2012/10/25

SHEER HEART ATTACK 「シアー・ハート・アタック」 / QUEEN (1974)

CDの帯(初CD化盤):シアー・ハート・アタック / クイーンAlbum Cover (front): Sheer Heart Attack / Queen自分がこのクイーンのサード・アルバム「Sheer Heart Attack / シアー・ハート・アタック」を買ったのは、確か「News of the World / 世界に捧ぐ」をリアルタイムで買った後くらいだったのではないかと思う。勿論、その当時は"CD"なんてものは無い時代だったので、購入したのはLPレコードだったわけだが、そういった時代背景もあり、このアルバムに関してはレコード盤ならではの思い出といったものもいくつかある。

当時、このアルバムを買ったときの最大の関心は何と言っても"Killer Queen"だった。と言うのも、このアルバムを手にするまでは、この"Killer Queen"を聴いたことが無かったのだが、この曲がヒットしたことは雑誌等で知っていたので、その当時の自分は当然のごとく、その後のヒット曲、"Bohemian Rhapsody"、"Somebody to Love"、"We Are the Champions"といった路線をイメージして、いったいどんなドラマティックな曲なんだろうと、2曲目に気持ちを備えながらワクワクしてレコード盤1曲目の"Brighton Rock"に針を落としていたことを覚えている。なんてったってバンド名が曲名に入っているくらいだから相当凄い曲なんだろうと勝手にイメージして期待に胸を膨らませていたんだよね。

そして、"Sheer Heart Attack"に収録されている楽曲の中では、唯一ラジオで聴いて知っていた"Brighton Rock"も終わり、いよいよ2曲目の"Killer Queen"が始まったときは正直「あれっ?」といった感じで肩透かしを食らったような印象だった。当時はまさかこんなにポップな曲だとは微塵にも思っていなかったので、イメージしていたものとのギャップにけっこうショックを受けたわけだが、そういった経緯もあり、しばらくはこの"Killer Queen"をどうも好きになれずにいたのだった。

Album Cover (back): Sheer Heart Attack / Queen当時、このアルバムの中で好きだったのは"Flick Of The Wrist"、"Lilly Of The Valley"、"In The Lap Of The Gods...Revisited"といった曲だった。というわけで、自分の好きな曲だけを集めたオリジナルのテープを作るために、これらの曲を入れたかったのだが、"Flick Of The Wrist"と"Lilly Of The Valley"はメドレー化されて前の曲と繋がっていたので、単独でうまい具合にレコードからテープに落とすことができずに、何回もチャレンジしていた記憶がある。同様に"Brighton Rock"も歌メロはカッコ良くて、とても気に入っていたものの、長めのギターソロ部分が今イチ好きになれず、これまた、ギターソロの部分をカットし、うまい具合に繋げて自分好みのカッコイイ曲に仕上げようと、タイミングを計りながら何回もテープに録っていたことも覚えている。

その後も、"Tenement Funster"や、"Stone Cold Crazy"、"Dear Friends"、"Misfire"、"Bring Back That Leroy Brown"、"She Makes Me"といった曲に突如嵌ったりもしたのだが、その度に曲間の短さに悩まされた記憶がある。実は、"Misfire"と"Bring Back That Leroy Brown"も曲間が無いに等しいんだよね。

と、そんなこんなで、自分の場合、この"Sheer Heart Attack"に関しては、多くがレコード盤ならではの思い出となっている。

それにしても、改めてアルバムを通して聴いてみると、ほんと「オペラ座の夜」に負けず劣らずバラエティーに富んだアルバムだということを再認識させられる。それと、この"Sheer Heart Attack"には、1分台や2分台といった割と短い曲が多く収録されているのだが、そんな短い曲であっても、一本調子ではなく、アレンジが凝っているんだよね。"Bring Back That Leroy Brown"の起伏に富んだ曲構成には、今更ながらも感心させられるところ。

アルバムは(英2位)、(米12位)を記録。又、シングルでは"Killer Queen"が(英2位)、(米12位)、"Now I'm Here"が(英11位)を記録している。

 

