2018/07/26

GIVE A LITTLE LOVE - BEST OF THE BAY CITY ROLLERS / BAY CITY ROLLERS (2007)

Album Cover (front): Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers  Album Cover (back): Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers  CD Case (back cover): Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers

前回の「Bay City Rollers Memorial / サタデイ・ナイト ~ ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」に引き続き、今回もベイ・シティ・ローラーズのベスト・アルバムをピックアップ。

ただし、こちらの「Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers」は2枚組ということもあり、通常のベストだと収録されないような曲が多く収録されているのが特徴であり、ファンにとっては嬉しいところではないかと。ちなみに、アルバムのタイトルにもなっている"Give A Little Love"はイギリスに於いては"Bye Bye Baby"と並ぶNo.1ソング。

特に表記はされていないものの、「Disc 1」の1曲目から16曲目までがシングルとしてヒットした曲、そして、「Disc 1」の17、18曲目と「Disc 2」がシングルとしてリリースされたものの大きなヒットにはならかった曲や、国によってはシングルとしてリリースされた曲、もしくは、アルバム収録の人気曲といった分類がされているようだ。

その他の特徴としては、パッケージには表記はされていないものの、リマスター音源が使用されているという点で、前回取り上げた1989年リリースのベスト・アルバム「Bay City Rollers Memorial / サタデイ・ナイト ~ ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」と聴き比べると、一聴して違いが分かるくらいの音質になっている。

CD Case (inside): Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers  CD Case (inside): Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers

収録曲について特筆すべき点を挙げると、"Give A Little Love"と"Summerlove Sensation"はストリングスが加えられたヴァージョンが収録されており、"Yesterday's Hero"はイントロ部分をカットした編集の「US シングル・ヴァージョン」が収録されている。

又、"Keep On Dancing"はノビー・クラークがヴォーカルをとるオリジナル・シングル・ヴァージョン(UK 9位)が収録されているものの、"Remember (Sha-La-La)"は逆にレスリー・マッコーエンのヴォーカルで再録音されヒットしたヴァージョン(UK 6位)が収録されているといったように、ヒット曲については"Give A Little Love"(UK アルバム・ヴァージョン)を除いては概ねシングルでのヴァージョンを基準に収録されているようだ。

▼ ジャケットと同じデザインの紙製スリップケース(外箱)付き。

Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers  Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers  Give A Little Love - Best Of The Bay City Rollers / Bay City Rollers

それにしても、改めてチャート・ポジションを収録曲順に見てみると、特にイギリスでは数多くのヒット曲を輩出していることが分かる。前回の記事でも記したが、アイドル的側面で語られることが多いものの、やっぱり、曲そのものにも魅力があったからこそ、これだけのヒット曲が生まれたのだとは思うところ。

1. Give A Little Love (UK 1位)
2. Shang-A-Lang (UK 2位)
3. Bye Bye Baby (UK 1位)
4. Summerlove Sensation (UK 3位)
5. All Of Me Loves All Of You (UK 4位)
6. Saturday Night (US 1位)
7. Keep On Dancing (UK 9位)
8. Money Honey (UK 3位 / US 9位)
9. Love Me Like I Love You (UK 4位)
10. I Only Want To Be With You (UK 4位 / US 12位)
11. It's A Game (UK 16位)
12. You Made Me Believe In Magic (UK 34位 / US 10位)
13. Remember (Sha-La-La) (UK 6位)
14. Rock n' Roll Love Letter (US 28位)
15. The Way I Feel Tonight (US 24位)
16. Yesterday's Hero (US 54位)

 

TRACKLIST
[Disc 1]
1. Give A Little Love / 2. Shang-A-Lang / 3. Bye Bye Baby / 4. Summerlove Sensation / 5. All Of Me Loves All Of You / 6. Saturday Night / 7. Keep On Dancing / 8. Money Honey / 9. Love Me Like I Love You / 10. I Only Want To Be With You / 11. It's A Game / 12. You Made Me Believe In Magic / 13. Remember (Sha-La-La) / 14. Rock n' Roll Love Letter / 15. The Way I Feel Tonight / 16. Yesterday's Hero / 17. She'll Be Crying Over You / 18. Manana

[Disc 2]
1. Don't Let The Music Die / 2. When Will You Be Mine? / 3. Too Young To Rock And Roll / 4. The Bump / 5. Be My Baby / 6. Please Stay / 7. Once Upon A Star / 8. Rock'n'Roll Honeymoon / 9. I Only Wanna Dance With You / 10. Here Comes That Feeling Again / 11. Let's Pretend / 12. Don't Worry Baby / 13. Rebel Rebel / 14. Love Fever / 15. Another Rainy Day In New York City / 16. Angel Baby / 17. Turn On the Radio / 18. The Disco Kid

NOTES
• Label: Demon Music Group Ltd
• Made in the EU (Import)
• 3方背の紙製スリップケース(外箱)付
• A release in jewel case with 8-pages folding out booklet and clear tray. Cardboard slipcase. 

