先月の「PART-1」に引き続き、今回は「PART-2」。なお、こちらの「PART-2」には、買って箱を開けるまではシリーズ内のどれが入っているか分からないという中で、できれば引き当てたいと思っていたお目当ての戦車を含めて、比較的好きな戦車を主に選んでいる。
特に、フランスの戦車「AMX-30」や、ドイツの「ティーガーI」、「ティーガーII」といった戦車は子供の頃にプラモデルで作ったことがあったので、それなりに思い入れもあったからね。
▼ 1/144スケールモデル(約5センチ~7センチ) / プラスチック(スチロール樹脂)製
▼ フランス:AMX30戦車(単色迷彩&NATO迷彩) (AMX-30)
フランスの戦車であるこの「AMX-30」にはこれといった愛称が無かったものの、1960年代~70年代頃に「AMX-30」のプラモデルを発売した日本のプラモデルメーカーは、当時の主な購買層である子供にも興味を持ってもらえるようにという意図があったのか、独自の愛称(タミヤの「ナポレオン」や、ニチモ(日本模型)の「フランス」など)を付けていた。
実際、子供の頃に、このプラモデル(「ナポレオン」の名称で販売されていたもの)を買ったことがあった自分も、これが「AMX-30」というアルファベットと数字が並んだだけの名称だったら、もしかしたら買っていなかったかもしれない。
[参考資料]
▶ AMX-30(ウィキペディア)
[実車動画]
▶ https://www.youtube.com/watch?v=6zk9B42r1UU
▼ スウェーデン:Strv.103戦車B型Sタンク(冬期迷彩&NATO迷彩) (Stridsvagn 103 / Strv.103)
[参考資料]
▶ Strv.103(ウィキペディア)
[実車動画]
▶ https://www.youtube.com/watch?v=4RVbqyz2lk4
▼ ドイツ:ティーガーI 初期型重戦車(単色迷彩)&後期型重戦車(3色迷彩) (Tiger I)
以前の日本語表記では、英語読みの「タイガー」が一般的だったものの、現在は、現代ドイツ語の音に近い「ティーガー」で記されることが多いようだ。
ちなみに、自分が子供の頃は「ティーガーI」が「タイガーI型」、「ティーガーII」が「キング・タイガー」との名称が一般的だった。それでも、その後、ゲーム(スーパーファミコン)の「大戦略」をやり始めた頃からは必然的にゲームで使われている名称の「ティーガー」に慣れたけどね。
なお、初期型重戦車(単色迷彩)のミニチュアモデルの第一転輪が外されている理由については下記のウィキペディアの参照記事に記載。
[参考資料]
▶ ティーガーI(ウィキペディア)
[機動力](ウィキペディアより)
接地圧を分散し低減するために千鳥式配置を採用したが、この転輪と転輪とを挟み込むように配置する構成はいくつもの問題を抱えていた。内側の転輪から(よくあることだが)ゴムリングが外れ、この転輪を外して修理する必要が生じた場合、この転輪を挟み込んでいる外側の転輪のいくつかまで外さなければならず、整備時には大きな負担となった。また転輪は泥や雪が詰まって凍り付いて動かなくなることがあり、車体最前部の最も外側にある第一転輪を外す車両もあった。
[実車動画]
▶ https://www.youtube.com/watch?v=dXP0QhbBDC8
[おまけ]
▶ 3Dプリンターで超高精度のティーガー戦車をつくってみた!【戦車10】
▼ ドイツ:ティーガーII ヘンシェル型重戦車 (Tiger II)
自分が子供の頃は「キング・タイガー」の名称が一般的だったこの「ティーガーII」(海外の動画では今も「King Tiger」と表記されているものも案外見かける)は、子供の頃から最も好きな戦車のひとつだった。
ただ、スーパーファミコンの「大戦略」では「ティーガーII」が全く使い物にならなかったのが(攻撃力と防御力は高かったものの一回のターンで進める距離が極端に短かく燃費も悪かったため)残念だった。本当は「ティーガーII」ばかりの強力な部隊を作りたかったのに(笑)。
[参考資料]
▶ ティーガーII(ウィキペディア)
[実車動画]
▶ https://www.youtube.com/watch?v=MP2gMlWw8yQ
▼ ドイツ:エレファント重駆逐戦車 (Elefant)
[参考資料]
▶ エレファント重駆逐戦車(ウィキペディア)
[実車動画]