TRACKLIST
01. Brighton Rock / ブライトン・ロック (Writer: B. May / Lead Vocal: F. Mercury)
02. Killer Queen / キラー・クイーン (Writer: F. Mercury / Lead Vocal: F. Mercury)
03. Tenement Funster / テニメント・ファンスター (Writer: R. Taylor / Lead Vocal: R. Taylor)
04. Flick Of The Wrist / フリック・オブ・ザ・リスト (Writer: F. Mercury / Lead Vocal: F. Mercury)
05. Lilly Of The Valley / 谷間のゆり (Writer: F. Mercury / Lead Vocal: F. Mercury)
06. Now I'm Here / ナウ・アイム・ヒア •  Writer: B. May / Lead Vocal: F. Mercury)
07. In The Lap Of The Gods / 神々の業 (Writer: F. Mercury / Lead Vocal: F. Mercury)
08. Stone Cold Crazy / ストーン・コールド・クレイジー (Writers: F. Mercury, B. May, R. Taylor, J. Deacon / Lead Vocal: F. Mercury)
09. Dear Friends / ディア・フレンズ (Writer: B. May / Lead Vocal: F. Mercury)
10. Misfire / ミスファイア (Writer: J. Deacon / Lead Vocal: F. Mercury / All Guitars: J. Deacon)
11. Bring Back That Leroy Brown / リロイ・ブラウン (Writer: F. Mercury / Lead Vocal: F. Mercury)
12. She Makes Me (Stormtrooper In Stiletos) / シー・メイクス・ミー (Writer: B. May / Lead Vocal: B. May)
13. In The Lap Of The Gods...Revisited / 神々の業 (Writer: F. Mercury / Lead Vocal: F. Mercury

NOTES
• 日本盤初回プレスCD(初CD化盤) [Japanese First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 


 

■ 追記
こちらは、40周年を記念して2011年にリリースされた2枚組の"40th Anniversary Limited Edition" (2011 Digital Remaster)。

Sheer Heart Attack (Queen 40th Anniversary Limited Edition) / Queen  Sheer Heart Attack (Queen 40th Anniversary Limited Edition) / Queen  Sheer Heart Attack (Queen 40th Anniversary Limited Edition) / Queen

TRACKLIST
Disc 1: Sheer Heart Attack

Disc 2: Sheer Heart Attack - Bonus EP
1. Now I'm Here [Live at Hammersmith Odeon, December 1975]
2. Flick Of The Wrist [BBC Session, October 1974]
3. Tenement Funster [BBC Session, October 1974]
4. Bring Back That Leroy Brown [A Cappella Mix 2011]
5. In The Lap Of The Gods... Revisited [Live at Wembley Stadium, July 1986]

Sheer Heart Attack (Queen 40th Anniversary Limited Edition) / Queen  Sheer Heart Attack (Queen 40th Anniversary Limited Edition) / Queen  Sheer Heart Attack (Queen 40th Anniversary Limited Edition) / Queen

 

▼ Queen - Killer Queen (Top Of The Pops, 1974)

https://www.youtube.com/watch?v=2ZBtPf7FOoM

 

 

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2012/10/19

OUTWORK COLLECTION - PIECES / KOKIA (2011)

CDの帯:outwork collection - pieces / KOKIAAlbum Cover: outwork collection - pieces / KOKIA   CD: outwork collection - pieces / KOKIA   Booklet: outwork collection - pieces / KOKIA

この「outwork collection - pieces」は、これまでにリリースされたオリジナル・アルバムには未収録だったアニメやゲームなどのタイアップ曲が収録された"KOKIA"のコンピレーション・アルバム。

私自身はアニメやゲームに詳しくないので、ここに収録されている楽曲は初めて聴くものばかりだったのだが、最近のオリジナル・アルバム収録曲と比較すると、より荘厳で抑揚があり、楽曲にメリハリが感じられる。

個人的には"KOKIA"のアルバムの中では"trip trip"が最も好きで、実を言うと、こういった方向性のサウンドが好みなんだよね。それは、自分が洋楽好きということもあり、声も言葉としてではなく 楽器の一部として聴いているようなところがあるからなのかもしれない。

実際、どちらかといえば歌詞に込められた思いやメッセージなどよりも、メロディーやサウンド、アンサンブルといった部分に耳が行ってしまうようなところがあって、そういった意味では、やはり、スタジオ・アルバムならではの凝ったサウンドが好きなんだと思う。歌メロとは別に聞こえてくる"KOKIA"のコーラス、ハーモニーも魅力的で好きなところ。ちなみに、このアルバムでは、1曲目の「KARMA」、 11曲の「EXEC_REBIRTHIA=PROTOCOL/.」、 12曲目の「EXEC_COSMOFLIPS/.」といったところがお気に入り。

