Single] (1986) / Queen

A Kind Of Magic 「カインド・オブ・マジック」 (1986) / Queen(アルバム)

2018/04/20

RADIO GA GA [12-INCH VINYL SINGLE] / QUEEN (1984)

レコードの帯 (12-inch Single):Radio Ga Ga / クイーンJapanese 12-inch Vinyl Single: Radio Ga Ga / Queenこちらは、リリースされた当時に購入した"Radio Ga Ga"の12インチ・シングル盤で、その"Radio Ga Ga"は、"The Works"に収録されているアルバム・ヴァージョンよりも1分近く長いエクステンデッド・ヴァージョンが収録されている。

又、B面(レコードでは"Side 2"表記)には、"Radio Ga Ga"のインストゥルメンタル・ヴァージョンと、アルバム未収録曲の"I Go Crazy"(ブライアン作でヴォーカルはフレディ)が収録されており、レコードに収録されている3曲の何れもがオリジナル・アルバムの"The Works"には未収録のヴァージョン及び曲となっている。

※ [追記]
2011年にリリースされた"The Works (40th Anniversary Limited Edition)"のボーナスディスクにはこの12インチ・シングルに収録されている3曲の内の1曲"I Go Crazy"が収録されたが、残念なら、"Radio Ga Ga"のエクステンデッド・ヴァージョンとインストゥルメンタル・ヴァージョンの2曲は収録されなかった。

この"Radio Ga Ga"のコンポーザーはドラマーのロジャー・テイラーで、ロジャー・テイラーにとっては初のシングルA面曲でもあったわけだが、この曲は、本国のイギリス(2位)と、アメリカ(16位)をはじめ、フランス(1位)、オーストリア(2位)、オランダ(2位)、ドイツ(2位)、オーストラリア(2位)、スイス(3位)、ニュージーランド(4位)と、ヨーロッパの国々を中心に各国でヒットを記録し、その後のライヴに於いては定番曲となるなど、ロジャー・テイラーを代表する1曲となっている。

エレクトリック色が強いこともあって、クイーンの曲としてはやや異色な感じではあるのだが、個人的にはエレクトリックでありながらも、ピアノの音が効果的に入っているのが何気に好きなところ。曲のエンディング近くでようやく登場するブライアンのスライド・ギターも曲の雰囲気に合ってて良い感じ。

補足しておくと、この"Radio Ga Ga"は、レディー・ガガ (Lady Gaga) の芸名の元となった曲としても知られるところ。

 

レコード盤のラベル (Side 1):Radio Ga Ga / Queen  レコード盤のラベル (Side 2):Radio Ga Ga / Queen

 

TRACKLIST
Side 1:
Radio Ga Ga (Extended Version) / Radio Ga Ga [ラジオ] (エクステンデッド・ヴァージョン)

Side 2:
1. Radio Ga Ga (Instrumental) / Radio Ga Ga [ラジオ] (インストゥルメンタル)
2. I Go Crazy / アイ・ゴー・クレイジー

レコード盤のラベル (12-inch Single):Radio Ga Ga / QueenNOTES
• Format: 12-inch Vinyl Single Record (45 RPM)
• Label: EMI
• Released in Japan
• 歌詞・対訳付(A/B面共)
• 発売年:1984年

• Radio Ga Ga - UK 2位 / US 16位

 

▼ Queen - Radio Ga Ga (12" Extended Version)

https://www.youtube.com/watch?v=MGCbbm_aijY

 

 

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A Kind Of Magic [12-inch Vinyl Single] (1984) / Queen

2018/04/16

Mac - マジックマウスのワイヤレス (Bluetooth) 接続が頻繁に切れる問題を解決

Mac - Magic Mouse

 

ここ数日、電池の容量は十分あるにもかかわらず、マジックマウスの"Bluetooth"接続が切れたり繋がったりの状態を繰り返すようになり、全く作業が捗らない状況が続いていた。

何しろ、酷いときには一分間に数回切れたり繋がったりといった具合で、何かが電波を遮っているのかと思い、マジックマウスとパソコンの間にあるものを退けたりしてはみたものの何も改善されず・・・。

キーボードの方は何も問題がないので"Bluetooth"自体の問題ではないとは思っていたものの、症状としては、接続が切れたら、マウスを動かしたり、カチカチとクリックしてると再び接続されるといった感じで、こんなことを毎回やっていてもラチが明かないし、こういうときのためにと買っておいた予備の有線マウスに代えようとも考えたのだが、とりあえずは症状をググってみたところ、結構遭遇する問題らしく、数多くの解決策がヒット。

