こちらはクリスティーナ・アギレラ初出演映画「Burlesque / バーレスク」のサウンドトラック盤で、アルバムはアギレラとシェールの楽曲で占められている。全10曲と、CDの収録曲数にしてはやや少なめながらも、全曲が新曲ということもあり、特段、物足りなさを感じることはないし、埋め合わせ的な曲でお茶を濁されることを考えたら、このように必要な楽曲だけに絞り、凝縮された形でリリースされて良かったとは思う。まぁ、そんなこんなで、アギレラのアルバムとしても十分楽しめるサウンドトラックといった印象。
アルバムはアギレラの楽曲8曲+シェールの楽曲2曲で構成されている。個人的にはアギレラの新曲目的で購入したのだが、どうして、どうして、シェールの楽曲も魅力的で、流石にオスカーとグラミーを受賞した実績は伊達じゃないといった印象。又、そういった点では正に新旧の実力者エンターテイナー二人による夢の共演といったところ。
アギレラの新曲に関しては、オリジナル4曲+クラシックソングのカヴァー4曲という内訳だが、イメージとしてはどちらもこれぞアギレラ・ワールドといった感じで、オリジナルとカヴァーの垣根が全く感じられない程に、アルバムではアギレラの曲としての一体感が感じられる。
サウンドの方向性(アギレラ)としては、前々作"Back to Basics"のエッセンスに前作"Bionic"のフレバーを加えたといった感じで、賛否が分かれた"Bionic"も結果的にはその経験が重要な過程であったことが証明されたという印象。果たして、この先アギレラサウンドは成熟された方向へと進むのだろうか? それとも又々大胆な試みを見せるのであろうか? まぁ、どちらにしても、次作がほんと楽しみだ。
TRACKLIST
1. Something’s Got A Hold On Me /
2. Welcome To Burlesque /
3. Tough Lover /
4. But I Am A Good Girl /
5. Guy What Takes His Time /
6. Express /
7. You Haven't Seen The Last Of Me /
8. Bound To You /
9. Show Me How You Burlesque /
10. The Beautiful People (from Burlesque)
1. サムシングス・ガット・ア・ホールド・オン・ミー / 2. ウェルカム・トゥ・バーレスク / 3. タフ・ラヴァー / 4. バット・アイ・アム・ア・グッド・ガール / 5. ガイ・ワット・テイクス・ヒズ・タイム / 6. エクスプレス / 7. ユー・ハヴント・シーン・ザ・ラスト・オブ・ミー / 8. バウンド・トゥ・ユー / 9. ショウ・ミー・ハウ・ユー・バーレスク / 10. ザ・ビューティフル・ピープル(from バーレスク)
• Christina Aguilera (1, 3, 4, 5, 6, 8, 9, 10)
• Cher (2, 7)
NOTES
• 日本盤初回プレスCD [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付
▼ Christina Aguilera - Something's Got a Hold On Me
▼ Cher - You Haven't Seen the Last of Me
[Official Audio]
▼ Christina Aguilera - But I Am A Good Girl
https://www.youtube.com/watch?v=5HkpmAqdO6I
▼ Christina Aguilera - Guy What Takes His Time
https://www.youtube.com/watch?v=ATbkOodVyJw
▼ Christina Aguilera - Show Me How You Burlesque
https://www.youtube.com/watch?v=9V_6Kn9KGt8
[関連記事]
▶ Mi Reflejo 「ミ・リフレホ ~マイ・リフレクション」 (2000) / Christina Aguilera
▶ Keeps Gettin' Better - A Decade of Hits (2008) / Christina Aguilera
0 件のコメント:
コメントを投稿