▶ https://www.youtube.com/watch?v=kG1C2rHh2Bo
▼ ドイツ:IV号H型中戦車 (Panzerkampfwagen IV Ausf. H / Pz.Kpfw.IV Ausf. H)
一般的には「Panzer IV / パンツァーIV」として知られる戦車で、人気アニメ「ガールズ&パンツァー」(ガルパン)における主役戦車でもある。
ちなみに、車体の側面や砲塔の周りに設置された装甲はシュルツェンと呼ばれる対戦車ライフル対策の追加装備で、これがあると、幾分丸っこくて、ずんぐりした雰囲気があるのだが、実は、シュルツェンが無い「G型」以前の「パンツァーIV」はエッジが効いた直線的なフォルムの戦車なんだよね。ほんと、シュルツェンの有る無しで全体の印象が全く違うのだ。
それにしても、このミニチュアモデルを買った当時は知る由もなかったこととは言え、まさかこの戦車が後にアニメにより一躍有名になるとは。
[参考資料]
▶ IV号戦車(ウィキペディア)
▶ ガールズ&パンツァー(ウィキペディア)
[実車動画]
▶ https://www.youtube.com/watch?v=XAjjPPwrjlU
▶ https://www.youtube.com/watch?v=mhp4KUoBQ1E
▼ 『ガールズ&パンツァー 劇場版』本編序盤 大洗市街戦 一部配信
https://www.youtube.com/watch?v=Am_aHKUh-uc
▼ 『ガールズ&パンツァー 最終章』第2話 本編冒頭映像
https://www.youtube.com/watch?v=mF0juid3PTY
▼ ドイツ:パンターG型戦車 (Pz.Kpfw. V Ausf. G / Panther G)
[参考資料]
▶ V号戦車パンター(ウィキペディア)
[実車動画]
▶ https://www.youtube.com/watch?v=QsodIneQGzI
▶ https://www.youtube.com/watch?v=3G31zX_DAns
▼ 映画「遠すぎた橋」仕様711号車(パンターに似せて改造したレオパルト1A2)
映画「遠すぎた橋 (A Bridge Too Far)」の撮影で使用された、この戦車(パンターに似せて改造された「レオパルト1A2」)のミニチュアモデルは「World Tank Museum / Series 09:戦後の戦車シリーズ」のシークレット・アイテムとなっていた。
[参考資料]
遠すぎた橋(ウィキペディア)
[ウィキペディアより抜粋]
作中に登場する戦車等はオランダ軍の車輌を借用した他、ヨーロッパ各地の映画用大道具会社や個人コレクターの所有車輌が用いられた。レオパルト1やAMX Mle.61自走砲、Spz装甲車といった車両が外観の一部を改造してパンター風の戦車や自走砲として登場した他、四輪駆動車やトラックを大改造したハーフトラック風のレプリカが多数制作されて用いられている。
■ ミニチュアモデル / 商品名(シリーズ)
• フランス:AMX30戦車(NATO迷彩&単色迷彩) / ワールドタンクミュージアム(Series 09:戦後の戦車シリーズ)
• スウェーデン:Strv.103戦車B型Sタンク(NATO迷彩&冬期迷彩) / ワールドタンクミュージアム(Series 09:戦後の戦車シリーズ)
• ドイツ:ティーガーI 初期型重戦車(単色迷彩)&後期型重戦車(3色迷彩) / ワールドタンクミュージアム(Series 05:虎三昧&対決編)
• ドイツ:ティーガーII ヘンシェル型重戦車 / ワールドタンクミュージアム(対決編)
• ドイツ:エレファント重駆逐戦車 / ワールドタンクミュージアム(対決編)
• ドイツ:IV号H型中戦車 / ワールドタンクミュージアム(対決編)
• ドイツ:パンターG型戦車 / ワールドタンクミュージアム(対決編)
• 映画「遠すぎた橋」仕様711号車(パンターに似せて改造したレオパルト1A2) / ワールドタンクミュージアム(Series 09:戦後の戦車シリーズのシークレット・アイテム)
■ 実車動画
▼ World War 2 Top 10 Tanks (Videos)
https://www.youtube.com/watch?v=ES8W6op_N98
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