で、この「outwork collection - pieces」、アニメやゲームなどのタイアップ曲中心のアウトワーク作品集とはいっても、そういった雰囲気のジャケットになってないのが良いところ。なんでも"KOKIA"さん自身がゲームやアニメのジャケットでは手にしにくいと思う人達のことを考えられたとのことだそうだが、ジャケットのみならず、グレイッシュなカラーで統一されたパッケージ全体の雰囲気も品があって良い感じ。

更には、CD裏面やブックレット内には、何の主題化とか、そういった表記が全く無いのも、アニメやゲームなどとは関係なく純粋に"KOKIA"の音楽を楽しみたいと思う自分のような者にとっては良いところだと思う。アニメやゲームから入った人達にはそういった表記は無くても分かるだろうから、こういったスタイルは歓迎。実際のところ、自分自身、CDの帯などに書かれた「何々のドラマの主題歌」とか「何々のCMのタイアップ曲」とかいう宣伝表記なども好きじゃないのでね。

それにしても、"KOKIA"って、こういったジャンルのアウトワーク作品がけっこう多いんだね。残念ながら、ここには収録されなかった楽曲も数多くあるようで、できれば、またいつか「Part 2」もリリースして欲しいところ。

 

TRACKLIST
1. KARMA / 2. Insonnia / 3. Transparent / 4. 沈黙 5. Fate / 6. ヲモイ / 7. 嘆きの音 / 8. 言の葉 / 9. あなたと出逢って / 10. Road to glory ~for Dragon Nest White Version / 11. EXEC_REBIRTHIA=PROTOCOL/. / 12. EXEC_COSMOFLIPS/. / 13. 光の中に

 

▼ KOKIA - EXEC_REBIRTHIA=PROTOCOL/.

 

▼ KOKIA - EXEC_COSMOFLIPS/.

 

▼ KOKIA - KARMA
https://www.youtube.com/watch?v=OkmMsH5ssc8

▼ KOKIA - Fate
https://www.youtube.com/watch?v=jwuaowXOdek

▼ KOKIA - 言の葉
https://www.youtube.com/watch?v=kvSXkzkKa-E

 

 

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2012/10/14

携帯マグを買った

SAHARA MUG買ったのは、「TIGER」の「ステンレスミニボトル <サハラマグ> シャンパンゴールド 0.5L MMQ-S050-NH」。

他社製品の中では「ZOJIRUSHI」の「真空ステンレスマグ」と「THERMOS」の「真空断熱ケータイマグ」も候補として選んでいたのだが、これに決めた理由は他社のものは飲み口が白だったことと、この「サハラマグ」のデザインが一番良さそうだったから。ちなみに、価格は\2,394だった。

それにしても、思ったよりも軽くて、これくらいだと持ち運びが全く苦にならないね。それに、 ロック機能が付いているので、車の助手席に転がして置いていたり、横置きでバッグに入れて持ち運びしてもフタが開いてこぼれる心配もほとんどなさそう。

写真だと、けっこうデカそうなイメージだが、現物は思いの外コンパクトなんだよね、これが。

 

SAHARA MUG  (安全ロック)   SAHARA MUG  (安全ロック)

 

▼ 飲み口へ通じる穴は小さくなっており、飲み物が一気にドバッと口に流れ込みにくい仕組みになっている。

SAHARA MUG (フタを開けた状態)   SAHARA MUG (フタを開けた状態)

 

ロックを外し、フタを開けて飲むという一連の動作が全て片手で行えるのが良いところ。ただ、オフィス等で使う場合は、プッシュしてフタを開けた時に水滴が飛んで、書類やパソコン、もしくは周りの人にかかってしまうことがあるので注意が必要。

 

SAHARA MUG   SAHARA MUG

 

SAHARA MUG   SAHARA MUG (品質表示)

 

SAHARA MUG (仕様)

 

SAHARA MUG (消耗品・別売り品のお買い求めについて)

 