• Disc 1 / Track 1 "Give A Little Love" - UK Album Version (ストリングスが加えられたヴァージョン)
• Disc 1 / Track 4 "Summerlove Sensation" - US Single Version (ストリングスが加えられたヴァージョン)
• Disc 1 / Track 7 "Keep On Dancing" - Original Single Version (Lead Vocal - Gordon "Nobby" Clark)
• Disc 1 / Track 13 "Remember (Sha-La-La)" - Leslie McKeown Version
• Disc 1 / Track 16 "Yesterday's Hero" - US Single Version
• Disc 1 / Track 18 "Manana" - Non-Album Single

 

▼ Bay City Rollers - Bye Bye Baby (TopPop)

https://www.youtube.com/watch?v=zVxAj-Mis6o

 

▼ Bay City Rollers - Give a Little Love

https://www.youtube.com/watch?v=hGI92eNYC6E

 

▼ Bay City Rollers - Summer Love Sensation

https://www.youtube.com/watch?v=I3FmwsAhD5s

 

▼ Bay City Rollers - I Only Want To Be With You

https://www.youtube.com/watch?v=U0oSHtxdPus

 

▼ Bay City Rollers - Don't Let the Music Die (Live in Japan 1982)

https://www.youtube.com/watch?v=szu2ERdmQQo

 

▼ Bay City Rollers - Saturday Night / I Only Want To Be With You (Japan TV Show 1977)
https://www.youtube.com/watch?v=vtz7GMh5PuA

▼ Bay City Rollers - You Made Me Believe in Magic (Japan TV Show 1977)
https://www.youtube.com/watch?v=QVZjouaTS70

▼ Bay City Rollers - Rock 'N Roll Love Letter
https://www.youtube.com/watch?v=wrjQ_daOR7c

▼ Bay City Rollers - Remember (Sha La La La)
https://www.youtube.com/watch?v=PrpXh3je6vs

▼ Bay City Rollers - You Made me Believe in Magic
https://www.youtube.com/watch?v=HgE_F0an-M8

▼ Bay City Rollers - The Way I Feel Tonight (Live in Japan 1982)
https://www.youtube.com/watch?v=kqE_WhFKz-Y

▼ Bay City Rollers - Give a Little Love (Live in Japan 1982)
https://www.youtube.com/watch?v=Fl3fZHsAHWY

 

 

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Dedication 「青春に捧げるメロディー」 [初回プレス限定版LPレコード] (1976) / Bay City Rollers

別冊ヤングフォーク 「スーパーアイドルを探せ - ビッグ5 夢の競演!」 (1977)

Bay City Rollers Memorial 「サタデイ・ナイト ~ ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」 (1989) / Bay City Rollers

Gold [3CD] (2019) / Bay City Rollers

Bay City Rollers frontman dead at 65 | 9 News Australia

2018/07/20

BAY CITY ROLLERS MEMORIAL 「サタデイ・ナイト ~ ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」 / BAY CITY ROLLERS (1989)

CDの帯(初回プレス盤):サタデイ・ナイト ~ ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル / ベイ・シティ・ローラーズAlbum Cover (front): Bay City Rollers Memorial / Bay City Rollers Album Cover (back): Bay City Rollers Memorial / Bay City Rollers CD Case (back cover): Bay City Rollers Memorial / Bay City Rollers

タータンチェックがバンドのトレードマークになっていたことから「タータン・ハリケーン」とか「タータン旋風」などと呼ばれ、1970年代に一大旋風を巻き起こしたグループがこのベイ・シティ・ローラーズで、当時はティーンエイジャーの少女達を中心としたファンの熱狂振りからビートルズの再来とも言われていた。

1970年代と言えば、目移りしてしまうくらい魅力的で個性的なスタイルのバンドが次々と登場した時代でもあったが、このベイ・シティ・ローラーズも一時代を築いたという意味に於いても、その1970年代の音楽を語る上では外せないバンドのひとつだと思う。

そして、この「Bay City Rollers Memorial / サタデイ・ナイト ~ ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」は、日本で独自に企画されたベイ・シティ・ローラーズのベスト・アルバムで、帯にも記載されているように、"Saturday Night"がテレビのCMで使用されたことがきっかけでリリースされたと思われる企画盤ながらも、実はこれがCDとして発売されたベイ・シティ・ローラーズ初のベストアルバムであると同時に、初めてCDとして登場したベイ・シティ・ローラーズのアルバムであったと思う。

実を言うと、この記事自体は、近々取り上げる予定のアルバムとして今年の初めに大まかな準備はしていたのだが、残念ながらバンドの設立メンバーのひとりであるアラン・ロングミュアーが今月の2日に死去されたことを急遽加えて書かなくてはならなくなってしまった。

