2011/08/29

N.M.L. の Zero Landmine を購入

Zero Landmine / N.M.L.8月12日の記事「チャリティーCDも廃盤とは」では、チャリティーCDも廃盤なのかとちょっぴり憂いでいたのだが、坂本龍一の呼びかけで誕生したプロジェクト、"N.M.L."の"Zero Landmine"を無事購入できた。いや~ほんと良かった。

このCDはマキシシングルにカテゴライズされているようだが、全6曲ながらも、収録曲のトータルタイムは約44分と、通常のアルバムと言っていいくらいのボリュームなんだよね。

中古では大手のオンラインショップにも1円という価格で沢山売りに出されてはいるのだが、できることなら新品で欲しいと思いつつも、廃盤になっているので新品を手に入れるにはオークション等を利用しない限りは難しいのかなと諦め半分でいたところ、まさか新品を定価で販売されているのを見つけて買うことができようとは嬉しい限り。

 

 

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2011/08/25

AMMONIA AVENUE 「アンモニア・アヴェニュー」 / THE ALAN PARSONS PROJECT (1984)

CDの帯:アンモニア・アヴェニュー / アラン・パーソンズ・プロジェクトAlbum Cover (front): Ammonia Avenue / The Alan Parsons Project自分が初めて買った"The Alan Parsons Project"のアルバムが、この「Ammonia Avenue / アンモニア・アヴェニュー」だった。アルバムを購入した当時はレコード盤だったが、後にCD化された際も、直ぐに買った記憶があるので、恐らくはこの手持ちのCDも初CD化された際に購入したものではないかと思う。

レコード店で色々と物色していたときに、たまたまこのアルバムを見つけ、何も知らないまま、「アンモニア・ヴェニュー」という摩訶不思議なタイトル(当時は意味を知らなかった)と、これまた不思議なジャケットに惹かれて買ったというのが、初めて"The Alan Parsons Project"のレコードを手にしたときの経緯なのだが、ただ、何となく好きになれそうな予感みたいなものがあったので、買うか買わないかで迷うこともさほどなかったように覚えている。それに、タイトルやジャケットのイメージに反し、レコードの帯にはポップという文字があったので、ある程度は聴きやすいサウンドなんだろうという思いはあったし、未知なる物に対する好奇心もあったのでね。

そして、そんな、ある意味、賭けのような行為で買ったレコードも、1曲目の"Prime Time"を聴いて、自分の直感がハズレではないことを確信したことは今も覚えている。ただ、2曲目と3曲目があまり好きになれそうな感じの曲ではなかったので、もしかしたら1曲目だけかも?なんて不安も感じながら聴き進めていたのだった。ところが、どっこい、4曲目の"Since The Last Goodbye"以降は魅力的な曲のオンパレードで、そのときはホントこのアルバムを買ってよかったと思ったんだよね。しかも、ラストを締め括るタイトルトラックでもある"Ammonia Avenue"のスケール感ときたら・・・。

アルバムの印象としては、どことなく安心感のようなものがあって、その安心感が心地良さであったりもする。そして、流行り廃りとは無縁に、こういったサウンドは、この先もずっと人々の心に残っていくのではないかとは思うところ。又、そういった点では、エンジニアとしてビートルズやピンク・フロイドのアルバム制作にも携わったのは伊達じゃないと感じさせられるところでもある。

といった経緯で、このアルバムをきっかけに、その後は"The Alan Parsons Project"のアルバムを買い集めていったのだが、初めて買った"The Alan Parsons Project"のアルバムということで思い入れもあるのか、やっぱり、この"Ammonia Avenue"が今でも一番好きなアルバムのような気もする。

 

▼ こちらはLPレコード盤。

Japanese 12-inch Vinyl Record: Ammonia Avenue / The Alan Parsons Project   Japanese 12-inch Vinyl Record: Ammonia Avenue / The Alan Parsons Project

 

アルバムは、米15位、英24位を記録。又、シングルの方は、先にシングルとしてリリースされ、前作のベストにも収録されていた"You Don't Believe"が米54位、アルバムからのファースト・シングル"Don't Answer Me"が米15位、セカンド・シングルの"Prime Time"が米34位をそれぞれれ記録している。

