ただ、自分が最も好きなファースト・アルバム収録曲のデモは、さすがにファースト・アルバムで披露されたヴァージョンに比べると、まだ野暮ったく、泥臭い印象がある。しかしながら、裏を返せば、ファースト・アルバムでのサウンドが如何に素晴らしいものであったかが再確認できるということにもなるし、又、これらの楽曲がどのように進化を遂げ、昇華されていったのかを知ることができるという点では興味深くもあり貴重だと思う。特にスケール感のある"Nothing to Fear"は、元々はこんな曲だったのかと驚かされたしね。
NEW ENGLAND - BAND MEMBERS • John Fannon (ジョン・ファノン) - Vocals, Guitar • Hirsh Gardner (ハーシュ・ガードナー) - Drums, Vocals • Gary Shea (ゲイリー・シェア) - Bass • Jimmy Waldo (ジミー・ウォルドー) - Keyboards, Vocals
TRACKLIST 1. Alone Tonight / 2. Nothing To Fear / 3. Candy / 4. I Will Be There / 5. Shoot / 6. Don't Ever Wanna Lose Ya / 7. Hello Hello Hello / 8. Even When I'm Away / 9. Searchin' / 10. Turn Out The Light
もしかしたらアルバム1枚だけで終わったのかも?と思っていた"E.L.O. Part II"のセカンド・アルバムであるこの「Moment of Truth / モーメント・オブ・トゥルース」がリリースされたのは、ファースト・アルバムがリリースされてから3年後(日本では4年後)のことだった。その間にはメンバーの変更もあり、このアルバムでは"Kelly Groucutt"、"Eric Troyer"、"Phil Bettes"の3人が曲ごとにヴォーカルを担当するというかたちになっている。しかしながら、前作でも"Pete Haycock"、"Eric Troyer"、"Neil Rockwood"の3人が曲ごとにリードヴォーカルを務めていたので、大きな印象の変化というのは無い感じ。
個人的には"Kelly Groucutt"のヴォーカルが聴ける"The Fox"、"Blue Violin"、"Twist of the Knife"の3曲が好きで、このアルバムがリリースされたときも彼のヴォーカルが聴けるようになって嬉しかったのだが、残念ながらこの"Moment of Truth"が"E.L.O. Part II"としては最後のスタジオアルバムとなってしまった。そして、2009年にはその"Kelly Groucutt"も帰らぬ人となってしまい、全盛期のメンバーによる"E.L.O."復活という微かな希望と共に持ち続けていた自分の夢も絶たれることになってしまった。
ちなみに、"Moment of Truth"の日本盤は、イギリスでリリースされた翌年の1995年にリリースされており、ジャケットのデザインは日本だけのオリジナル仕様となっている。
それと、一応、念のため記しておくと、ファースト・アルバムがリリースされた翌年の1992年には"E.L.O."時代の楽曲を中心に収録されたライヴ・アルバム"Performing ELO's Greatest Hits Live"(日本未発売)がリリースされているので、そのライヴ・アルバムを含めれば、この"Moment of Truth"は通算では3作目となる。
TRACKLIST 1. Moment Of Truth (Overture) / 2. Breakin' Down The Walls / 3. Power Of A Million Lights / 4. Interlude 3 / 5. One More Tomorrow / 6. Don't Wanna / 7. Voices / 8. Interlude 2 / 9. Vixen / 10. The Fox / 11. Love Or Money / 12. Blue Violin / 13. Whiskey Girls / 14. Interlude 1 / 15. Twist Of The Knife / 16. So Glad You Said Goodbye / 17. Underture / 18. The Leaving
ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA PART II - BAND MEMBERS (Listed in Booklet) • Bev Bevan - Drums • Mik Kaminski - Violin • Louis Clark - Orchestral Keyboards and Arrangements • Kelly Groucutt - Bass and Vocals (Lead vocals - Tracks 10, 12, 15) • Eric Troyer - Keyboards and Vocals (Lead vocals - Tracks 3, 6, 11, 16) • Phil Bates - Guitar and Vocals (Lead vocals - Tracks 2, 5, 7, 13)