SAHARA MUG (分解図)予想外に感動したのが、上にある消耗品・別売り品の販売表示と、完全に分解して洗うことができることを記した左の構造図。最近の日本の企業って、こういった所が疎かになっているというか、何となく気配りの無い企業が多くなった印象があったので、こういったアフターサービスや消費者の立場に立った細かな設計というのは、さすが老舗メーカーといった印象。

高額な商品ではないものの、折角買ったものだし、商品を長く愛用して使う上で、こういった配慮があると助かるよね。説明書には製品の仕様や品質表示もきちんと分かりやすく表示されている点も好印象。

コスト削減の為か、最近は商品のパーツも一体化され、壊れても部品を丸ごと交換しなければならなかったり、箱の中には簡単な説明書だけが入っていて、「詳細はホームページを」といった企業が多くなった所為か、これまでごく普通のことだったこれらのことにも感動すること事態が、なんだか寂しいような気もするが、それでも、こういった企業にはこの先もこのままの姿勢で続けて欲しいところ。

2012/10/10

VIDEO GOLD I & II / OLIVIA NEWTON-JOHN (2005)

DVDの帯:ビデオ・ゴールド I & II / オリビア・ニュートン・ジョンDVD Cover: Video Gold I & II / Olivia Newton-Johnこの「Video Gold I & II / ビデオ・ゴールド I & II」は、'70年代~'80年代を代表する女性シンガーの一人、オリビア・ニュートン・ジョンのミュージック・ビデオを中心とした2枚組DVD。

2枚のDVDには、過去に発売されたビデオ3作品「フィジカル」('81年)、「運命のいたずら」('83年)、「ソウル・キッス」('85年)に収録されていたミュージック・ビデオが全て収録されているばかりか、それぞれのディスクの後半にはライヴ・ビデオ作品の「オリビア・イン・コンサート('82年)」からピックアップされたライヴ映像が収録されており、正にこれまでの集大成ともいえる映像作品となっている。

個人的には、イメージチェンジを推し進めた「運命のいたずら」('83年)と、「ソウル・キッス」('85年)の時代はあまり好きではないので、それらの時代のミュージック・ビデオが収録されている「Disc 2」は、「Disc 1」に比べて観る機会も少ないのだが、それでも、後半に収録されている"Sam"のライヴは圧巻で、こればかりは何度も観た。

付属品としては10ページのオールカラーブックレットと全曲の解説文が付いている。なお、"Physical"や"Make A Move On Me"等は、オリジナルのミュージック・ビデオにあった演出の効果音が全て省かれた音声トラックで収録されている。

 

Booklet (front): Video Gold I & II / Olivia Newton-John     Booklet (back): Video Gold I & II / Olivia Newton-John     Booklet: Video Gold I & II / Olivia Newton-John

 

TRACKLIST

[Disc 1]
1. Deeper Than The Night / 2. A Little More Love [Version I] / 3. Totally Hot / 4. Landslide / 5. Magic / 6. Physical / 7. Carried Away / 8. A Little More Love [Version II] / 9. Recovery / 10. The Promise (The Dolphin Song) / 11. Love Make Me Strong / 12. Stranger's Touch / 13. Make A Move On Me / 14. Falling / 15. Silvery Rain / 16. Hopelessly Devoted To You / 17. Let Me Be There [Live] / 18. Please Mr. Please [Live] / 19. If You Love Me (Let Me Know) [Live]

1. 愛の炎 / 2. 愛は魔術師(ヴァージョン1) / 3. さよならは一度だけ / 4. ランドスライド / 5. マジック / 6. フィジカル / 7. キャリード・アウェイ / 8. 愛は魔術師(ヴァージョン2) / 9. 絆はふたたび / 10. 愛のプロミス / 11. 愛あればこそ / 12. ストレンジャーズ・タッチ / 13. ムーヴ・オン・ミー / 14. 貴方にフォーリング / 15. シルヴァリー・レイン / 16. 愛すれど悲し / 17. レット・ミー・ビー・ゼア(ライヴ) / 18. プリーズ・ミスター・プリーズ(ライヴ) / 19. 愛しい貴方(ライヴ)

[Disc 2]
1. Twist Of Fate / 2. Take A Chance / 3. Livin' In Desperate Times / 4. Shaking You / 5. Heart Attack / 6 Tied Up / 7. Soul Kiss / 8. Culture Shock / 9. Emotional Tangle / 10. Toughen Up / 11. The Right Moment / 12. The Rumour / 13. Can't We Talk It Over In Bed / 14. Reach Out For Me / 15. I Need Love / 16. I Honestly Love You / 17. Sam [Live] / 18. Suddenly [Live] / 19. You're The One That I Want [Live] / 20. Xanadu [Live]

