2016/12/28

パーキンソン病と診断された人が絵を描きたいという衝動に駆られて描いた絵画作品

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

こちらは画像アップロード・サイト「Imgur.com」に「Paintings of my Mother / 私の母の絵画」というタイトルでアップロードされている絵画で、自分が今年見た中で最も印象に残った絵画でもあった。サイトにある紹介文によると、投稿者の母親が絵を描き始めたのは、彼女がパーキンソン病と診断された後からそうで、絵を描きたい衝動に駆られるのは、薬の副作用によるものらしいといったことが記されている。そして、最後は「彼女の絵を愛している」という言葉で紹介文は締めくくられている。

絵を見る限りは、恐らくは以前にも絵を描かれていたのではないかとは思うのだが、もし、そうだとしても、以前はどういった作風の絵を描かれていたのかは気になるところ。

 

▼ 「春」

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

▼ 「羊と魚」

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

▼ 「鳥と魚」

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

▼ 「ハンブルグ街を覆うピンク色のウィルス」

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

▼ 「スマイル」

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

▼ 「赤いベッドの上のシーバス」

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

▼ 「カメ」

Paintings of my Mother - Album on Imgur

 

▼ その他の作品についてはこちらをご覧ください。

Paintings of my Mother

Reddit Pics - Paintings of my Mother

 

 

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2016/12/21

面白い目の錯覚とトリック・アート

もうすぐクリスマスだし、今年も残りあとわずかという時期になってきたので、何か楽しそうなものをと思い、自分が今年見た中で特に印象に残っている目の錯覚とトリック・アートをいくつかご紹介。

 

まずは、パッと見ただけでは黒い点がいくつあるのか判別し難いこちらの幾何学模様。ラインに沿ってひとつずつ目で追っていけば、数えることができるものの、人間の目では全ての黒い点を同時に見ることはできないそうだ。そう言われると、見てやろうじゃないかと試してみるも、どんなにやっても、やっぱり2個しか見えない(笑)。

Omoshiro20161

▼ This isn't a gif. Your eyes just can't see all 12 back dots at the same time.
http://imgur.com/PjSW9Qr

ちなみに、こういう錯覚を「錯視」と呼ぶそうだ。

※ 錯視(ウィキペディア)
錯視(さくし、英: optical illusion)とは、視覚に関する錯覚のことである。俗に「目の錯覚」ともよばれる。生理的錯覚に属するもの、特に幾何学的錯視については多くの種類が知られている。だまし絵とは異なる原理による。

更に掘り下げてみると、この錯視は「円盤消失錯視」と呼ばれるものの一種のようだ。

▼ Illusion Forum イリュージョンフォーラム - 錯視 / 明暗の錯視 / 円盤消失錯視
http://www.kecl.ntt.co.jp/IllusionForum/v/extinction/ja/index.html

 


 

続いては、ビックリの3Dイリュージョン。実はこの写真の中には実物じゃなく、平面の紙に描かれたものがるのだが分かるだろうか?

Omoshiro20162

 

▼ こちらがその動画。なるほど、そうなっているんだと思いながら観ていると、動画の最後では、更に驚きの結末が・・・。

▼ Super Clever Sunglass Illusion
https://www.youtube.com/watch?v=lfTZd0qqI5A

 


 

最後は、手に描く錯視アート。

Omoshiro20163

 

▼ こちらがその動画。くすぐったがりの人には無理かも(笑)。

▼ Hand Art 3D : Hole and A Scale Drawing
https://www.youtube.com/watch?v=gprr8ARtml8

 

 

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2016/12/15

YESTERDAY & TODAY LIVE / Y&T (1991)

CDの帯(初回プレス盤):イエスタデイ & トゥデイ・ライヴ / Y & TAlbum Cover (front): Yesterday & Today Live / Y&T Album Cover (back): Yesterday & Today Live / Y&T CD Case (back Cover): Yesterday & Today Live / Y&T

一旦は17年の活動に終止符を打った"Y & T"。これはそのときのフェアウェル・ツアーを収録したライヴ・アルバムで、当時はCDショップでたまたま見つけたこのアルバムで"Y & T"が解散したことを知ったのだった。

ただ、ファンの方は直ぐに気付くと思うのだが、収録曲について言えば、代表曲は概ね押さえた構成になってはいるものの、何故か代表曲のひとつである"Rescue Me"が収録されていないのだ。

