2019/10/25

ESSENTIAL / KIM CARNES (2011)

Album Cover (front): Essential / Kim Carnes   Album Cover (back): Essential / Kim Carnes   CD: Essential / Kim Carnes

こちらは独特なハスキーヴォイスと「Bette Davis Eyes / ベティ・デイビスの瞳」(米9週1位 / Gold)の大ヒットで知られるアメリカのシンガー、キム・カーンズの代表曲を集めたコンピレーション・アルバム、"Essential"。

ちなみに、"Bette Davis Eyes"がヒットしたのは、1971年のデビューアルバム"Rest on Me"から10年目となる1981年のことで、その"Bette Davis Eyes"が収録されたアルバム"Mistaken Identity"もシングルと共に米1位 (Platinum) を記録した。なお、日本で発売されたアルバム"Mistaken Identity"(邦題は「私の中のドラマ」)のジャケットは、オリジナルに比べるとモダンで都会的な雰囲気のデザインに変更されている。

又、4年後の1985年には、"USA for Africa"の「We are the World / ウィ・アー・ザ・ワールド」にも参加(シンディ・ローパーに続いてヴォーカルをとっている)。

▼ U.S.A. For Africa - We Are the World (Official Video)
https://www.youtube.com/watch?v=9AjkUyX0rVw

 

CD Cace (front cover): Essential / Kim Carnes

で、この"Essential"、シングル曲を中心とした主だった曲は収録されているものの、残念ながら、"More Love"(米10位 / 1980年)や、"Crazy in the Night (Barking at Airplanes)"(米15位 / 1985年)、それに、元イーグルスのランディ・マイズナーのセカンド・ソロアルバム"One More Song"に収録されていたランディ・マイズナーとのデュエット曲"Deep Inside My Heart (Randy Meisner with Kim Carnes)"(米22位 / 1980年)や、ケニー・ロジャースのアルバム"What About Me?"に収録のケニー・ロジャース、ジェームス・イングラム、キム・カーンズの3人が共演したタイトルトラック"What About Me? (Kenny Rogers with James Ingram and Kim Carnes)"(米15位 / 1984年)といったヒット曲は未収録。

それでも、米4位のヒットとなったケニー・ロジャースとキム・カーンズのデュエット曲"Don't Fall In Love with A Dreamer"(1980年リリースのケニー・ロジャースのアルバム"Gideon"に収録)が収録されているのは嬉しいところ。

個人的には、割と最近まで知らなくて驚いたのが「ベティ・デイビスの瞳」がカヴァー曲だったこと(オリジナルはカントリー調の曲で、アメリカのシンガーソングライター、ジャッキー・デシャノンの曲)。

※ 補足 - ベティ・デイヴィス(ウィキペディアより)
ベティ・デイヴィス(Bette Davis, 1908年4月5日 - 1989年10月6日)はアメリカ合衆国マサチューセッツ州ローウェル出身の女優である。キャサリン・ヘプバーンと並ぶ、ハリウッド映画史上屈指の演技派女優で、尊敬をこめて「フィルムのファースト・レディ」と呼ばれた。

 

▼ Kim Carnes - Bette Davis Eyes

https://www.youtube.com/watch?v=EPOIS5taqA8

 

▼ Jackie DeShannon - Bette Davis Eyes (1974)

https://www.youtube.com/watch?v=FAQsOJbs-yo

 

▼ Kenny Rogers & Kim Carnes - Don't Fall in Love with a Dreamer

https://www.youtube.com/watch?v=7d6F9jDVhKQ

 

そして、ハスキーヴォイスの女性シンガーといえば、キム・カーンズと共に思い浮かぶのがボニー・タイラー。ちなみに、ボニー・タイラーの方も1983年にナンバー1ヒット曲"Total Eclipse of the Heart"(米4週1位 / Platinum)を生み出しています。ただし、日本に於いては「Holding Out for a Hero / ヒーロー」の方が有名かもしれない。

▼ Bonnie Tyler - Holding Out For A Hero (TV show 1984)
https://www.youtube.com/watch?v=cSL2ZfgPj1U

 

