2020/09/24

PACHELBEL'S CANON - ON PARADE 「パッヘルベルのカノン - オン・パレード」 / VARIOUS ARTISTS (1998)

CDの帯:パッヘルベルのカノン オン・パレード

Album Cover (front): Pachelbel's Canon - On Parade / Various Artists Album Cover (back): Pachelbel's Canon - On Parade / Various Artists CD Case (back cover): Pachelbel's Canon - On Parade / Various Artists

何を隠そう、って別に隠す必要もないのだが(笑)、実はクラシックの曲の中で特に好きなのがパッヘルベルのカノンなんだよね。

そういったこともあり、何か良いのがあったら欲しいなぁと漠然と思っていた中で見つけて購入したのが、このパッヘルベルのカノンだけを収録したアルバム「Pachelbel's Canon - On Parade / パッヘルベルのカノン オン・パレード」。

とは言っても、1998年というCDのリリース年を見ても分かる通り、購入したのは随分と前になるのだが、それでも、今も時折聴くアルバムのひとつではある。

で、この「パッヘルベルのカノン オン・パレード」、その名の通り、パッヘルベルのカノンばかりを集めたアルバムということで、当然ながら全11曲全てがパッヘルベルのカノンということになるのだが、一概にパッヘルベルのカノンと言っても、多種多様で、それこそ演奏家及び楽団の数だけ様々な解釈とアレンジがあると言っても過言ではないことから、実際のところ、パッヘルベルのカノンが好きとは言え、どれを選んでいいのか分からなかった自分には、気に入ったものを見つけられるという点に於いてもピッタリのアルバムだった。

ちなみに、この「パッヘルベルのカノン オン・パレード」について言えば、比較的原曲に忠実でオーソドックスなアレンジの弦楽・管弦楽が多いので(それがこのアルバムを選んだ理由でもあるのだが)、安心して楽しめるのではないかと思う。

ただ、オーソドックスなアレンジが多いとは言っても、やはり、弦楽・管弦楽にも厳かなものから明るく弾んだものまでそれぞれに違いはあるし、声楽による3曲目や、イージーリスニング風にアレンジされたポール・モーリアによる4曲目、そして、クラリネット・アンサンブルによる9曲目といったような曲も含まれているので、全曲を通して聴いても、意外と単調な印象はない。

 

CD: Pachelbel's Canon - On Parade / Various Artists

TRACKLIST
01. カノン (パッヘルベル)
      イ・ムジチ合奏団
02. カノン (パッヘルベル / 編曲:ミュンヒンガー)
      シュトゥットガルト室内管弦楽団 / 指揮:カール・ミュンヒンガー
03. カノン (パッヘルベル)
      スィングル・シンガーズ
04. カノン (パッヘルベル / 編曲:P.モーリア)
      ポール・モーリア・グランド・オーケストラ
05. カノン (パッヘルベル)
      ミュンヘン・プロアルテ管弦楽団 / 指揮:クルト・レーデル
06. カノン (パッヘルベル)
      アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ / 指揮:サー・ネヴィル・マリナー
07. カノン (パッヘルベル)
      オルフェウス室内管弦楽団
08. カノン (パッヘルベル / 編曲:ボックホルト)
      ボストン・ポップス・オーケストラ / 指揮:ジョン・ウィリアムズ
09. カノン (パッヘルベル)
      東京クラリネット・アンサンブル
10. カノン (パッヘルベル)
      ピンカス・ズカーマン (指揮、ヴァイオリン) / セント・ポール室内管弦楽団
11. カノン (パッヘルベル)
      エンシェント室内管弦楽団 / 指揮:クリストファー・ホグウッド

NOTES
• レーベル:Philips
• 品番:PHCP-20310
• CD発売日:1998年11月30日
• 解説付

 

▼ Pachelbel Canon - Boston Pops Orchestra

 

▼ Pachelbel's Canon - I Musici

 

▼ Pachelbel: Canon - Academy of St. Martins in the Fields / Marriner

 

 

