2022/10/26

年金の保険料納付を64歳までに延長する議論が始まる

現行では年金保険料納付は基本20歳から59歳までとなっているが、これを5年延長して64歳までとする議論が始まったようだ。

しかも、これがそう遠くない時期に改正されるかもしれないのだ。と言うのも、ニュース記事によれば、厚労省は、これを2年かけて議論し、2025年の通常国会に改正法案の提出を目指すとのことなので、恐らくは、早々に改正したいのだろう。

▼ 議論開始 年金保険料納付「64歳まで」案(ytv news) - 2022/10/25
https://www.ytv.co.jp/press/society/172107.html

特に、もうすぐ年金の受給が始まる50代の人は老後のプランを再考し直さないといけなくなるかもしれない。60歳で定年退職しても、その後約4年は年金保険料を納付し続けないといけなくなるし、場合によっては受給開始年齢もその分延長される可能性だってあるのだから。と言うか、これはもう改正されることを念頭に置いてシミュレーションしておいた方がいいのかもしれない。

加えて、丁度この改正時期前後に引っ掛かりそうな50代の人は、自分がどちらの制度に準ずるようになるのか微妙な立ち位置ではあると思うが、仮に改正されるとしたら、必ずどこかで線引きされるだろうから、それが運命の分かれ目とまでは言わないが、いつから開始されるのかは割と大きな関心事になるのではないかと。

▼ 【解説】年金納付“65歳”まで? 納付期間「5年延長」なら受給額はどうなる…影響を受ける人は - 日テレNEWS(Yahoo!ニュース) - 2022/10/17
https://news.yahoo.co.jp/articles/90f57ea8ae7e58e71cf40b6c203dcae0f25b3e75

▼ 「年金45年納付延長」に隠された意図 サラリーマンにも影響必至! 厚労省が目論む「75歳まで現役社会」到来の悪夢 - デイリー新潮(Yahoo!ニュース) - 2022/10/20
https://news.yahoo.co.jp/articles/57a3faadd5193a2075f6791c9414292c1c33c41a

▼ 国民年金「納付期間5年延長」なら実質的な大増税 給付開始が70才になる可能性も - マネーポストWEB(Yahoo!ニュース) - 2022/10/23
https://news.yahoo.co.jp/articles/0521a7e96bdfb6f1ea133a16603d349ea777a8bb

 


 

[ねんきん定期便もチェック]

▼ 年30万円以上増額した例も…ねんきん定期便、損しないための見るべきポイントをお金のプロが徹底解説(MONEY PLUS) - 2022/10/25
https://media.moneyforward.com/articles/8043

▼ 「ねんきん定期便」の見方って? 40代と50代はどこを見ればよいか解説 - ファイナンシャルフィールド(Yahoo!ニュース) - 2022/10/24
https://news.yahoo.co.jp/articles/471da52d33565724a7b5374343fa059e7ea5fb9f

▼ 「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和4年度送付分)(日本年金機構)
https://www.nenkin.go.jp/service/nenkinkiroku/torikumi/teikibin/teikibin.html

 


 

[追記:2022年10月28日]

▼ 国保保険料、上限2万円引き上げへ 来年度 厚労省方針 - 朝日新聞DIGITAL(Yahoo!ニュース) - 2022/10/28
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e89df15d7e367b6931df8b0ce0d811c4543a265

▼ 75歳以上の医療制度 年間保険料の上限額引き上げ検討開始(NHK) - 2022/10/28
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221028/k10013873551000.html

 


 

[関連記事]

50代60代からの投資はもう一度良く考えて - (2022年10月23日)

年金だけで生活することが困難な人を対象にした、年金に上乗せして支給される給付金制度 - (2022年10月14日)

年金制度はどう変わったのか? - 2022年4月からの新制度を分かりやすく解説した動画&サイトをピックアップ - (2022年4月2日)

2022/10/22

50代60代からの投資はもう一度良く考えて

特に年金生活に入ってから始めようと思っていた自分のような人間は尚更。

 

▼ 【老後の資産運用】50代60代どう投資するのがいいのか

https://www.youtube.com/watch?v=3d2Y3yzLqHQ

 