CD Cace (back cover): Essential / Kim Carnesy

TRACKLIST
1. Bette Davis Eyes / 2. Cry like A Baby / 3. Don't Fall In Love with A Dreamer (With Kenny Rogers) / 4. It Hurts So Bad / 5. Mistaken Identity / 6. Draw Of The Cards / 7. Break The Rules Tonite (Out Of School) / 8. Voyeur / 9. Thrill Of The Grill / 10. I Pretend / 11. Invitation To Dance / 12. Abadabadango / 13. Touch And Go / 14. I'd Lie To You For Your Love / 15. Chain Letter / 16. Gypsy Honeymoon

NOTES
• Label: EMI
• Made in EU (Import)

Chart Positions
1. Bette Davis Eyes (1981) - US 1位(9週) / UK 10位
2. Cry like A Baby (1980) - US 44位
3. Don't Fall In Love with A Dreamer (With Kenny Rogers) (1980) - US 4位
4. It Hurts So Bad (1979) - US 56位
5. Mistaken Identity (1981) - US 60位
6. Draw Of The Cards (1981) - US 28位 / UK 49
8. Voyeur (1982) - US 29位 / UK 68
10. I Pretend (1984) - US 70位
11. Invitation To Dance (1985) - US 68位
12. Abadabadango (1985) - US 67位

 

 

関連記事

キム・カーンズの「Bette Davis Eyes / ベティ・デイビスの瞳」は第2位
'80年代のヒット曲ランキングの1位にオリビア・ニュートン・ジョンの"Physical"が選ばれる(米ビルボード)

2019/10/19

世界国別評判ランキング(2019年) - 世界で最も評判の良い国は?

The World's Most Reputable Countries 2019

アメリカの経済誌フォーブスは、国際コンサルティング会社の「Reputation Institute (RI)」が行った「世界で最も評判の良い国」のランキングを今月17日に公表しています。

※ 補足
「RI」はG8諸国の国民への調査に基づく世界国別評判ランキング (Country RepTrak) を2008年より年次調査として発表しています。

ただし、現在は先進国首脳会議の枠組みとしてのG8は存在しません(ロシアのウクライナに対する軍事介入やクリミア半島掌握により、2014年以降、ロシアはその参加資格を停止されていることから、G8としての活動は事実上停止し、現在はG7という元の枠組へと戻っているため)。

 

調査方式
■調査会社:Reputation Institute (RI)
■調査期間:2019年3月~4月
■調査対象:G8諸国(カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、ロシア、イギリス、アメリカ)の58,000人以上
■評価対象国:一定水準の国内総生産 (GDP) があり、G8諸国の人口の少なくとも51%に馴染みのある国(昨年と同じ55か国)

 

今回の調査で1位になったのは昨年に引き続きスウェーデンで、リポートによると、スウェーデンは昨年の2018年と比較しても更に大幅な改善が見られ、多くの点でその地位を強固にしたとのこと。

また、トップ10に入っている国を見ると、そのスウェーデンを含め、例年通り北欧の国々が目立つ結果になっています。

なお、日本は、ここ数年順位を上げ、昨年度はトップ10入り(8位)を果たしたものの、残念ながら今年度はトップ10圏外の11位に順位を落としています(上位国が軒並み評価を上げている中で、唯一評価を下げているのも気になるところ)。

それでも、アジアの国の中では依然として日本が最上位の評価を得ており、また、その他のアジア諸国については、シンガポール(17位)、タイ(23位)、台湾(24位)、マレーシア(27位)といった国が日本に続いて高い評価を得ています。

 

世界で評判の良い国ランキグ 2019

世界で評判の良い国ランキグ 2019

  1. スウェーデン
  2. スイス
  3. ノルウェー
  4. フィンランド
  5. ニュージーランド
  6. カナダ
  7. デンマーク
  8. オーストラリア
  9. オランダ
  10. アイルランド
  11. 日本
  12. スペイン
  13. オーストリア
  14. ベルギー
  15. イタリア
  16. ポルトガル
  17. シンガポール
  18. イギリス
  19. ドイツ
  20. チェコ共和国
  21. フランス
  22. ギリシャ
  23. タイ
  24. 台湾
  25. ペルー
  26. ポーランド
  27. マレーシア
  28. チリ
  29. アルゼンチン
  30. ベトナム
  31. 韓国
  32. アラブ首長国連邦
  33. インドネシア
  34. ブラジル
  35. フィリピン
  36. アメリカ
  37. インド
  38. 南アフリカ
  39. エジプト
  40. メキシコ
  41. カタール
  42. イスラエル
  43. ルーマニア
  44. トルコ
  45. 中国
  46. アルジェリア
  47. バングラデシュ
  48. コロンビア
  49. ベネズエラ
  50. ナイジェリア
  51. ロシア
  52. サウジアラビア
  53. パキスタン
  54. イラン
  55. イラク