残念ながら、エリック・ウルフソンが亡くなられてしまった今となっては、アラン・パーソンズとエリック・ウルフソンのコンビ復活による"The Alan Parsons Project"の再始動という自分の夢は消え去ってしまったが、こうして数々の作品を残してくれたことに感謝したい。改めてご冥福をお祈りします。

 

Album Cover (back): Ammonia Avenue / The Alan Parsons ProjectTRACKLIST
1. Prime Time / 2. Let Me Go Home / 3. One Good Reason / 4. Since The Last Goodbye / 5. Don't Answer Me / 6. Dancing On A Highwire / 7. You Don't Believe / 8. Pipeline / 9. Ammonia Avenue

1. プライム・タイム / 2. レット・ミー・ゴー・ホーム / 3. ワン・グッド・リーズン / 4. ラスト・グッバイ / 5. ドント・アンサー・ミー / 6. ダンス・オン・ア・ハイ・ワイヤー / 7. ユー・ドント・ビリーヴ / 8. パイプライン / 9. アンモニア・アヴェニュー

NOTES
• CD発売年:1988年
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ The Alan Parsons Project - Prime Time (Official HD Video)

 

▼ The Alan Parsons Project - Don't Answer Me (Official HD Video)

 

[Official Audio]

▼ The Alan Parsons Project - Since the Last Goodbye
https://www.youtube.com/watch?v=oMV5B3LYn1E

▼ The Alan Parsons Project - Dancing on a High Wire
https://www.youtube.com/watch?v=vwzzq4hoi_o

▼ The Alan Parsons Project - Ammonia Avenue
https://www.youtube.com/watch?v=EX64VlgP9j4

 

 

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2011/08/23

最近こういった曲が少ないですね

ここ最近は「Reality (愛のファンタジー) / Richard Sanderson」や、「Your Eyes (恋する瞳) / Cook da Books」、「Words (ワーズ) / F.R. David」といった何処か切ないイメージのある曲を割と良く聴いている。

Reality(愛のファンタジー)/Richard Sandersonちなみに、「Reality (愛のファンタジー)」は、ソフィー・マルソー主演の映画「ラ・ブーム」の主題歌で、「Your Eyes (恋する瞳) 」は、その続編として制作された映画「ラ・ブーム 2」の主題歌。

映画自体はテレビで放送されたものを何となく見たという記憶がある程度で、映画に対する思い入れとかもこれといって無いのだが、この2曲は10代の頃からずっと好きで、「愛のファンタジー」の方は当時買ったシングル盤レコードを今でも持っているほど。

本当は「愛のファンタジー」と一緒に「恋する瞳」のレコードも買おうとしていたのだが、「恋する瞳」の方は何軒かのレコード店を回って探してみたものの、残念ながらどこにも置いてなくて、結局はそのまま諦めてしまい、とうとう買えず仕舞いだったんだよね。

そして、シンセサウンドが印象的な"F.R. David"の"Words"は、'80年代初めにヨーロッパ全土で大ヒットしたのみならず、日本でもかなりのヒットを記録したようで、当時はラジオでも頻繁にこの曲が流れていた。ちなみに"F.R. David"については、次のシングル"I Need You"と、更には、これまた次のシングル"Girl"が日本のCMでも使われていたほど、当時の日本では"F.R. David"の曲が人気を博していた。特に、この季節、"F.R. David"の清涼感溢れるシンセサウンドはとても心地いいんだよね。

Words/F.R. David   I Need You/F.R. David

それにしても、'80年代頃までは"Michel Polnareff"に代表されるように、何処か甘く切ないメローディラインを持ったフレンチ・ポップがラジオでも良く聴かれたのだけれど、最近は耳にする機会も少なくなったようで、ちょっと寂しい気がする。

と、思っていたら、そんな古き良きフレンチ・ポップのイメージを踏襲したような曲を最近見つけたんだよね。それが"Marcos French"の"Cuando pienso en ti"。

名前からしてフランス人の歌手かと思っていたら、どうやらアルゼンチンの歌手のようだね。ただ、この人についての情報はあまり無いので、人物や楽曲についての詳細は良く分からないのだが、どうやらこの"Cuando pienso en ti"は今年リリースされた曲みたいだ。