悲報と絡めて記事にするのは気が引けるので、この記事自体も来年以降に後回ししようかなとも考えたのだが、ベイ・シティ・ローラーズのアルバムはこれまで取り上げたことがなかったし、この後に続けてもう一枚準備しているアルバムの記事もあるので、迷ったものの取り上げることにした。アルバムの画像自体は5年前の2013年に取り込んでいたので、できることならもう少し早く取り上げていれば良かったんだけどね・・・。改めてご冥福をお祈りいたします。

CD Case (inside): Bay City Rollers Memorial / Bay City Rollers話をアルバムに戻すと、この「ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」、CM絡みの企画盤とは言え、実は内容自体はそう安直なものではなく、選曲なんかは精通した人がきちんとやったということが見て取れるアルバムなのだ。現在ではベイ・シティ・ローラーズのベスト・アルバムも数多くリリースされてはいるが、音質は別にして、選曲という点で見れば、今でもこれが最も充実した内容のベスト・アルバムではないかと個人的には思っている。

例えば、海外のベスト盤だと抜けていることも多い「My Teenage Heart / ひとりぼっちの十代」や、「Don't Let the Music Die / ハートで歌おう」といった日本では独自にングル・カットされた曲、そして、日本では 「Yesterday's Hero / イエスタデイズ・ヒーロー 」との両A面シングルとしてリリースされた「Rock'n' Roller / ロックン・ローラー」といった日本のファンにとっては外せないであろうこれらの曲もきちんと収録されているしね。

しかしながら、現在は廃盤になっているようで、恐らくは今後も再発されることもないのではないかと。

 

[追記]
2019年に"GOLD"のタイトルで3枚組のベスト・アルバムがリリースされ(今のところは輸入盤のみ)、これには上記の"My Teenage Heart"(モノラル・ヴァージョン)、"Don't Let the Music Die"、"Rock'n' Roller"といった曲も収録されている。※ この「ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」に収録されている"My Teenage Heart"はステレオ・ヴァージョン。

しかも、3枚組というボリュームでありながら、価格も1,000円台とリーズナブルなので、歌詞、対訳、解説といったものが無い輸入盤でも良いという方にはこちらがおススメ。

Gold [3CD] (2019) / Bay City Rollers

 

「ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」の収録曲について補足しておくと、3曲目の「Summerlove Sensation / 太陽の中の恋」はストリングスが加えられた「US シングル・ヴァージョン」、17曲目の 「Dedication / 青春に捧げるメロディー」はレスリー・マッコーエンがリード・ヴォーカルをとっている「シングル・ヴァージョン」、19曲目の「Give A Little Love / 恋をちょっぴり」はストリングスがカットされた「UK シングル・ヴァージョン」、そして、20曲目の「Yesterday's Hero / イエスタデイズ・ヒーロー」はイントロ部分がカットされていない「アルバム・ヴァージョン」が収録されている。

なお、この「ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」では、"My Teenage Heart"の邦題が「ひとりぼっちの10代」となっているが、オリジナル・アルバム及びシングル盤の邦題は「ひとりぼっちの十代」と数字の表記が漢字になっている。又、「Maybe I'm A Fool To Love You / メイビー・アイム・ア・フール」も、オリジナル・アルバムでの邦題は「アイム・ア・フール」となっている。

音楽面では、過去の名曲をベイ・シティ・ローラーズのイメージでアレンジしたカヴァー曲が多いものの、「My Teenage Heart / ひとりぼっちの十代」、「Love Me Like I Love You / ラヴ・ミー・ライク・アイ・ラヴ・ユー」、「Don't Let The Music Die / ハートで歌おう」といった"Faulkner, Wood"によるオリジナル曲に代表されるように、実はそれら名曲のカヴァー曲と並べても遜色がないようなオリジナル曲もあって、非凡なものを感じさせられるんだよね。アイドル的側面を取り上げられることが多く、音楽性について語られることは殆ど無かったのだが、やっぱり、曲そのものにも魅力があったからこそ、あれだけ多くの人の心を惹きつけられたのだと思う。

 

ちなみに、以下はベイ・シティ・ローラーズの主なシングル(◆印は、このベスト・アルバム「ベイ・シティ・ローラーズ・メモリアル」には収録されていない曲)