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2020/09/18

日本でも良く知られる懐かしの海外の曲 (PART 3/10)

3回目となる今回は、バーブラ・ストライサンドの「追憶」(1973年)、ダイアナ・ロスの「マホガニーのテーマ」(1975年)、リタ・クーリッジの「あなたしか見えない」(1979年)の3曲をピックアップ。

 

カセットテープ (TDK SA-X 46)

 

ということで、最初の1曲目は、第1回目 (PART 1) で取り上げた「やさしく歌って / Killing Me Softly with His Song」と同じくネスカフェのCMを通して知るきっかけとなった曲でバーブラ・ストライサンドの「追憶」。

 

▼ Barbra Streisand - The Way We Were

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
追憶 / バーブラ・ストライサンド

 

調べてみると、この「追憶」がリリースされヒットしたのは1973年~1974年ということだが、日本に於いてネスカフェのCMで使用されたのは数年後の1970年代後半だったようなので、自分が知ったのも多分その頃だったのではないかと思う。

ちなみに、そのネスカフェのCMソングは「やさしく歌って」と同じくマデリン・ベルが歌っているヴァージョンとクレアー・トーリーという人が歌っているヴァージョンがあるようだ。しかしながら、それはあくまでも自分が確認できた範囲での話なので、もしかしたらそれ以外のヴァージョンがあるという可能性も無きにしも非ずといったところではある。

 

▼ ネスカフェ テレビCM(1978年)
https://www.youtube.com/watch?v=JjLT2SM2xXA

▼ ネスカフェ テレビCM(1979年)
https://www.youtube.com/watch?v=EgbMZ9HArMs

 

■ 追憶 / バーブラ・ストライサンド (The Way We Were / Barbra Streisand)

米ビルボードチャートでは1位を記録し、1974年の年間ランキングでも1位となる大ヒットとなったこの曲は、1973年公開のアメリカ映画「追憶」(原題は"The Way We Were")の主題歌で、アカデミー主題歌賞も受賞している。自分はと言えば、当時はこの曲が映画の主題歌だということすら知らなかったのだが、更には、まさかバーブラ・ストライサンドが映画自体にもロバート・レッドフォードと共に主役として出演していたなんてことも今の今まで知らず、こうして記事として取り上げたことで初めて知ったという。

なお、この「追憶」は、日本でも数多くカヴァーされており、直近でも2016年に薬師丸ひろ子が日本語歌詞でカヴァーし、2017年には松田聖子が英語でカヴァーしている。

 


 

続いては、これまたネスカフェのCMをきっかけにして知った曲であるダイアナ・ロスの「マホガニーのテーマ」。

出だしの「Do you know」が印象的なこの曲、当時は曲名が分からず、自分の中ではずっとその「ドゥ・ユー・ノウ」を勝手にタイトルとしていたのだった。と、そういった経緯もあり、曲名を知った後も「マホガニーのテーマ」もしくは「テーマ・フロム・マホガニー」だと何かイメージが合致しなくて今一つピンと来ないところがあって、実を言うと、今でも「ドゥ・ユー・ノウ」の方がなんだかしっくりくるんだよね。一応、サブタイトルにはその「Do you know」が含まれており、まんざら間違いでもないんで、自分の中に於いてのタイトルは、もう、このまま一生「ドゥ・ユー・ノウ」でいいんじゃないかとも思っている(笑)。

 

▼ Diana Ross - Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To)

 

■ マホガニーのテーマ / ダイアナ・ロス (Theme From Mahogany (Do You Know Where You're Going To) / Diana Ross)

この曲は、ネスカフェのCMの他にも、先のバーブラ・ストライサンドと同じく、映画の主題歌は元より、映画の方にも主演女優としてダイアナ・ロスが出演しているという点に於いても類似点があるのだが、更には、この曲もまた同じく米ビルボードチャートでは1位を記録する大ヒットとなっているなど、不思議と似通った部分が多い曲でもある。