▼ Cuando pienso en ti - Marcos French

良い曲ながらも、あまり知られていないマイナーな曲なのかなと思っていたら、"youtube"では意外と再生回数も多いので、もしかしたらアルゼンチンなどではヒットした曲なのかもしれない。それにしても、このような何処となく切ないメロディーラインを持った曲に出会ったのは久しぶりにのような気がして嬉しかったなぁ。

 

 

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2011/08/20

中々 OS X Lion への踏ん切りがつかず

iMac with OS X Snow Leopard先月に登場した"Mac OS X Lion"。2,600円で"Lion"へ移行できるとはいえ、これまでに、これといったトラブルに見舞われることもなく、安心して使えている"Snow Leopard"の快適な環境を手放して、未知なる"Lion"へと移行することを今のところ躊躇している。

一番懸念しているのは、現在使っているソフト類が果たして"Lion"でも問題なく使えるかということで、特に"Parallels Desktop"を介して"Windows 7"とのデュアルブート環境で"Mac"使っている現状に於いては、色々と厄介なことが起こらないだろうかという不安があるんだよね。

実際、"Snow Leopard"では、「セーフモードで起動」することや「PRAMクリア」することが今まで一度も無いというくらい安定しているからね。それに、雪豹にも愛着があるし、しばらくは現状のまま"Snow Leopard"を使っていくことになりそう。

2011/08/19

国産の新型戦車 - 10式戦車(ひとまるしきせんしゃ)

10式戦車

上の写真は「パブリックドメインとして著作権を放棄し、あらゆる目的のために使用する権利を与えます」とウィキペディアに記されていたものを使わせてもらったのだが、エッジの効いた直線的なフォルムがカッコイイよね。

世界でもトップクラスの性能を誇るとされるこの10式戦車、2011年からの配備が予定されていたので、本来であれば今年からということになるのだが、現在のゴタゴタした政権下では配備も先送りということになるかもしれない。

現代の戦闘に果たして戦車は必要なのか? という議論もあるようですが、自分が歩兵だと考えたら、やっぱり自分の部隊に戦車はいてほしいし、戦車も無い部隊で攻めてきた敵と戦わなければならないとしたら悲惨だ。勿論、こういった兵器は使う機会が無いまま役目を終えるのが一番だということは論ずるまでもないんだけど、やっぱり、備えは必要だからね。

自分が子供の頃は、男の子の玩具の代表格といえば何といってもプラモデルで、デパートの玩具売り場でも花形的存在であったように思う。今はプラモデルというと、キャラクターものやフィギュアといったものが主流なのかもしれないが、当時は、戦車や軍艦、戦闘機といった軍事兵器類が主だった。自分の場合は、特に空母が好きで、付属で沢山付いている小さな飛行機を使って良く遊んでいた記憶がある。

 

 

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2011/08/17

サーキュレーターを買う

サーキュレーター:DKW-20 / Zepealエアコンの設定温度が28度どころか26度でも耐えられなくなってきたのでサーキュレーターを購入。

実は、小型の扇風機を探していた中で、サーキュレーターなるものの存在を知ったのだが、ここまで使ってきた感想としては、エアコンと併用して使用するという使い方であれば、扇風機よりも、このサーキュレーターの方が良いような印象。

ちなみにサーキュレーターとは空気・液体などの循環装置を意味するもので、扇風機との違いは、風の流れ方だそうだ。扇風機の場合は風が広がっていくのに比べ、サーキュレーターはレーザー光線のように直線的に風を送り出すということで、多くの人に風を当てるという使い方には不向きかも知れないが、空気を循環させるとか、別の部屋へ送り出すといった使い方をする場合などは風が広がりにくい分、風圧があり有効とのこと。

ただ、そうは言っても、扇風機同様に風が送り出されることに変わりはないので、扇風機のように風に当たるような使い方はできないということは全く無く、逆にパーソナル用に使うのであればダイレクトに風がくる分、こちらの方が涼しく感じられるかもしれない。実際、自分は体に風を当てて使ったりもしている。しかも、直線的に風がくるおかげで、顔は避けて胸元だけに風を当てるという使い方ができるので、頭が痛くなったりするということもなく使えそうな感じ。