Singles
1971 "Keep on Dancing" (UK 9位) ◆
1974 "Remember (Sha-La-La-La)" (UK 6位)
1974 "Shang-A-Lang" (UK 2位)
1974 "Summerlove Sensation" (UK 3位)
1974 "All of Me Loves All of You" (UK 4位) ◆
1975 "Bye Bye Baby" (UK 1位 / 6週連続)
1975 "Give a Little Love" (UK 1位)
1975 "Love Me Like I Love You" (UK 4位)
1975 "My Teenage Heart"(ひとりぼっちの十代) / ※ 日本独自のシングル・カット曲
1976 "Saturday Night" (US 1位)
1976 "Money Honey" (UK 3位 / US 9位)
1976 "Rock n' Roll Love Letter" (US 28位)
1976 "I Only Want to Be with You" (UK 4位 / US 12位)
1976 "Yesterday's Hero" (US 54位) / ※ 日本では"Rock'n' Roller"(ロックン・ローラー)との両A面シングルとしてリリース
1976 "Dedication" (US 60位)
1977 "It's a Game" (UK 16位)
1977 "You Made Me Believe in Magic" (UK 34位 / US 10位)
1977 "The Way I Feel Tonight" (US 24位)
1977 "Don't Let the Music Die" (ハートで歌おう) / ※ 日本独自のシングル・カット曲

 

同時期に日本でも人気を博していたクイーン、キッス、エアロスミスといったバンドが今でも大きな会場でライヴを行っていることを考えると、このベイ・シティ・ローラーズもマネージャー及び、マネージメント会社に恵まれていればその後の状況も変わっていたのではと個人的に思うところではある(ショービジネスという観点でも意識に長けていたクイーンとキッスはバンドが成長していく過程でマネージメント会社を変えており、ドラッグまみれになっていたエアロスミスがバンドとして継続できていたのもマネージメント会社がしっかりしていたからではないかと)。

とは言え、バンドが継続していたとしても、果たしてそれがそれぞれのメンバーにとって(ファンにとっても)幸せだったのかは知る由もないことなので、何が正しい選択だったかなんて誰にも分からないことではあるんだけどね。

ただ一つ言えるのは、特にここ日本に於いては、クイーン、キッス、エアロスミスといったバンドと同等、もしくはそれ以上に多くのティーンエイジャー(とりわけ女子)に音楽の楽しさ及び夢や希望、喜びといったものを与えたことは紛れもない事実だったであろうということ。そして、当時ファンだった人にとっても、多感な成長期に夢中になれるバンドに出会えたというのはその後の人生に於いても忘れられない思い出であり幸せなことだったのではないかと。

 

TRACKLIST
01. Bye Bye Baby / バイ・バイ・ベイビー
02. Shang A Lang / ベイ・シティ・ローラーズのテーマ
03. Summerlove Sensation / 太陽の中の恋
04. My Teenage Heart / ひとりぼっちの10代
05. Angel Baby / エンジェル・ベイビー
06. Remember / リメンバー
07. Saturday Night / サタデイ・ナイト
08. Money Honey / マネー・ハニー
09. Rock'n' Roller / ロックン・ローラー
10. I Only Want To Be With You / 2人だけのデート
11. Rock'n' Roll Love Letter / ロックン・ロール・ラヴ・レター
12. Turn On The Radio / 恋するラジオ
13. It's A Game / 恋のゲーム
14. You Made Me Believe In Magic / 夢の中の恋
15. Maybe I'm A Fool To Love You / メイビー・アイム・ア・フール
16. The Way I Feel Tonight / 愛をささやくとき
17. Dedication / 青春に捧げるメロディー
18. Love Me Like I Love You / ラヴ・ミー・ライク・アイ・ラヴ・ユー
19. Give A Little Love / 恋をちょっぴり
20. Yesterday's Hero / イエスタデイズ・ヒーロー
21. Don't Let The Music Die / ハートで歌おう

NOTES
• Track 03 "Summerlove Sensation" - US Single Version (ストリングスが加えられたヴァージョン)
• Track 06 "Remember (Sha La La La)" - Leslie McKeown Version
• Track 07 "Dedication" - Leslie McKeown Version
• Track 19 "Give a Little Love" - Single Version (ストリングス無しのヴァージョン)
• Track 20 "Yesterday's Hero" - Original Album Version

• Released in Japan Only [First Pressing CD]
• 解説・歌詞・対訳付

 

▼ Bay City Rollers - My Teenage Heart

https://www.youtube.com/watch?v=yIoET2mlZ4M

 

▼ Bay City Rollers - Bye Bye Baby (Japan TV Show)

https://www.youtube.com/watch?v=DHv8T-iu1bA

 

▼ Bay City Rollers - Saturday Night (Live in Japan 1976)

https://www.youtube.com/watch?v=nhdwvx_qcAg

 

▼ Bay City Rollers - I Only Wanna Be With You (Live in Japan 1976)

https://www.youtube.com/watch?v=CiA8RyWAwe4

 

▼ Bay City Rollers - Don't Let the Music Die (Japan TV Show)

https://www.youtube.com/watch?v=j3j-hAIhaz0

 

▼ Bay City Rollers - Remember (Sha La La La)
https://www.youtube.com/watch?v=lNAMV02Ux-0

