2014/06/01

モミジバフウの実

モミジバフウの実   モミジバフウの実

10年以上も前にもらった、この不思議な形をした植物の種のようなもの。これが何であるかは分からなかったものの、面白いフォルムだと思って、ずっと持っていたのだが、先日、ついに、それが何であるかが判明した。

ということで、実はこれ、モミジバフウ(紅葉葉楓、学名:Liquidambar styraciflua、フウ科フウ属の落葉高木、別名:アメリカフウ)という植物の果実(集合果)だったんだね。木に生えているときは、この中に小さな種が沢山入っているそうだ。

北アメリカ中南部・中央アメリカ原産の植物だそうで、日本へは大正時代に渡来したとのこと。主に街路樹や公園の植木などに利用されているらしく、特に珍しいものでもないみたいなので、もしかしたら、何気に見過ごしていただけなのかもしれない。

▼ 下の写真はライセンスの許可が記されたウィキペディアより。

モミジバフウの実   モミジバフウの実

▼ モミジバフウ(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%9F%E3%82%B8%E3%83%90%E3%83%95%E3%82%A6

実を言うと、名前を知ることができたのは、植物の造形を陶芸で表現した作品が展示してあるこちらのウェブ・ギャラリーに、このモミジバフウの作品があったから。

▼ 杉浦 康益 | 柿傳ギャラリー
http://www.kakiden.com/gallery/archives/8383/

勿論、自分が持っているものは陶芸ではなく実物なのだが、これが案外丈夫で、もらった時から枯れた状態だったにもかかわらず、触ってもボロボロと崩れることもなく、今も朽ちずに変わらない状態を保っている。

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