ちなみに、1975年に公開された「マホガニー物語」(原題は"Mahogany")は、シカゴとローマを舞台に無名デザイナーからカリスマモデルへと転身した一人の女性の生き方を描いたアメリカ映画。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
マホガニーのテーマ / ダイアナ・ロス

 

この曲「マホガニーのテーマ」について言えば、その後はマライア・キャリーや女優兼歌手のジェニファー・ロペスといった超有名どころもカヴァー。

 

▼ Jennifer Lopez - Medley: Secretly / Theme from Mahogany (Do You Know Where You're Going To) (Live)

 

■ ネスカフェ・エクセラのCMソングとしては1985年~1988年頃まで使われていたようだ。

▼ ネスカフェ・エクセラ~日曜日の朝、いつもも立ち寄るピエールの店 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=aBC6EfFAf2k

▼ ネスカフェ・エクセラ~子供の入学と同時に、学生に戻った私 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=wdoON737SXI

▼ ネスカフェ・エクセラ~心を決める時が、こんなに突然訪れるなんて (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=LduZmiUUQ5E

▼ ネスカフェ・エクセラ~夏はアイスで (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=zn398PvtZog

▼ ネスカフェ・エクセラ~香りが温かい 1 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=e9n7wwW7B-k

▼ ネスカフェ・エクセラ~香りが温かい 2 (TVCM)
https://www.youtube.com/watch?v=uKHD59478Z0

 


 

そして、3回目の最後はリタ・クーリッジの「あなたしか見えない」 。

 

▼ Rita Coolidge - Don't Cry Out Loud

 

■ あなたしか見えない / リタ・クーリッジ (Don't Cry Out Loud / Rita Coolidge)

リタ・クーリッジはアメリカの女性シンガーで、この「あなたしか見えない」は、1979年の来日を記念して日本で企画されたベストアルバム、及びシングルとして日本でのみリリースされたカヴァー曲。

それでも、「あなたしか見えない」と言えば、日本に於いてはこのリタ・クーリッジのヴァージョンが、カヴァーながらも、恐らくは最も知られるところではないかと。

そして、自分がこの曲を初めて知ったのもリタ・クーリッジのヴァージョンで、その後にはこの曲目当てでベストアルバムを購入したということもあり、やはり今でもこのリタ・クーリッジのヴァージョンが思い入れも重なって馴染みがあるんだよね。

 

▼ ジャケット写真 (Discogs)
あなたしか見えない / リタ・クーリッジ

▼ ジャケット写真 (Discogs)
あなたしか見えない | ユー(再発盤) / リタ・クーリッジ

▼ ジャケット写真 (Discogs)
All About Rita Coolidge - あなたしか見えない(ベストアルバム) / リタ・クーリッジ

 

ちなみに、この曲を最初にリリースしたのはザ・モーメンツ(後に「レイ、グッドマン&ブラウン」に改名)で、1976年に"We Don't Cry Out Loud"のタイトルでシングルとしてもリリースされたが、米R&Bチャートで79位とヒットには至らなかった。

▼ The Moments - We Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=4v0gJmYGgjE

しかしながら、その後の1978年には、イギリス人シンガーのエルキー・ブルックスと、アメリカ人シンガーソングライターのメリサ・マンチェスターが時を同じくして"Don't Cry Out Loud"のタイトルでカヴァーし、エルキー・ブルックスのヴァージョンは1978年12月に英12位を記録。そして、メリサ・マンチェスターのヴァージョンの方は翌年の1979年3月に米ビルボードチャートで10位となるヒットとなった。

▼ Elkie Brooks - Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=G-WyHymRuk0

▼ Melissa Manchester - Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=IidZkMySxHA

 

個人的には、最近見つけたレイチェル・アン・ゴー(フィリピン人シンガー&女優)のカヴァーも結構好き。間奏部分がクリスティーナ・アギレラの"The Voice Within"っぽいのはご愛敬といったところなんでしょうか?