▼ Electric Light Orchestra Part II - Power Of A Million Lights
シングルについて言えば、その後、アルバムに先駆け、先行シングルとしてリリースされた"Body Language"(英25位 / 米11位)をはじめ、"Las Palabras De Amor (The Words of Love)"(英17位)、"Calling All Girls"(米60位)、"Back Chat"(英40位)といった曲がシングルカットされている(日本では次のシングルを読者投票で選ぼうという音楽雑誌(ミュージック・ライフ)とレコード会社の共同企画により"Staying Power"が選ばれ、独自にシングルカットされている)。なお、アルバムは(英4位 / 米22位 / 日6位)を記録。
TRACKLIST 1. Staying Power / ステイング・パワー (Writer: F. Mercury) 2. Dancer / ダンサー (Writer: B. May) 3. Back Chat / バック・チャット (Writer: J. Deacon) 4. Body Language / ボディー・ランゲージ (Writer: F. Mercury) 5. Action This Day / アクション・ジス・デイ (Writer: R. Taylor) 6. Put Out The Fire / プット・アウト・ザ・ファイア (Writer: B. May) 7. Life Is Real (Song for Lennon) / ライフ・イズ・リアル (レノンに捧ぐ) (Writer: F.Mercury) 8. Calling All Girls / コーリング・オール・ガールズ (Writer: R. Taylor) 9. Las Palabras De Amor / ラス・パラブラス・デ・アモール (愛の言葉) (Writer: B. May) 10. Cool Cat / クール・キャット (Writers: J. Deacon & F. Mercury) 11. Under Pressure「アンダー・プレッシャー (Writers: Queen & David Bowie
■ 追記 こちらは、40周年を記念して2011年にリリースされた2枚組の"40th Anniversary Limited Edition" (2011 Digital Remaster)。
TRACKLIST Disc 1: Hot Space
Disc 2: Hot Space - Bonus EP 1. Staying Power [Live At Milton Keynes Bowl, June 1982] 2. Soul Brother [B-Side] 3. Back Chat [Single Remix] 4. Action This Day [Live In Tokyo, November 1982] 5. Calling All Girls [Live In Tokyo, November 1982]
ということで、この"A Celebration in Song"、オーストラリアでは国民的シンガーということで、ジャケットにオリビアの写真が無くても問題無いのか、シンプルなジャケットでリリースされているが、他の国では流石にオリビアの写真を使ったジャケットに変更されている。そして、アメリカでは、2011年に新装されたジャケットで再リリースされているようだ。
仮に、プライベートなオリビアのベスト・アルバムを作るとしたら、このアルバムからは"Right Here with You (with Delta Goodrem)"、"Find a Little Faith (with Cliff Richard)"、"Courageous (with Melinda Schneider)"、"Everything Love Is (with Jimmy Barnes)"、"Isn't it Amazing (with Sun)"の5曲は必ず選曲するだろうね。5曲という数は過去にリリースされたオリビアのアルバムの中でも比較的多い選曲数になるのではないかと思うのだが、このことは、それだけ自分がこのアルバムを気に入っているという証でもあるのではないかと。
TRACKLIST 1. Right Here with You (with Delta Goodrem) / 2. Find a Little Faith (with Sir Cliff Richard) / 3. Courageous (with Melinda Schneider) / 4. The Heart Knows (with Barry Gibb) / 5. Everything Love Is (with Jimmy Barnes) / 6. Isn't It Amazing (with Sun) / 7. Never Far Away (with Richard Marx) / 8. Sunburned Country (with Keith Urban) / 9. Reckless (with John Farrar) / 10. Angel in the Wings (with Jann Arden) / 11. The Water is Wide (with Amy Sky & RyanDan) / 12. Beautiful Thing (Belinda Emmett)