1. 運命のいたずら / 2. テイク・ア・チャンス / 3. デスパレート・タイムス / 4. シェイキング・ユー / 5. ハート・アタック / 6. タイド・アップ / 7. ソウル・キッス / 8. 哀しき愛の運命 / 9. 永遠の絆 / 10. 恋愛専科 / 11. ライト・モーメント / 12. 噂 / 13. 愛を抱きしめて / 14. リーチ・アウト・フォー・ミー / 15. アイ・ニード・ラヴ / 16. 愛の告白 / 17. サム(ライヴ) / 18. 恋の予感(ライヴ) / 19. 愛のデュエット(ライヴ) / 20. ザナドゥ(ライヴ)

 

▼ Olivia Newton-John - Hopelessly Devoted to You

https://www.youtube.com/watch?v=RQcjshK1-Tk

 

▼ Olivia Newton-John - Sam (live)

https://www.youtube.com/watch?v=EiGwXt82wqU

 

 

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XANADU (MOVIE BOOKLET) 「ザナドゥの映画パンフレット」 (1981)

Xanadu / 映画パンフレット日本では1981年2月21日に劇場公開(アメリカでの公開日は1980年8月8日)されたこの映画「Xanadu / ザナドゥ」を、当時少年だった自分はバスに乗って一人で観に行った記憶がある。でも、その当時はお小遣いの中から映画館への入場料を払うだけで精一杯だったので、残念ながらパンフレットまでは買えなかった。

それから時は流れて、今ではネットで探せば、入手困難なものでも以前よりは比較的簡単に見つけて買うことができるようになった。とは言うものの、こういったパンフレットもソコソコの値段になるだろうし、オークション等で入札してまで手に入れたいとは思っていなかったので、探そうともしなかったのだが、ところがある日、アカウントを作成しているオンラインショップでたまたま見つけたのだ。それも1,000円を切る価格で・・・。かつては泣く泣く諦めたこのパンフがこの価格で販売されているのだから当然心が揺らぐよね。しかも、商品は一点のみ・・・。結果的には心の声に従って購入ボタンをクリックしていた。

中古品だし、価格が価格なだけに、それほど商品の状態には期待していなくて、当時買えなかったこのパンフがどんなものだったのかを見れるだけでも幸せだと思っていたのだが、届いた商品を見てビックリ。これが、よくもまぁここまで綺麗な状態で保管してあったものだと感心するくらいに状態が良くて、キズや汚れ、それに折れや色褪せといったものが全く無いものだった。恐らくは買い取られて販売されていた商品だったのだろうが、きっと、元の持ち主の方が大事に保管されていたたんだとうね。仮に自分が当時このパンフを買っていたとしても、ここまで綺麗に保管できていないと思う。ちなみに、映画のパンフレットというものが作られて販売されるというのは日本独自の文化だそうだ。

その後、ネットでこのパンフレットを取り扱っているところを幾つか見つけたのだが、自分が買ったものは比較的安い方だったものの、ただ、どこも価格にそう大きな開きはない様子。自分としてはもっと高い印象があったので、掘り出し物を見つけたと思ったのだが、相場としては概ねこの程度のようだ。

なお、このパンフレットは、ひとつのページだけが三つ折のかたちでポスターのようになっている(勿論オリビアの)。

 

Xanadu / 映画パンフレット     Xanadu / 映画パンフレット    Xanadu / 映画パンフレット

 

XANADU (アメリカ映画 96分)
• アメリカでの公開日 / 1980年8月8日
• 日本での公開日 / 1981年2月21日
• 監督 / ロバート・グリーンウォルド
• 脚本 / リチャード・クリスチャン・ダナス、マーク・リード・ルベル
• 主な出演者 / オリビア・ニュートン・ジョン:ミューズの女神 (キラ)
• ジーン・ケリー:初老の男性 (ダニー・マクガイア)
• マイケル・ベック:画家志望の青年 (ソニー・マローン)

 

▼ Xanadu | Olivia Newton-John & E.L.O.

https://www.youtube.com/watch?v=dKSB2O2Shts

 

 

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