▼ Rachelle Ann Go - Don't Cry Out Loud
https://www.youtube.com/watch?v=W6nR8kRfAsw

 

そして、日本に於いては、伊東ゆかりのカヴァー(1978年にシングルとしてリリース)も知られるところではないかと。それにしても、ほんと表現力豊かで上手いなぁとは改めて思うところ。

 

▼ 伊東ゆかり - あなたしか見えない

 

 

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2020/09/11

THE BEATLES 1962-1966 「赤盤」 [2CD] / THE BEATLES (1973)

CDの帯:ザ・ビートルズ 1962年~1966年 / ザ・ビートルズ

CD Case (front): The Beatles 1962-1966 / The Beatles   CD Case (back): The Beatles 1962-1966 / The Beatles / The Beatles

3年前に取り上げた「青盤」からは、かなり間隔が空いてしまったが、こちらは、その「青盤」と同時にリリースされた「赤盤 / The Red Album」という愛称で知られるビートルズのベスト・アルバム「The Beatles 1962-1966 / ザ・ビートルズ 1962年~1966年」。

先に取り上げた「青盤」こと"The Beatles 1967-1970"が後期の曲からのセレクトだったのに対し、こちらの「赤盤」こと"The Beatles 1962-1966"は前期の曲からのセレクトということになり、具体的には1962年リリースのデビュー・シングル"Love Me Do"から1966年リリースのアルバム"Revolver"までの楽曲で構成されている。

そして、これは「青盤」の記事の方でも書いたことだが、ビートルズのベスト・アルバムと言えば、その後も数多くリリースされているものの、それでも、恐らくは、この「赤盤」と「青盤」こそが、今もなおファンに最も愛されるビートルズのベスト・アルバムなのではないかと個人的には思う。

まぁ、ビートルズの場合は、ヒット曲でありながらも、シングルのみでリリースされたアルバム未収録曲が比較的多くあるため、オリジナルのアルバム以外にも、別途に何かしらのコンピレーションアルバムを購入するファンも多いと思うのだが、そういった意味に於いてもこの「赤盤」及び「青盤」は価値のあるアルバムだと思うところではある。

ちなみに、ここで取り上げている手持ちのアルバムは、今では見なくなった厚手のケースが特徴的な1993年発売の初CD化盤で、音の方はCD化に際して改めてデジタル・リマスタリングされている。ただし、その後の2010年には新たにリマスターされた音源にて再発されているので、これから購入されるという方は発売年のご確認を。とは言え、リマスターに関しては、アナログ時代の音への愛着や思い入れといったものも含めて、全体の雰囲気や空気感、もしくは音の好みといったものもあると思うし、パッケージに関しても違いがあるので、あえて過去に発売されたものを選ぶというのもアリなのではないかと。

 

Booklet (front): The Beatles 1962-1966 / The BeatlesBooklet (back): The Beatles 1962-1966 / The BeatlesCD-1: The Beatles 1962-1966 / The BeatlesCD-2: The Beatles 1962-1966 / The Beatles

 

1973年に2枚組LPとして同時にリリースされた「赤盤」と「青盤」のCD化に際しては、1枚のディスクへの収録時間が伸びたことにより、2枚組LPの全曲を1枚のCDに収録することも可能だったと思うのだが(トータル・タイムが約63分の「赤盤」のみ)、100分近くある「青盤」の方は1枚のディスクへの収録は無理なので、恐らくは「赤盤」と「青盤」の形式を揃えるために「赤盤」の方も2枚組にしたのではないかと思う。まぁ、LPと同じスタイルの方がユーザーにとっても分かりやすいだろうし、対となるアルバムなので、販売する側も両方を同じ形式にした方が売りやすいだろうからね。

又、CD化された際も、冒頭の4曲("Love Me Do"、"Please Please Me"、"From Me To You"、"She Loves You")は、LPレコードと同様にモノラル音源で収録されているといった点も忘れずに挙げておきたいところかと。