 

■ 昨年と一昨年の調査結果

世界国別評判ランキング(2018年) - 世界で評判の良い国は? - (2018年7月3日)
世界国別評判ランキング(2017年) - 主要8か国の国民に評判の良い国は? - (2017年9月14日)

 

■ 参照・引用・出典

Forbes - The World’s Most Reputable Countries 2019 (英語)
Reputation Institute - Press Release (October 15, 2019) (英語)
Newstalk - Ireland re-enters the top 10 global rankings in reputation study (英語)

 

 

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2019/10/18

キッスの大ヒット曲"I Was Made For Lovin' You"のカヴァー色々 (PART 2/3)

前回の「PART 1」に引き続き、今回は「PART 2」。

 

「PART 2」の最初は牧歌的な雰囲気のアコースティック・カヴァーから

▼ i was made for loving you, acoustic cover

 

こちらは打って変わってエレクトリックなシンセポップデュオ"MYZICA"によるカヴァー

▼ I was made for loving you (Myzica Cover)

 

こちらはボサノヴァ・ヴァージョン

▼ BOSSA CLUB - i was made for loving you

 

そして最後はジャズ・ヴァージョン

▼ I was made for loving you - KISS - Jazz Cover - The Porridges

 

 

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キッスの大ヒット曲"I Was Made For Lovin' You"のカヴァー色々 (PART 1/3)

キッスの大ヒット曲"I Was Made For Lovin' You"のカヴァー色々 (PART 3/3)

2019/10/13

もうひとつのブログからの記事移転完了

とりあえずは、1年ほどかかる予定が、約半年で移転作業を終えることができてホッと一息といったところ。

ただ、そうは言っても、もうひとつのブログはまだ削除していないので、実際は移転じゃなく転載になるのですが。

何故なら、今のところグーグルにインデックスされているのはもうひとつの方のブログがメインなんでまだちょっと削除できないかなと。

というか、以前に「ブログの移転等で同一内容のページを作成する場合はどちらが正規なのかを Google に知らせた方がいいらしい」という記事でも記したように、コチラのブログにはもうひとつのブログの方が正規ページだということを示すタグを記しているので、こちらがインデックスされないのは当然といえば当然のことなんですけどね。

といったことから、もうひとつのブログの方を削除すれば、グーグルにはこちらのブログが代わってインデックスされるとは思うのですが、何せ確証はないので・・・。

特にグーグルの上位に掲載されているキーワードでの順位がそのまま引き継がれるとも思えないしということで、もうひとつのブログの方を削除するのは躊躇しているという状況なんですね。それでも、一応はいつでも移転できる体制ができたので、これで一安心といった感じですね。

ただ、面白いのは、もうひとつのブログだと殆んどが日本国内からのアクセスなのに対し、こちらは半数以上は国外からのアクセスだということ。(この"Blogger"にはどの国からアクセスがあったかを統計として見れる機能が標準で備わっているのです)

これがドメインの違いによるものかどうかは分からないのですが、明らかに来訪者に違いがあるのは確かなので、とりあえずしばらくは両ブログを平行して運営していこうかなと思っています。

ただし、もうひとつの方のブログ(ココログ)は不具合が多発したリニューアル直後のように、先月上旬からまたもや日ごとにアクセスが減っていくのが一見して分かるような状況に陥っているので、もしかしたらどこかの時点で踏ん切りを付けるかも。

 

 

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ブログを移転する可能性がある場合は内部リンクと画像はなるべく少なく - (2019年8月28日)

ブログの移転等で同一内容のページを作成する場合はどちらが正規なのかを Google に知らせた方がいいらしい - (2019年4月8日)

そう簡単には楽させてもらえない現実(笑) - (2019年4月5日)