▼ Bay City Rollers - Rock 'N Roll Love Letter
https://www.youtube.com/watch?v=jzJGJ3eHhiI

▼ Bay City Rollers - Love Me Like I Love You (TOTP 1976)
https://www.youtube.com/watch?v=umU0bIKO-Hg

▼ Bay City Rollers - Rock 'N Roller
https://www.youtube.com/watch?v=G8XTWywOM3Q

▼ Bay City Rollers - Angel Baby
https://www.youtube.com/watch?v=9JER4w4_GrI

▼ Bay City Rollers - Shang a Lang
https://www.youtube.com/watch?v=uoXJx1dDklc

▼ Bay City Rollers - It's A Game
https://www.youtube.com/watch?v=kIYvi7pDPjs

▼ Bay City Rollers - The Way I Feel Tonight
https://www.youtube.com/watch?v=rngtUs5jjWQ

▼ Bay City Rollers - Turn On The Radio
https://www.youtube.com/watch?v=7WSgrS5N210

 

 

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2018/07/14

SHEER GREED 「シアー・グリード」 / GIRL (1980)

CDの帯:シアー・グリード / ガールAlbum Cover (front): Sheer Greed / Girlこの「Sheer Greed / シアー・グリード」は、1970年代後半にイギリスで起こったヘヴィメタル・ムーブメント"NWOBHM"(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル)の最中に登場したガールのデビュー・アルバム。

当時はアイアン・メイデン、デフ・レパードといったバンドが"NWOBHM"の代表的なバンドとされていたようだが、ガールもそれに次ぐ期待の新人バンドとして取り上げられていたように思う。

ただ、デフ・レパードもそうであったように、このガールも半ば強引にヘヴィメタル・ムーブメントの中に加えられていた印象があり、"Hollywood Tease"のようなへヴィ・メタル的要素を含んだ曲があるものの、全体像としてはへヴィ・メタルと言うよりも、グラム・ロック、もしくはグラム寄りのハード・ロックといった感じ。

自分はといえば、長いこと廃盤状態が続いていたので、LPレコードを手放して以降、中々入手できずにいたアルバムでもあったのだが、ようやく聴くことができたのはこの2016年リマスター盤を購入したときだったので、比較的最近のことだった。

それでも、数十年も前のこととは言え、LPレコードを持っていた当時は曲順を変えてテープに録音して楽しんでいたことは覚えていたので、うろ覚えながらも当時のような曲順に変更してみたところ、やっぱり自分なりに変更したこの曲順の方が断然良いなと再確認(笑)。いや、ほんと、曲順を変えると見違えるほど素晴らしいアルバムになるんだよね、これが。実際、当時もオリジナルの曲順では今ひとつピンとこなかったのが、曲順を変えてから魅力に気付いて嵌ったようなところがあったのだ。

▼ ちなみに、変更後の曲順はこんな感じ。
1. Hollywood Tease /  2. The Things You Say /  3. Do You Love Me /  4. Strawberries /  5. My Number /  6. Little Miss Ann /  7. Doctor Doctor /  8. Passing Clouds /  9. What's Up? /  10. Take Me Dancing /  11. Lovely Lorraine /  12. Heartbreak America /  13. You Really Got Me [Bonus Track] /  14. Love Is A Game [Bonus Track]

 

Album Cover (back): Sheer Greed / Girl実を言うと、当時、このガールのデビュー・アルバムに興味を持った大きな理由のひとつが、キッスのカヴァー曲"Do You Love Me"が収録されているということだった。というのも、キッスは大好きなバンドの筆頭格だったし、当時は現役のメジャーバンドの曲をカヴァーするというのも珍しかったのだ。と、そういったこともあって、この"Do You Love Me"がどのようにリメイクされているのか興味津々だったのだ。

それと、アルバムのライナーノーツか、雑誌のインタビュー記事かは忘れたが、"Strawberries"は、ジャパンに影響を受けて書いた曲だとフィリップ・ルイスが語っていたことも更に興味を持った要因のひとつだった。ジャパンもまた大好きなバンドのひとつだったからね。でも、改めて聴いてみると、"Strawberries"だけじゃなく、"The Things You Say"や"Passing Clouds"といった曲も初期ジャパンの影響を感じさせられような雰囲気。例えば"Passing Clouds"はレゲエの要素を含んだ曲なのだが、そのレゲエの取り入れ方なんかも妙に初期のジャパンっぽいのだ。

といったこともあり、またひとつ大好きなバンドができたことを当時は喜んでいたのだが、でも、このデビュー・アルバム以降、久しぶりに知ったニュースではフィル・コリンがデフ・レパードに加入したということと、ガールがバンドとして消滅したということだった。ということで、自分自身はその間にセカンド・アルバムがリリースされていたことも知らなかったのだった。