ジャケット写真は、デビューアルバムの"Please Please Me"のフォト・セッションで撮影されたもので、"Please Please Me"で使われた写真の別ショット。なお、裏側は、お蔵入りとなったアルバム"Get Back"のためのフォト・セッションにて撮影された写真("Please Please Me"のジャケットと同じ場所、同じアングルで、同じフォトグラファー(アンガス・マクビーン)により撮影されたもの)が使われている。ちなみに「青盤」の方は表と裏の写真を逆にした構成になっている。

 

The Beatles 1962-1966 / The Beatles The Beatles 1962-1966 / The Beatles The Beatles 1962-1966 / The Beatles

 

TRACKLIST
[Disc 1]
1. Love Me Do / 2. Please Please Me / 3. From Me To You / 4. She Loves You / 5. I Want To Hold Your Hand / 6. All My Loving / 7. Can't Buy Me Love / 8. A Hard Day's Night / 9. And I Love Her / 10. Eight Days A Week / 11. I Feel Fine / 12. Ticket To Ride / 13. Yesterday

1. ラヴ・ミー・ドゥ / 2. プリーズ・プリーズ・ミー / 3. フロム・ミー・トゥ・ユー / 4. シー・ラヴズ・ユー / 5. 抱きしめたい / 6. オール・マイ・ラヴィング / 7. キャント・バイ・ミー・ラヴ / 8. ビートルズがやってくるヤァ!ヤァ!ヤァ! / 9. アンド・アイ・ラヴ・ハー / 10. エイト・デイズ・ア・ウィーク / 11. アイ・フィール・ファイン / 12. 涙の乗車券 / 13. イエスタデイ

[Disc 2]
1. Help! / 2. You've Got To Hide Your Love Away / 3. We Can Work It Out / 4. Day Tripper / 5. Drive My Car / 6. Norwegian Wood (This Bird Has Flown) / 7. Nowhere Man / 8. Michelle / 9. In My Life / 10. Girl / 11. Paperback Writer / 12. Eleanor Rigby / 13. Yellow Submarine

1. ヘルプ / 2. 悲しみはぶっとばせ / 3. 恋を抱きしめよう / 4. デイ・トリッパー / 5. ドライヴ・マイ・カー / 6. ノーウェジアン・ウッド(ノルウェーの森) / 7. ひとりぼっちのあいつ / 8. ミッシェル / 9. イン・マイ・ライフ / 10. ガール / 11. ペイパーバック・ライター / 12. エリナー・リグビー / 13. イエロー・サブマリン

 

NOTES
• 日本盤初回プレスCD(初CD化盤) [Japanese First Pressing CD]
• 22ページの英文ブックレット + 46ページの日本語ブックレット
• デジタル・リマスター
• 赤色CDトレー
• 解説(アルバム解説・曲目解説)・歌詞・対訳付
• 品番:TOCP-8010・11
• CD発売日:1993年9月20日

• UK 3位 (2x Platinum / BPI)、US 3位 (15x Platinum [Diamond Award] / 2001-RIAA)

 

▼ The Beatles - I Want To Hold Your Hand

https://www.youtube.com/watch?v=jenWdylTtzs

 

▼ The Beatles - A Hard Day's Night

https://www.youtube.com/watch?v=Yjyj8qnqkYI

 

▼ The Beatles - Help!

https://www.youtube.com/watch?v=2Q_ZzBGPdqE

 

▼ The Beatles - She Loves You

https://www.youtube.com/watch?v=x7prHYwxWPY

 

[Official Audio]

▼ The Beatles - Please Please Me (Mono Version / Remastered 2009)
https://www.youtube.com/watch?v=68sJxWxFbcQ

▼ The Beatles - In My Life (Remastered 2009)
https://www.youtube.com/watch?v=YBcdt6DsLQA

▼ The Beatles - Nowhere Man (Remastered 2009)
https://www.youtube.com/watch?v=8scSwaKbE64

▼ The Beatles - Yesterday (Remastered 2009)
https://www.youtube.com/watch?v=NrgmdOz227I

 

 