チマチマとこちらのブログへ移行中 - (2019年4月3日)

続・現在こちらのブログへの引越しを検討中 2 (テスト投稿を兼ねて) - (2019年3月24日)

現在こちらのブログへの引越しを検討中(テスト投稿を兼ねて) - (2019年3月22日)

2019/10/11

飛鳥(品川盤) [CD+DVD] / RIN' (2004)

CDの帯:飛鳥(品川盤) / Rin'

CD Case (front): 飛鳥(品川盤) / Rin'

こちらは先月(2019年9月24日)に復活ライヴ(解散から10年ぶり)を行った女性3人組の和楽器ユニット"Rin'"が2004年にリリースしたセカンドアルバム「飛鳥」。

ちなみに、このアルバムは「通常盤」と、2004年4月7日に恵比寿ザ・ガーデンホールで行われたファーストライヴのDVDが付いた「恵比寿盤」、それに、2004年7月14日に品川クラブeXで行われたライヴのDVDが付いた「品川盤」の3種類がリリースされており、自分が買ったのは「品川盤」。

「品川盤」にした理由については、自分が購入しようとしたときは、リリースから随分と経っていたこともあり、注文できるのはこの「品川盤」だけだったことから選びようがなかったというだけのことなのだが、実際はどのタイプでもいいから買えればいいなと思っていたので、あっちの方が欲しかったとかそういうのはなかった。

 

CD Case (back): 飛鳥(品川盤) / Rin'

アルバムとしては楽曲の充実度も高く、ヴォーカルが入った曲に於いては、曲によって(もしくはひとつの曲でも)3人がヴォーカルを分け合ってとっていることもあってか、多彩な印象があり、最後まで飽きずに楽しめるといった感じ。ちなみに、全14曲中5曲はインストゥルメンタル曲。

ただ、あくまでも個人的な好みの問題ではあるのだが、3曲目の"THE GRACE"は無い方が流れが良い印象があるので、自分はこの曲だけ外して"iTunes"に取り込んでいる。

個人的なことでもう一つ言えば、ライヴDVD付きとは言っても、そのDVDには5曲しか収録されていないのがやや残念なところではあるのだが、それでも、自分が興味を持ったときには既に"Rin'"は解散していたので、初々しい"First Live Tour"の映像は感慨深かった。何せ、このときは、その後、まさか10年の時を経て"Rin'"が再始動するなんて思ってもみなかったからね。

 

飛鳥(品川盤) / Rin'

Rin'
• Mana (Mana Yoshinaga) - Vocals, Koto, Sangen, Jushichi-gen
• Tomoca (Tomoca Nagasu) - Vocals, Biwa, Shakuhachi
• Chie (Chie Arai) - Vocals, Koto, Sangen, Jushichi-gen

 

Booklet (front): 飛鳥(品川盤) / Rin'   Booklet (back): 飛鳥(品川盤) / Rin'   Promo Sheet: 飛鳥(品川盤) / Rin'

 

TRACKLIST (CD+DVD Edition)
[CD]
1. 飛鳥 / 2. 美貌の國 / 3. THE GRACE / 4. 仮面 / 5. 紅 / 6. innocence / 7. 胡蝶之夢 / 8. Nomado / 9. 鏡月 / 10. 天華 / 11. 花吹雪 / 12. 明日香川 / 13. 沙羅双樹 / 14. Hanging in there /

[DVD] (Rin' First Live Tour 2004 "時空" - 品川クラブeX)
1. -アバンタイトル- / 2. サイの神 / 3. 八千代ノ風 / 4. Sakitama ~幸魂~ / 5. 時空

NOTES
• CD+DVD(品川盤)
• 歌詞付
• DVD: Approx 18min, 片面1層 MPEG-2, Color, 4:3, NTSC, リニアPCM Stereo

 

CD: 飛鳥(品川盤) / Rin'   DVD: 飛鳥(品川盤) / Rin'   Promo Sticker: 飛鳥(品川盤) / Rin'

 

[Rin' - トピック]