当時はフィル・コリンがライバル・バンドとも言えるデフ・レパードに加入したことに対し、なんだか裏切り的行為のようにも感じていたが、一方で、それまで全く興味が無かったデフ・レパードに関心を持つようになったのは、元ガールのフィル・コリンが加入したことによるものだった。

方やフィル・コリンと共にバンドの中心人物だったヴォーカルのフィリップ・ルイスはといえば、その後、クラブ等で活動していたトレイシー・ガンズ率いるL.A.ガンズに加入し、アメリカではデビュー・アルバムとセカンド・アルバムで共にプラチナムを獲得するなどガール時代以上の活躍を果たすことに。

 

Inner Sleeve: Sheer Greed / Girl  CD: Sheer Greed / Girl  Inner Sleeve: Sheer Greed / Girl

 

このアルバムをレコードで買って熱心に聴いていた当時は、今後に期待していたのは勿論のこと、何れはもっと広く認知され、確固たる地位を築くバンドになると確信していたんだけどねぇ・・・。続けていれば、きっとそれ相応の名を馳せるバンドになっていたのではないかと今でもふと思ったりもする。

補足しておくと、ボーナス・トラックとして収録されている2曲はどちらもオリジナル・アルバムには未収録のカヴァー曲で、"You Really Got Me"はヴァン・ヘイレンのカヴァーでも有名なキンクスのカヴァー曲。そして"Love Is A Game"はラス・バラードの曲。

なお、日本では「Hollywood Tease / ハリウッド・ティーズ」と「Heartbreak America / ハートブレイク・アメリカ 」の2曲がシングルとしてリリースされた。

 

GIRL - BAND MEMBERS
• Phil Lewis (フィリップ・ルイス) - Lead Vocals
• Phil Collen (フィル・コリン) - Guitar
• Gerry Laffy (ジェリー・ラフィー) - Guitar
• Simon Laffy (サイモン・ラフィー) - Bass
• Dave Gaynor (デイヴ・ゲイナー) - Drums

 

TRACKLIST
1. Hollywood Tease / 2. The Things You Say / 3. Lovely Lorraine / 4. Strawberries / 5. Little Miss Ann / 6. Doctor Doctor / 7. Do You Love Me / 8. Take Me Dancing / 9. Whats Up / 10. Passing Clouds / 11. My Number / 12. Heartbreak America
[Bonus Tracks]
13. You Really Got Me / 14. Love Is A Game

1. ハリウッド・ティーズ / 2. ザ・シングス・ユー・セイ / 3. ラブリー・ローレイン / 4. ストロベリーズ / 5. リトル・ミス・アン / 6. ドクター・ドクター / 7. ドゥ・ユー・ラブ・ミー / 8. テイク・ミー・ダンシング / 9. ホワッツ・アップ / 10. パッシング・クラウズ / 11. マイ・ナンバー / 12. ハートブレイク・アメリカ
[ボーナス・トラック]
13. ユー・リアリー・ゴット・ミー / 14. ラヴ・イズ・ア・ゲーム

 

NOTES
• CD発売日:2016/12/14
• Blu-spec CD
• 2016年 24ビット・リマスタリング
• 英国盤LPを元にした紙ジャケット仕様
• オリジナル内袋(CDサイズ)封入
• ボーナス・トラック2曲収録
• 解説・歌詞付(対訳無し)
• Blu-spec CD with Miniature LP Cardboard Sleeve, Obi, Inserts & 2 Bonus Tracks.

• Album: UK 33位
• Singles:
1. My Number (1979/10/19)
2. Do You Love Me (1980/1/11)
3. Hollywood Tease (1980/3/14) - UK 50位
4. Heartbreak America (1980) (日本のみのシングル・カット)
5. Love Is A Game (1980/8/15) (シングルのみでリリースされたアルバム未収録曲)

 

▼ Girl - Hollywood Tease

 

▼ Girl - My Number

 

▼ Girl - Do You Love Me

 

[Audio]

▼ Girl - The Things You Say
https://www.youtube.com/watch?v=vlaPgAsWZ1s

▼ Girl - Strawberries
https://www.youtube.com/watch?v=vgFXPS62O5g

▼ Girl - Passing Cloudsy
https://www.youtube.com/watch?v=jlKaWcLbp98

▼ Girl - Love Is a Game
https://www.youtube.com/watch?v=q5uwv8zomJA

 

 

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2018/07/09

IMMIGRANT SONG 「移民の歌」 / LED ZEPPELIN (1970)

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (front): Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin  Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin  Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Label: Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin

ラジオで聴いて、初めて知ったレッド・ツェッペリンの曲であり、その後に買ったのがこの「Immigrant Song / 移民の歌」のシングル・レコード盤。

野性味溢れる叫び声と、血湧き肉躍るような勇ましいギターのリフが印象的な2分半程度の短い曲なんだけど、一度聴いたら忘れないほど強烈なインパクトを持った曲なんだよね。このレコードを購入した当時でも、リリースから随分と月日が経った割と古い曲だったものの、なんてカッコ良い曲なんだろうと繰り返し聴いていたことを今でも覚えている。

冒頭のロバート・プラントによる「ア~アア~ア~」の叫び声も印象的なのだが、実は、エンディング近くで抑え気味に歌う「ウウ~ウ、ウウ~ウ、ウウ~ウ」の部分がこれまたカッコ良くて、当時はその部分に最も惹かれていたような所もあった。

Japanese 7 Inch Vinyl Single Record - Picture Sleeve (back): Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin

振り返ってみると、このシングル「Immigrant Song / 移民の歌」と、この曲が収録されたアルバム「Led Zeppelin III / レッド・ツェッペリン III」がリリースされた1970年といえばビートルズが解散した年でもあるので、遡って考えると結構衝撃的なんだよね。

ジャケット裏面に記載されている解説には、「レッド・ツェッペリン、デビュー以来わずか2年で、ビートルズを上回る人気を得てしまったグループ」とか、「さてここに紹介する"移民の歌"は彼等の最新アルバム"III"からのシングル・カット」といった文言もあり、発売当時の状況が見て取れて興味深くもある。

ちなみに、このシングル盤では、出だしにあるノイジーなカウントはカットされている。そして、B面の「Hey, Hey, What Can I Do / ホワット・キャン・アイ・ドゥ」はオリジナル・アルバム未収録曲。

レコード盤のラベル(A面):Immigrant Song 「移民の歌」 / Led Zeppelin   レコード盤のラベル(B面):Hey, Hey, What Can I Do 「ホワット・キャン・アイ・ドゥ」 / Led Zeppelin

実を言うと、この"Immigrant Song"を知った後に、レッド・ツェッペリンの代表曲としてラジオ番組で紹介された「Whole Lotta Love / 胸いっぱいの愛を」を聴く機会があったのだけれど、今イチその曲に興味が持てず、代表曲がコレなら趣味に合わないかもと思い、結局はその後にアルバムを買うことはなかったんだよね・・・。しかも、アナログ・レコードの時代はレッド・ツェッペリンのベスト・アルバムなんてものは一枚もリリースされていなかったので、初心者には何となく取っ付き難かったような所もあったように思う。でも、あの時、"Whole Lotta Love"じゃなく「Stairway To Heaven / 天国への階段」がかかっていたらどうだったんだろう? と、ふと今、思ったりもする。

一応、補足しておくと、レッド・ツェッペリンのシングルで最もヒットしたのが米4位(ゴールド)を記録した「Whole Lotta Love / 胸いっぱいの愛を」で、代表曲のひとつとしてピックアップされることも多い「Stairway To Heaven / 天国への階段」はシングルにはなっていない。

 

LED ZEPPELIN - BAND MEMBERS
• Robert Plant (ロバート・プラント) - Lead Vocals
• Jimmy Page (ジミー・ペイジ) - Guitars
• John Paul Jones (ジョン・ポール・ジョーンズ) - Bass Guitar
• John Bonham (ジョン・ボーナム) - Drums

TRACKLIST
Side 1: Immigrant Song / 移民の歌
Side 2: Hey, Hey, What Can I Do / ホワット・キャン・アイ・ドゥ

NOTES
• Format: 7-inch Vinyl Single Record
• 解説・歌詞付(対訳無し)
• Released in Japan

• 収録アルバム:Led Zeppelin III (レッド・ツェッペリン III)

• US 16位

 

▼ Led Zeppelin - Immigrant Song (Remastered)

https://www.youtube.com/watch?v=y8OtzJtp-EM

 

▼ レッド・ツェッペリン『移民の歌』 7歳女子ドラマーが叩いてみた

https://www.youtube.com/watch?v=7wl1MCzqNxk

2018/07/03

世界国別評判ランキング(2018年) - 世界で評判の良い国は?

The World's Most Reputable Countries 2018

国際コンサルティング会社のレピュテーション・インスティテュート (Reputation Institute) 社が毎年ランキング形式で公表している国別評判調査 (Country RepTrak®) の2018年度の調査結果が先月末に公開されています。 

調査が行われたのは2018年の3月~4月で、調査は例年通り、主として主要8か国 (G8) の国民を対象に行われているようです。なお、評価の対象として選ばれているのは、GDPが高く、なおかつ、一定数以上の認知度がある上位55か国とのこと。

※ 補足
「G8」とは、主要先進国の「G7」(日本、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア)にロシアを加えた8か国のことを指します。

