意を決して「iTunes」から「ミュージック」へと全音楽データの移動を決行。
何故に意を決する必要があったのかというと、コピペで一括して移動できないことを以前ちょっと試したときに経験して分かっていたから。アルバム名や、その他のテキスト情報がコピーされないことから、グループ分けが上手くいかずバラけてしまうこともあって、ひとつひとつテキスト情報を新たに打ち込みながらのマニュアル作業になってしまうのだ。
まぁ、面倒ではあるのだが、こういった地味な作業の中から意外な発見や気付きがあったりすることもあるので、何かしら得られるものがあればいいなと。今のところは今年中に終えることができればいいかなと思っている。
調べていた中で分かったことだが、ファイルの移動が上手くいかなかった理由はというと、ファイル形式を「WAV」にして保存していたから。
無圧縮の「WAV」なら音質の劣化もなく問題ないだろうとずっとそうしていたのだが、「WAV」は"iTunes"でメタ情報の保存ができないため、ファイルをコピーして移動すると、アルバムのタイトルやアーティスト名、その他もろもろのテキスト情報といったものは引き継がれずに消えてしまうのだ。
長年ずっとそれでやってきたから、ファイル形式について調べたりすることもなく、同じ無圧縮の「AIFF」ならメタ情報を保存できるということも今の今まで全く知らなかったんだよね(笑)。
ということで、今後は「AIFF」で取り込んでいくことにしたのだが、まぁ、遅ればせながら、今更ながらも気付けて良かったのではないかと。
幸い既存の「WAV」形式のファイルも「ミュージック」で簡単に「AIFF」形式へと変換できるし。
と、思ってこの記事を書いていたのだ、良く良く調べてみると、「ミュージック」のみならず「iTunes」上でも「WAV」から「AIFF」へと変換できることが分かった。
つまりは「iTunes」で「WAV」形式の元データを「AIFF」形式へと変換した上で「ミュージック」へと移動すれば、一括でグループ分けも元のとおりできるし、テキスト情報もそのままに移動できるのだ。せっかくの機会なんで、ひとつひとつ改めてチェックしながら移転させようかなと思っていのだが、でも、そうと分かれば、やっぱりテキスト情報を打ち込んだりするのがめんどくさいので、「iTunes」で「AIFF」形式へと変換した上で一括移転しようと思っている(笑)。
[補足]
▼ WavをAIFFに変換時の音質劣化 (Apple コミュニティ)
https://discussionsjapan.apple.com/thread/110200642
Mac の「ミュージック」で取り込む音楽ファイルの形式を「AIFF」に設定する方法
1. まずは「ミュージック」を起動
2. Mac の上部にあるメニューバーから「ミュージック」→「設定...」を選択。
3. 「インポート方法」の横のメニューをクリックし、WAVエンコードを選択し、「OK」をクリックして、設定を保存。
4. 設定のウィンドウが開いたら、上部のメニューから「ファイル」を選択。
5. 「読み込み設定...」をクリック。
6. 読み込み方式で「AIFFエンコーダ」を選択して「OK」をクリック。
既に取り込んだ「WAV」形式の音楽ファイルを「AIFF」形式に変換する方法
1. 「ミュージック」から変換する曲を選択(複数選択も可)。
2. Mac の上部にあるメニューバーから「ファイル」をクリックして「変換」→「AIFFバージョンを作成」を選択。
※ 「AIFFバージョンを作成」以外のファイル形式が表示されたら、上記の「Mac の「ミュージック」で取り込む音楽ファイルの形式を「AIFF」に設定する方法」でファイル形式を設定する。
3. 既存の曲の真下に新たなAIFF形式の曲が追加される。なお曲名は元より、アルバム名や曲順、その他のテキスト情報も元のファイルから引き継がれる。
関連記事
▶ Mac の「ミュージック」で、自分の再生回数トップ100を見る方法 - (2024年6月10日)
▶ iTunes で自分の再生回数トップ100を見る方法 - (2019年1月16日)
▶ iTunes でアルバムがトラック番号順で表示されない場合は - (2017年5月22日)
▶ iTunes で全ての曲の再生回数をまとめて一括でリセットする方法 - (2017年1月15日)
▶ iTunes - CDに収録されている複数の曲をひとつのトラックに結合して取り込む方法 - (2015年10月29日)
0 件のコメント:
コメントを投稿