恐らくはフェアウェル・ツアーでも"Rescue Me"は演奏されていただろから、どういった意図で収録曲から外されたのかは分からないが、自分にとっては"Y & T"に興味を持つきっかけとなったのが"Rescue Me"であり、"Y & T"の歴史を語る上でもこの"Rescue Me"は外せない重要な1曲だと考えるファンは多いと思うんだけどね・・・。

Booklet (inside): Yesterday & Today Live / Y&Tまぁ、個人的な好みでいえば、この時のライヴで演奏されていたかどうかは別にして、復活後のライヴでも時折演奏されている"I'll Keep On Believin' (Do You Know)"なんかが取り上げられていれば嬉しかったですし、"Anytime At All"、"Face Like An Angel"、"Summertime Girls"など、ライヴ映えしそうな曲が収録されているアルバム"Down For The Court"からも何かしら1曲は選曲されていればと思うところではある。

それでも、サウンドについては、これはもう文句の付けようが無く素晴らしいもので、活動を終えてしまうバンドのライヴとは思えないというか、絶頂期と言っても過言ではない程に充実したライヴ・アルバムになっている。

又、"Midnight In Tokyo"が演奏される前には「ドウモアリガトウ! Midnight In Tokyo」との曲紹介が入っているのも日本のファンには嬉しいところ。

残念ながら、オリジナル・メンバーのひとりであり、デイヴ・メニケッティと共にバンドを支えてきたベーシストのフィル・ケネモアは2011年1月7日に57歳という若さで肺癌により逝去してしまったが、そのフィル・ケネモアがヴォーカルをとる個人的にも大好きな曲"Squeeze"が収録されているのも今となっては貴重であり、感慨深いものがある。

ちなみに、10曲目の"I'll Cry"は、1987年リリースのアルバム"Contagious"に収録されている"I'll Cry For You"。

 

▼ Y&T - Midnight In Tokyo (Yesterday & Today Live)
https://www.youtube.com/watch?v=VQDKmtSmmV8

▼ Y&T - Hurricane (Yesterday & Today Live)
https://www.youtube.com/watch?v=EKzF66SwOxE

▼ Y&T - I Believe In You (Yesterday & Today Live)
https://www.youtube.com/watch?v=stBew74e4-E

 

TRACKLIST
1. Mean Streak / 2. Hurricane / 3. Don't Stop Runnin' / 4. Struck Down / 5. Winds Of Change / 6. Black Tiger / 7. Midnight In Tokyo / 8. Beautiful Dreamer / 9. Hard Times / 10. I'll Cry / 11. I Believe In You / 12. Squeeze / 13. Forever

1. ミーン・ストリーク / 2. ハリケーン / 3. ドント・ストップ・ランニン / 4. ストラック・ダウン / 5. ウインズ・オブ・チェンジ / 6. ブラック・タイガー / 7. ミッドナイト・イン・トーキョー / 8. ビューティフル・ドリーマー / 9. ハード・タイムス / 10. アイル・クライ / 11. アイ・ビリーヴ・イン・ユー / 12. スクイーズ / 13. フォーエヴァー

NOTES
• Extra Special Thanks to Our Fans, Families and Friends.

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

Y&T (Touring Personnel - Listed in CD Booklet)
• Dave Meniketti (デイヴ・メニケッティ) - Lead Vocals · Lead Guitar
• Phil Kennemore (フィル・ケネモア) - Bass Guitar · Vocals
• Jimmy DeGrasso (ジミー・デグラッソ) - Just Drums
• Stef Burns (ステフ・バーンズ) - Lead · Acoustic Guitars · Vocals

 

 

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2016/12/10

KISS ALIVE III 「アライヴ III」 / KISS (1993)

CDの帯(初回プレス盤):アライヴ III / KISSAlbum Cover (front): KISS Alive III / KISS  Album Cover (back): KISS Alive III / KISS  CD: KISS Alive III / KISS

1977年リリースの"Alive II"から実に16年ぶりとなるキッスのライヴ・アルバムがこの"Alive III"で、素顔で活動し始めてからは初のライヴ・アルバムでもあった。

