上手な貼り方と言っておきながら、出だしから何だが、はっきりいって27インチというサイズに気泡ができないようにフィルムを貼るのは無理じゃないかと思った。
実際、何回かやり直してみたものの、あまり繰り返しやっていると接着面にゴミやホコリが付いてきそうなので、気泡ができないように貼るのは無理だと諦めて、気泡はフィルムを貼った後に付属のヘラでひとつひとつ掻き出していくという無難な方法をとった。
ということで、とりあえずは気泡ができてもいいからと、位置取りにだけ注意して貼り、気泡の掻き出しにとりかかったのだが、大きい気泡は比較的簡単に掻き出せるものの、小さい気泡はなかなかうまく端までもっていけないんだよね。
そこで考えたのが、隣接する小さい気泡同士を合体させていき、ある程度の大きさになったら掻き出すという方法。27インチともなればウンザリするくらいの数の気泡ができるのだが、自分の場合は一気にはやらず、数日かけて作業を完了させた。けっこう地味で根気の要る作業だが、一度貼っておけば気が向いたときにちょこちょこと作業を進めることもできるし、ゲームでもやっているつもりで行えば多少は楽しめるのではないかと(笑)。
ということで、実のところ、上手な貼り方とは、失敗しない確実な貼り方ということになるのだが、結果的には、これで見た目にも綺麗に貼れて良かったと自分では思っている。時間はかかるが、不慣れなことをやって失敗するよりはね。
あと、注意点としては、ホコリが舞っている可能性もあるので、室内はある程度の湿度がある状態で作業を始めた方が良いかと思う。又、毛糸の服を着て作業するのも、なるべくなら止めておいた方がいいかも。27インチだとフィルムのサイズも大きいので、間違って袖にフィルムがペタッてことになったら一巻の終わりだからね。それと、ディスプレイの表面にもゴミやホコリが付いていないか作業前に確認しておくことも勿論必要。
液晶保護フィルムは液晶を保護するという目的以外にも用途によって幾つかのタイプがあるのだが、自分が買ったのは写真にある反射防止のタイプ(サンワサプライ社製)。反射防止の効果については、"Mac"を買ってすぐに保護フィルムを貼ったので、貼る前と比べてどれくらいの効果があるのかは分かりづらいのだが、これまでに映り込みが気になったことは無いので、多分効果はあるのだと思う。ただし、この点については環境によって効果のほども違ってくるのではないかと。
それと、保護フィルムを貼ると液晶が多少ギラついた感じになるので、これから買おうとする人は、その辺りを考慮して買う必要があるとは思う。27インチともなれば、値段もそこそこするしね。
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