▼ Rin' - 飛鳥
https://www.youtube.com/watch?v=Hp0ye3RxPx0

▼ Rin' - 美貌の國
https://www.youtube.com/watch?v=Cw2tb0SL6s0

▼ Rin' - 胡蝶之夢
https://www.youtube.com/watch?v=LXmXE1WgZd8

▼ Rin' - Hanging in there
https://www.youtube.com/watch?v=ECFD5A8KzMs

[Live]

▼ Rin' - サイの神 (First Live Tour 2004 "時空")
https://www.youtube.com/watch?v=d80vHoIrPqU

▼ Rin' - Sakitama ~幸魂~ (First Live Tour 2004 "時空")
https://www.youtube.com/watch?v=vvey27BtjHc

 

 

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2019/10/04

欧州5か国における対日世論調査(2019年)

2019年の2月に行われた欧州5か国(イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ハンガリー)における対日世論調査の結果が外務省のウェブサイトで公表されています。

 

調査は外務省が「IPSOSインドネシア社」に委託して行われたもので、調査方式は以下の通り。

• 調査委託機関:IPSOSインドネシア社
• 調査対象:18歳~69歳の男女2,500名(各国500名)
• 調査方法:インターネット調査
• 調査時期:2019年2月

※ 前回(2016年)とは調査国が異なります。(前回調査はイギリス、フランス、ドイツ、スペイン、ポーランドの5か国で実施)

 

▼ 調査結果概要(外務省のウェブサイトから引用)

(1)対日関係については、5か国全体で69%(前回70%)が「とても友好的な関係にある」又は「どちらかというと友好的な関係にある」と回答し、対日信頼度については、5か国全体で66%(前回も同じ)が「とても信頼できる」又は「どちらかというと信頼できる」と回答しました。

(2)戦後70年の日本の平和国家としての歩みについてどう思うかとの質問に対しては、78%(前回77%)が評価すると回答しました。

(3)日本が世界経済の安定と発展にどの程度重要な役割を果たしているかという質問に、68%(前回70%)が「非常に重要な役割を果たしている」又は「やや重要な役割を果たしている」と回答しました。

(4)世界の平和維持や国際秩序の安定に対する日本の積極的な貢献については、74%(前回73%)が「とても役に立つと思う」又は「どちらかというと役に立つと思う」と回答しました。

(5)インド・太平洋地域おいて、安全保障及び経済関係における今後重要なパートナーとなる国(地域)を選ぶ質問(複数回答)では、40%の回答者が日本を選択し、米国(44%)に次いで2位となりました。

 

▼ Q. あなたの国の友邦として今の日本は信頼できるか。

Q: あなたの国の友邦として今の日本は信頼できるか

 

▼ Q. インド・太平洋地域において、重要なパートナーはどの国か。

Q: あなたの国にとって、インド・太平洋地域において、重要なパートナーはどの国か

 

▼ 設問と回答結果

外務省のウェブサイトには数多くの設問と回答結果が記載されていますが、ここではその中からいくつかを抜粋してみました。なお、外務省のウェブサイトでは回答結果が数値の高い順に表記されていないため、ここでは回答結果の全体像を把握しやすいように数値の高い順に換えて表記しています(一部の設問を除く)。

 

Q2:あなたの国とって、現在重要なパートナーは次の国のうちどの国ですか。(※ 数値の高い順にソート)

1. アメリカ:44%
2. EU:42%
3. ドイツ:41%
4. 中国:34%
5. フランス:30%
6. ロシア:25%
7. 日本:22%
8. イギリス:21%
9. カナダ:19%
10. イタリア:15%
11. オーストラリア:13%
12. インド:9%
13. サウジアラビア:8%
13. トルコ:8%
15. 韓国:6%
16. ブラジル:5%
17. 南アフリカ:4%
18. アルゼンチン:3%
19. メキシコ:2%
19. インドネシア:2%
その他:2%
わからない:15%

 

Q2:現在重要なパートナーはどの国か / 欧州5か国における対日世論調査(2019年)

 


 

Q3:あなたの国にとって、今後重要なパートナーとなるのは次の国のうちどの国ですか。(※ 数値の高い順にソート)