ただし、現在は先進国首脳会議の枠組みとしてのG8は存在しません(ロシアのウクライナに対する軍事介入やクリミア半島掌握により、2014年以降、ロシアはその参加資格を停止されていることから、G8としての活動は事実上停止し、現在はG7という元の枠組へと戻っているため)。

 

■ 調査方式

■ 58,000+ / Individual ratings
■ 55 / Largest countries by GDP
■ Informed General Public / Somewhat or very familiar with country evaluated
■ 2 months / March-April 2018

 

■ 世界で最も評判の良い国 2018:トップ 10

世界で最も評判の良い国 2018:Top 10

 

■ 日本は昨年の12位からトップ10圏内の8位へ上昇

日本は昨年の12位から8位へと4段階順位を上げており、クラス分けでは昨年同様「Strong」に分類されています。ちなみに、一昨年(2016年)の評価は14位だったので、ここ最近の評価は上昇傾向にあるようです。

▼ 昨年と一昨年の調査結果
•  世界国別評判ランキング(2017年) - 主要8か国の国民に評判の良い国は? - (2017年9月14日)
•  世界国別評判ランキング(2016年) - 主要先進国の国民に評判の良い国は? - (2016年10月6日)

 

■ 世界で評判の良い国ランキグ 2018

  Excellent (大変良い)
  Strong (強固)
  Average (平均)
  Weak (弱い)
  Poor (悪い)



(順位 / クラス / 国 / 評価スコア / 昨年の順位との比較)
  1. スウェーデン (81.7) ↑
  2. フィンランド (81.6) ↑
  3. スイス (81.3) ↓
  4. ノルウェー (81.1) ↑
  5. ニュージーランド (79.9)
  6. オーストラリア (79.6) ↓
  7. カナダ (79.2) ↓
  8. 日本 (77.9) ↑
  9. デンマーク (77.7) ↓
  10. オランダ (76.7) ↓
  11. アイルランド (76.1) ↓
  12. オーストリア (75.6) ↓
  13. イタリア (75.0) ↑
  14. スペイン (73.1) ↓
  15. ベルギー (72.6)
  16. イギリス (72.0) ↑
  17. ポルトガル (71.9)
  18. フランス (69.3) ↑
  19. ドイツ (68.5) ↓
  20. シンガポール (68.5)
  21. チェコ共和国 (65.6)
  22. ギリシャ (64.7) ↑
  23. タイ (63.8) ↓
  24. 台湾 (62.6) ↓
  25. ハンガリー (62.0)
  26. チリ (60.2) ↑
  27. アルゼンチン (60.2) ↑
  28. ペルー (60.0) ↓
  29. マレーシア (59.7) ↓
  30. ポーランド (59.5) ↓
  31. 韓国 (58.5) ↑
  32. インドネシア (57.6)
  33. ブラジル (57.5) ↓
  34. アメリカ (56.4) ↑
  35. インド (56.3) ↓
  36. アラブ首長国連邦 (55.9) ↓
  37. ベトナム (55.6)
  38. フィリピン (55.3) ↓
  39. 南アフリカ (54.6) ↓
  40. イスラエル (54.1) ↑
  41. メキシコ (52.4) ↓
  42. カタール (51.5) ↓
  43. トルコ (48.9) ↑
  44. ルーマニア (48.5) ↓
  45. 中国 (47.7) ↑
  46. ベネズエラ (47.2) ↓
  47. カザフスタン (46.6) ↓
  48. バングラデシュ (46.3)
  49. コロンビア (45.3) ↓
  50. アルジェリア (45.1) ↓
  51. サウジアラビア (40.5) ↓
  52. ロシア (38.1) ↓
  53. ナイジェリア (38.0) ↓
  54. イラン (29.9)
  55. イラク (25.1)

※ 昨年の順位との比較を表すマーク(↑↓)が表記されていない国については、昨年と同順位、もしくは、昨年は評価対象国に含まれていなかった国となります。

 

例年通り、全体を通して北欧の国が比較的高い評価を得ているように見受けられますが、アジアでは唯一「Strong」のクラスに分類されている8位の日本が一番高い評価で、続いて、シンガポール(20位)、タイ(23位)、台湾(24位)、マレーシア(29位)といった評価順になっています。

ちなみに、G8諸国では、7位のカナダが79.2ポイントで最も評価が高く、次いで、日本(8位 / 77.9ポイント)、イタリア(13位 / 75.0ポイント)、イギリス(16位 / 72.0ポイント)、フランス(18位 / 69.3ポイント)、ドイツ(19位 / 68.5ポイント)、アメリカ(34位 / 56.4ポイント)、ロシア(52位 / 38.1ポイント)といった評価順になっています。

 

▼ 調査結果の詳細はこちら

The World's Most Reputable Countries - 2018 Country RepTrak® (PDF / 英語)
Country RepTrak® (英語)
Forbes - The World's Most Reputable Countries 2018 (英語)

 

 

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