▼ 50代からの資産運用と老後対策!100歳まで安心して生きる方法【お金の勉強 初級編】(アニメ動画):第9回

https://www.youtube.com/watch?v=nAmc5FXa8mo

 

▼ 【保存版】60代からの資産運用と老後対策!【お金の勉強】

https://www.youtube.com/watch?v=n-tW1LwzcqE

 


 

[おまけ]

▼ ご報告(ミニマリストゆみにゃん - 2022/010/21)

https://www.youtube.com/watch?v=srGHstfjlKQ

 


 

[関連記事]

今年の春に開設した証券口座のその後 - (2022年10月4日)

人生初の証券口座を開設 - (2022年4月24日)

2022/10/16

台湾の建国記念日(双十節)の祝賀式典に招かれた「オレンジの悪魔」の異名を持つ京都橘高校吹奏楽部

台湾の建国記念日にあたる「双十節」(10月10日)に、日本の京都橘高校吹奏楽部が総統府で開かれる祝賀式典に招待された。台湾側によると、海外の楽団が双十節の式典で演奏するのは初めてのことらしい。ちなみに「双十節」と呼ばれているのは、10月10日は十が二つ重なることが起因している。

同校吹奏楽部は、マーチングバンドの全国大会で金賞を受賞したことがある強豪校で、ライバル校を恐れさせる技術の高さと、学校名の「橘」に由来するミカン科の果物「ヤマトタチバナ」の色にあやかったオレンジ色のユニフォームから「オレンジの悪魔」と評されている。

▼ タチバナ(橘):ヤマトタチバナ(大和橘)
https://nae-ya.com/item/4255/

[以下「nae-ya.com」より抜粋]

ヤマトタチバナ(大和橘)は、日本に古くから野生しているミカン科ミカン属の常緑小高木です。絶滅危惧種に指定されている日本固有の柑橘。

ヤマトタチバナは古事記や日本書紀にも登場していて、「非時香果(ときじくのかぐのこのみ)」=永遠に香る果実と表現され、不老長寿の象徴とされています。

また、常緑の葉は「永遠」を意味することから、たいへん縁起の良い樹木とされている。京都御所・紫宸殿の「左近の桜、右近の橘」や、ひな祭のひな壇に飾られることで知られるほか、文化勲章や500円硬貨のデザインや、橘紋という家紋にもされています。

 


 

▼ 台湾で社会現象になった京都橘高校吹奏楽部「オレンジの悪魔」が象徴する「日台友情」の現在地 (Yahoo!ニュース) - 2022/10/10
https://news.yahoo.co.jp/byline/nojimatsuyoshi/20221010-00318972

▼ 民衆魅了した「オレンジの悪魔」 (産経新聞) - 2022/10/13
https://www.sankei.com/article/20221013-2FUHG7IQGRLYDCFYL5IYHBWIAU/

 


 

とにかく、反響の大きさを示すかのように、アップロードされている動画の数が半端なく多いのだ。実際、台湾メディアの動画だけでもかなりの数がアップロードされており、どれを選んで紹介するかで迷ったほどだった。

▼ 橘色惡魔來了!20221010國慶典禮京都橘高校吹奏樂部精彩演出完整版!(Taiwan) (中華文化總會)

 

■ 台湾総統府を見学していた際は、蔡英文総統がサプライズで登場

▼ 總統府颳起橘色旋風!小英總統驚喜現身 ft.日本京都橘高校吹奏部 (蔡英文チャンネル)

 

▼ 橘高校來台灣6天!超豐盛菜單曝光 橘色惡魔愛上「這美食」:非常好吃 (三立新聞網SETN)

 

▼ 獨家/台日友好!北一女樂儀旗隊教「橘色惡魔」耍槍 珍貴畫面曝光 (三立新聞網SETN)

2022/10/14

年金だけで生活することが困難な人を対象にした、年金に上乗せして支給される給付金制度

年金だけで生活することが困難な方を支援する制度として、「年金生活者支援給付金制度」というものがある。

ちなみに、この「年金生活者支援給付金制度」は2019年に施行された比較的新しい制度で、自分も年金について調べている中で比較的最近に知った制度。

なお、その給付金(年金生活者支援給付金)の対象者には、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書」が届くそうなので、それで手続きを行えばいいらしく、こちらから申請する必要はないようだ。