"Alive!"と"Alive II"は、それぞれ3枚のスタジオ・アルバムを経てリリースされていたことから、その流れで行くと、"Alive II"以降のスタジオ・アルバム3作「Dynasty / 地獄からの脱出」、「Unmasked / 仮面の正体」、「Music from The Elder / 魔界大決戦」の後にリリースされてもおかしくなかったのだが、流石にこの3作でのライヴ・アルバムはちょっとキツイ印象があるので、次作の「Creatures Of The Night / 暗黒の神話」を含めてメイク時代を総括する意味でリリースされていてもよかったのではないかとは思うところ。

何せ、この3作、もしくは4作のスタジオ・アルバムだけで構成されたライヴ・アルバムというのも想像しただけで結構ワクワクするしね(笑)。それに、エリック・カー在席時の公式ライヴ・アルバムというのも残しておいて欲しかった(ライヴ・ビデオでは"Animalize Live Uncensored"がリリースされている)という思いもあるし・・・。

で、この"Alive III"、"Alive!"と"Alive II"では、曲のダブりが無い構成になっていたが、この"Alive III"では、"Deuce"、"Watchin' You"、"Rock And Roll All Nite"の3曲が"Alive!"と、そして "Detroit Rock City"が"Alive II"と重複している。

アルバム自体はリヴェンジ・ツアーからの収録ということで、直前のスタジオ・アルバムである"Revenge"に収録されていた曲が4曲+エキストラ・トラック1曲と最も多く選曲されているが、次いで多いのが"Creatures Of The Night"の3曲というのが興味深いところ。又、絶頂期のスタジオ・アルバムともいえる「Rock and Roll Over / 地獄のロックファイアー」と「Love Gun / ラブ・ガン」からは1曲も選曲されていないにもかかわらず、こうしてライヴ・アルバムが成立するというのも、時代毎に名曲を生み出してきたキッスならではといったところではある。

ただ、"Rock And Roll All Nite"のイントロ部分や、"Detroit Rock City"のエンディング部分をカットした編集には多少違和感があるところ。それと、"Creatures Of The Night"の間奏部分でも見られるような、取って付けたような歓声もわざとらしい感じで好きじゃないのだ。"Alive!"と"Alive II"では違和感の無い臨場感溢れる編集がされていただけに、こういった点が多少残念に思うところではある。

まぁ、それでも、ロック色が増した"I Was Made For Lovin' You"は素晴らしいヴァージョンだと思うし、エッジの効いたサウンドの所為か、過去の曲にしてもノスタルジックな印象は全く無く、あくまでも現在進行形のバンドといった感じで新鮮味がある。オープニングのMCをあえてカットしているのもメイク時代にリリースされた2作のライヴ・アルバムと区別する意図があってのことなんだろうか?

Booklet (inside): KISS Alive III / KISS  Booklet: KISS Alive III / KISS

KISS (Touring Personnel - Listed in CD Booklet)
• Paul Stanley - Guitar / Vocals
• Gene Simmons - Bass / Vocals
• Bruce Kulick - Guitar
• Eric Singer - Drums / Vocals

 

CD Case (inside): KISS Alive III / KISSTRACKLIST (Japan Edition)
1. Creatures Of The Night / 2. Deuce / 3. I Just Wanna / 4. Unholy / 5. Heaven's On Fire / 6. Watchin' You / 7. Domino / 8. I Was Made For Lovin' You / 9. I Still Love You / 10. Rock And Roll All Nite / 11. Lick It Up / 12. Forever / 13. Take It Off (Extra Track) / 14. I Love It Loud / 15. Detroit Rock City / 16. God Gave Rock 'N' Roll To You II / 17. Star Spangled Banner

1. クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイト / 2. ジュース / 3. アイ・ジャスト・ウォナ / 4. アンホーリー / 5. ヘヴンズ・オン・ファイアー / 6. ウォッチン・ユー / 7. ドミノ / 8. ラヴィン・ユー・ベイビー / 9. アイ・スティル・ラヴ・ユー / 10. ロックン・ロール・オール・ナイト / 11. リック・イット・アップ / 12. フォーエヴァー / 13. テイク・イット・オフ(エキストラ・トラック) / 14. アイ・ラヴ・イット・ラウド / 15. デトロイト・ロック・シティ / 16. ゴッド・ゲイヴ・ロックン・ロール・トゥ・ユー II / 17. 星条旗よ永遠なれ(インストゥルメンタル)

NOTES
• "Take It Off" was a bonus track on the Japanese, European and South American CD releases and the US vinyl release. This version of the album would later be included in the "Kiss Alive! 1975-2000" 4CD box set.