冒頭でも述べたとおり、3,000円前後の手ごろな価格の小型扇風機を探していた中で、このサーキュレーターの存在を知ったのだが、実際のところ、これ位の価格帯だと多くが聞き慣れないメーカーの製品なので、正直、大丈夫なんだろうかという思いは多少あった。それでも基本的な動作はモーターが回転するか止まるかなので、そうおかしななものは無いだろうと思い、メーカーについてはあまり気にせずどれにしようかと考えていた。

当初は価格が価格なので、どれも大した違いは無いだろうと思い、近くのホームセンターでさっさと買って帰るつもりでいたものの、いざ選び出したら、なかなかコレといったものが見つからずに、けっこう悩んでいた。そこそこのデザインで、使い勝手の良さそうな商品は人気があるのかどこも在庫切れの表示がしてあったんだよね。

又、製品によっては音がちょっとうるさかったり、電源や風量の切り替えスイッチが後ろにあったり、首が回らなかったりと、どこかしら引っ掛かる点があって、なかなかコレといったものが見つからずといった状況で、結局買わずに帰り、最終的にはオンラインショップで購入することになった。多分、テレビ同様に扇風機も又、品薄状態が続いているようなので、人気のある商品は売り切れていたようだね。

ただオンラインショップでも品薄状態は変わらないようで、ここでも中々見つからず、あれこれ探して回っていた中で探し当てたのがコレだった。

 

サーキュレーター:DKW-20 / Zepealホームセンターに置いてあったものもそうだが、3,000円前後の製品って、スイッチ類が羽根の後ろにあるものが意外と多いんだよね。モーターの後ろに電源や風量の切り替えスイッチを付けた方が作り易くコストもかからないからなのかもしれないが、この製品はスイッチ類は全て前面にあるし、首振り機能もあるというのが購入の決め手だった。それに、ユーザーレビューには音が静かだとのコメントが多くあったのも選んだポイントのひとつ。

で、早速使ってみたら、ほんと音は静か。ホームセンターで見たものの中には、割と大きな音がするものもあったのだが、これは弱と中ではほとんど気にならないレベル。さすがに強だと多少大きな音がするが、それでも聞こえるのはモーター音ではなく、風切り音なので、不快感は全く無いし、これくらいの音はして当然だろうと思えるレベル。更にはこの価格帯では意外とカバーが取り外しできないという製品も多い中、これは前面のカバーが取り外しできるので羽根部分の掃除がし易いというのも良い点かなと。

購入した、このゼピールの「DKW-20」という製品、価格にしてはしっかりと設計され、きっちり作ってあるという印象。後はこれで耐久性が良ければとても良い製品だと思うのだが、こればっかりは使い続けないと分からないのでね。果たしてどうだろう。

 

サーキュレーター:DKW-20 / Zepeal

 

製品の箱には中国製と表記されているのだが、ゼピールっていったい何処の国のメーカーなんだろうと思って一応調べてみたら、なんと日本のメーカーだったた。しかも昭和23年創業の老舗メーカーだったとはちょっとビックリ。ちなみにゼピールとは株式会社電響社というメーカーのブランド名のようだ。

 

• 追記(2015年7月)
変わらず、どこも異常なく正常に動いているが、見た目的にはこの「DKW-20」とほとんどというか全く同じ感じの「DKW-20A」という新製品が昨年末に発売されたようだ。

• 追記(2020年6月)
購入からまもなく9年目、今年も変わらず正常に作動中。

• 追記(2021年7月)
ついに購入から10年目、まさかここまで異常なく正常に使い続けられるものとは正直思ってもいなかった。

 

 

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2011/08/12

チャリティーCDも廃盤とは

TBS開局50周年の地雷根絶キャンペーンの一環として2001年にリリースされた"ZERO LANDMINE"。この曲は坂本龍一の呼びかけで結成されたユニット、"N.M.L. (NO MORE LANDMINE)"によるもので、このユニットには国内のミュージシャンのみならず、クラフトワークやシンディー・ローパー、ブライアン・イーノ、元ジャパンのデヴィッド・シルヴィアンとスティーヴ・ジャンセンや、その他多くの海外ミュージシャンも参加しており、CDの売上金はすべて地雷撤去などの資金として寄付されるというものだった。

