ステルス機のようなフォルムの蛾を先日たまたな見つけた。頭から翅(はね)にかけてのラインが、アメリカのステルス攻撃機"F-117"にどことなく似た感じだ。
止まっていた場所はというと、それがエアコンの室外機。ツルツルな垂直の面にへばりついていて疲れないのかと思っていたのだが、日中はずっとそこに居た。
日が暮れると居なくなっていたので、じっと夜になるのをそこで待っていたのだろうか。
ということで、これの正体を調べてみたら、どうやら「キムジノメイガ」というツトガ科・ノメイガ亜科の蛾のようだ。
▼ キムジノメイガ Prodasycnemis inornata (Butler, 1879)
http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Prodasycnemis_inornata.html
ついでに、あちこちと調べてみたところ、どうやら黄色い無地という意味から「黄無地=キムジ」という名前が付いたとされているようだ。5月~8月頃によく見られるらしく、日本全国に渡って分布しているらしい。
▼ 目の上辺りから触覚らしきものが背中にかけて伸びている。足は白いヒモの様な感じ。
それにしても、ハエや蚊の何倍もの大きさにもかかわらず、よくもまぁこんなツルツルした場所に滑らずに止まってられるもんだなぁと。
関連記事
0 件のコメント:
コメントを投稿