マジックマウス自体が物理的な問題で故障しているのだったら修理するか買い換えるしかないのだが、一応、マジックマウスの底にある電池を入れる蓋を空けて中を掃除するというノーリスクで一番簡単な方法をやってみたところ、なんとこれで問題が解決。

 

マジックマウス電池挿入部  マジックマウス電池挿入部(拡大)

 

掃除とは言っても、大したことはやってなくて、蓋を空けて電池を取り外してみたら、プラス側の金属部分(丸く窪んだ部分)が両方共白くなっていたので、そこを綿棒で拭いたら(綿棒には何もつけずに軽く拭いただけ)簡単に白い汚れは取れて元のメタリック色に戻ったことから、それだけやって再び電池をセットしただけなのだが、結果的にはこれで症状が出なくなったことから、これが原因で電池の接触不良を起こしていたんだろうね。

それにしても、まさか、これだけで問題が解決できるなんて正直思ってなかったなぁ。そういえば、キーボードにコツンとマウスをぶつけてしまうといったように、ちょっとした振動でマウスの接続が切れたりすることが以前にも時折あったのだが、今から考えると、それも、これに起因する予兆だったのだろうと思った。

2018/04/12

DOUBLE PLATINUM 「ダブル・プラチナム」 / KISS (1978)

CDの帯:ダブル・プラチナム / キッスAlbum Cover (front): Double Platinum / KISS  Album Cover (back): Double Platinum / KISS  プラチナム・アワードのミニチュア・レプリカ:Double Platinum / KISS

"KISS Alive II"がリリースされた翌年に、キッス初のベスト・アルバムとしてリリースされたのがこの「Double Platinum / ダブル・プラチナム」。プラチナム (Platinum Award) とは100万枚のセールスに達したアルバムに贈られる賞のことで、このベスト・アルバムが2枚組レコードとしてリリースされることからダブル・プラチナム (200万枚のセールス) と名付けられたと思われる。

収録されている曲は1974年にリリースされたファースト・アルバムの「KISS / 地獄からの使者 ~ キッス・ファースト」から1977年リリースの6作目のスタジオ・アルバム「Love Gun / ラヴ・ガン」までのアルバムの中から選曲されており、1曲目の"Strutter '78"のみ、タイトルからも分かるように、このアルバムのリリースに併せて再録音された"Strutter"のニュー・ヴァージョンになっている。ちなみに、"Strutter '78"はアルバムのリリースと同時にシングルとしてもリリースされている。

又、その他にも多くの曲がリミックスされており、このアルバムでしか聴けないヴァージョンもあることから、ベスト・アルバムとは言え、ファンにとっては無視できないアルバムになるのではないかと。

CD Case (inside): Double Platinum / KISS今でこそ再録音とかリミックスなんて全然珍しくもないのだが、リリースされた当時は、過去の曲を再録音するとか、新たにミックスし直すことなんて全然一般的ではなくて、こういったことをやって大丈夫なのかと驚くと同時に、慣れ親しんだ曲の数々がどのように変わったのだろうと聴く前からワクワクしていたことを覚えている。そういえば、2枚組のベスト・アルバムというのも当時は珍しかったね。

"Strutter"の再レコーディング・ヴァージョンとなる"Strutter '78"について言えば、オリジナル・ヴァージョンに比べると幾分重くゆったりとしたテンポの曲になってはいるものの、オリジナルのイメージを損なわないアレンジで、個人的には結構好きというか、実はオリジナル・ヴァージョンよりもこの"Strutter '78"の方が好きなんだよね。エンディング部分に加えられたポールのヴォーカル・パートも中々カッコよくて、当時は随分と貫禄が出たなぁと、この間のバンドの成長といったものも感じていたのだった。

それでも、まぁ、そういう捉え方をしている自分は、恐らくは少数派なんだろうと思っていたら、動画のコメントにはオリジナルより好きという長年のファンの書き込みもあったりして、意外と好意的な評価が多いことにちょっとビックリ。

 

▼ KISS - Double Platinum TV Commercial 1978

https://www.youtube.com/watch?v=i71WoHdbUlw

 

▼ KISS - Strutter '78

https://www.youtube.com/watch?v=hA84x42KIqY

 

アルバムにはそれぞれの曲についてリミックス等の表記がされていないので、リミックスされているのかどうか分からないような曲もあるのだが、明らかに違いが分かる曲を挙げると。