20分近くにも及ぶ大作となるこの曲は、坂本龍一が作曲し、坂本龍一から依頼を受けたデヴィッド・シルヴィアンが作詞を手がけたもので、更には村上龍により翻訳された日本語詞も別に作られており、そういった点では巷に溢れる商業色の強いポップスとは一線を画す、多くの人達の思いが詰まった曲でもあった。

当時は、TBSの特番でこの曲がフルヴァージョンで演奏されたのを偶然見ていたのですが、そのサウンドと映像に心打たれたことは今でも覚えている。正直言うと、冒頭からドラムを叩くスティーヴ・ジャンセンの姿が見えたので、"Japan"のファンである自分は「おっ!」と思い、そのままの流れで見ていたのだが、途中からは純粋に奏でられるサウンドと映像に釘付けになっていた。加えて、感動的な後半部分に差し掛かってからはデヴィッド・シルヴィアンの歌う姿までもが映し出されたものだから、一層胸が熱くなったんだよね。

で、数日後にCDを買おうとしたら、残念ながら入荷までしばらくかかるということで、その時は買うことができなかった。結局、その後は何度かチェックはしてみたものの、いつの間にか買うことも忘れてしまっていたのだが、先日、ふと思い出して(10年も経って思い出すのもどうかとは思うのだが)、オンラインショップで探していたら「廃盤」の文字が・・・。

どういった経緯で廃盤になったのかは知る由もないのだが、これが、もし、単に売れなくなったからという理由だとすれば、なんだか残念で寂しいなぁ。

▼ No More Landmine  (Ryuichi Sakamoto) - Zero Landmine [Short Version]
https://www.youtube.com/watch?v=g0QK-IV_v3I

 

 

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N.M.L. の Zero Landmine を購入

Zero Landmine (2001) / N.M.L. (No More Landmine) - featuring Ryuichi Sakamoto & David Sylvian, Steve Jansen

2011/08/09

iMacの外部スピーカーにインシュレーターを使ってみた

オーディオテクニカ社製小型スピーカー用インシュレーターインシュレーターとは防振グッズのことで、スピーカー本体の振動や、スピーカーを設置している机などにスピーカーの振動を伝わりにくくすることにより、音の濁りが低減し、音がクリアーになるというもの。

購入したのは、オーディオテクニカのハイブリッドインシュレーターという商品で、8個入りで1,700円程度のもの。1,700円程度のもので、それほど音が良くなるとは思っていなかったのだが、多少は防音対策にもなるかなと思って買ってみた。

さほど期待もせずに設置してみたのだが、何となく以前より音が引き締まった感じはありますね。あくまでも「何となく」なんだけどね。

ちなみに、この商品にはコルクタイプとフェルトタイプの2種類があって、コルクタイプは引き締まった高音が、そしてフェルトタイプは広がりのある低音がそれぞれ期待できるそうだが、自分が使用しているオンキョーのスピーカーにはシールタイプの薄いコルクが簡易インシュレーターとして最初から付いていたので、それと併せて使うべく、フェルトタイプの方をチョイスしてみました。

 

 

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iMacへ接続したスピーカー (2010年11月6日)

2011/08/06

KISS ALIVE II 「キッス・アライヴ II」 / KISS (1977)

レコードの帯:キッス・アライヴ II / KISS Album Cover (front): Alive II / KISS  Album Cover (back): Alive II/KISS  Booklet: Alive II / KISS

この"Alive II"は自分が生まれて初めて買ったライヴ・アルバムだった。そして、このアルバムをきっかけにその後しばらくはライヴ・アルバムという名のレコードにハマってしまう程、この"Alive II"は成長期だった十代の自分に強烈なインパクトをもたらしたのだった。

