2020/09/04

オリビア・ニュートン・ジョンのカヴァーでも知られる2曲のカントリー・ミュージックのカヴァー

実は、最近見つけて聴き(観)入っているのが、今回取り上げる"The Petersens"によるカントリー系の音楽を中心とした様々な曲のカヴァーで、興味を持つきっかけとなったのは、記事のタイトルにも記しているように、オリビア・ニュートン・ジョンのカヴァーでも知られる"Take Me Home, Country Roads"と"Jolene"の2曲。

で、この2曲、日本とアメリカでは事情が違うところではあると思うのだが、日本の場合だと、やっぱりオリビア・ニュートン・ジョンによるカヴァーの方がオリジナル以上に知られるところではないかと。

※ "The Petersens"について
"The Petersens"はミズーリ州のブランソンを拠点に活動しているピーターセン・ファミリーを中心としたブルーグラス・バンドで、メンバーはピーターセン・ファミリーの5人に友人の1人を加えた6人で構成されている。

※ 補足(ブルーグラス・ミュージックとは)
ブルーグラス・ミュージック (Bluegrass music) は、アメリカのアパラチア南部に入植したスコッチ・アイリッシュの伝承音楽をベースにしたアコースティック音楽のジャンル。演奏にはギター、フラットマンドリン、フィドル(ヴァイオリン)、5弦バンジョー、ドブロ(リゾネーター・ギター)、ウッドベースなどの楽器が主に使われる。(ウィキペディアから引用・抜粋)

残念ながら、今のところCDでの発売はされていないようだが、"Amazon"や"Apple Music"等の主だったミュージックストアに於いてダウンロードで購入することは可能なようだ。

 

▼ The Petersens - Take Me Home, Country Roads

 

"Take Me Home, Country Roads"は、1971年にリリースされ、米ビルボードチャートで2位のヒットとなったジョン・デンバーの曲。

オリビア・ニュートン・ジョンによる"Take Me Home, Country Roads"のカヴァー・ヴァージョンは、日本では「カントリーロード(故郷へ帰りたい)」のタイトルでリリースされ、オリジナル以上のヒットを記録(オリコンの総合チャートでは最高6位、洋楽チャートで1976年11月29日付から15週連続1位を記録)。なお、イギリスに於いては1973年に15位を記録している。

 

▼ The Petersens - Jolene

 

"Jolene"はアメリカのシンガーソングライター(兼女優)で、カントリー・ミュージックの第一人者とも言われるドリー・パートンが1973年にリリースした曲(翌年にリリースされた同タイトルのアルバムにも収録)で、米ビルボードチャートで60位(カントリー・ソングスのチャートでは1位)を記録。

オリビア・ニュートン・ジョンによる"Jolene"のカヴァー・ヴァージョンは、1976年リリースのアルバム"Come on Over"(邦題:水のなかの妖精)に収録。アメリカ及びイギリスではシングルカットされなかったものの、オーストラリアと日本ではシングル(邦題:ジョリーン)としてもリリースされ、中でも、日本では、オリコンの総合チャートで11位を記録するヒットとなるなど、日本のファンにも人気の高い曲となっている。

一応、補足しておくと、日本で最も売れたオリビア・ニュートン・ジョンのシングルは、「Have You Never Been Mellow / そよ風の誘惑」でも「Xanadu / ザナドゥ」でも「Physical / フィジカル」でもなく、47万枚を売り上げたこの「Jolene / ジョリーン」なのだ。そして、次いで多く売り上げたのが44万枚を売り上げた先の「Take Me Home, Country Roads / カントリーロード(故郷へ帰りたい)」。

 

ちなみに、以下は直近の先々月(2020年7月)にアップされたザ・ピーターセンズの動画。

 

▼ The Petersens - Fields of Gold

 

▼ The Petersens - Smoky Mountain Rain

 

■ 追記:本日、最新の動画(シャナイア・トゥエインのカヴァー)が公開された。(アップロードに技術的な問題があったようで、旧アドレスでの動画は削除されて、9月16日に新たなアドレスで再投稿されたことから、こちらも新たなアドレスへ修正した)

 

▼ The Petersens - You're Still the One

 

 

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