支給される額は月額でおおよそ5,000円程度といったものらしいが、人生、何が起こるか分からないので、知っておいても別に損にはならないのではないかと思う。仮に何らかの事態で申請の郵便物が届いていなかったとしても、こういった制度があるということを知っていれば、こちらから問い合わせることもできるので。

とは言っても、実際のところ、5,000円と聞くと、その程度じゃ何の足しにもならないと思う人も多いのかもしれないが、自分の場合だと、若いころは、給料日までの数日間、それまではこの数千円で耐え忍ばないといけないという状況を何度も経験しているので、たかが5,000円と言えども、バカにできないことは身をもって知っている。

▼ 年金だけでは老後を暮らせない。そんな場合の「年金生活者支援給付金」とは?(ファイナンシャルフィールド) - 2022/10/9
https://financial-field.com/pension/entry-163442

以下、上記の記事を参考に、他のサイトからの情報を加えて要点をまとめてみた。

■ 「年金生活者支援給付金」には老齢年金、障害年金、遺族年金の3種類ある

• 老齢基礎年金を受給している方が対象となるのが「老齢(補足的老齢)年金生活者支援給付金」
• 障害基礎年金を受給している方が対象となるのが「障害年金生活者支援給付金」
• 遺族基礎年金を受給している方が対象となるのが「遺族年金生活者支援給付金」

■ 支給要件(令和4年度)

• 老齢年金
原則65歳以上の老齢基礎年金の受給者で、同一世帯の全員が市町村民税非課税でなければならない。又、前年の公的年金等の収入金額とその他の所得との合計額が88万1200円以下であることが必要。

▼ 住民税非課税世帯とは? 対象世帯への臨時特別給付金も解説(Money Forward) - 2022年3月22日
https://biz.moneyforward.com/payroll/basic/52041/

• 障害年金
障害基礎年金の受給者であること、又、前年の所得が472万1000円以下であることが必要。

• 遺族年金
遺族基礎年金の受給者であること、又、前年の所得が472万1000円以下であることが必要。

■ 給付額(令和4年10月時点)

月額5,020円を基準に、保険料納付済期間と保険料免除期間の月数に応じて算出され、以下のAとBを合わせた額となる。

A:保険料納付済期間に基づく額(月額)=5020円×保険料納付済期間(注1)÷480月(注2)
B:保険料免除期間に基づく額(月額)=1万802円(注3)×保険料免除期間(注1)÷480月(注2)

注1:保険料納付済期間や保険料免除期間は、年金証書や支給額変更通知書などで確認できる。
注2:昭和16年4月1日以前に生まれた方は、生年月日により480月が短縮される。
注3:保険料全額免除、4分の3免除、半額免除期間は1万802円、保険料4分の1免除期間は5401円となる。毎年度の老齢基礎年金の額の改定に応じて変動する。

※ なお、これらの条件や要件、給付額等については今後変更される場合もある。

ちなみに、2021年の年金生活者支援給付金対象者は推定982万人で、2019年の制度開始時点では、高齢者人口は3,589万人のうち、およそ約970万人(約27%)が年金生活者支援給付金の対象者になり得ると考えられて予算が組まれていた。

▼ 2021年の年金生活者支援給付金対象者は推定982万人|支給要件と統計を確認(そなサポ) - 2022年1月18日
https://biz.moneyforward.com/payroll/basic/52041/

ただし、上記サイトによれば、加入している年金が国民年金でも厚生年金でも年金生活者支援給付金の対象者ではあるが、厚生年金受給者のほとんどは非対象者になるようだ。

というのも、国民年金加入者の平均受給月額が56,000円なのに対し、厚生年金加入者の平均受給月額は144,000円(年間170万円程度)と、ほとんどは支給要件である年間所得881,200円以下にはならないからというのがその理由らしい。