最近のライヴ盤に付いている歌詞カードといえば、ライヴ用にアレンジされた曲でも、スタジオ盤の歌詞をそのまま転用しているだけということが多いのだが、この"Alive II"はスタジオ・ヴァージョンとは多少変更されている部分もきちんとライヴでの歌詞が記載されていたし、オープニングの"MC"から曲間での"MC"、更には観客との掛け合いにいたるまでもが、しっかりと歌詞カードに記載され、日本語訳されていた。おかげで英語が分からない少年の自分でも容易にライヴの雰囲気を楽しむことができたし、そういった意味では良い時代だった。

この"Alive II"を買ったときの状況というのは今でもよく覚えていて、実は、心待ちにしていたクイーンの「News of the World / 世界に捧ぐ」のリリース日に、一刻も早くレコードを買おうとウキウキしながらレコード店に行ったら、もうちょっと先のリリースと思っていたこの"Alive II"がレコード店の棚に並んでいたのだ。後から知ったのだが、どうやらリリース日が同じだったようだ。しかしながら、自分の財布の中身はといえば4千円とバス代の小銭が少々。クイーンの「世界に捧ぐ」は2,500円なので、これに録音用のカセットテープを買っても十分に足りる計算。一方、"Alive II"は2枚組なので4,000円、でも、ぎりぎり買えなくもない。と、しばらくは両方のレコードを交互に手にとって悩んでいたのだが、結果としては"Detroit Rock City"、"Love Gun"、"I Stole Your Love"、"I Want You"、といった馴染みのある大好きな曲がズラリと並んだこの"Alive II"を買って帰ったのだった。

そして、初めて手にするライヴ・アルバムであるこの"Alive II"を聴くにあたって最も関心があったことと言えば、スタジオ盤ではフェードアウトで終わる楽曲が、ライヴでは果たしてどのように演奏されて終わるのかということだったが、結果は・・・・「何てカッコいいんだ!」というのが当時の印象だった。どの曲も終わり方にライヴならではの雰囲気があって良いのだが、中でも"King of the Night Time World"、"Love Gun"、"I Stole Your Love"、"Shout It out Loud"に於けるエンディングのカッコ良さはフェードアウトして終わるスタジオ・ヴァージョンを物足りない印象にするほどのものだった。

その後はレコードと同額のカセットテープにも手を出し、日本での発売元がビクターからポリスターへと変わった際に再発されたレコードにも再び手を出してしまったという位にこのアルバムが好きだったのだが、現在、手元に残っているのはポリスターから再発されたこのレコードだけ。今から思えばジャケットの写真や付属のブックレットなどはレコード時代の方がサイズが大きくて良かったよね。

見開きジャケット内側:Alive II / KISS

実は、この"Alive II"がリリースされる前には、日本でのライヴを収録したライヴ・アルバムが発売される予告が音楽雑誌などでされていて、日本の発売元であるビクターからは「ロックンロール・パーティー・イン・トウキョウ」というタイトルまで公表されていたのだが、急遽発売中止になったという経緯があった。実際に日本公演にはプロデューサーが同行して録音がされていたそうだが、様々な事情があってリリースには至らなかったようだ。

ただ、ロサンゼルスのフォーラムで収録が行われたとされるこの"Alive II"には、その1977年(初来日時)の日本公演での音源なのではと言われている曲が含まれている("Beth"については、黄色い歓声や手拍子などは"DVD"の"Kissology"に収められていた武道館のライヴと殆んど同じなので、恐らくは間違いないと思うが、それに続く"God of Thunder"と"I Want You"の2曲についても同じく武道館でのライヴ音源と言われているようだ)。ただ、それらについてはアルバムには何もクレジットがされていない。

アルバムは"Alive"以降にリリースされた3枚のスタジオアルバム"Destroyer"、"Rock And Roll Over"、"Love Gun"からそれぞれ均等に5曲ずつが選曲され、"Alive"とは曲のダブりが無い構成になっている。ライヴの定番曲である、"Rock and Roll All Nite"や"Black Diamond"等が収録されていないものの、絶頂期とも言える時期のスタジオアルバムからの選曲ということで、物足りなさを感じることは全く無いんだよね。実際、この3枚のスタジオ・アルバムからは、その後のライヴでの定番となった曲を含め、数多くの名曲が誕生しているからね。