• Hard Luck Woman
前半はベースとドラムがカットされており、ヴォーカル・パートの途中からベースとドラムが入ってくる構成になっている。又、フェードアウトしていくエンディング部分のギターにエコーがかけられている。

• Calling Dr. Love
イントロから直ぐにオリジナルとの違いが分かるのだが、曲の後半もジーンのヴォーカル・パートがカットされ、バッキング・コーラスだけになっている部分があったりする。

• Let Me Go Rock 'N' Roll
ドラムの音が重くなっている。

• Firehouse
ヴォーカル・パートがテープの回転スピードを上げたような感じになっている。

• Deuce
オリジナルと聴き比べないと分からないレベルなんだが、一部で楽器の音の定位が変更されている。

• 100,000 Years
イントロにエコーが加えられている他、オリジナルだと左右のチャンネルに分離されていたギターソロの前半部分が中央でミックスされた感じになっている等、一部で楽器の音の定位が変更されている。

• Detroit Rock City
オリジナルのイントロ部分にある車に乗り込んで発進する部分の効果音が全て省かれており、いきなり曲が始まる構成になっている他、エンディングの車がクラッシュして爆発する効果音もカットされている。又、ポールのヴォーカルパートにエコーがかけられており、ギターソロのパートにも"You gotta lose your mind in Detroit, Rock City"のバッキング・ヴォーカルが加えれていたり、オリジナルではギターソロのパート以降は"Get up!"だけだったバッキング・ヴォーカルに"Get down!"も加えられていたりと結構手が加えられている。

• She
曲の始めに"Rock Bottom"イントロが加えられている。又、エンディングの部分では曲の冒頭部分が加えられており、それがそのままフェードアウトして終わる結構になっている。ただし、"Rock"Bottom"のイントロについては、オリジナルのLPレコード時代だと前曲の"Detroit Rock City"の最後に組み込まれていた記憶があるんだよね。

• Black Diamond
アコースティック・ギターで始まるイントロが長くなっており、ピーターのヴォーカルも二重になっている。又、エンディングのパートがごっそりカットされ、再びイントロの部分が始まりフェードアウトして終わる結構になっているなどオリジナルとの違いも顕著。

といったところ。

個人的には"Hard Luck Woman"のリミックスは割と好きなんですが、"Firehouse"、"Detroit Rock City"、"Black Diamond"等のリミックスはあまり好きではないですね。

当時買ったLPレコードは、"KISS"のロゴが立体的にエンボス加工され、鏡のように反射する光沢のあるシルバーメタリックのコーティングが施された特殊なジャケットで、見開きの内側にはメンバー4人の顔がこれまた立体的にエンボス加工され、角度によっては素顔が見えるという仕様になっていたが、自分が買ったこの再発盤のCDは光沢の無いカラーで印刷されたそっけない平面のジャケットになっている。

なお、LPレコードには、プラチナム・アワードで贈られるシルヴァー・メタリックのレコードを模したミニチュアがおまけとして付いていました(LPレコードの方は処分してしまったので手元には無いのだが、プラチナム・アワードのミニチュアだけは残っていたので、記事上部右側に写真を掲載している)。

 

TRACKLIST
1. Strutter '78 / 2. Do You Love Me / 3. Hard Luck Woman / 4. Calling Dr. Love / 5. Let Me Go Rock 'N' Roll / 6. Love Gun / 7. God Of Thunder / 8. Firehouse / 9. Hotter Than Hell / 10. I Want You / 11. Deuce / 12. 100,000 Years / 13. Detroit Rock City / 14. She / 15. Rock And Roll All Nite / 16. Beth / 17. Makin' Love / 18. C'mon And Love Me / 19. Cold Gin / 20. Black Diamond

1. ストラッター '78 / 2. ドゥ・ユー・ラヴ・ミー / 3. ハード・ラック・ウーマン / 4. 悪魔のドクター・ラヴ / 5. レット・ミー・ゴー、ロックン・ロール / 6. ラヴ・ガン / 7. 雷神 / 8. ファイアーハウス / 9. ホッター・ザン・ヘル / 10. いかすぜあの娘 / 11. ジュース / 12. 10万年の彼方 / 13. デトロイト・ロック・シティ / 14. 彼女 / 15. ロックン・ロール・オール・ナイト / 16. ベス / 17. 果てしなきロック・ファイヤー / 18. 激しい愛を / 19. コールド・ジン / 20. ブラック・ダイヤモンド