■ まとめ

• 年金生活者のうち、所得が一定以下の方には「年金生活者支援給付金」が支給される(ただし、同一世帯の全員が市町村民税非課税である等いくつかの条件がある)。

• 新たに「年金生活者支援給付金」の対象となる方には、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書」が届くので、それによって手続きを行う。既に「年金生活者支援給付金」を受給している方や、受給要件を満たさない方には請求書は届かない。

• 厚生年金受給者はほぼ非対象者。

 


 

[その他の関連リンク]

▼ 65歳以上で「年金生活者支援給付金」が支給される要件とは(ファイナンシャルフィールド) - 2021.10.01
https://financial-field.com/pension/entry-117698

▼ 年金生活者支援給付金制度について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/nenkinkyuufukin/system.html

▼ 「年金生活者支援給付金制度」について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/nenkinkyuufukin/

 


 

[関連記事]

年金の保険料納付を64歳までに延長する議論が始まる - (2022年10月26日)

年金制度はどう変わったのか? - 2022年4月からの新制度を分かりやすく解説した動画&サイトをピックアップ - (2022年4月2日)

2022/10/13

今後の世界経済見通し - 2022~2023(IMF / 国際通貨基金)

IMF(International Monetary Fund / 国際通貨基金)の2022年10月更新版で、最新の世界経済の成長率予測が公表された。

■ 世界経済見通し (WEO) 2022年10月

今後の世界経済の見通しについては以下のようなIMFの見解が記されている。(IMFのサイトより抜粋)

「物価上昇と先行き不透明感」

世界経済活動は広範にわたり、かつ当初予想より大幅に鈍化 している。物価は数年ぶりの高水準を上回っている。生活費の危機や、大半の地域で見られる金融環境の引き締まり、ロシアのウクライナ侵攻、長引く新型コロナウイルスのパンデミックがすべて、経済見通しに重くのしかかっている。世界経済の成長率は、2021年の6.0%から2022年には3.2%へ、2023年は2.7%へ鈍化する見込みである。世界金融危機と新型コロナのパンデミックが深刻だった一時期を除いて、2001年以降で最も弱い成長の推移となる。

「世界経済の見通しと政策」

世界経済活動は、広範にわたり、かつ予想していたより大幅に減速している。インフレ率はここ数十年ぶりの水準を上回っている。経済見通しは、金融政策と財政政策の適切な調整と、ウクライナでの戦争の展開、そして中国の成長見通しに大きく左右される。リスクは依然として非常に大きい。金融政策当局が、インフレ率を抑制するために必要な正しい政策スタンスを誤って判断するかもしれない。主要経済国の政策経路が異なる方向に進むことで、米ドルが一段と強くなることも考えうる。世界的な金融環境がタイト化していることで、新興国市場の過剰債務が拡大する可能性がある。また、中国の不動産部門の危機が悪化し成長を損なうこともありうる。

 


 

■ IMF - 今後の世界経済の成長率予測(2022年10月)

IMF - 最新の世界経済見通しの成長予測(2022年4月)

■ English ▶ Latest World Economic Outlook Growth Projection (October 2022)

 


 

前回(4月)の予測と比較すると下方修正されていることが分かる

 

■ IMF - 今後の世界経済の成長率予測(2022年4月)

IMF - 最新の世界経済見通しの成長予測(2022年4月)

 


 

■ 2022年4月(左)と2022年10月(右)の成長率予測の比較

IMF - 世界経済成長予測の比較(2022年4月と2022年10月)

 

■ 参照・引用・出典

▼ IMF - World Economic Outlook (October 2022) - Japanese
https://www.imf.org/ja/Publications/WEO/Issues/2022/10/11/world-economic-outlook-october-2022

▼ IMF - World Economic Outlook (October 2022) - English
https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2022/10/11/world-economic-outlook-october-2022

 


 

[関連記事]

IMF (国際通貨基金) - 来年 (2023年) の世界経済成長率予測を更に下方修正 - (2022年10月12日)

2021年度の名目GDPと1人当たり名目GDPの国別ランキング+今後の世界経済見通し(IMF / 国際通貨基金) - (2022年6月8日)