又、"Alive"と曲のダブりが無いことで、"Alive"の存在意義を保ちつつも、"Alive II"ならではの価値を持たせたことが結果的にキッス史に於いても両立するライヴ・アルバムとして君臨し続けているのだと思う。

Booklet: Alive II / KISS   Booklet: Alive II / KISS

それと、もうひとつこの"Alive II"を語る上で忘れてはならないのは、レコード盤のD面(CDでは16~20曲目)に収録された5曲の新曲。当時はこういった変則的な構成は珍しかったのだが、個人的にはこれらの新曲にも当時は興奮し、けっこうハマって聴いていた。

例えば、シングルカットもされた"Rocket Ride"はエースがヴォーカルをとる曲の中では1番といっていい位に好きな曲だし、いかにもポールといった雰囲気のあるカッコイイ曲"All American Man"は、その後のライヴではこの曲がオープニングに使われるのでは?と思っていた程。又、ジーンのキャラクターに似合った久々のへヴィーな曲"Larger than Life"にも当時は夢中になっていた。そして、これらの曲は自分で作ったお気に入りのベスト・アルバム(カセット・テープ)にも必ず入れていたからね。

そういえば、当時は"Love Gun"の延長線上で作られたようなこれらの新曲が、"Love Gun"に収められてた幾つかのつまらない曲の代わりに入っていれば"Love Gun"はもっと素晴らしいアルバムになっただろうに、なんてことを思ったりもしていたなぁ。ちなみに、5曲の新曲はフェードアウトで終わる曲は無く、全てがライヴのようなエンディングになっている。多分この辺りも計算されての演出なんだろうね。

LPレコードのラベル:Alive II / KISS   LPレコードのラベル:Alive II / KISS

アルバムはビルボードチャートで7位(2x Platinum / RIAA-1996)を記録。又、シングルカットされた"Shout It Out Loud (Live)"が米54位、"Rocket Ride"が米34位をそれぞれ記録している。

 

▼ KISS Alive II television commercial

 

[Official Audio]

▼ KISS - Detroit Rock City (Alive II)
https://www.youtube.com/watch?v=uA-lN_9IWH4

▼ KISS - Rocket Ride (Alive II)
https://www.youtube.com/watch?v=AQ9nQoNuAZs

 

TRACKLIST(2枚組LPレコード)

[Disc 1]
Side A:
1. Detroit Rock City / デトロイト・ロック・シティ
2. King Of The Night Time World / 暗黒の帝王
3. Ladie's Room / 熱きレディズ・ルーム
4. Makin' Love / 果てしなきロック・ファイアー
5. Love Gun / ラヴ・ガン
Side B:
1. Calling Dr. Love / 悪魔のドクター・ラヴ
2. Christine Sixteen / クリスティーン・シックスティーン
3. Shock Me / ショック・ミー
4. Hard Luck Woman / ハード・ラック・ウーマン
5. Tomorrow And Tonight / トゥモロー・アンド・トゥナイト

[Disc 2]
Side C:
1. I Stole Your Love / 愛の謀略
2. Beth / ベス
3. God Of Thunder / 雷神
4. I Want You / いかすぜあの娘
5. Shout It Out Loud / 狂気の叫び
Side D:
1. All American Man / オール・アメリカン・マン
2. Rockin' In The USA / ロッキン・イン・ザ・USA
3. Larger Than Life / ラージャー・ザン・ライフ
4. Rocket Ride / ロケット・ライド
5. Any Way You Want It / エニー・ウェイ・ユー・ウォント・イット

 

NOTES

• Format: 12-inch Vinyl LP Record
• 解説・歌詞・対訳付(歌詞・対訳は曲間のMCを含む)

• Album: US 7位 (2x Platinum / 1996-RIAA) / Canada 5位 / New Zealand 12位 / Australia 17位 / UK 60位
• Singles: Shout It Out Loud (Live) - US 54位 / Rocket Ride - US 39位

 

KISS - BAND MEMBERS

• Paul Stanley (ポール・スタンレー) - Guitar, Vocals
• Gene Simmons (ジーン・シモンズ) - Bass, Vocals
• Ace Frehley (エース・フレーリー) - Guitar, Vocals
• Peter Criss (ピーター・クリス) - Drums, Vocals

 

 

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