NOTES
• CD発売年:1989年(再発盤)
• 解説・歌詞・対訳付

• Album: US 22位 (Platinum / 1978-RIAA)
• Single: Strutter 78 - US 89位

 


 

■ 追記
そして、こちらは2020年9月30日に日本で再発された紙ジャケ/ハイレゾCD。

 

CDの帯:ダブル・プラチナム / キッス

Album Cover (front): Double Platinum / KISS   Album Cover (back): Double Platinum / KISS

発売当時のLPをミニチュア再現したエンボス箔張り見開き紙ジャケット+日本初回盤LPの帯に加え、おまけで付いていた封入物のプラチナム・アワード・カードと6つ折りポスターもCDサイズで再現(ポスターの再現は初)。更には、米国盤貼付の告知シールと封入のマーチャンダイズ・オーダーフォーム(グッズ案内用紙)も併せて再現。

一方、音源の方は、アナログ・テープを基にした最新リマスター音源(352.8kHz/24bit)を使用し、初のハイレゾCD化 (MQA-CD+UHQCD) も実現。

LPと同じく、ジャケット内側にエンボス加工で描かれた4人の顔も再現されており、かなり力が入った仕様になっているが、ただ、プラチナム・アワード・カードだけはLPに封入されていたもののようなキラキラ仕様ではないのがちょっぴり残念なところ。LP時代のプラチナム・アワード・カードは左下のアルバムカヴァーもジャケットと同じエンボス加工のキラキラ仕様で、描かれたレコード盤の方もメタリックに輝いていたんだよね。もしかしたら、サイズが小さくなったので再現が難しかったのかもしれない。

 

CDの帯(表と裏):ダブル・プラチナム / キッス  Album Cover (inside): Double Platinum / KISS  プラチナム・アワード・カード:Double Platinum / KISS

 

TRACKLIST
1. Strutter '78 / ストラッター'78
2. Do You Love Me / ドゥ・ユー・ラブ・ミー
3. Hard Luck Woman / ハード・ラック・ウーマン
4. Calling Dr. Love / 悪魔のドクター・ラブ
5. Let Me Go, Rock 'n Roll / レット・ミー・ゴー、ロックン・ロール
6. Love Gun / ラブ・ガン
7. God Of Thunder / 雷神
8. Firehouse / ファイアーハウス
9. Hotter Than Hell / ホッター・ザン・ヘル
10. I Want You / いかすぜあの娘
11. Deuce / ジュース
12. 100,000 Years / 10万年の彼方
13. Detroit Rock City / デトロイト・ロック・シティ
14. Rock Bottom (Intro) / ロック・ボトム(イントロ)
15. She / 彼女
16. Rock And Roll All Nite / ロックン・ロール・オール・ナイト
17. Beth / ベス
18. Makin' Love / 果しなきロック・ファイアー
19. C'mon And Love Me / 激しい愛を
20. Cold Gin / コールド・ジン
21. Black Diamond / ブラック・ダイヤモンド

※ 14曲目に"Rock Bottom (Intro)"が単独でトラック割りされているので、収録曲は全21曲となっている(オリジナルは全20曲)。

 

NOTES
• ハイレゾCD (MQA-CD+UHQCD) 仕様 / グリーン・カラー・レーベルコート
• 米国オリジナル・アナログ・テープを基にした2020年DSDマスターを352.8kHz/24bitに変換して収録(ハイレゾ未配信音源)
• 米初回盤LPをミニチュア再現したエンボス箔張り見開き紙ジャケット+告知シール+プラチナム・アワード・カード+マーチャンダイズ・オーダーフォーム
• 日本初回盤LPの意匠を再現した帯+6つ折りポスター
• 解説・歌詞・対訳付
• 品番:UICY-40315
• CD発売日:2020年9月26日(再発限定盤)

※ ハイレゾCDは、全てのCDプレーヤーで再生可能 (44.1kHz/16bit) な高音質CD (UHQCD) です。
※ MQA対応機器を使用すれば、元となっているマスター通りのハイレゾ・クオリティで再生することができます。

 

 

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2018/04/05

ELO - 祝・新作発売!! ELOとジェフ・リンの全軌跡を徹底研究 [CROSSBEAT] (2015)