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2020/09/04

オリビア・ニュートン・ジョンのカヴァーでも知られる2曲のカントリー・ミュージックのカヴァー

実は、最近見つけて聴き(観)入っているのが、今回取り上げる"The Petersens"によるカントリー系の音楽を中心とした様々な曲のカヴァーで、興味を持つきっかけとなったのは、記事のタイトルにも記しているように、オリビア・ニュートン・ジョンのカヴァーでも知られる"Take Me Home, Country Roads"と"Jolene"の2曲。

で、この2曲、日本とアメリカでは事情が違うところではあると思うのだが、日本の場合だと、やっぱりオリビア・ニュートン・ジョンによるカヴァーの方がオリジナル以上に知られるところではないかと。

※ "The Petersens"について
"The Petersens"はミズーリ州のブランソンを拠点に活動しているピーターセン・ファミリーを中心としたブルーグラス・バンドで、メンバーはピーターセン・ファミリーの5人に友人の1人を加えた6人で構成されている。

※ 補足(ブルーグラス・ミュージックとは)
ブルーグラス・ミュージック (Bluegrass music) は、アメリカのアパラチア南部に入植したスコッチ・アイリッシュの伝承音楽をベースにしたアコースティック音楽のジャンル。演奏にはギター、フラットマンドリン、フィドル(ヴァイオリン)、5弦バンジョー、ドブロ(リゾネーター・ギター)、ウッドベースなどの楽器が主に使われる。(ウィキペディアから引用・抜粋)

残念ながら、今のところCDでの発売はされていないようだが、"Amazon"や"Apple Music"等の主だったミュージックストアに於いてダウンロードで購入することは可能なようだ。

 

▼ The Petersens - Take Me Home, Country Roads

 

"Take Me Home, Country Roads"は、1971年にリリースされ、米ビルボードチャートで2位のヒットとなったジョン・デンバーの曲。

オリビア・ニュートン・ジョンによる"Take Me Home, Country Roads"のカヴァー・ヴァージョンは、日本では「カントリーロード(故郷へ帰りたい)」のタイトルでリリースされ、オリジナル以上のヒットを記録(オリコンの総合チャートでは最高6位、洋楽チャートで1976年11月29日付から15週連続1位を記録)。なお、イギリスに於いては1973年に15位を記録している。

 

▼ The Petersens - Jolene

 

"Jolene"はアメリカのシンガーソングライター(兼女優)で、カントリー・ミュージックの第一人者とも言われるドリー・パートンが1973年にリリースした曲(翌年にリリースされた同タイトルのアルバムにも収録)で、米ビルボードチャートで60位(カントリー・ソングスのチャートでは1位)を記録。

オリビア・ニュートン・ジョンによる"Jolene"のカヴァー・ヴァージョンは、1976年リリースのアルバム"Come on Over"(邦題:水のなかの妖精)に収録。アメリカ及びイギリスではシングルカットされなかったものの、オーストラリアと日本ではシングル(邦題:ジョリーン)としてもリリースされ、中でも、日本では、オリコンの総合チャートで11位を記録するヒットとなるなど、日本のファンにも人気の高い曲となっている。

一応、補足しておくと、日本で最も売れたオリビア・ニュートン・ジョンのシングルは、「Have You Never Been Mellow / そよ風の誘惑」でも「Xanadu / ザナドゥ」でも「Physical / フィジカル」でもなく、47万枚を売り上げたこの「Jolene / ジョリーン」なのだ。そして、次いで多く売り上げたのが44万枚を売り上げた先の「Take Me Home, Country Roads / カントリーロード(故郷へ帰りたい)」。

 

ちなみに、以下は直近の先々月(2020年7月)にアップされたザ・ピーターセンズの動画。

 

▼ The Petersens - Fields of Gold

 

▼ The Petersens - Smoky Mountain Rain

 

■ 追記:本日、最新の動画(シャナイア・トゥエインのカヴァー)が公開された。(アップロードに技術的な問題があったようで、旧アドレスでの動画は削除されて、9月16日に新たなアドレスで再投稿されたことから、こちらも新たなアドレスへ修正した)

 

▼ The Petersens - You're Still the One

 

 

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