ここ最近は割と邦楽のアルバムを取り上げた記事を多くアップロードしているのだけれど(数年前までは洋楽がメインで邦楽を取り上げることは稀だった)、実は、そういった記事へのアクセスは意外と日本以外の国からの方が多いような感じなんだよね。
▼ このブログの直近6か月のアクセス状況
ということで、今回はそんな邦楽について、現在、海外ではどういった捉え方をされているのかというテーマで興味深い関連動画を紹介。
竹内まりやの「プラスティック・ラブ」や、松原みきの「真夜中のドア~stay with me」」といった数十年前の日本の曲ががちょっと前に海外で話題となり、世界各国のサブスクリプションの再生回数で上位にランクインした(両曲共にオフィシャル動画が"YouTube"にアップロードされたのはブームが勃発した近年で、実際、これらの曲の動画のコメント欄には日本語以外の言語での書き込みが多い)ことは知っていたが、どうやらその余波は今も続いているようで、むしろそれらの曲をきっかけとして、日本の音楽をより深く探求する人も少なくないようだ。
海外の人にとっては、先に触れた2曲のような'70年代~'80年代のシティ・ポップを中心とした日本の音楽を耳にする機会が殆ど無かったことから、懐かしいという感覚もなく、逆に新鮮に映るのかも知れない。勿論、近年ではインターネットと、それに付随するストリーミングの普及により、そういった日本の音楽に簡単に接することができるようになったこともベースとしてあるのだろうし、下にある動画でも触れられているように、たとえ積極的に聴く意思がなかったとしても、突如"YouTube"のお勧めに表示されたりしてクリックしてみたといった出会いも案外多いのかもしれない。そして、現在では和製英語である「シティ・ポップ」も今や海外でも通じる音楽用語になっているようだ。
▼ 外国人に邦楽を斬ってもらいます - みのミュージック (2022/05/01)
▼ 外国人が邦楽を初めて聴いたエピソード集 - みのミュージック (2022/03/23)
https://www.youtube.com/watch?v=dVWSjms99V4
▼ 海外の邦楽ガチ勢がハンパじゃない件 - みのミュージック (2022/02/04)
https://www.youtube.com/watch?v=N30f18suFl8
▼ 竹内まりや - Plastic Love / プラスティック・ラブ
■ プラスティック・ラヴ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
https://w.wiki/58xx
以下、ウィキペディアより抜粋
「プラスティック・ラヴ」(PLASTIC LOVE)は、日本のシンガーソングライター竹内まりやの12枚目のシングル。6thアルバム『VARIETY』(1984年)に収録。
[海外でのブーム]
「プラスティック・ラヴ」人気のきっかけは2017年7月、YouTubeにて非公式にアップロードされた同曲の動画が2400万回以上の再生回数を記録したことだった。
この動画のコメント欄に英語のコメントが集まり、海外のリスナーの多さがうかがえた。
フューチャー・ファンクのジャンルで定番となり、無数のリミックスやリエディットがネット上にアップロードされたほか、放送局などを傘下に持つカナダの大手デジタルメディアであるヴァイス・メディアの音楽サイトであるノイジーなど海外メディアでも取り上げられ、1980年代の日本のシティ・ポップ再評価の動きのポップアイコンとしてマニアックなDJの間でブームとなった。
このブームを受け、竹内の所属レコード会社であるワーナーミュージック・ジャパン公式YouTubeチャンネルからも、楽曲の再解釈として新たな表現が加えられたプロモーションビデオが投稿された。
■ こちらはヴォーカルの"Masumi"を中心とした音楽プロジェクト「Friday Night Plans(フライデー・ナイト・プランズ)」によるカヴァー
▼ Friday Night Plans - Plastic Love (Live at Studio Tanta)
https://www.youtube.com/watch?v=HpN4bdyqHeI
▼ 松原みき - 真夜中のドア~stay with me (Official Lyric Video)
■ 真夜中のドア~Stay With Me(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
https://w.wiki/3FFj
以下、ウィキペディアより抜粋
「真夜中のドア〜Stay With Me」(まよなかのドア ステイ・ウィズ・ミー)は松原みきの1枚目のシングルである。1979年11月5日にキャニオン・レコードからEP盤がリリースされた。
[リバイバルヒット]
2020年、日本の1980年代から1990年代のシティポップへの関心の高まりや、インドネシア人歌手Rainychによるカバー、海外で話題になったTikTok動画のBGMに使用されていたことなどをきっかけに、世界各国のサブスクリプションの再生回数で上位にランクインした。
Apple Musicでは92か国のJPOPランキングでTop10入りを記録し、Spotifyでは2,300万回以上再生された。この流れを受けて2020年12月25日にYouTubeにてポニーキャニオンによるオフィシャルリリックビデオが公開された。
Spotifyグローバルバイラルチャートにおいて、2020年12月10日から12月27日までの18日間連続世界1位を獲得した。
■ こちらは日本人シンガーソングライター「Ms.OOJA(ミス・オオジャ)」によるカヴァー
▼ Ms.OOJA - 真夜中のドア/Stay With Me (Live 2020)
https://www.youtube.com/watch?v=nVXf3c4u4z8
■ シティ・ポップ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
https://w.wiki/3XgF
[関連記事]
0 件のコメント:
コメントを投稿