1. アメリカ:36%
1. 中国:36%
3. EU:34%
4. 日本:26%
5. ドイツ:25%
6. ロシア:24%
7. フランス:22%
8. カナダ:20%
9. イギリス:16%
9. インド:16%
11. オーストラリア:15%
12. イタリア:12%
13. 韓国:11%
13. サウジアラビア:11%
15. ブラジル:10%
16. トルコ:9%
17. 南アフリカ:8%
18. アルゼンチン:6%
19. メキシコ:5%
19. インドネシア:5%
その他:1%
わからない:21%

 

Q3:今後重要なパートナーとなるのはどの国か / 欧州5か国における対日世論調査(2019年)

 


 

Q4:次の国のうち、最も信頼できる国はどの国ですか。(※ 数値の高い順にソート)

1. EU:16%
2. ドイツ:15%
3. アメリカ:12%
4. フランス:9%
5. ロシア:4%
6. 日本:2%
6. イギリス:2%
6. カナダ:2%
6. 中国:2%
6. オーストラリア:2%
11. イタリア:1%
11. アルゼンチン:1%
13. インド:0%
13. ブラジル:0%
13 メキシコ:0%
13. 南アフリカ:0%
13. 韓国:0%
13. インドネシア:0%
13. サウジアラビア:0%
13. トルコ:0%
その他:2%
わからない:29%

 

Q4:最も信頼できる国はどの国か / 欧州5か国における対日世論調査(2019年)

 


 

Q5:あなたが、日本に対して抱いているイメージはどれですか。(※ 数値の高い順にソート)

1. 豊かな伝統と文化を持つ国:66%
2. 経済力,技術力の高い国:55%
3. 自然の美しい国:34%
4. 生活水準の高い国:28%
5. アニメ,ファッション,料理など新しい文化を発信する国:24%
6. 戦後一貫して平和国家の道を歩んできた国:18%
7. 警戒を要する国:15%
8. 保守的で閉鎖的な国:14%
8. 理解が難しい国:14%
9. 民主主義,自由主義といった価値観を有する国:12%
10. 国際社会においてリーダーシップを有する国:11%
11. 軍事的な国:2%
その他 1%
特に具体的なイメージはない:6%

 


 

Q7:以下の日本に関する項目のうち、どれに関心がありますか。(※ 数値の高い順にソート)

1. 和食:45%
2. 生活様式,考え方:42%
3. 盆栽:32%
4. 建築:30%
5. 茶道:25%
6. 生け花:18%
6. 書道:18%
8. 相撲,武道(空手,柔道,剣道など):17%
8. アニメ:17%
10. 漫画:15%
11. 文学,俳句:14%
11. ゲーム:14%
13. 伝統芸能(歌舞伎,能,狂言,文楽など):13%
14. 伝統音楽(雅楽,箏曲,和太鼓,三味線など):12%
14. ファッション(含む着物):12%
16. 映画,ドラマ:10%
17. ポップ音楽(J-POP):6%
その他:1%
特に関心のあるものはない:14%

 

この「Q7」の設問については、ほぼ同時期に行われた「アメリカにおける対日世論調査(2019年)」でも「トラディショナルなものの方がポップカルチャーよりも比較的関心が高い」という似たような回答結果になっています。

 


 

Q9:あなたの国の友邦として、今日の日本は信頼できると思いますか。

• とても信頼できる:19%
• どちらかというと信頼できる:46%
• どちらかというと信頼できない:7%
• 全く信頼できない:2%
• わからない:26%

 

Q9:あなたの国の友邦として、今日の日本は信頼できると思うか / 欧州5か国における対日世論調査(2019年)

 


 

Q17:今後、あなたの国にとって、インド・太平洋地域において、安全保障 及び経済関係における重要なパートナーはどこだと思いますか。(複数選択可)(※ 数値の高い順にソート)

1. アメリカ:44%
2. 日本:40%
3. 中国:34%
4. オーストラリア:20%
5. 韓国:15%
6. インド:12%
その他:5%

 

Q17:インド・太平洋地域において、安全保障及び経済関係における重要なパートナーはどこだと思うか / 欧州5か国における対日世論調査(2019年)

 

■ 参照・引用・出典:外務省ホームページ

▼ 欧州(5か国)における対日世論調査 - 調査結果の概要 (PDF)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000480989.pdf

▼ 欧州(5か国)における対日世論調査 - 調査結果の詳細 (PDF)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000480991.pdf

 

 

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