• US 9位 (Gold / 1994-RIAA)、UK 24位

• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ KISS - God Gave Rock 'n' Roll To You II (Alive III)

https://www.youtube.com/watch?v=5m14qsPtnTM

 

▼ KISS - I Was Made For Lovin' You (Alive III)

https://www.youtube.com/watch?v=c0hYJEGOk1o

 

 

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2016/12/04

PURPLE CHRONICLE - THE BEST SELECTION / DEEP PURPLE (1995)

CDの帯:パープル・クロニクル~完結篇~ / ディープ・パープルAlbum Cover (front): Purple Chronicle - The Best Selection / Deep Purple Album Cover (back): Purple Chronicle - The Best Selection / Deep Purple CD Csae (back cover): Purple Chronicle - The Best Selection / Deep Purple

この「Purple Chronicle - The Best Selection / パープル・クロニクル~完結篇~」は、結成25周年記念としてリリースされた日本独自企画によるディープ・パープルのベスト・アルバム。

ただし、ベスト・アルバムとはいっても、通常のベスト・アルバムとは幾分趣が違うものになっているのが特徴で、3曲目の"Maybe I'm A Leo"から7曲目の"When A Blind Man Cries"までは通常のベスト・アルバムにはあまり収録されることがない曲が並んでいる他、代表作のひとつである「Machine Head / マシン・ヘッド」からは全7曲中、"Never Before"を除く6曲が選曲されているといったように、多少偏った構成になっている。

というのも、この"Purple Chronicle - The Best Selection"は、この当時のツアーで演奏されていた曲をスタジオ・ヴァージョンで再現したような構成になっているからで、以前とは多少指向が違った選曲になっている理由も、リッチー・ブラックモアが1993年にグループを離れたことにより、これまで演奏されなかった曲がツアーで演奏されるようになっていたからなのだ。

まぁ、この当時の多少マニアックなセットリストによるライヴをスタジオ・ヴァージョンで疑似体験できるという点では、これはこれで面白いのではないかと思う。

ちなみに、"Black Night"はエディット・ヴァージョンが収録されており、"When A Blind Man Cries"はシングル"Never Before"のB面に収録されていた曲で、オリジナルのアルバムには未収録の曲。

実を言うと、LPレコードの時代に持っていた、「When We Rock We Rock & When Roll We Roll / パープル・ロール」と、「Deepest Purple / ディーペスト・パープル」の2枚のベスト・アルバムを買おうとしたら、日本盤は両方とも廃盤になっていたのか、CDショップには置いてなくて、リリースされたばかりのコレがあったことから、たまたま手にしたようなアルバムではあったのだが、"When A Blind Man Cries"が収録されているし、今ではこちらの方が新品で入手するのが困難な状況なので、買っていて良かったかなとは思っている。

 

TRACKLIST
1. Highway Star / 2. Black Night (Edited Version) / 3. Maybe I'm A Leo / 4. Pictures Of Home / 5. Anyone's Daughter / 6. Lazy / 7. When A Blind Man Cries / 8. Child In Time / 9. Space Truckin' / 10. Woman From Tokyo / 11. Hush / 12. Speed King / 13. Burn / 14. Smoke On The Water

1. ハイウェイ・スター / 2. ブラック・ナイト(エディット) / 3. メイビー・アイム・ア・レオ / 4. ピクチャーズ・オブ・ホーム / 5. 誰かの娘 / 6. レイジー / 7. ブラインド・マン / 8. チャイルド・イン・タイム / 9. スペース・トラッキン / 10. ウーマン・フロム・トーキョー / 11. ハッシュ / 12. スピード・キング / 13. 紫の炎 / 14. スモーク・オン・ザ・ウォーター

NOTES
• Released in Japan Only
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ Deep Purple - Highway Star

 

▼ Deep Purple - Smoke On The Water (Live)

 

▼ Deep Purple - Burn (Live at California Jam 1974)

 

▼ おまけ

Deep Purple - Smoke On The Water (Drum Cover by Sina)