SHINKO MUSIC MOOK - CROSSBEAT Special Edition ELO / 祝・新作発売! ! ELOとジェフ・リンの全軌跡を徹底研究(単行本)  SHINKO MUSIC MOOK - CROSSBEAT Special Edition ELO / 祝・新作発売! ! ELOとジェフ・リンの全軌跡を徹底研究(単行本)  SHINKO MUSIC MOOK - CROSSBEAT Special Edition ELO / 祝・新作発売! ! ELOとジェフ・リンの全軌跡を徹底研究(単行本)

いやいや、それにしても丸々一冊"ELO"の本なんてものがこの時代に出るとは思ってもみなかったなぁ。しかも、ニューアルバムの"Alone In The Universe"をリリースした後のジェフ・リンの最新インタビューは元より、復刻掲載された'70年代のインタビュー記事も満載で、ファンとしては嬉しい限り。

なんたって、最初から最後までどのページを開いても"ELO"に関することしか載っていないのだからファンにとっては正に夢のような本。それに、丸々一冊"ELO"を特集した本なんて今後出版されるかどうか分からないし。

個人的には、やはり、ジェフや他のメンバーのインタビュー記事が興味を惹かれた。例えば、1977年のインタビュー記事では、リリースされたばかりの2枚組アルバム「Our of the Blue / アウト・オブ・ザ・ブルー」の収録曲(全曲)についてべヴ・ベヴァンが語るレコーディング時の話を交えた解説は興味深いものだった。

それでも、アルバム「Discovery / ディスカバリー」を発表したばかりの2年後(1979年)のべヴ・ベヴァンへのインタビュー記事では、「二度と2枚組アルバムは作りたくないね。この前のアウト・オブ・ザ・ブルーでこりごりさ」、「今回はシングル・アルバムだったので楽だった」などと語っていることから、2枚組アルバム"Our of the Blue"の制作には我々が考えている以上に相当な労力が費やされたんだなぁと思ってみたり・・・。とは言え、ジェフ・リン自身は2015年の新作試聴会での質疑応答で、「キャリアで最高の瞬間は?」との問いに「"Our of the Blue"かな」と答えていたりするのが面白いところ。

その他にも、2001年のインタビュー記事で、復活アルバム「Zoom / ズーム」の収録曲(全曲)についてのジェフ・リンのコメントが読めたのも自分自身は結構嬉しかったり。

 

CONTENTS

フォトギャラリー

ELOヒストリー:1970-2015
• ELO以前のジェフ・リンとその周辺

アルバム・レヴュー
• アイドル・レース / ザ・ムーヴ / ELO
• 主なアルバム未収録音源
• 映像作品

ジェフ・リンのソロ作 / 参加作品
• アルバム・レヴュー
• ジェフ・リンとビートルズ
• ディスク選:ジェフのプロデュース作品

発掘&最新インタビュー
• 1977年:べヴ・ベヴァン
• 1978年:ジェフ・リン
• 1978年:来日中のメンバー5人と対面
• 1979年:べヴ・ベヴァン
• 2001年:ジェフ・リン
• 2015年:ジェフ・リン
• 新作『Alone In The Universe』試聴会での質疑応答

コラム:ELO解析
• 映画 / ロックンロール / ソウル/パワー・ポップ / プログレ

メンバーの歩み
• ザ・ムーヴ~ELOを生んだバーミンガムのシーン
• ロイ・ウッド:バイオ&アルバム・レヴュー
• ベヴ・ベヴァン
• その他のメンバー経歴
• コラム:アーティストが語るELO(ブルウ  /パグウォッシュ)

 

NOTES
SHINKO MUSIC MOOK - CROSSBEAT Special Edition ELO / 祝・新作発売! ! ELOとジェフ・リンの全軌跡を徹底研究
• 単行本(160ページ)
• 出版社:シンコーミュージック
• 発売日:2015年12月7日
• 寸法:21 x 14.8 x 2.5cm
• 価格:¥1,500+税(税込み¥1,620)

 

■ 以下は、インタビュー記事(2015年)内で感動的だったとジェフ・リンが話す2014に行われたハイド・パークでのライヴ映像。

 

▼ Jeff Lynne's ELO - Turn To Stone (Live at Hyde Park 2014)

https://www.youtube.com/watch?v=4T5aVomEBUU

 

▼ Jeff Lynne's ELO - Sweet Talkin' Woman (Live at Hyde Park 2014)

https://www.youtube.com/watch?v=TVwrfOHFiKc

 

▼ Jeff Lynne's ELO - Mr. Blue Sky (Live at Hyde Park 2014)

https://www.youtube.com/watch?v=LMY5xe36cfE

 

 

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